JPS58171191A - テレビジヨン受信機における三次元効果を伴なつたスクリ−ン映像を生成するための方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は立体写真用メガネを・−通して観察したとき三
次元像を呈するテレビジョン受信画像を生成するための
方法に関するものである。この三次元画像は所定の部分
映像距離だけ互いにずれたそれぞれ立体写真用メガネと
補色関係にある２つの部分映像を重ね合せることｋよシ
得られるものであシ、個々の映像自体は単眼視映像を表
わす単眼視映像を表わす単眼視映像信号から生成される
。そして各部分映像は同一の単眼視映像から抜き取られ
た各１色の像として形成される。

本発明は更に上記の立体画像生成法を実施するだめの装
置に関するものである。

通常の立体画テレビジョンプログラム（いわゆる三次元
テレビジョン〕を送信する場合、純粋の立体画部分映像
はそれぞれ補色関係にある赤及び緑において二台の横方
向にずれたカメラによシ撮像され１７通常の赤／緑立体
写真用メガネによシ黒白の立体画像として観察される。

この周知の方法によれば焦点からはずれた映像領域にお
いて画像を不鮮明にする強い曇や、色点及び色点の周辺
における大きな混乱を生ずるものである。この方法では
黒及び白映像の印象のみが得られる。そして鑑賞者の眼
は特に移動シーンを見続けると短時間で疲れてしまシ。

したがって一般に鑑賞者は立体写真用メガネを用いるこ
となくテレビジョンプログラムを鑑賞できることを望ん
でいる。しかしながら、立体写真用メガネを用いなけれ
ばきわめて不鮮明な映像の印象しか得られないため画像
品質のきわだった低下をもたらすであろう。

全ての立体写真法によればプログラムの製作にはかなシ
の費用を要する。現在入手可能な単眼視レコードはその
ような欠点なしに画像を鑑賞することができる。

現在入手可能な単眼視画像に屹適用可能なテレビジョン
画像表示のための別の周知の方法（米国特許第４２６４
９２６号）においては、この目的は三次元画像の印象を
得るために時間差をもって生成された２つの単眼視画像
の不一致を用いることによシ達成される。

しかしながらカラーテレビジョン受（’ｆｉｔ　ｅｔｌ
　において過去の映像を蓄積しようとすることは、機構
をきわめて高価にするであろう。その結果、映像シーン
の移動要素が限られた水平方向（鑑賞者の通常の鑑賞姿
勢）において限られた速度で移動する場合にのみ所望の
満足度が得られることになる。

更に三次元映像の印象は同一の単眼視映像から引出され
た部分映像によっても達成されることが知られている。

この原理は純粋な光学装置についてすでに開示されてい
る（ベルギー特ｉｆ第５３５９５９　号）だけでなく、
テレビジョン受信機についても開示されている。米国特
許第４１５１５４９号によれば各々三基水色の１つを受
けもつ３個のプロジェクタを含む投射カラーテレビジョ
ン受信機が記載されている。このテレビジョン受信機に
は生成され投射された部分映像の１つを他の部分映敞に
関して選択的にが装備されている。相互にずれた部分映
像は偏光フィルタを透して個４ｖて践察される。この方
法はきわめて費用が高くつき、三台の投射用手段を装備
せず単一のプロジェクタを用いるような大部分のテレビ
ジョン受信装置には適しないものである。

