JPS58168525A - 積層成形品の低温伸張方法 - Google Patents

積層成形品の低温伸張方法

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JPS58168525A
JPS58168525A JP58041595A JP4159583A JPS58168525A JP S58168525 A JPS58168525 A JP S58168525A JP 58041595 A JP58041595 A JP 58041595A JP 4159583 A JP4159583 A JP 4159583A JP S58168525 A JPS58168525 A JP S58168525A
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polyolefin
stretching
temperature
polymer
condensation polymer
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ジヤツク・デビツド・ブ−ズ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィンおよびポリオレフィンと相容性
のない縮合重合体の不均一積層配合物の流体透過防1ト
性を改善する方法に関する。
1981年3月411イ・Iけ米国特許随筆241゜0
51りに詳細に記載されているように、基質ポリオレフ
ィン、それと相容性のない縮合重合体、およびアルキル
カルボキシル置換ポリオレフィンの熔融不均一配合物を
つくり、熔融物を伸張(Strech)L、伸張した材
料を最低融点の重合体成分の融点以−ドに冷却すること
により熔融配合物をつくる[程からなる重合体材料の積
層成形体の製造法、およびそれからつくられる製品は公
知である。これによってつどられた製品の流体透過防1
1−性は従来法の同様な成分の不均一配合物の流体透過
防11−性よりも優れている。
本発明はl−記米国特許随筆241.051号記・1戊
、の成形品をもとの寸法の2〜6倍に伸張することによ
り該成形体の流体防11−性を改善する方法に関する。
さらに詳細には、本発明によれば基質ポリオレフィン、
該ノル質ポリオレフィンと相容性のない綜合重合体、お
よびアルキルカルホキシル置換ポリオレフィンから成り
、該基質ポリオレフイノおよび縮合重合体は成形品中に
おいて薄い、実質的に一丁次元の、117−行で爪なり
合った材ネ:]の層として存在し、アルギルカルホキシ
ル置換ポリオレフィンはこれ等の層の間に存在し且つこ
れ等の層を!自こ接着させている、層状成形品の流体透
過防Iに性を改善する方法において、基質ポリオレフィ
ン結晶の大部分が熔融状態゛にある温度より高く、すべ
ての該結晶が熔融する温度よりは低い温度において、該
成形品をもとの寸法の2〜6倍に一軸方向又は多軸方向
に伸張することを特徴とする方法が提供される。
本発明方法において伸張される製品は」−記米国特許随
筆241.051号に詳細に記載されている。一般にこ
れらの製品は2種の相容性のない重合体、およびこの相
容性のない重合体の積層領域を互いに接着するのに用い
られる1種の重合体の混合物からつくられた積層成形品
である。この成形品は、重合体粒子を!fいに混合し、
この混合物を加熱して材料の不均一熔融物をつくり、そ
して熔融物を伸張して伸ばされた不連続な重合体相にす
る方法で熔融物を成形することによりつくられる。
米国特許随筆241.051号の一具体化例においては
、熔融していない形の重合体粒子を十分に混合して統1
的に均一に分布した混合物にし、この際重合体を加熱し
て熔融物にした後、それ以]−混合することを避けるよ
うに注意する。他の具5一 体化例においては、重合体粒子を一緒にした場合不均一
な特性を保持する限り、重合体粒子を軟化または熔融1
.た状態で組合わせることができる。
またこの配合物はポリオレフィンまたは縮合重合体の一
種が軟化または熔融する温度で重合体を混合し、次いで
これを加熱することによりつくることができる。この成
形品の製造法は相容性のない熔融した不均一な配合物の
製造法に依存しており、熔融物が最高融点の重合体成分
