JPS5817218Y2 - 膜式ガスメ−タの弁 - Google Patents

膜式ガスメ−タの弁

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JPS5817218Y2
JPS5817218Y2 JP18105978U JP18105978U JPS5817218Y2 JP S5817218 Y2 JPS5817218 Y2 JP S5817218Y2 JP 18105978 U JP18105978 U JP 18105978U JP 18105978 U JP18105978 U JP 18105978U JP S5817218 Y2 JPS5817218 Y2 JP S5817218Y2
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JP
Japan
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valve
gas
sliding
valve body
valve seat
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Expired
Application number
JP18105978U
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JPS55100122U (ja
Inventor
高橋敏男
Original Assignee
リコーエレメックス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、2つの計量室がそれぞれ膜で区画されていて
、それらの区画室に順次ガスを導入して膜を変位させつ
つ、その変位力を計器の動力源とする型のガスメータ、
すなわち模式ガスメータの弁に関する。
さらに詳しくは、弁座と、その弁座の上面上を前記膜の
変位力で摺動する弁体とからなり、弁座には、ガス流出
口及びそれに隣接して前記区画室に連通ずるガス分配流
通口を設け、また弁体には、少なくとも前記ガス分配流
通口”を゛昌該′芳執メ=りのガス出口に連通ずるため
のガ哀導山白番設けてなる模式ガスメータの弁に関する
″ □この種の弁には、ロータリ弁・スライド弁・ラ
ジアル弁があり、外形がそれぞれ円形・矩形・扇形を有
す弁座の上面(ど′は弁体の下面が接合しそ摺動する摺
動座面を有す。
この摺動座面は弁座の外形に沿って形成される枠と、こ
の枠の内側を仕切るリブとからなり、これらは、ガス漏
洩を防止するためにラップ仕上または精密仕上加工等に
より平滑に仕上げられている。
ところが、このように平滑に仕上げられた摺動座面には
、ガス中の水分その他の微量油分(以下含めてドレンと
いう。
)が付着しやすい。
このようなドレンが付着すると、ガスメータの作動不良
や凍結現象を招くことがある。
ここで、従来のこの種の弁のうち、第1乃至第3図に示
すロータリー弁の構造について説明する。
弁座Aはガス流出口1をつくっている内枠2・外枠3お
よびこれら内外枠2,3を連結して、それらの間で4つ
のガス分配流通口4・・・をつくっているリブ5・・・
のうち3つの摺動座面τ、3′、5′が、切れ目なしに
一連に連続している。
そして、□ガス導入口6とガス導出ロアとを有する弁体
Bの下面力′3、上記3つの摺動座面2’、3’、5’
に対し常時無接触部分なくその全面にわたり摺接するよ
うにならでいる。
このように従来のものは、弁座Aの摺動座面1゜キ、5
′が切れ目なしに一連に連続しているので、□゛一旦付
着したドレンは摺動座面γ、3′、5′からなかなか離
れなく、上述したような弊害を招いていた。
本考案は、ごく簡単な構成でドレンの除去が効果的に行
われるようにした模式ガスメータの弁を提供せんとする
もめセある。
まず、これを第4図乃至第6図に示す本考案の実施例に
ついて説明する。
内枠12の摺動座面12′の西側縁であつそ各リブ15
の摺動座面15′との接続部分、及び外枠13の摺動座
面13′の外側縁であって各リブ15の摺動座面15′
との接続部分のそれぞれに段部121.13.を設け、
リブ15とリブ15との間の内枠1zおよび外、mi3
の径を交互に異ならしめている。
このような段部121.13.があると、弁体すの下面
は摺動途中に摺接しない部分があることになり、ドレン
は摺動座面12’、13’、15’に一旦付着しても、
弁体すの回転にともない段部12□。
13□によって掻き取られ、それが流れ落ちて除去され
る。
つまり、内側の段部121で掻き取られたドレンは、第
6図に示すように矢印18の通り流れてガスメータ本体
Cの出口通路19へ流れ込み、また外側の段部13□に
掻き取られたドレンは、矢印20の通り流れてガスメー
タ本体Cのドレン留り21へ流れ込み、いずれにしても
計量室22へ流れ込むことはない。
なお、上記実施例では、内枠12と外枠13とに設ける
摺動座面12’、13’の形状として段部12□、13
1を有すようにしたが、第7図および第8図に示すよう
に、摺動座面13′を波形あるいは歯形にして連続する
凹凸状に形成してもよい。
この場合においても、弁体の摺動途中における弁体の下
面と摺動座面との摺接しない部分のドレンは、弁体の回
転にともなって摺動座面の側縁で掻き取られる。
次に、弁座形状が異なる本考案の他の実施例を第9図に
よって説明する。
弁座dは、矩形状の外枠23の中間を2つのリブ24で
仕切って中央部にガス流出口25を形成し、その両側に
隣接してガス分配流通口26をつくっている。
外枠23の摺動座面23′の外周縁であって、各リブ2
4の摺動座面24′との接続部分のそれぞれに段部23
1を設けてあり、摺動座面23’、24’は切れ目なし
に連続している。
第10図は弁体eの底面図、第11図は弁体eのA−A
線断面図である。