ドイツ特許第１１６４４６’７号において最初に開示さ
れた周知の方法もまた同様に動作するものである。この
方法においては互いに補色関係にある色彩のための２本
のビーム画像管からなる２ビ一ム発生シヌテムが用いら
れ、これらは同一の黒白映像信号によシ制御されるよう
になっている。２ビームによって生成された部分映像は
詳述しないが１つの制御装置によシ互いに横方向にずれ
るようになっている。このような装置構成は部分映像の
相互ずれの発生が困難であり、実用性に乏しいものであ
る。この発明は従来技術のそのような部分から発展した
ものである。しかしながらこの従来の方法は透視画的に
異なった２つの部分映像を生成すると共に三次元映像の
印象を増幅するためＩ／（−２ビームの時間的偏向から
なる非直線的逆方向歪みを付加的に採用している。この
ようにして発生する付加的な立体映像効果は大部分は無
作為に、そして映像シーンの現実透視に従って形成され
るものであシ、三次元画像の満足すべき印象はこの態様
においては得られない。しかしながら、付加的な特徴は
冒頭に記載した純粋な立体画テレビジョン工程では、不
満足な効果しか得られないという見地から、標準的な再
生画を更に要求するような擬似立体写真法をより単純に
採用しようとする曲折した概念を反映しているものであ
る。

本発明の目的は立体写真用メガネを透して鑑賞されると
き三次元的印象を与えるテレビジョン受４８　機のスク
リーンイメージを生成するための方法及び装置を提供す
ることである。この方法及び装置は現在出回っている単
眼視的レコードに適用可能であシ、したがって余分のわ
ずかな出費しｔ）要求しないで高品質の三次兄画鍬の印
象をもたらすものである。

−この目的を達するため本発明は前述した従来の方法か
ら発展させた新規の工程を採用するものである。

すなわち本発明によればこの目的は前述した部分映像に
対応する部分映像信号を互いに時間的に遅延させること
によ、シ前記部分映像距離を形成するものである。

本発明に従った方法において部分映像の相互の横方向の
ずれは部分映像信号を時間的に遅延させるというきわめ
て単純な方法によ多形成される。これは単純かつきわめ
て廉価な通常の装置において達成される。そして画像の
完全な内容を蓄積しかつ処理すること、または部分映像
をライティングするためにビーム偏向幾可学を変調する
ことのいずれも必要としない。更に本発明に従って適用
されるスイッチングオペレーションも単純な手段によシ
達成される。このようなスイッチングの可能性はヌクリ
ーンイメージを立体写真用メガネを用いないで（三次元
的印象を得ないで）観察する場合にきわめて有効に用い
られる。

本発明に従った方法は基本的に単眼視映像及び単眼視映
像信号から発展したものであるため、如何なる種類の立
体画レコード装置をも必要とせず、通常の単眼視レコー
ドの装備を用いれば十分である。画像情報の単眼視的供
給源としては、例えば通常の単眼視テレビジョンカメラ
並びに写真フィルム、ビデオレコード、ビデオプリント
及びフライドなどの普通に得られた単眼視映像を用いる
ことができる。このようなレコード、については付加的
な調製または前処理は不要である。これは本発明による
方法の基本的な利益を構成するものである。

きわめて単純に構成された本発明の好しい実施例によれ
ばヌクリーンイメージを生成するために通常の態様にお
いて操作される３ビ一ムカラー画像管が採用される。こ
の画像管は部分映像信号を形成するだめの映像信号に含
まれた基本色信号のセットによシ影響される。３基本色
信号のセットは基本色の２つの部分セットＶＣ副分割さ
れる。これらの部分セットは選択さｔた部分映像距離に
対応した時間だけ互いに遅延処理される。基本色信号の
副分割及び時間遅延は単に信号列を処理し、かつ遅延さ
せるためのきわめて単純な手段によシミ気的に実現され
る。

本発明の装置は通常のカラーテレビジョン受信機に比較
した場合、たいして複雑ではないわずかな改変のみが必
要であり、これにより十分な効果を発揮させることがで
きる。

本発明に従った方法においては概して２個の部分映像信
号を用いれば十分である。これは三次元の実像を生ずる
ための必要かつ十分な条件だからである。しかしながら
、例えば彩色、陽形効果などの特定の効果を得るために
は３個以上の部分映像信号を形成し処理する場合もあり
得る。