の融点以トの温度で、例えば押出力により伸張された場
合、一方の重合体が連続マトリンクス相をつくり、他方
の重合体が不連続に分布した相をつくる。不連続相を形
成する重合体は多数の薄い、実質的に一丁1次元の、上
行で申:なり合った層として存在し、これが連続相の中
に埋込まれている。
米国特許随筆241.051号の成形品をつくるために
は、相容性のない重合体の隣接した層または領域を接着
する重合体が必要である。このような1」的の見地から
、この重合体は相容化剤とい6− うことかできるが、その機能の正確な機構は完全には理
解されていない。本発明の積層成形品においては、相容
性のない重合体の隣接した各層の間で、少なくとも若干
の相容化剤が濃縮され、部分的にそれぞれ一力の層と片
方の層とにくっつき、この−1層を接合しているものと
信じられている。
相容化剤がないと、相容性のない重合体の不均一・な熔
融物からつくられた成形品の機械的性質は悪ぐなる。本
明細書において、[相容性のない重合体」という芹葉は
熔融状態で実質的に相−〃に混合1.7ない材ネ1を意
味する。
必要なことではないが、使用される縮合重合体は粒子状
であることか好ましく、ポリオレフィンおよび縮合重合
体の両方を粒子状で混合できることが望ましい。一般に
この粒子の大きさはは、相容性のない重合体の熔融配合
物が適当な熔融伸張装謂、例えば押出タイス型のり・ン
プ、または射出成形型の中に入れられた場合、米国特許
随筆241.051号の成形品を生成するのに必要な不
均性をもっているような粒径でなければならない。この
粒−f、特に縮合重合体の粒子が小さ過ぎると、熔融配
合物は、十分に混合されていなどても不連続中合体相を
つぐっている材料の領域が非常に小さいために、均一な
M杓戊物として作用する。粒−f、!!+に縮合重合体
の粒径が大き過ぎる場合に1れ熔融配合物は層状構造物
ではなく縞状の(marbleized)構造物をつく
る傾向があり、イく連続相をつどっている大きな材料領
域が成形品の反対側の境界まで延び、連続相をつくって
いる材料が!、lJ断される原因になる。これらの粒子
は一般゛に規則正しい形、例えば立方体または球形であ
ることか好ましい。しかし 不規則な形をもつこともで
き、場合に応じて一方っの寸法が他の寸法より大きい形
、例えは薄片または繊維を使[1イすることもできる。
それぞれの相容性のない重合体が個々の粒子と17で存
在する場合には、粒子は一般にほぼ同じ大きさであるが
、このことは必ずしも必要なことではない。相容化剤は
それ自身が粒子の形で供給されることもでき、或いは相
容性のない重合体の一種または内方の全部または一部に
、混合、被覆または他の方法で組合せることができる。
米国特許随筆241.051号の成形品では、不連続相
の材料の層の厚さは、粒径および成形工程の伸張度の関
数である。−・般に不連続相になる1層合体の粒径は、
熔融物を伸張した後に、厚さ約0.5〜50pmまたは
それより僅かに厚い重ね合わさ一部だ層を生じるように
選ばれる。ド記に詳細に説明するように、本発明方法に
より伸張した場合、この層のHさは約0.05〜10.
0層mまで薄くなる。
重合体の混合は公知の方法、例えばV字形配合機または
振盪混合機により、或いは大規模の場合には二二重コー
ン混合機により行なうことかできる。粒子の連続的な混
合はいくつかの公知方法で行うことができる。勿論、粒
子を手で混合することもでき、混合の際に必要な唯一の
条件は、与え一9= られた材料から任意に不規則に取られた2種の試料が実
質的に同じ組成をもたなければならないことである。相
容性のない重合体の混合は高融点の重合体を、高融点の
重合体の融点以下に保たれた低融点の重合体の熔融物に
加えることにより行われる。この場合、熔融物をIW拌
して適当な混合物をつくる。この混合物はそのまま加熱
下4ハこ使用できる。
一度混合したら、相容性のない各重合体を最高融点の重
合体成分の融点以1−の温度に加熱する。
加熱は軟化または熔融した配合物を伸張するために1T
うものである。本明細書においては、はっきりと一定の
融点を示さない相容性のない重合体の場合、融点とは配
合物中の各重合体を伸張するのに必安な程度に重合体が
