JPS58167964A

JPS58167964A - 自動試料供給装置

Info

Publication number: JPS58167964A
Application number: JP5046382A
Authority: JP
Inventors: Kojiro Hirai; 平井　孝次郎
Original assignee: Sysmex Corp; Tao Medical Electronics Co Ltd
Current assignee: Sysmex Corp
Priority date: 1982-03-29
Filing date: 1982-03-29
Publication date: 1983-10-04
Also published as: JPH0213747B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、試験管に収納された比較的粘度の高　　　−
い血液中血清などの試料を自動的に所定量吸引し。

分析装置に供給する装置に関するものである。

従来、試験管などの細長い試料容器に収納された血液な
どの試料を所定量吸引′するには、金属などのパイプに
弾性に富んだ合成樹脂製のチューブを接続し、金属パイ
プで位置決め（センタリング）を行ない、試験管中央に
面下させて試料を吸引していた。この方法は位置決めが
審易である半面、パイプとチュー′プとの接合点におい
て乱流を生じて気泡が発生した〕、あるいは汚れや試料
の付着が生じ易く、とくに血液などの粘度の高い試料を
用いた場合には、洗浄用の液を通過させても汚れが取れ
ないという欠点があった。

また吸引パイプとして金属パイプを用いずに、合成樹脂
製のチューブのみを用いた場合には、口径の小さい試験
管中央に面下させるのが困−であシ、誤って試料の吸引
ミスを生ずるなどの欠点がアッタ、と〈Ｋフッ素系樹脂
のチューブを吸引パイプとして用いた場合においては、
チューブ自体の彎曲を直すことが困亀であル、たとえに
途中まで金属パイプで二重構造（〆プルパイプの構造）
・とした場合においては、先端付近では曲っていること
が多いので、同様のミスを生ずるなどの間一点があった
・本発明は１妃の諸点に鑑みなされたもので、吸引チュー
ブを固定するチューブ保持部およびこの吸引チューブが
内部を移動可能なパイプを保持するパイプ保持部を水平
方向に移動させる水平駆動装置と、チューブ保持部およ
びパイプ保持部を上下方向に移動させる上下駆動装置と
、多数の試験管を収納した試験１立てを試験管１本分ず
つ間欠的に移動させる手段と、上下駆動装置の駆動軸に
設けられた糸巻龜状部材と、チューブ保持部とパイプ保
持部とを離間させる押圧力を発生させる手段と、吸引チ
ューブとパイプとの隙間に洗浄液を供給する手段とから
自動試料供給装置を構成することによ）、よ）簡単な構
造の駆動源で複数の動゛　作を行なわしめ、−目のない
フッ素系のチューブを吸引パイプとして用いた場合など
でも効果的に分析系へ試料の供給を行なうことかで龜る
自動試料供給装置を提供せんとするものである。

以下１本発明の構成を図面に示す実施例に基づにおいて
、１は多数の試験管２を一列に収納する試験１立て、３
は撹拌羽根、４は撹拌モータ、５ハ吸引チユーブ、６は
パイプ、７はパイプ保持部、８はチューブ保持部、９は
上下駆動用のエアＦＶンダ、１０は水゛平Ｃ前後）駆動
用のエアＶりンダである。吸引チューブ５は柔軟で耐薬
品性に優れたフッ素系の樹脂製のものを用いることが望
ましい。この吸引チューブは先端から一目なしで分析装
置内部へ導入されてｈる。前後駆動用のエアＶリンダ１
０′は固定具１１を介して分析装置本体に固定されてお
ｐ１固定具１１にはスライドＶヤフ−１２，１５が固定
され、上下駆動用のエアｙｙン〆９を固定している固定
台１４を水平直線方向（矢印ム方向）への移動を可能に
保持している。

１１ａはスライドシャフトに固定されたストッパである
。

固定台１４の移動は第２図および第３図に示すように、
Ｖりンダ１００ピｘ）ンＦ−ｖ７）１５４Ｃよって行な
われ、固定台１４０要所Ｋａスライドベアリング１６が
設けられて動電が円滑に行なわれるようになっている。