基−水色信号が副分割されると共に、これに対応して設
計された立体写真用メガネが用いられるならば、そ！−
Ｌにょシ鑑賞される部分映像は実質上原色の単一映像を
合成するという特別の利益が得られる。この利益的特徴
は基本色信号のセラトラ立体写真用メガネと整合させる
ように副分割し、これによりメガネにおける２個のフィ
ルタガラスを通過する可能な限シ重なシ部分がなく、可
能な限シ離れた光のヌベクトル範囲が可視スペクトル全
体を含むよう単純な態様によシ達成される。この関連に
おいて立体写真用メガネと整合する副分割を特に効果的
に行なうことができる。そしてフィルタガラスの１つは
スペクトルの中央部、基本的には黄、緑及び青つ範囲を
透過し、他方のフィルタガラスは可視スペクトルの限界
部である赤、燈、チ及び紫の色彩を透過する。この副分
割は特定の原色印象の完全な復元をもたらすものである
。フィルタガラスの透過範囲が互い、に重なる場合には
、鑑賞者の眼はより疲れやすくなる。最新の技術によれ
ばフィルタガラスは鮮明に分離された広い透過範囲を有
するものが入手可能である。

基本的に原色として映像を再生することは本発明のヌク
リーンイメージを高品質の迫真的な三次元映像を呈する
ように生成するという実質的利益につながるものである
。されは同様な透視画的部分映像を用りこれによって部
分映像の透視画的不一致を形成するだめの廉価な手段の
付加によってのみ行われる。よシ特定すれば鑑賞者はシ
ーン中に存在する要素像の配列に深さがあるかの如く補
正された印象を得るものである。我々の理解によればこ
の驚嘆すべき現象は例えばシーン中に異なった深さで配
列された対象物の見かけの大きさなどのように経験的認
識を含む本能に根ざすものと考えられる。これはまた本
発明の方法によれば三次元的印象が静止的画面をより明
白にし、かつ補正するものとなることを示している。こ
の本能的かつ精神生理学的影響の利益的関与は、部分映
像を立体写真用メガネに対応させて鑑賞者に対しヌクリ
ーンの他方のＩＩＩＵＩにイメージの印象を生成するこ
とによシ強ぐ促進されるものである。ここで鑑賞者はヌ
クリーンの端縁にょシ区切られたスペーヌ内に視線を絞
ろうとし、その場合においてヌクリーン内のシーン中に
おける要素は本来の深さをもつように印象付けられる。

その逆にイメージが見かけ上ヌクリーンの前方に位置す
る場合は前記のような無意識の影響は完全には現われな
いであろう。これは多分鑑賞者が自在に突出あるいは浮
動したイメージを経験していないからである。

鑑賞中においてこの方法により形成されたスクリーンイ
メージは基本的には如何なる場合においても対応する単
眼視映像と同様の品質を有するものである。特に鈍化し
た、またはかぶシを生じたイメージ領域の自然の立体的
印象をもたない仏縁りの混乱を生じないで観察されるで
あろう。動画要素は単眼視的鑑賞によっても、すなわち
仏縁シの混乱を生ずることなくそれらの速度から独立し
て観察することもできる。

基本色信号の副分割及び立体写真用メガネのフィルタガ
ラスの透過特性を互いに整合させる択された割合で容易
に引出され、かつ電気的に結合されるからである。特に
、この観点において部分映像の横方向ずれは信号回路に
おける電子的遅延によシ完全な過去の画像を蓄積するこ
となく達することができるという利益が得られる。

通常のテレビジョンシヌテムによシ採用された基本色に
よれば、これらの基本色信号のセットは単純に副分割さ
扛て、第１の部分セットが基本色信号の１つを形成し、
第２の部分セットが他の２つの基本色信号を形成するよ
うになっている。そして個々の基本色信号を副分割する
ことは不要である。通常の標準に対応する赤、緑及び青
のための基本色信号においては、第１の部分セットが赤
基本色信号を形成し、第２の部分セットが緑及び青のだ
めの基本色信号を形成する。これら２つの部分セットは
遠く離れた度合で補色関係にあるため、単眼視映像の原
色を三次元映像の印象において満足に復元するととがで
きる。