軟化するのに少なくとも1−分な温度を意味する。この
加熱の結果、材料の軟化または熔融した不均一・な配合
物が生じる。この加熱は相容性のない重合体をそれ以−
1−さらに混合することを避ける方法で行われなければ
ならな10− い。何故ならば、このような混合は熔融した粒子か均一
化し結合する原因になり、均一な1層状でない組成をも
った熔融物または成形品が生じるからである。この加熱
はいくつかの公知方法で行うことができ、通゛常は押出
機中で行われる。単一スクリュー押出機、例えば材料を
混合するためではなイ輸送する目的で設計された型の押
出機を加熱および成形1程の間で用いると、二相の相容
性のない重合体組成物の均質化が起ることはない。ポリ
塩化ビニル、アクリロニトリル、またはポリ塩化ビニリ
デンに通常使用される種類の低剪断、低訳1合型の押出
機は、材料を熔融し輸送して成分の混合を最低限度に抑
制する方法で用いるならば、使用することができる。汗
通ナイロンおよびポリエチレンに使用されている種類の
高剪断、高混合型の押出機は一般には使用できない。
米国特許願第241,051号の成形品を製造するため
には熔融物を伸張し冷却するが、この伸張は二゛相の熔
融物を引伸ばし、不連続相の粒子の寸法を実質的に変化
させるためである。熔融物における伸張はいくつかの方
法で、またはこれらの方法を組合わせて行うことができ
る。例えは、熔融物なローラの間で絞るか、プラテンの
間でプレスするか、或いはダイス型のリップの間で押出
すことにより伸張することができる。吹込成形のような
成形法も本発明の伸張を行うことができる。
成形品として容器を製造する場合には、この伸張は不均
一の熔融物の配合物を押出して容器の予備成形物、即ち
パリソンをつくり、次に熔融したパリソンを吹込成形し
て仕」−げられた容器にする1程を組合わせて達成でき
る。
米国特許願第241,051号の伸張は、最高融点の重
合体成分の融点以1.の温度において一方向、叩ち垂直
の方向に行うことができる。伸張を一力向または二方向
のいずれの方向に行う場合でも、少なくとも−・方向に
100〜500%行なわなければならず、100〜30
0%が好適である。成形品が破断しない限り本明細書記
載の1−眼はあまり重要ではないが、不適当な伸張によ
り米国特許願第241,051号の特徴伺ける流体透過
防1に性が改善されない結果にならない限り、下限は重
要である。
伸張の後に、最低融点の成分の融点の温度以下に冷却し
て成形品を固化させる。冷却は任意所望の方法で任意の
便利な速度で行うことができる。
吹込成形により成形する場合には、しばしば成形型を冷
やして成形品を冷却する。フィルムを押出す場合には、
冷却した空気を当てるか、急冷ロールと接触させて冷却
を行うことができる。
米国特許随筆241.051号の製品の成分の割合につ
いては、成形品の不連続相になるべき相容性のない重合
体は一般に混合物の約40重量%以下しか存在してはい
けない。さらに詳細には、相容性のない縮合重合体は混
合物の約5重置%以に、約40重量%以下で存在しなけ
ればならず、約10〜30重量%が好適である。ポリエ
ステルが相容性のない重合体である場合には、相容性の
13− ない重合体は混合物の最大約60重量%まで存在ことが
できる。ポリオレフィンは混合物の約60Φ量%以ヒ、
約95重量%以下で存在しなければならず、70〜9o
@量%が好適である。相容化剤は不律続相の約5〜30
重量%存在しなければならず、約10〜20東駿%が好
適である。充填剤が層状構造物の生成、または組成物の
所9のまたは必要な性質を妨害するような種類または量
でない限り、任意の成分の中に不活性の充填剤を混入す
ることができる。構造性重合体に通常使用される縁の艶
消し剤、着色剤、簡滑剤、安定剤等を本発明に使用こと
ができる。このような充填剤の星は相容性のない重合体
および相容化剤の酸の計′0に含まれない。
米国特許願第241,051号の成形品の組成物に用い
られるポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブチレン、これらの材料の共重合体等が
含まれる。ポリエチレンが好適であり、高密度、中密度
、または低密度のポ14− リエチレンであることができる。
