JPS58170100A - 電波吸収材料 - Google Patents
電波吸収材料Info
- Publication number
- JPS58170100A JPS58170100A JP5261082A JP5261082A JPS58170100A JP S58170100 A JPS58170100 A JP S58170100A JP 5261082 A JP5261082 A JP 5261082A JP 5261082 A JP5261082 A JP 5261082A JP S58170100 A JPS58170100 A JP S58170100A
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- JP
- Japan
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- radio wave
- wave absorbing
- absorbing material
- short metal
- ferrite
- Prior art date
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- Pending
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフェライトを含む電波吸収材料に関す(る。
従来、電波吸収材料としては、!!#開昭55−369
87 で公知の如く、フェライト、カーボンプラ、り、
高分子合成樹脂よシなるものが実用化されている。この
檜の電波吸収材料は、フェライトによる磁気的な損失と
、カーボンプラ、りによる電気的な損失の両者で電磁波
エネルギーを吸収するものである。この組成で更に電磁
波に与える損失を大きくするには、フェライト、カーボ
ンプラ。
87 で公知の如く、フェライト、カーボンプラ、り、
高分子合成樹脂よシなるものが実用化されている。この
檜の電波吸収材料は、フェライトによる磁気的な損失と
、カーボンプラ、りによる電気的な損失の両者で電磁波
エネルギーを吸収するものである。この組成で更に電磁
波に与える損失を大きくするには、フェライト、カーボ
ンプラ。
りの混合量を多くすることが会費となる。しかし、フェ
ライトの混合量を多くしても磁気的な損失の大きさには
限度があり、また、カーボンプラ、りはその電気伝導度
1粒径などの変動の丸め、たとえ電気的な損失が大きく
なったとしても不安定であるという欠点があった。
ライトの混合量を多くしても磁気的な損失の大きさには
限度があり、また、カーボンプラ、りはその電気伝導度
1粒径などの変動の丸め、たとえ電気的な損失が大きく
なったとしても不安定であるという欠点があった。
本発明の目的は、これらの欠点を除き、電磁波エネルギ
ーを吸収する電気的損失を大きくして用途を拡大し、か
つ安定圧制御することのできる電波吸収材料を提供する
ことにある。
ーを吸収する電気的損失を大きくして用途を拡大し、か
つ安定圧制御することのできる電波吸収材料を提供する
ことにある。
本発明の電波吸収材料は、電気伝導率の大きい短繊維を
、フェライトおよび高分子合成樹脂と共に一体化して構
成される。
、フェライトおよび高分子合成樹脂と共に一体化して構
成される。
以下図面によシ本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例の構成図である。この実施例は
、従来の電波吸収材料であるフェライトと高分子合成樹
脂、又はフェライト、高分子合成樹脂、カーボンプラ、
りよシなる混合材IKm1図に示すように金属短繊維2
を複合(一体化)することを特徴とする。このとき金属
短繊維2は。
、従来の電波吸収材料であるフェライトと高分子合成樹
脂、又はフェライト、高分子合成樹脂、カーボンプラ、
りよシなる混合材IKm1図に示すように金属短繊維2
を複合(一体化)することを特徴とする。このとき金属
短繊維2は。
その長さくL)が0.IIト500であシ、かつ長さく
L)と径(D)の比(L/D)が10以上であるのが好
ましく、また複合量は重量比で31:4以上を必要とす
る。この金属の種類としては電気伝導率の大きいものが
、望ましく1例えば、 Au 、Al 、 Cu 、A
I。
L)と径(D)の比(L/D)が10以上であるのが好
ましく、また複合量は重量比で31:4以上を必要とす
る。この金属の種類としては電気伝導率の大きいものが
、望ましく1例えば、 Au 、Al 、 Cu 、A
I。
Zn、Ni、Fe等の金属、或いは電気伝導率の大きい
各種の合金を使用することかでする。
各種の合金を使用することかでする。
次に、本発明の電波吸収材料の電波的な特性について述
べる。
べる。
第2図はエポキシ樹脂と鉄フェライト(Fes04)の
混合物に黄銅の短繊維を複合しその複素誘電率(j=R
e(J)−Jim(す)を9.4GHzの周波数で測I
足した特性図である。黄銅の短繊維はその
長さ−が約2龍、その径(D)は約50μmであり、長
さと径の比(L/D)は40程度となる。この図から黄
銅の短繊維を複合することによ)s”e(す、 Im(
りとも大きくなシ、電気的な特性に著るしい変化を与え
ている。
混合物に黄銅の短繊維を複合しその複素誘電率(j=R
e(J)−Jim(す)を9.4GHzの周波数で測I
足した特性図である。黄銅の短繊維はその
長さ−が約2龍、その径(D)は約50μmであり、長
さと径の比(L/D)は40程度となる。この図から黄
銅の短繊維を複合することによ)s”e(す、 Im(
りとも大きくなシ、電気的な特性に著るしい変化を与え
ている。