このセットの１つが遅延されないままであれば一層の単
純化が実現される。すなわち遅延手段は他の部分セット
においてのみ用意されるべきである。第１部分セットが
赤に対応し、第２部分セットが緑及び青に対応する場合
において、前記赤部分セットは適当な時間だけ遅延され
ずに置かれる。これは部分映像が通常の立体画テレビジ
ョンにおける赤及び縁部分映像と同様に相対的なずれを
持っているからである。次に本発明の方法において採用
する立体写真メガネが用いられ、常套的な三次元テレビ
ジョンプログラムを鑑賞することができる。しかしなが
ら基本色赤、緑、青の場合において赤の信号路を遅延手
段によシ形成する逆モードのオペレーションを行なうこ
とも基本的に可能である。このようにすると、回路構成
に要する費用は半分になるが、立体写真用メガネにおけ
るフィルタガラスが通常の立体画テレビジョンに比して
逆配置となることに注意しなければならない。

部分映像信号はオリジナル映像情報の処理中におけるい
くつかの点、特に透過ステーションにセいて生成される
。これはカラーテレビジョン受信機において何らの改変
をも要しないという重要な利益を提供する。これらの部
分映像信号はテレビジョンカメラにおいても生成される
。

テレビジョンカメラにおいてはカラーテレビジョン受信
機におけると同様、映像面Ｃすなわち一次映像）が直線
的に走査されるとともに、獲得した映像信号を基本色信
号に分割するため、信号処理回路の他の点において本発
明の方法を採用する場合と同様の回路を採用することが
本質的に可能となる。部分映像信号を透過または伝播距
離において、すなわちコンバータ、リレーヌテーション
等において生成することもまた本発明の１つの利益を提
供する。これにょシ透過範囲の限られた部分のみが本発
明に従って処理されたプログラムにより選択的に供給さ
れる。

部分映像信号を受信機において生成することは概して特
定の利益を生ずるものである。この目的のだめには受信
機回路におけるわずかな改変のみが必要である。本発明
α、方法を選択的にヌイツチ操作して、鑑賞者が彼の意
思において立体写真用メガネを用いて本発明の方法に従
った三次元映像を鑑賞するかを決定できるようにするこ
とが可能である。

本発明の方法は録画及び再生シヌテムにおいても適用す
ることができる。その場合、部分映像信号はストアする
ために供給され、またはイメージストアから再生するだ
めに取９出される１つの同一の単眼視映像信号から容易
に生成することができる。これはわずかなコヌト上昇し
た要求しない。さきの映像信号の内容をストアし、かつ
処理することは不必要である。

本発明による部分映像信号は基本的には２つの等しい単
眼視レコードから組み立てられる。

これは画像再生時において信号再生における限られた時
間的ヂ゛れをセットすることが容易だからである。

本発明によれば前述した方法を実行するための装置とし
てイメージヌクリーン上に画像として表示されるべき単
眼視映像信号を処理するための手段と、単眼視映像から
抜き出された補色を表わし、かつ選択された部分映像距
離だけ横方向にずれた２つの部分映像を形成するだめの
映像選択生成手段を備えたもの寥用いられる。

この装置は各基本色信号のだめの３本の基本色信号回路
のセットを提供するようにした、それ自体は周知の回路
を備え、信号回路における第１の部分セットにおいてそ
の信号回路を通ずる基本色信号を部分映像距離だけ時間
的に遅延させる遅延手段を備えたことが特徴である。こ
の遅延手段はわずかな費用で構成され、遅延時間を容易
に調整できるとともに、その手段全体として遮断（ヌイ
ツチオフ）されることができるように設計される。