ポリオレフィンと相容性のない縮合重合体はポリアミド
、ポリエステル、例えばポリエチレンテしノフタレート
、ポリブチレンテレフタレート、およびポリカーボネー
トである。ポリオレフィンおよび縮合重合体はポリオレ
フィンの融点が縮合重合体の融点より低くなるように選
ばれるのが好ましい。
ポリアミドおよびポリアミド共重合体は公知であり、公
知条件下においてカルボン酸を一級アミンと反応ぎせる
ことによりつくられる。ポリアミドの製造に用いられる
カルボン酸の例としては、アジピン酸、スペリン酸、セ
パチン酸、アゼライン酸、グルタル酸、ピメリン酸等が
ある。ポリアミドの例としては、テトラメチレンジアミ
ン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
、オクタメチレンジアミン等が含まれる。ポリアミドの
例としては、ポリ(ペンタメチレアシバミド)、ポリ(
ヘキサメチレンアジパミド)、ポリ(へ午すメチレンセ
へカミド)、ラクタム、例えばカプロラクタムとアミノ
酸、例えば11−アミ、ノウンテカノン酸とからつくら
れるポリアミド埠か含まれる。ポリ(ヘキサメチレンア
ジパミド)およびポリカプロアミドが好適である。
ポリエステルは公知であり、Tr、 fl基性カルボン
酸をグリコールと公知条件下において反応させることに
よりつくられる。ポリエステルの製造に使用されるカル
ボン酸の例としては、テレフタル酸、イソフタル酸等が
ある。グリコールの例としては、エチレングリコール、
ブチレンクリコール、およびメチレン基の数が2〜10
のいわゆるポリメチレングリコールがある。ポリエステ
ルの例はポリ(エチレンテレフタレ−1・)、ポリ(ブ
チレンテレフタレート)等である。ポリ(エチレンテレ
フタレート)が好適である。
ポリカーボネートは米国、オハイオ州、クリーウランド
(C1eve 1and)、シーφアールーシーφプ1
/ス(CRCPress)1971年出版、W、J  
ロフ(ROf f)およびJ。
R,ス:1.l・(Scott)編集、ハンドブ・ンク
・オウ会コモンーホ+)マーゾ(Handbookof
  Common  Polimers)に記載されて
いる。
アルキルカルボキシ置換ポリオレフィン相容化剤はカル
ボキシル部分がポリオレフィン骨格(back  bo
ne)自身または側鎖に結合しているポリオレフイノで
ある。「カルボキシル部分」という言葉は酸、エステル
、酸無水物、および塩から成る群から選ばれたカポキシ
ル基を意味する。カルボン酸の塩は中和されたカルボン
酸であり、カルボキシル部分としてカルボン酸を含む相
容化剤はこの塩のカルボン酸を含むものとする。
このような相容化剤はイオノマー手合体と呼ばれる。
相容化剤は直接合成するか、またはグラフト重合により
つくることができる。直接合成法の一例はα−オレフィ
ンをカルボキシル部分をもったオ17− レフインと重合させる方法である。クラフト法の一例は
カルボキシル部分をもつIJ一体をポリオレフイノ′1
1°格に付加する方法である。グラフト法によりつくら
れた相容化剤の場合、ポリオレフィンはポリエチレ/ま
たはエチレンと少なくとも一種の炭素数3〜8のα−第
1/フイン、例えばプロピレン等との共重合体、或いは
少なくとも−・種の炭Jfi3〜8のα−オレフィンと
ジオレフィン、例えば1.4−へキサジエン等との共重
合体である。ポリオレフィンを不飽和カルボン酸、無水
物、またはエステルの単量体と反応させ、グラフト小合
体をつくる。適当な不飽和カルボン酸、無水物、または
エステルの代表的なものとしては次のものが含まれる。
メタクリル酸、アクリル酸。
エタクリル酸、メタクリル酸グリシジル、アクリル醇2
−ヒドロキシエチル、メタクリル酪2−ヒドロキシエチ
ル、マレモノ醇ジエチル、マレイン酸モノエチル、マレ
イン酸ジ−n−ブチル、マレイン酸無水物、マレイン酸
、フマル酸、イタコン18− 酸、このようなジカルボン酸のモノエステル、トチセニ
ルコハク酸無水物、5−ノルボルネン−2,3−無水物
、ナシン酸無水物(3,6−ニントメチレンー1.2,
3.6−チトラヒドロフタル酸無水物)等。一般にグラ
フト重合体は約0゜O1〜約20、好ましくは約0.1
〜約10、最も好ましくは約0.2〜約5 暇hY%の
