JPS5816673A - 嫌気性菌の簡易培養装置 - Google Patents
嫌気性菌の簡易培養装置Info
- Publication number
- JPS5816673A JPS5816673A JP11409281A JP11409281A JPS5816673A JP S5816673 A JPS5816673 A JP S5816673A JP 11409281 A JP11409281 A JP 11409281A JP 11409281 A JP11409281 A JP 11409281A JP S5816673 A JPS5816673 A JP S5816673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- anaerobic bacteria
- oxygen
- carbon dioxide
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M29/00—Means for introduction, extraction or recirculation of materials, e.g. pumps
- C12M29/20—Degassing; Venting; Bubble traps
- C12M29/22—Oxygen discharge
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/30—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration
- C12M41/34—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of concentration of gas
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
に関する.従来、臨床材料の細菌検査において一般に好
気性菌の培養に主体がおかれ勝ちでもったので嫌気性菌
培養はその培養法の特殊性からとかくなおざ,9にされ
九嫌いがあつ九.従って嫌気性菌の検出及び同定法の確
立4遅れておシ、病因菌の種も属も判明しないことが多
々生じてい喪。嫌気性菌が病因菌である疾患は従来から
もあつ九ことは勿論であるが近時、゛嫌気性菌の検出及
び同定法が確立され、嫌気性菌培養の実例が多々認めら
れ、又化学療法剤が多用され、合成副腎皮質ステロイド
ホルモンも使われ始めてから、嫌気性菌の関連する様相
の違った現象が臨床的にみられるようになっている。こ
のため臨床検体からの嫌気性菌の同定が重要な臨床検査
項目となシつつある。
気性菌の培養に主体がおかれ勝ちでもったので嫌気性菌
培養はその培養法の特殊性からとかくなおざ,9にされ
九嫌いがあつ九.従って嫌気性菌の検出及び同定法の確
立4遅れておシ、病因菌の種も属も判明しないことが多
々生じてい喪。嫌気性菌が病因菌である疾患は従来から
もあつ九ことは勿論であるが近時、゛嫌気性菌の検出及
び同定法が確立され、嫌気性菌培養の実例が多々認めら
れ、又化学療法剤が多用され、合成副腎皮質ステロイド
ホルモンも使われ始めてから、嫌気性菌の関連する様相
の違った現象が臨床的にみられるようになっている。こ
のため臨床検体からの嫌気性菌の同定が重要な臨床検査
項目となシつつある。
嫌気性菌の同定の丸めには先ず帆碧それ自体の環境に嫌
気を保ちその中の嫌気性菌を培養しなければならない。
気を保ちその中の嫌気性菌を培養しなければならない。
嫌気性mは文字通り酸素の存在下では発育しないかまえ
は菌種により死滅するので人為的に繁殖させるKFi無
M素の環境が必要で、さらKIの発育のために少量の炭
Mガスの存在が必要である.この嫌気状態即ち無酸素環
境を大気中で簡便に作ることは容易でなく、実験室又は
検査室において社可能であっても夷地医家が診療の現場