概括すれば部分映像における約ＩＣＩｎの横方向ずれが
約２５〜５０ｍの範囲におけるヌクリーン幅を有する通
常のカラーテレビジョン受信機に適している。しかしな
がらこれよシも小さ諭かあるいはこれよシも大きいずれ
、たとえば１／１０間程度の小さい距離から１．５３程
度の大きさまでとしてイメージヌクリーンの幅に応じた
ずれに対応する約７〜１９８０ナノ秒１での遅延を行な
うことによシ顕著な効果を生じさせることもできる。例
外的に映像ずれを約１０αする。

第１図は通常の態様においてスクリーン映像を生じるよ
うにしたカラーテレビジョン受信機の断面を線図的に示
すものである。カラー画像管（３）の映像ヌクリーン（
１）はそれぞれカソード［１１１゜Ｕλ、α９において
発生した制御可能な電子ビーム（５）ｉ７）、（９）の
セットによシ操作される。ビームはホールマヌク（１力
及び集束手段（９）によシ常套的に集束させられて映像
ヌクリーン（１）上に分布形成された映像点に結像する
。第１図においてこのような映像点（２］）は映像スク
リーン（１）の右側に拡大して図解されている。ビーム
は基本色点（２３Ｉ。

（至）、（２７）上における各映像点（２１１に入射す
る。これらの基本色点は映像点において所定のパターン
で配列され、ビームに対向している。基本色点は螢光縁
（２３ｉ、螢光赤ｔ２５１及び螢光前（２７１の３つで
ある。ビーム偏向手段は図示されていない。各ビームは
図示の実施例においてそれぞれ制御グリッド（２）、Ｃ
３１）、關に供給される関連基本色信号によシ常套的に
制御される。画像管（１，１を制御するためには各基本
色信号のだめの色信号回路（３５１、（３つ、（３９）
を含む回路が構成される。制御グリッドは反転ステージ
（４３を介して色７度増幅器（４１１から制御電圧を受
は取る。色度増幅器（４１）、反転ステージ（４３及び
画像管（３）の間にはそれぞれプラグコネクション（４
５）、（４７）　、（４９）が配置される。カソード１
１１）、α３１．（１５１はグレー補正マトリクス［５
１１を介して接続されるビデオ信号（輝度）−Ｙによシ
周知の態様で制御される。このビデオ信号は図示しない
が、適当なビデオ増嘔器から供給されるものである。制
御グリッドは色違い信号（クロミナンヌ信号）Ｇ−Ｙ、
Ｒ，Ｙ、Ｂ−Ｙをそれぞれ形成する制御電圧を受信する
。記号Ｇ、Ｂ及びＲはそれぞれ緑、赤及び青の一次色信
号を表わすものである。図示の実施例において基本色信
号は色違い信号によシ周矧の態様で提供される。

画像管において一次信号Ｇ、Ｒ，Ｂは電子ビームのだめ
の強度制御信号としての効果を有するものであシ、映像
ヌクリーン上の基本色の輝度を決定する。その隈シにお
いてカラーテレビジョン受信機が周知の態様で構成され
る。本発明は一次色信号を基本色信号として画像管の直
接制御に用いる場合に好ましく適用されることが明らか
である。

図示の実施例において遅延手段■、（５５）は緑色相違
信号のだめの信号回路史及びΦ舌肴寺寺号−°°青色相
違信号のだめの 信号回路（３印において装備され、これらの信号を選択
された部分映像距離だけ時間的に遅延させるものである
。画像管を第１図に示すような色相赤信号で制御する場
合、カソードに供給される基本色信号はグリッドに供給
される信号と同様の割合だけ遅延させなければならない
。これは第１図において符号Ｃ５３／）及び−Ｃ５５’
）Ｋよシ示されている。

遅延手段としては通常の何らかの回路構成が採用される
。図示の実施例においてはインダクタンスｔ５７１．５
９）が、それぞれ分布形成されたコンデンサ（６１）　
、　（６３１と接続され、シールドされている。