クラフト単16体を含んでいる。グラフト重合体は米国
特許第4.026.967号および米国特許第3,95
3.655号に詳細に記載されている。
直接合成によりつくられる相容化剤においては、重合体
材ネ゛1は炭素数2−10のα−オレフィンと、カルボ
キシル部分の数が1または2のα。
β−不飽和カルボン酸、無水物、または塩との共重合体
である。面接合成によりつくられる相容化剤は少なくと
も75モル%のオレフィン成分と約0.2〜25モル%
のカルボキシル成分とからつくられる。
・イオノマー相容化剤は好ましくは直接合成された相容
化剤からつくられ、約90〜99モル%の才1/フィン
と約1〜10モル%のカルボキシル部分をもつα、β−
単昂体とからつくられることがl!r適である。この際
、カルボキシル部分とは酸同等物と考えられ、カルボン
酸同等物かモノカルホン酸の場合には1〜3価の金属イ
オンで中和され、カルボン酸同等物がジカルボン酸の場
合には1価の金属イオンで中和されている。中和の程度
をコントロールするためには、金属イオンは少なくとも
10%のカルボキシル部分を中和するのに十分な量で存
在している。適当なα−オレフィンおよび不飽和カルボ
ン酸、無水物、および、エヌテルf−Jt体の代表的な
ものはは前述のものと同じである。イオノマー重合体に
ついては米国特許第3.264.272号に詳細に記載
されている。
相容化剤は一般に約0.5〜3.0爪部%のカルボキシ
ル成分を含んでいる。
米国特許願第241.051号の成形品をつくる場合、
一般にポリオレフィンを用いて連続相をつくり、これは
全組成物の約60〜95重量%の品−で使用され、一方
相容性のない重合体で不連続相をつくり、これは全組成
物の約5〜約40重U−%の量で使用される。アルキル
カルボキシ置換ポリオレフィンは約0.5〜5重睦%の
量で用いられるか、必要に応じもっと多酸に使用するこ
とができる。
本発明に従えば、h記に詳細に説明しまた下記に例示す
るように、米国特許願第241 、051号の生成物を
通常の方法で、基質ポリオレフィン結晶のかなりの部分
(significantportion)が熔融する
温度より」−であるがすべての結晶が熔融してしまうよ
りは低い温度において、もとの寸法の約2〜6倍に一軸
方向または多軸方向に伸張する。この温度範囲において
、重合体マトリックスはその組織(morpholog
y)に悪影費を及ぼすことなく伸張することができる。
この温度範囲は使用される特定の基質=21− ポリオレフィンに対する通常の熱示差分析法(DSC)
熔融曲線(加熱速度lO℃/分)と対比して表わされる
。例えば、典型的な高密度ポリエチレンに対するこの曲
線の開始点は約98°Cであり、終了点は約135°C
である。この曲線を用いて、高密度ポリエチレン結晶の
可成の部分は約l15°Cで熔融するが、全部の結晶が
熔融し終るのはこの曲線の終点、即ち約135℃である
ことがわかる。従って、米国特許願第241,051号
の成形品をもとの寸法の2〜6倍に伸張する場合、基質
ポリオレフィンが高密度ポリエチレンであるならば、成
形品の温度は約115〜135℃の温度になければなら
ない。この温度以下でこの成形品を伸張しようとすれば
、成形品は破砕する。
本発明方法の一例として、米国特許願第241.051
号でつくられたフィルムの形の成形品をテンター・フレ
ーム装置で横方向に、通常の伸張ロールで機械方向に伸
張することができる。ま22− た米国特許願第241,051号の円筒形の予備成形体
の形の射出成形品は再加熱吹込成形により多軸ノ月hl
に伸張して瓶のような容器にすることができる。
驚く−きことには、交叉偏光器をつけた光学顕微鏡を用
いて証明ネれるように、基質ポリオレフィン内の縮合重
合体は本発明方法中伸張するが、伸張された成形品の一
体性は保有される。即ち、伸張後も空隙は認められなか
った。縮合重合体の融点よりもはるかに低い温度におい
て、基質ポリオレフィン・マ)・リックス内部の縮合重
合体が伸張でyる能力は、重合体成分の分子の間の構造
的な相11−作用の結果であると推論される。その機、
構の如何にかかわらず、本発明方法の生成物は米用特許
願第241,051号記載の製品に比へ、流体透過防1
1−特性が単位厚さ当り約2〜数倍改善されていること