で手軽に行えるものではなかった.以下にその例を説明
すると、先ず密閉できる例えば硝子ビンなどで大気と隔
絶しうる小環境を作シ、その中に脱酸素剤、炭a,fス
発生剤と培養基とを置くものである.次に嫌気性菌の検
査対称材料となるものは血液、膿、分泌物、穿刺液等で
あるが採取部位としては口腔内、腫瘍部、一般皮膚、鼻
咽喉、膣、糞等である.なおtiこれらから分離される
嫌気性菌の菌種としてはイデトコクス(P@ptoco
ccus)、−67”)ストレグトコクス(P@pto
strsptococcus) 。
は菌種により死滅するので人為的に繁殖させるKFi無
M素の環境が必要で、さらKIの発育のために少量の炭
Mガスの存在が必要である.この嫌気状態即ち無酸素環
境を大気中で簡便に作ることは容易でなく、実験室又は
検査室において社可能であっても夷地医家が診療の現場
で手軽に行えるものではなかった.以下にその例を説明
すると、先ず密閉できる例えば硝子ビンなどで大気と隔
絶しうる小環境を作シ、その中に脱酸素剤、炭a,fス
発生剤と培養基とを置くものである.次に嫌気性菌の検
査対称材料となるものは血液、膿、分泌物、穿刺液等で
あるが採取部位としては口腔内、腫瘍部、一般皮膚、鼻
咽喉、膣、糞等である.なおtiこれらから分離される
嫌気性菌の菌種としてはイデトコクス(P@ptoco
ccus)、−67”)ストレグトコクス(P@pto
strsptococcus) 。
バクfロイrス(Beat・raid・$)、スフエロ
フォルス(Spha*rophorus) 、7ノdク
テリ9ム(Fuso−bact*rlum)、 クロス
トリジウム(Clostr ldlum)及びシI81
バクテリウム(C日1obaetsrlum) 等を
挙げ得る。
フォルス(Spha*rophorus) 、7ノdク
テリ9ム(Fuso−bact*rlum)、 クロス
トリジウム(Clostr ldlum)及びシI81
バクテリウム(C日1obaetsrlum) 等を
挙げ得る。
次に脱aI素法として従来はろうそく法、スチールウー
ル法、ピロガロール法及び触媒法があって夫々次の操作
を行う。
ル法、ピロガロール法及び触媒法があって夫々次の操作
を行う。
l)ろうそく法
広口の大きなガラスビン(St容位)の片隅に小さなろ
うそくを立て、培養の準備が終ったら点火し、直ちにフ
タをして密封する.暫らくすると火は消える.ビンのま
tふ卵器中に移し培養する。
うそくを立て、培養の準備が終ったら点火し、直ちにフ
タをして密封する.暫らくすると火は消える.ビンのま
tふ卵器中に移し培養する。
コ)スチールウール法
約lI0℃に保温されpH/.j−コ.Oをもち界面活
性剤(商標名)ツイーンざOのO.η]を含有する0.
5〜/.0%硫酸銅水溶液のSOOdVCスチールウー
ル/に11を浸し、ウール面カ銅で被接されるに至って
これを取出し水を切って後にこれをそのまま容器内に嫌
気性菌接種後の培養基含有の別容器と共に同封する.密
閉容器のコックから吸引ポンプで容器内の空気を除去し
て後にコックを閉めふ卵器中で嫌気性菌を培養する。
性剤(商標名)ツイーンざOのO.η]を含有する0.
5〜/.0%硫酸銅水溶液のSOOdVCスチールウー
ル/に11を浸し、ウール面カ銅で被接されるに至って
これを取出し水を切って後にこれをそのまま容器内に嫌
気性菌接種後の培養基含有の別容器と共に同封する.密
閉容器のコックから吸引ポンプで容器内の空気を除去し
て後にコックを閉めふ卵器中で嫌気性菌を培養する。
3)ピロガロール法
ピロガロール1gと10%水酸化カリウム10dとの混
合液またFiv党ガロールo.siと炭酸ンーダo.s
tiとの混合液を容器に入れ、これを嫌気性菌接種後の
培養基を含有する別容器と並べて密閉容器中に置き嫌気
性菌を培養する。。
合液またFiv党ガロールo.siと炭酸ンーダo.s
tiとの混合液を容器に入れ、これを嫌気性菌接種後の