第５図に示す実線の状態ぶら破線で示゛す状態に前後方
向に移動する。

第４＠〜第７１１１に示すように、固定台１４に固定さ
れたスライドシャフト１７．１８は、下端がストッパ１
？Ｋ１１ｉ定されている。さらにスライドｖヤフ）１７
．１８の上下端近くには、パイプ保持部７．チューブ保
持部８の移動を規制す為スベー９２０％２１がそれぞれ
設けられている。なおこのスベー豐２０．２１は固定台
１４またはストッパ１９の断面をコ宇盟の一体物に成形
して、直接スライドシャツ）１７．１８を固定するよう
にして−よい、パイプ保持部７とチューブ保持部８がス
ライドＶヤフ）１７．１８に当接する部分にバーｔ−れ
ぞれスー゛イドペアリンダ２２が設けられている。一方
、パイプ保持部７とチューブ保持部８とは常に離間する
ような力が発生するように、たとえばスライドＶヤフ）
１７．１８にスプリング２３が設けられている。しかし
一方では、Ｖリンダ９０ピストンＶヤフト２４に固定さ
れた糸巻き状部材２５によって、パイプ保持部７とチュ
ーブ保持部８との動自、接合、離關距離などが規制され
るよ・うになっている、すなわち第４図においては、シ
リンダ９のピストンシャフト２４は上死点にあ夛、この
位置ではチューブ保持１１８とパイプ保持部７とは糸−
き状部材２５の下部によシ抑圧されて密着状態にあ如、
シたがって吸引チューブ５はパイプ６からはみ出し、た
とえばマニュアル動作によって試験管２の血液などの試
料を吸引させる場合に吸引チューブ先端が露出し−でぃ
ゐ必要があ）、これを満足させる状態にある。なお、も
し先端が露出していないときは、バイブロと吸引チュー
ブ５とＯ隙間に試料が毛細り管現象にょ９人〉込むおそ
れがある。２６はバッキングである。

シリンダ９のビス）ｙｓ／ヤフト２４が下降し始めると
、第５＠に示すように、ｔずパイプ保持部７がスプリン
グ２３の押圧によ゛りて下降し、糸巻き状部材２５の規
制する位置まで下降する。この状態では露出していた吸
引チューブ５の先端はバイブロの内部へ収納されるため
、吸引チューブの１１１・１１先端が曲っていたとしても、バイブロによって規制され
収納されるので、吸引ナユープは直線状に修正される。

この状態でビスｐｙｓ／ヤフト２４が下降し、試験管２
の中央部をバイブロおよび吸引チューブ５が下降する。

この状、ａｌが第６図である。

さらに第７図に示すように、ビスＦンＶヤフ）２４が下
降し、糸巻車状部材２５によってスプリング２ｓを圧縮
し、チューブ保持部８とパイプ保持１１７とを密着させ
る。すなわち吸引チューブ５の先端が露出し、試料の吸
引が可能となる。ピストンシャフト２４の上昇時は、ま
ず吸引チューブ５の先端がバイブロの内部に収納される
ので、吸引チューブ５０９ｃｊｌｌＫ付着した試料を試
験管２の内壁を汚すことはない。

第８図は、バイブロおよび吸引チューブ５が固定されて
いる位置の真＠（試験管の進行方向の逆方向）Ｋ設けら
れた撹拌羽根３を併記したもので、ピストンシャフト２
４の下死点における位置関係を示している。すなわち、
吸引前に撹拌羽根５で試料を撹拌し１次の吸引動作にそ
なえる。試験１立て１は第１１１１ＫＴｈいて社友方向
へ間欠移動する。

以上の動作の説明は、第５ｒｉａにおける破線の位置で
の動作に関するものであ）、ピストンシャフト２４が上
死点に達すると、Ｖｖンダ１０が作動して集線の位置ま
で装置を後退させる。集線の位置でのピストンシャフト
２４の下死点においては。

吸引チューブ５の先端と撹拌羽根５の先端は、それぞれ
洗浄容器２７．２８の内部に位置する。これが第１０図
および第９図の状態である。なお第９ｗＡは図示を簡明
にするために、前後躯動用のエアνリン〆１０が右側に
位置するようＫｍいている。２９はシャーシである。洗
浄容！１２Ｂには洗浄液が導入され、撹拌羽根５の洗浄
を行なう、一方、洗浄容器２７には、パイプ保持部７内
に設けた通路５０を介して洗浄液が吸引チューブ５の外
側とパイプ６の内側との隙間を通じて導入さ、れ。

バイブロの内側、吸引チューブ５の外側および吸引チュ
ーブ５の先端部が洗浄される。さらに吸引チューブ５の
内部に洗浄液を導入することによって１ｇｋ引チューブ
５の内ｉＩの洗浄を行なう１以上の動作は前述の試料吸
引時の動作と同様に、洗浄容器２７の真上まで吸引チュ
ーブ５がバイブロの内部に収納されておル、洗浄審！Ｉ
２７の真上で始めて吸引チューブ５０先端が露出して洗
浄容器内部に挿入される。