がポされる。
下記の実施例により未発明を詳細に例示する。
実施例 l 米国特許随筆241,051vj−記載の不均一配合物
をつくるために、次のようにポリオレフィン、ポリアミ
ド、および相容化剤を混合した。
ポリアミドはへキサメチレンジアミン、アジピン酸、お
よびカプロラクタムを縮合させ77.5+i部のポリ(
ヘキサメチレンアジパミ1ζ)と22.5重重一部ポリ
カプロアミドとの組成物を得ることによりつくった。ポ
リアミドのDSC融点は約225℃である。
ポリオレフィンは密110.944g/c c、AST
M  D−1238方法により決定した熔融係数0.2
4g/10秒、DSC融点約135°Cの線状ポリエチ
レンであり、[アランン(A l a thon)PE
  7810’Jの商品名でイーφアイ・デュ・ポンφ
テ・ネモアーズ・アンド・コンパ=−(E、1.du 
 Pont  de  Nem。
u r s  and  Company)から市販さ
れている。ポリアミドおよびポリエチレンの粒子は一般
に立方体であり、各辺は約3〜4mmであった。
アルキルカルボキシル置換ポリオレフィン相容化剤は密
度0.958g、/cc、ASTM  D−1238方
法により決定した熔融係数約10g/lO秒のポリエチ
レンにフマル酸を熔融グラフト化させることにより得た
。フマル酸は米国特許第4.026,967号記載の方
法により重合体の会に品に関し約0.’l東量%の昂で
ポリエチレンにグラフト化させた。相容化剤は−・般に
立方体の粒子であり、辺の長さは約2〜3mmであった
この材料のDSC融点は約135℃であった。
この混合物は82重酸%のポリオレフィン、15重量%
のポリアミド、および3電歇%の相容化剤を含んでいる
。これをドラムの中で振盪し、粒子を完全に均一に分布
させた。
この混合物の一部を押出機、例えば米国ニューシャーシ
ー州、こニーφプランスウィック(New  Brun
swick)のミツドランドφロス(Midland 
 Ross)社製の押出機に低25− 4配合用スクリューおよび側方供給式吹込フィルム・ダ
イス型を備えたものに直接供給した。
2.5インチのダイス型を用い押出温度280°Cにお
いて、周囲的30cmのフィルム試料を吹込成形した。
対照の目的で本発明方法で伸張しなかったこのフィルム
の流体透過防Iト性を次のようにして測定した。
12.7cm(5インチ)f方の対照フィルム試料lお
よび2を、米国カリフォルニア州パサデナ(Pasad
en’a)のパサデナψハイトロリ  ン り ス  
(Pasadena    Hydraul   1C
5)社製、P−204型のような4インチのラムを取り
付けた水圧プレスにより、225°C,10,3MPA
(1500psig)で5分間プレスして平滑化した。
これらの対照試料を食糧品の肋、詰に用いるような開い
た金属の栓をもつガラス瓶を使用し、試験用の瓶、フィ
ルムの初期型開を記録しておき、トルエンを加え、約1
011間に々る試験期間の間、約211毎にトルエンの
fl’(−fit減を28− 測定することにより、トルエンに対する透過性の試験を
行った。使用したこれらのフィルム試料は円形であり、
面積は36.4′+方Cm(5,5411L方インチ)
であった。透過試験用のこれらの試料をつくる場合、厚
さ1 、6mm (1/16インチ)のオオプレン・コ
ムから切取った0−リング(はぼ瓶の口と同じ大きさ)
を用いてフィルムを瓶の【−1の1−にかぶせ、漏れが
ないように瓶を密封する。これらの対照試料に対する透
過試験の結果を下記表に示す。
面積的25.8平方cm、辺の長;!5.1cmのIF
方形のプレスしないフィルム試料を、フィルム伸張機に
より約125°Cにおいて、機械方向と横ブJ向の伸張
が回持に起るようにして3.5×3.5倍に二軸方向に
伸張した。対照フィルムと同じ方法で、フィルム試料1
.2、および3のトルエン透過性を試験した。すべての
試験は室温、22°Cで行った。すべての試料について
、得られた1f早減並びに規格化されたトルエンの透過
速度(NTPR)を計重した。NTPRは次式を用いて
決定した。
× フィルムの厚さくミル)xtoo。
但し、5.64平方インチはトルエンに露出したフィル