セット手段（６５）及び（６７）はそれぞれ遅延時間を
調節するために装備される。前述した通シ遅延した部分
セットが複数の基本色信号から形成されると、同様な遅
延時間を形成する遅延手段を設計するために最もふされ
し、いものとなる。これは図示の実施例においてセット
手段（へ）、（６つを互いに結合することにより達せら
れる。例外的に、際立って相違する生理学的応答時間を
提供する複数の基本色のための部分セットを用いる場合
には幾分具なった相互遅延時間を形成するのが好ましい
。これは容易に実施することができる。

実際上遅延時間のだめのセット手段は大部分の場合に不
必要である。遅延手段は相互に結合された遮断手段によ
シ選択的に消勢されるようになっている。このような遮
断手段隨、（７υは遅延手段（５３）、（５５）の部分
において示されている。鑑賞者は遮断手段を付勢するこ
とによシ、いずれかの時点においてオペレーションモー
ドを副分割することなく部分映像に切換え、これによシ
立体写真用メガネを用いない単眼視プログラムか、また
は立体写真用メガネを用いる通常の三次元立体プログラ
ムのいずれかを鑑賞することができる。これらの可能性
は装置使用上においてきわめて価値が大きい。すなわち
、きわめて重要なことは何らかの単眼視プログラムを立
体写真用メガネを用い、かつ部分映像を再生することに
より選択的に三次元的に鑑賞すること、または複数の部
分映像を生じず、したがって立体写真用メガネを用いる
ことなく、通常の態様において単眼視的に鑑賞すること
が可能となる点である。

図示の実施例において遮断手段は各々インダクタンスを
短絡するとともに、分布コンディサを接地電位から切離
すための双投スイッチからなっている。画像の鑑賞が複
数の部分映像の再生を伴ない、あるいは伴なわない場合
のオペレーションモード間の相違によシ混乱しないよう
にするため、遮断手段を映像輝度１色飽和またはコント
ラヌトを低下させるための手段と結合することが好まし
い。

映像スクリーン（１）は常套的に映像発生用螢光層０勺
の正面において比較的厚いガラ７層（７３）を有する。

このガラス層は映像処理効果を比較的改善し、特にこの
ガラス層が通常のテレビジョン画像管の場合のように彎
曲している場合には大きな改善効果を期待することがで
きる。また。

このガラスの厚み分布は光学レンス゛（特に集束レンズ
）と同様になっており、映像品質に好ましく影響する。

この効果からより以上の木１」益を得るためには鑑賞側
において少なくとも１枚の透明ベーン（ガラス板）　（
７７）を付設するの力よ好ましい。三次元印象は２つの
互いに直交した方１句におけるねじり作用を有する２つ
の光学要素７５（二次元映像と鑑賞者との間に配列され
た場合にも生じることはすでに周知である（ドイツ国特
許第１１６８’７６１号〕。

第２図は画像管が一次色信号Ｒ（赤）、Ｇ（緑）及びＢ
（青）にょシ直接制御されるようにした回路の例を示し
ている。第１図におけるものと相対する部分については
第１図と同一の参照数字を用いるが、その数字の前に“
２”を冠することとする。

第２図によればそれぞれカソード（２１１）、（２１３
）、　（２１５）　から出射された制御可能な電子ビー
ム（２０５）、（２０？　）、（２０９）のセットを関
連する基本色信号により制御するようにしたカラー画像
管（２０３）が配置されている。基本色信号としての一
次色信号Ｇ（緑）、Ｒ（赤）及びＢ（−青）はこの場合
においてそれぞれカソード（２１１）、（２１３人（２
１５）　　ｖｃ供給されるものとして用いられる。

カラー画像管（２０３）に設けられた制御グリッド（３
２は３本の電子ビームすべてに作用して、特に動作点の
セット及び消去を行なうものである。

カソード（２１１）、（２１３）、（２１５）は制御電
圧として作用する一次色信号を反転ヌテージ（２４３）
を介してマトリクス回路（４０）から受は取る。プラグ
コネクション（２４５）、（２４’７）、Ｃ２４９）は
それぞれマトリクス回路（４０）と、反転ヌテージ（２
４３）及び画像管（２０３）との間に接続されている。