つぎに本発明の他の実施例を第１２図に基づいて説明す
る０本例の装置線、撹拌羽根を別個に設けないもので、
バイブロをパイプ保持部７にベアリング３１を介して設
けられたプーリ３２に偏心して取〉付けて構成したもの
である。すなわち、パイプ６はプーリ５２に偏心して固
定され、プーリ５２はベアリング５１を介してパイプ保
持部７に回動自在に固定され、七−！３３、プーリ３４
、ベルト５５によって回転される。一方、チューブ保持
部８内には、パイプの内側と吸引チューブの外側に洗浄
液を導く通路５６が設けられ、バッキング５７がデーＱ
Ｓ２Ｏ上部に密着可能にチューブ保持１３８下面に設け
られて洗浄液のもれを防止するようになっている。なお
前述の装置のストッパ１９はスライドシャフト１７．１
８に固定されていたが、本実施例においては、下部スト
ッパ３８を装置本体側ＫＭＭ定し、洗浄時にはパイプ保
持部７とチューブ保持部８とが密着してＶ−ルがなされ
るようにし、一方、撹拌時には幾分離れるようＫして隙
間を生じるようＫし、プーリ５２が自由に回転できる゛
ようにする。したがって、バイブロの回動により傷心さ
せられた吸引チューブ５の先端が幾分円を描くように作
動し、あたか屯撹拌棒を用いて試料を撹拌したのと同様
の効果をもたらす０本例の装置はスペースを多くとらな
いという利点を有して込る。他の構成および動作は第１
図〜第１１図に示す実施例と同様である。

以上説明したように、本発明においては、吸引ピペット
を一本の連続した柔軟−なチューブで構成することがで
き、継目がないので試料などが付着して汚れが生じた如
、試料の相互汚染を生じたシすることがなく、また上昇
、下降時には吸引チューブを外筒であるパイプが保−し
、パイプ内部に収納してしまうので、吸引チューブ先端
が常に試験管の中央に位置して吸引遡スを防止し、ｔた
試験管の壁部に試料を付着させたヤすることがなく。

さらに吸引チューブ自体が彎曲したシ、ねじれたシして
いても、パイプが矯正作用を行なうので。

ねじれをと如離いフッ素樹脂製のチューブなどを用いる
ことができるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の自動試料供給装置の一実施例を示す斜
視図、第２１ｉは装置の昇降部を含む主要部の水平１前
後）移動状態を示す平面説明図、第５８ａは間正面説明
■、第４図〜第７図は昇降部の動作の説明図、第８図は
昇降部の正面説明図、第９図および第１０図は洗浄時の
状態を示す説明図、第１１図は第９図における撹拌モー
タ付近の平面説明図、第１２図は本発明の装置の他の実
施例を示す説明図である。１・・・試験１立て、２−・・試験管、５・・・撹拌羽
根。４・・・撹拌モータ　５　＋＊＠吸引チューブ、６・・
・パイプ、７・・・パイプ保持部、８−・・チューブ保
持部、９・・・上下部動用エアＶｗシダ、１０−・・前
後駆動用エアリリンダ、１１・・・固定具、ｌｌａ”・
ストッパ、１２．１３・・・スライドシャフト、１４−
・・固定台、１５・・・ピストンＶヤフ）　、　１６−
・・スライドベアリング、１７，１Ｂ・・・スライドシ
ャフト、１９−・ストッパ、２０．２１−・・スペーサ
、２２□・・・スライドベアリング、２５・・・スプリ
ング、２４・・・ピストンＶヤフト、２５・・・糸巻き
状部材、２６・・・バッキング％２７，２８・・・′洗
浄容器、２９・−Ｖヤーν、３０・・・通路、３１°°
・ベアリング、ｓｚ−・・プーリ、３３−・・モータ、
５４°°°プーリ、５５−・・べＡ／　）　％５４−通
路、５７・・・バッキング、３８・・・下部ストッパ。

Claims

【特許請求の範囲】１、吸引チューブを固定するチューブ保持部およびこの
吸引チューブが内部を移動可能なパイプを保持するパイ
プ保持部を水平オーに移動させる水平駆動装置と、チュ
ーブ保持部訃よびパイプ保持部を上下方向に移動させる
上下駆動装置と、多数や試験管を収納した試験管立てを
試験管１本分ずつ間欠的に移動させる手段と、上下駆動
装置の駆動軸に設けられた糸巻き”状部材と、チューブ
保持部とパイプ保持部とを離間させる押圧力を発生させ
る手段と、吸引チューブとパイプとＯＩ［関に洗浄液を
供給する手段とを備えてなる仁とを特徴とする自動試料
供給装置。２　吸引チューブを固定するチューブ保持部およびζＯ
吸引チューブが内部を移動可能なパイプを保持するパイ
プ保持部を水平方向Ｋ１１ｌ動させる水平駆動装置と、
チューブ保持部およびパイプ保持部を上下方向に移動さ
せる上下駆動装置と、多数の試験管を収納した試験管立
てを試験管１本分ずつ間欠的に移動させる手段と、上下
駆動装置の駆動軸に設けられた糸巻素状部材と、チュー
ブ保持部とパイプ保持、Ｓとを離間させる押圧力を発生
させる手段と、吸引チューブとパイプとの隙間に洗浄液
を供給する手段とを備え、前記パイプはパイプ保持部に
べγリングを介して設けられたプーリに偏心して取〕付
けられてなることを特徴とする自動試料供給装置。