ムの表面積であり、1000の係数はトルエンの減少幅
を通常の1000.1P力インチのス(準に換算するた
めのものである。
表 試料   11均の壁厚   全千星減(m且と−  
 (l−− 10,0131,6+ 2     0.013     1.823    
 0.013      +、54対照1    0.
254    0.21−江罠又−0,2540,14 試料  試験時間   重鯖減  NTPR(−!  
 (24,’* 1   305.5   0.13    1(123
05,20,1412 3305,50,12+1 勾照1  233.0   0.022   39一対
重じL−一遣挫バ10ユ且(−□翻−゛史施例 2 本実施例2に用いた組成物は82重縫部の線状ボリエナ
レン、3東酸%の相容化剤、および15市品・%の[ナ
イロンJ 6/66 (22、5/77.5@ld%)
を含み、詳細はすべて実施例1と同様である。
この組成物から、一端が閉じ他端は開いて外側にネジが
切られている円拘塔形の予備成形品の形の米国特許随筆
241.051号の成形品を、14オンス(約3.8d
l)のHPM社[米国オハイオ州ガイレッド(Gile
ad)]製の射出成形機により射出成形した。この予備
成形品の全体−28= としての高さは約13.7cm、外径は約2,4cm、
壁厚は約0.4cmであった。米国特許随筆241.0
51号に従えば、一般用のスクリ、−を低速で使用する
と、低剪断混合条件が得られる。射出成形は熔融温度約
250℃で行った。成形型は約21’Oの温度に保った
。射出時間は12秒、冷却時間は9秒であった。射出お
よびパラキンク圧力は12X107Pa (17000
ps+)であった。断面を顕微鏡で検査すると、成形型
のゲートとキャビティーを流れる際に熔融物が伸張され
るために、ナイロンは層状で存在することがわかる。
この予備成形体を可動テーブルの受けにねじ込んだ。ピ
ストンで動作する中心棒が動いて予備成形体の中に入り
、予備成形体の端と接触し、再加熱[程中たわむことが
防がれる。中心棒はまた、膨張工程中子備成形体の内部
にガスを導入する役11もする。中心棒が延びる特徴を
もっているため、或程度の軸配向を怪えるのにも役立つ
30− ねじ込んだ後、予備成形体を加熱位置へと動かす。この
位置で往復運動をする電熱器を用いて予備成形体を所望
の温度に加熱する。予S成形体を11yり伺ける保持器
は、電熱器の前にある時は何時でも回転させることがで
きる。予備成形体を加熱するには約7秒+111が必要
である。
加熱「程が終Tすると、直ちに予備成形体を、約950
ccの瓶をつくるように設計された成形型のプラテンの
間の位置へと動かす。赤外線温度計1米国イリノイ州ナ
イルズ(Niles)のアーコン(Ircon)社製C
H34LC型]を用い予備成形体の表面温度を測定する
。予備成形体のモ均温度はF記の表面温度よりも恐らく
幾分低い。予備成形体の温度を平衡にするために、滞在
時間を約20〜90秒にした。この滞在時間の後に成形
型を閉し、同時に予備成形体に軸方向の力とガス(N2
)の圧力をかけて″f−@成形体を引き伸ばす。表面温
度約゛128〜133℃、吹込み時間約8秒、吹込み圧
力的7X 10’〜XIO’Pa (100〜150p
sig) で吹込みを1丁い、MMをつくった。伸張/
吹込みサイクルの後に、型を開き、瓶を冷却する。その
結束紐はその周および軸方向にそれぞれ3.4および2
.0倍伸張された。瓶の壁のモ均の厚さは約0.2mm
(7,5ミル)であった。
透過防11−性は瓶に200ccのキシレンを加え、こ
れを密封し、1〜2週間に々:り重量を(22°Cで)
周期的に測定することにより決定した。
透過性は約0.7g/11であった。
対照例 実施例1と同じ組成のペレット配合物をつイったが、使
mしたポリオレフィンは密度0.963g/cc、AS
TM  D−1238で決定された熔融係数0.3g7
10分の線状ポリエチレンであり、フィリップス・ケミ
カル(Phillips  Chemical)社から
「マーレックス(MARLEX)J EHM6’003
の商品名で市販されているものであった。
この配合物を押出吹込成形機[米国、マサチューセッツ
州、フィッッへ−り(Fitchburg)のロシュロ