遅延手段（財）は赤基本色信号（−次色信号）のだめの
信号回路（２３７）　Ｋ配置され、この基本色信号を選
択された部分映像距離だけ時間的に遅延させるものであ
る。遅延させ２＜ので８２７遅延手段（財）は分布コン
デンサ（６２を有するインダクタンス（支）を含んでい
る。セット手段（６６）は遅延時間を調整すべく用いら
れる。遅延手段（財）は遮断手段σ０）により不作動状
態にされる。図示の実施例において遮断手段（７０）は
インダクタンス（支）を短絡するとともに、分布コンデ
ンサ（６２１を接地電位から切シ離すための双投ヌイツ
チからなっている。

スクリーン映像をキャリア上に固定する場合には特別の
利益を得ることができる。すなわち永久画像はいかなる
場合でも立体写真用メガネを用いて三次元的印象を伴な
うように観察され得るからである。最も単純な場合にお
いては。

カラー写真フィルムのエマルジョンによるキャリアを用
い、ヌクリーン映像をそのキャリア上に現像することが
できる。このようにして透明画像または非透明画像をキ
ャリア上に生成することができる。この場合、何らかの
単眼視対象物（写真画実写像等〕、特にすでに形成され
た写真画はきわめてわずかな費用により立体写真テレビ
ジョンカメラを介して被写対象物をカラーテレビジョン
受信機の映像スクリーン上に表示することによシ特に効
果的に実行される。

すでに述べたことから明らかな通シ遅延手段は基本色信
号回路におけるいずれかの点に配置することができる。

当然ながらその配置点は電圧及び電流の値が小さく、シ
だがって遅延手段の構造部分を、これに対応して小さく
できるような形であることが望ましい。したがって第１
図に示した実施例において遅延手段［株］及び霞は色度
増幅器（４ＩＩとパワーステージへの入口におけるパワ
ー増幅器として作用する反転ヌテージ（４りとの間に配
置される。通常プラグコネクションは色度増幅器（４１
１とパワーステージ（４３との間に配置されるので、遅
延手段は内部挿入式プラグインユニットとして設計する
ことができる。また、遅延手段はたとえば反転ヌテージ
（４３の出口、すなわちその部分に装備されたプラグコ
ネクション（４９）において装備することもできる。し
かしながらこの点における動作電圧は反転ステージの入
口におけるよシも高くなることに注意すべきである。

さらに遅延手段内、まだは他の点において別の手段（た
とえば増幅器）を装備することも容易である。そしてこ
れにより基本色信号の強度を相対的に調整し、立体写真
用メガネの効果と関連して可能な限シ基本色間の完全な
相補関係を得ることもできる。これは遅延手段における
可能な信号の減衰を補償するように作用するものである
。

さらに以上説明したことは、特定の場合に用いられるテ
レビジョン標準からは独立して適用できるものであり、
ＮＴＳＣシステム、ＰＡＬシステムまたはＳＥＣＡＭシ
ステムにおいて同様に用いることができる。前述した色
分割はカラーテレビジョン装置における黒白画像の送信
においても採用し、繰返しプログラムにおいて同様な結
果をもたらすことができる。この場合、立体写真用メガ
ネは鑑賞者に対し複数の補色化部分映像を三次元的印象
を与える黒白映像として結合する効果を与えるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図はそれぞれ本発明に従って構成された
カラーテレビジョン電信機の回路部分を示す線図である
。 （１）−−一−−映像ヌクリーン （３）−−−−一カラー画像管 （５１、（７）、（９）　−一一電子ビーム圓、　ｕ３
１％住９−一一力ソード 任万−−−−−ホールマヌク （１！Ｊ−−−−一集束手段 （２ｎ−−−一一映像点 ０３１、　（２５１，（２７）　−−一基本色点四、１
３１１．關−−−制御グリッド （４１１−−−−一色度増幅器 （４３−一−−−反転ヌテージ ＋４５）　、　（４７）　、　（４９ｊ　−−−プラグ
コネクション■、（５５＋−−一遅延手段 β１．（７１）−−一遮断手段 特許出ｍ人　　ハーフ　ホーフマン 代理人　新実　鍵部 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（２） １．事件の表示　昭和５８年特許ｊｌｌ＠４６９８６号
３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 氏名（名称）　　　八−ソ　ホーフマン４、代理人　　
　　〒６０４ ６、補正により増加する発明の数 ８、補正の内容