この理由は定性的に次のように説明される。1本の金属
短繊維を電磁界中に置い友とき、電界成分によシ金属短
繊維に分極を生じる。この分極の大きさは、金属短繊維
の両端に分離し九電荷量とそれらの間の距離の積で求め
られるので、分極を効果的に生じさせるには、繊維状の
細長い形状の金属が適している。複数の金属短繊維が電
磁界中に不規則に存在するときは、各々の金属短繊維に
生じた分極の平均的な効果が顕れる。このため、金属短
繊維を多数含む電波吸収材料は等価的に分極が大きい材
料となり分極の大きさを表わす複素誘電率の実部(Re
(す)が大きくなる。
短繊維を電磁界中に置い友とき、電界成分によシ金属短
繊維に分極を生じる。この分極の大きさは、金属短繊維
の両端に分離し九電荷量とそれらの間の距離の積で求め
られるので、分極を効果的に生じさせるには、繊維状の
細長い形状の金属が適している。複数の金属短繊維が電
磁界中に不規則に存在するときは、各々の金属短繊維に
生じた分極の平均的な効果が顕れる。このため、金属短
繊維を多数含む電波吸収材料は等価的に分極が大きい材
料となり分極の大きさを表わす複素誘電率の実部(Re
(す)が大きくなる。
この電波吸収材料を層状にして使用する場合、その厚さ
が波長と同@[になると仮置すると゛、iイクロ波周波
数帯を対象にしたときは、およそ0.1ffllK〜5
0n+の範囲内に納まる。この厚さを使用する金属短繊
維の長さくL)の目安とすると、金属短繊維の長さくL
)は0.9+5−50101 の範囲が適当である。
が波長と同@[になると仮置すると゛、iイクロ波周波
数帯を対象にしたときは、およそ0.1ffllK〜5
0n+の範囲内に納まる。この厚さを使用する金属短繊
維の長さくL)の目安とすると、金属短繊維の長さくL
)は0.9+5−50101 の範囲が適当である。
また、金属短繊維は細長い形状が必要であるので、長さ
くL)と径CD)の比は10以上であることが望ましい
。
くL)と径CD)の比は10以上であることが望ましい
。
以上は複素誘電率の実部(Re(す)について述べたが
、その虚部(Im(す)については、金属短繊維を含む
ことKよる導電率の変化が影響していると考えられる。
、その虚部(Im(す)については、金属短繊維を含む
ことKよる導電率の変化が影響していると考えられる。
哲すなわち、金属短繊維を含むことによって伝導電流が
増え電気的な損失が増加し損失を表わす複素誘電率の虚
部(Im(す)が大きくなったものである。従って、複
素誘電率の虚部(1m(す)を効果的に大きくするKは
、電気伝導率の大きい金属または合金を材料にした金属
短繊維が有効である。
増え電気的な損失が増加し損失を表わす複素誘電率の虚
部(Im(す)が大きくなったものである。従って、複
素誘電率の虚部(1m(す)を効果的に大きくするKは
、電気伝導率の大きい金属または合金を材料にした金属
短繊維が有効である。
第2図に示した特性は、同種の金属短繊維を使用する限
シ再現性良く特性が得られることを確認している。ただ
し、異種の金属、又は寸法の異なる金属短繊維を使用す
るときは、金属短繊維の複(含量と複素誘電率の実部(
Re(す)、虚部(Im(す)との関連を明らかにして
おくことを必要とする。
シ再現性良く特性が得られることを確認している。ただ
し、異種の金属、又は寸法の異なる金属短繊維を使用す
るときは、金属短繊維の複(含量と複素誘電率の実部(
Re(す)、虚部(Im(す)との関連を明らかにして
おくことを必要とする。
次に磁気的な特性について述べる。本発明の電波吸収材
料はフェライトを含むので磁気的な損失を有することが
できる。第3図は鉄フェライト(Fe104)を重量比
で全体の704含むエポキシ樹脂に黄銅の短繊維を0%
、5%、15%とそれぞれ複合した電波吸収材料の複素
−磁率をIGHz−100F1zの周波数範囲で測定し
えものである。黄銅の短繊維の複合量を0〜15%変化
させても銹磁率の実部(Re(Jt))、虚部(1m
(b))とも殆んど変化シナイ。
料はフェライトを含むので磁気的な損失を有することが
できる。第3図は鉄フェライト(Fe104)を重量比
で全体の704含むエポキシ樹脂に黄銅の短繊維を0%
、5%、15%とそれぞれ複合した電波吸収材料の複素
−磁率をIGHz−100F1zの周波数範囲で測定し
えものである。黄銅の短繊維の複合量を0〜15%変化
させても銹磁率の実部(Re(Jt))、虚部(1m
(b))とも殆んど変化シナイ。
従って、磁気的な特性は金属短繊維を複合することによ
っては影響を受けず、殆んど7エライトの磁気的な特性
で支配される。
っては影響を受けず、殆んど7エライトの磁気的な特性
で支配される。
以上説明したように、本発明による電波吸収材料は、金
属短繊維を複合することKよって電気的な特性を大幅に
、しかも安定に調整することができ、かつ、フェライト
による磁気的な損失を有するという特徴がある。
属短繊維を複合することKよって電気的な特性を大幅に
、しかも安定に調整することができ、かつ、フェライト
による磁気的な損失を有するという特徴がある。
なお、本発明の電波吸収材料は、例えば積層型の電波吸
収体1願昭56−109686参照)に使用できるほか
、電波的な損失が大きいので電磁迩ヘい体としても有用
である。
収体1願昭56−109686参照)に使用できるほか
、電波的な損失が大きいので電磁迩ヘい体としても有用
である。
また、高分子合成樹脂は、電波的な特性で決定されるも
のではなく、主として、電波吸収材料として使用される
ときの耐候性、耐熱性、耐衝撃性等の外囲条件で決定さ
れる。本発明においては。
のではなく、主として、電波吸収材料として使用される
ときの耐候性、耐熱性、耐衝撃性等の外囲条件で決定さ