ー・ダイ・アンド・マシーンCRocheleau  
Die  &  Machine)>l製]に供給した
。約11の大きさの瓶を低剪断混合(2:1の圧縮比の
スクリュー)によりつくった。ダイス型のヘッドを約2
45°Cの温度に保った。−1−記条件を用い、瓶の形
の米国特許随筆241.051号の製品をつくった。機
械のパラメータを種々の壁厚の瓶をつくり、キシレンに
対する透過性を決定した。実施例2と同等な壁厚をもつ
伸張しない瓶の透過性は約3.9g7日と計算された。
特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアスーア
ンドーカyパニー 33−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基質ポリオレフィン、該基質ポリオレフィンと相容
    性のない縮合重合体、およびアルキ)レカルポキシル置
    換ポリオレフィンから成り、該基質ポリオレフィンおよ
    び縮合重合体は成形品中において薄い、実質的に二次元
    の、平行で重なり合った材料の層として存在し、アルキ
    ルカルボキシル置換ポリオレフィンはこれ等の層の間に
    存在し且つ之等の層を互に接着させている、層状成形品
    の流体透過防1E性を改善する方法において、基質ポリ
    オレフィン結晶の可成りの部分が熔融状態になる温度よ
    り高く、該結晶がすべて熔融する温度よりは低い温度に
    おいて、該成形品をもとの寸法の2〜6倍に伸張するこ
    とを特徴とする方法。 2、−軸方向に伸張を行う特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3、多軸方向に伸張を行う特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 4、基質ポリオレフィンはポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、ポリブチレン、およびこれらの材料の共重合体から
    成る群から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、縮合重合体がポリアミドである特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 6、ポリアミ白オ組成物の10〜20重品%の量で存在
    する特許請求の範囲第5項記載の方7人。 7、縮合重合体がポリエステルである特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 8、アルキルカルホキシル ンはカルボキシル部分がポリオレフィンの骨格自身また
    は側鎖に結合したポリオレフイノから成る群から選ばれ
    る特許請求の範囲第1項記載の方J人。 9、特許請求の範囲第1〜8項記載の方法でつくられた
    製品。 10、フィルムの形の特許請求の範囲第9項記載の製品
    。 11、容器の形の特許請求の範囲第9項記載のj卜暫情
JP58041595A 1982-03-18 1983-03-15 積層成形品の低温伸張方法 Granted JPS58168525A (ja)

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US384935 1982-06-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55121017A (en) * 1979-03-06 1980-09-17 Du Pont Stratiform molding product and its preparation

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55121017A (en) * 1979-03-06 1980-09-17 Du Pont Stratiform molding product and its preparation

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