ガス導出口27を有する弁体eの下面28が弁座dの摺
動座面23’ 、 24’に対して常時全面にわたり摺
接するようになっている。
そこで、ガスメータの計量室を区画する膜の変位力によ
って弁体eは弁座d上を図面矢印の方向に往復運動し、
弁体eが一側に摺動したときにガス導出口27は弁座d
のガス流出口25と1つのガス分配流通口26とを連通
ずる。
この際に、弁体eの移動によって弁体eで覆われなし、
)他のガス分配流通口26は、ガスの導入口となって計
量室にガスを導入する。
第12図は、さらに弁座形状が異なる他の実施例を示す
もので、弁座fは外形扇形を有す。
その外枠29の中間を2つのリブ30で仕切って、第9
図の弁座dと同様に、中央部にガス流出口31を形成し
、その両側にガス分配流通口32をつくっている。
外枠29とリブ30には、摺動座面29’、3σが設け
てあり、外枠29の外周縁であって、各リブ30の摺動
座面30′との接続部分のそれぞれに段部291を設け
、摺動座面29′を凹凸状に形成している。
摺動座面29’、30’は切れ目なしに連続し、第13
図および第14図に示す弁体gの下面33に常時摺接す
る。
なお、符号34はガス導出口であり、弁体gが支軸35
を中心として弁座f上を往復運動することによって、ガ
ス導出口34は弁座fのガス流出口31とガス分配流通
口32とを連通ずる。
上記実施例で示すように、段部231,291があると
、弁体e+gが摺動する途中において弁体e、gの下面
28.33は弁座d、fの摺動座面23’、 24’、
29’、 30’に摺接しない部分ができることにな
り、ドレンが摺動座面23’ 、 24’、 29’。
30′に一旦付着しても、ドレンは弁体e2gの摺動に
ともなって段部23□、291に掻き取られ、それが流
れ落ちて除去される。
そして、段部231゜29□によって除去されたドレン
は、第6図に示す方法と同様にしてガスメータのドレン
留りに流れ込む。
なお、叙述した実施例において、弁体す、e。
gは、ガス漏洩防止のため、段部12. 、131゜2
30,291の全体を上から完全に覆う大きさ及び肉厚
にする必要がある。
また、外枠23,29の摺動座面23’、29’の形状
は、段部230,29.を有す凹凸状に形成しているが
、この実施例の他に、枠形状を、第7図および第8図に
示すように、波形あるいは歯形を有す凹凸状に形成して
もよいこともちろんである。
以上説明したように、本考案によれば、弁座の摺動座面
の枠形を凹凸状に形成するという極く簡単なことでドレ
ンの付着を防止でき、ガスメータの作動不良及び凍結現
象の防止に有効である。
【図面の簡単な説明】
図面第1図乃至第3図は従来の弁を示し、第1図は弁座
の平面図、第2図は弁座の一部分の拡大平面図、第3図
は弁座と弁体との関係を示す一部の断面図である。 第4図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第4図は弁
座の平面図、第5図は弁座の一部分の拡大平面図、第6
図は弁座と弁体との関係を示す一部の断面図である。 第7図および第8図は摺動座面の他の例を示す平面図で
ある。 第9図は形状の異なる弁座の平面図、第10図は弁体の
底面図、第11図は弁体のA−A線断面図である。 第12図は、さらに形状の異なる弁座の平面図、第13
図は弁体の底面図、第14図は弁体のB−B線断面図で
ある。 a、d、f・・・・・・弁座、b、02g・・・・・・
弁体、11.25,31・・・・・・ガス流出口、14
,26゜32・・・・・・ガス分配流通口、16 、2
7 、34・・・・・・ガス導出口、12’、 13’
、 15’、 23’、 24.29’。 30′・・・・・・摺動座面、28.33・・・・・・
弁体の下面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス流出口及びそれに隣接してガス分配流通口を設ける
    弁座と、該弁座の上面上を摺動し、少なくとも前記ガス
    分配流通口を前記ガス流出口を介して当該ガスメータの
    ガス出口に連通ずるためのガス導出口を設ける弁体とか
    らなる模式ガスメータの弁において、前記弁座の上面で
    あって前記弁体の下面が接合して摺動する摺動座面め枠
    形を凹凸状に連続して形成してな゛る模式ガス□メータ
    の弁。
JP18105978U 1978-12-30 1978-12-30 膜式ガスメ−タの弁 Expired JPS5817218Y2 (ja)

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JP18105978U JPS5817218Y2 (ja) 1978-12-30 1978-12-30 膜式ガスメ−タの弁

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JP18105978U JPS5817218Y2 (ja) 1978-12-30 1978-12-30 膜式ガスメ−タの弁

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JPS55100122U JPS55100122U (ja) 1980-07-12
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JP18105978U Expired JPS5817218Y2 (ja) 1978-12-30 1978-12-30 膜式ガスメ−タの弁

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JPS55100122U (ja) 1980-07-12

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