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　単眼視映像を表わす単眼視映像信号から逐次
   的に形成された映像であって、選択的な部分映像距離だ
   け互いにずれており、かつ立体写真用メガネと整合した
   補色関係にあり、各々同一の前記単眼視映像から抜き取
   られた一色の映像を形成してなる２つの部分映像を重ね
   合せることにより立体写真用メガネを通して鑑賞される
   とき、三次元的印象を与えるようにしたテレビジョン受
   信機のスクリーン映像を生成するための方法であって、
   前記部分映像を生成する関連部分映像１６号を相互に時
   間的に遅延させることにより前記部分映像距離を発生す
   るようにしたことを特徴とする三次元的印象を呈するテ
   レビジョン受信機の７クリーン映像を生成するだめの方
   法。
2. （２）　　スクリーン映像を生成するために通常の態様
   で駆動される３ビ一ムカラー画像管を用い、この画像管
   を前記映像信号に含まれた基本色信号のセットによシ制
   御すると共に、前記部分映像信号を形成するために３基
   本色信号のセットを基本色信号の２つの部分セットに副
   分割し、これらの部分セットを前記選択された部分映像
   距離に対応して相互に時間的に遅延させることを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載の方法。
3. （３）　　前記基本色信号のセットを副分割すると共に
   これに対応して設計された立体写真用メガネを用いるこ
   とによシ鑑賞中の部分映像が実質的に原色の映像を形成
   すべく互いに結合するようにしたことを特徴とする特許
   請求の範囲第（２）項に記載の方法。
4. （４）第１の部分セットが基本色信号の１つを形成し、
   第２の部分セットが他の２つの基本色信号を形成するよ
   うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）、（
   ２）または（３）項に記載の方法。
5. （５）部分セットの１つが遅延されないことを特徴とす
   る特許請求の範囲第（４）項に記載の方法。
6. （６）基本色信号の強度が可能な限シ完全な補色関係を
   得るように相対的に変えられるようにしたことを特徴と
   する特許請求の範囲第（２）〜（５）項のいずれかに記
   載の方法。
7. （７）　　ヌクリーン映像をキャリア上に固定すること
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）〜（６）項のいず
   れかに記載の方法。
8. （８）映像ヌクリーン上に映像を表示す−ることかでき
   る単眼視映像信号の処理手段と、１つの単眼視映像から
   抜き取られた補色像を表わす互いに選択された部分映像
   距離だけ横方向にずれた２つの部分映像を選択的に形成
   するための映像処理手段とを備えた回路において、基本
   色信号の各通路を与える３個の基本色信号回路セットと
   前記信号回路セットの第１部分において、この部分を通
   る。基本色信号を部分映像距離だけ時間を特徴とするテ
   レビジョン受信機において三次元的印象を伴なうヌクリ
   ーン映像を形成するための装置。
9. （９）　　前記遅延手段を選択的に消勢するために映像
   輝度と、色飽和及びコントラストの少なくともいずれか
   を変化させることによりオペレーションの切換時におい
   て鑑賞者に混乱を生じるような部分映像のかぶりを生じ
   ないようにするだめの手段を含む遮断手段を備えたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第（８）項に記載の装置。 ００）　　立体写真用メガネを含めて可能な陰り完全な
   補色関係を得るように基本色官号を相対的に変化するた
   めの手段を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第（
   ８）項まだは（９）項に記載の装置。