れる。本発明においては。
高分子合成樹脂を特定する必要はないが1例えばペイン
ト状の電波吸収材料として吹きつけ塗装をする場合には
エポキシ樹脂を主とするペイント材、区 曲面に電波吸収材料を施工する際には可撓性を有するゴ
ム材が便利である。
ト状の電波吸収材料として吹きつけ塗装をする場合には
エポキシ樹脂を主とするペイント材、区 曲面に電波吸収材料を施工する際には可撓性を有するゴ
ム材が便利である。
第1図は本発明の実施例の構成図、第2図は黄銅短繊維
の複合量による複素誘電率の実部(R4(す)と虚部(
1m(す)の特性図、第3図は黄銅短繊維複合量による
複素透磁率(Re(ム)、Im(&))の周波数に対す
る特性図である。図において、 l・・・・・・電波吸収材(混合材)”’s 2・・・
・・・金属短繊維である。 代理人 弁理士 内 原 晋 第1 圓 嚢@矩繊蛾糊合量 (y、、 N ) 革2 目 M液教(G)1g) #3目
の複合量による複素誘電率の実部(R4(す)と虚部(
1m(す)の特性図、第3図は黄銅短繊維複合量による
複素透磁率(Re(ム)、Im(&))の周波数に対す
る特性図である。図において、 l・・・・・・電波吸収材(混合材)”’s 2・・・
・・・金属短繊維である。 代理人 弁理士 内 原 晋 第1 圓 嚢@矩繊蛾糊合量 (y、、 N ) 革2 目 M液教(G)1g) #3目
Claims (1)
- °−電気伝導率大きい金属あるいは合金を材料としその
長さが0.1mから50錦でこの長さに対する径が元以
下である金属短繊維を、フェライトおよび高分子合成樹
脂と共に一体化して構成することを特徴とする電波吸収
材料。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261082A JPS58170100A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電波吸収材料 |
US06/478,914 US4538151A (en) | 1982-03-31 | 1983-03-25 | Electro-magnetic wave absorbing material |
DE8383103247T DE3374042D1 (en) | 1982-03-31 | 1983-03-31 | Electro-magnetic wave absorbing material |
EP83103247A EP0090432B2 (en) | 1982-03-31 | 1983-03-31 | Electro-magnetic wave absorbing material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261082A JPS58170100A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電波吸収材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170100A true JPS58170100A (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=12919561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5261082A Pending JPS58170100A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 電波吸収材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170100A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160092A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-22 | Kawatetsu Techno Res Corp | 電磁波シールド材料 |
JPH08288685A (ja) * | 1995-04-12 | 1996-11-01 | Nec Corp | 電磁遮蔽材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586200A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 防衛庁技術研究本部長 | 電波吸収体 |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5261082A patent/JPS58170100A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS586200A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-13 | 防衛庁技術研究本部長 | 電波吸収体 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01160092A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-22 | Kawatetsu Techno Res Corp | 電磁波シールド材料 |
JPH08288685A (ja) * | 1995-04-12 | 1996-11-01 | Nec Corp | 電磁遮蔽材 |
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