JPS581674A - 蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蓋、特に空気酸化により変質しやすい流体物を
収容する容器に取りつけられる蓋に関する。

油、しょう油、牛乳、ワイン、ＩＭ医薬品など多くの流
体物は、空気酸化によりその品質が低下したり空気中の
雑菌により腐敗する。これら流体物を収容する従来の容
器の蓋にはこのような酸化腐敗の防止対策が施こされて
いない。

本発明の目的は、容器に収容された流体物の空気酸化お
よび腐敗を防止する蓋を提供することにある。本発明の
他の目的は、製造の簡単な酸化防止用蓋を提供すること
にある。本発明のさらに他の目的は、安価な酸化防止用
蓋を提供することにある。

以下に本発明を実施例にもとづき図面を参照しつつ詳述
する。

第１図に示すように２本発明の蓋ｌは、五本体２と、管
３と９袋４とを有する。蓋本体２は９表裏面を貫通する
第１貫通孔２１と第２貫通孔２２とを有する。蓋本体２
の形状や材質には特に制限はない。第１貫通孔２１には
管３が気合水密状に嵌入している。蓋本体２にはこの管
３を介して袋４がその開口部４０を気密水密状に連結し
ている。

袋４の材質は、用いる流体物に依存して決まるが。

耐薬品性、耐高温性などから例えばポリエチレンである
。その容量は、少くとも蓋１の適用される容器の容量に
等しい。

この蓋１は９通常、空気酸化により変質したり空気中の
雑菌により腐敗しやすい１例えばしよう油、ワイン、農
医薬品などの流体物５を収容する容器６の流体動注出口
６０に取りつけられる。容器６を傾斜させると、第２図
（ａ）に示すように、流体物５は上記第２貫通孔２２か
ら外部へ注出される。流体物５が注出されるにしたがい
、外気が第１！！′通孔２１の管３を介して袋４内に流
入する。

第２図（ｂ）に示すように、流体注出量に略等しい量の
空気７が、この袋４を介して、注出流体物と置換される
ことになる。しかも、容器６内に残留する流体物は空気
に触れない。

貫通孔２１．２２のうちの少くとも一方には必要に応じ
て逆止弁が取りつけられ得る。第１貫通孔２１に設けら
れる逆止弁は、外気の袋４への流入を許すが一旦流入し
た空気をこの貫通孔２１から流出するのを阻止する。こ
の逆、ヒ弁は、管３゜例えばその一端に設けることもで
きる。第２貫通孔２２の逆止弁は、流体物のこの貫通孔
２２からの流出を許すが外気のこの貫通孔２２からの流
入を阻止するものである。逆止弁としては９例えばプラ
スチックフィルム片でなり、Ｘ通孔をおおうように蓋面
に配置されその一部が孔近傍で接右などの手段により固
着される。第２賞通孔用逆止弁としては、また２例えば
貫通孔空間を上下動する球体などの既知部材で構成され
得る。

注出口６０の著しく小さい容器に蓋１を用いるときには
１５貫通孔２１．２２はいずれもその径が小さく設計さ
れるため、を通孔２２からの外気の流入が著しく少ない
。それゆえ、しようＭｂやワインのような空気との接触
により変質しやすい流体動以外のものには、上記のよう
な逆止弁は必ずしも必要ではない。容器６が転倒して中
の流体物５が流失しないよう、容器密閉用の補助蓋や蓋
１に被覆することもできる。

本発明の蓋１はこのような構造と機能を有するため、前
記目的に対応する優れた効果を奏し得る。

咄 容器内流体物の蒸発が防せげるため、　！＋・と変化等
に伴う種々の弊害を除くこともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の蓋１の一例を示す部分切欠正面図、第
２図（３）および（ｂｌは蓋１を容器６に取りつけ機能
させた状態を示す半図解および断面正面図である。 １・・・蓋、２・・・蓋本体、３・・・管、４・・・袋
、５・・・流体物、６・・・容器、２１．２２・・・貫
通孔、６０・・・注出口。 以上 代理人　弁理士　山　本　秀　策

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １１１）　　表裏面を貫通する第１および第２貫通孔を
   有する蓋本体と、 （２）　　該第１貫通孔に気密水密状に嵌入する管と、 （３）　　該蓋本体に原管を介して気密水密状にその開
   口、ｓｔｓを連結する袋と、 を有する蓋。