培養基を含有する別容器と並べて密閉容器中に置き嫌気
性菌を培養する。。
q)触媒法
これに酸素と水素とが触媒の下で反応することを利用し
、触媒を入れた密封容器に外部から水素を導入し中の酸
素を除去する方法である.水素はキップ装置で例えば亜
鉛と塩酸とから得るか、水素がンペから導入する=この
他に密閉容器の中の気体をすべて炭酸ガスで置換する方
法もあるがこの場合にもキップの装置でガスを発生させ
るか又は炭酸ガスIンぺから導入する。
、触媒を入れた密封容器に外部から水素を導入し中の酸
素を除去する方法である.水素はキップ装置で例えば亜
鉛と塩酸とから得るか、水素がンペから導入する=この
他に密閉容器の中の気体をすべて炭酸ガスで置換する方
法もあるがこの場合にもキップの装置でガスを発生させ
るか又は炭酸ガスIンぺから導入する。
以上のように従来の方法では嫌気性菌の培養は簡単な容
器のみではその遂行が固型であシ附帯設備例えば真空ポ
ンプ、ガス発生装置又はゲンベ等が必要であった。この
ような理由からよシ簡易な嫌気性菌の培養又は分離を可
能とする装置が望オれていた。本発明は上記の理由から
嫌気性菌の培養及び分離が容易に実施できる簡易な培養
装置の提供を目的とする。詳しくは本発明は蓋2及びバ
ッキング8を具える密封可能の容器1と、この中に収納
されるべき培地4^を満したペトリ皿又は試験管4と、
鉄とノ・四グン化アルカリ塩又はアスコルビン酸と水酸
化カルシウムとからなる脱酸素剤(酸素吸収剤)5^を
有する袋又は容器5と、脱酸素状態を指示する試験紙6
と、適尚な炭酸塩同封しないか又は同封して有する簡易
な嫌気性菌培養装置である。
器のみではその遂行が固型であシ附帯設備例えば真空ポ
ンプ、ガス発生装置又はゲンベ等が必要であった。この
ような理由からよシ簡易な嫌気性菌の培養又は分離を可
能とする装置が望オれていた。本発明は上記の理由から
嫌気性菌の培養及び分離が容易に実施できる簡易な培養
装置の提供を目的とする。詳しくは本発明は蓋2及びバ
ッキング8を具える密封可能の容器1と、この中に収納
されるべき培地4^を満したペトリ皿又は試験管4と、
鉄とノ・四グン化アルカリ塩又はアスコルビン酸と水酸
化カルシウムとからなる脱酸素剤(酸素吸収剤)5^を
有する袋又は容器5と、脱酸素状態を指示する試験紙6
と、適尚な炭酸塩同封しないか又は同封して有する簡易
な嫌気性菌培養装置である。
実施例
次に本発明の実施例について詳しく説明する。
第1図は本発明Kかかわる嫌気性菌の簡易培養装置の一
具体例の透視側面図である。この培養装置において上面
開口した円筒形の硝子容器1は内径23、高さ9.5c
xs、内容約30−を有し、開口部に螺溝を設け、この
螺溝に螺合する金属性の蓋2及び該容器の開口上面と蓋
2との間に介挿されるバッキング8を具える。この容器
lの中に収納される内径O0g〜0.9m、長さざ備の
試験管4はその上部開放口がアルミ製のキャラ7”4A
でゆるく蔽われ管内は培地4Bで満される0本例で培地
4Bは液状又は流体をなす、液状培地の一例として商橡
名「グラブイア“昭和“」(昭和薬品化工株式会社製)
が便8に使用され得る。寒天平板培地を用いるときKは
試験管とアルミキャップとの代シにこれに適する大きさ
の培養基容器即ちヘトリ皿を用い、脱酸素剤も脱酸素能
力の大きなものにかえる。
具体例の透視側面図である。この培養装置において上面
開口した円筒形の硝子容器1は内径23、高さ9.5c
xs、内容約30−を有し、開口部に螺溝を設け、この
螺溝に螺合する金属性の蓋2及び該容器の開口上面と蓋
2との間に介挿されるバッキング8を具える。この容器
lの中に収納される内径O0g〜0.9m、長さざ備の
試験管4はその上部開放口がアルミ製のキャラ7”4A
でゆるく蔽われ管内は培地4Bで満される0本例で培地
4Bは液状又は流体をなす、液状培地の一例として商橡
名「グラブイア“昭和“」(昭和薬品化工株式会社製)
が便8に使用され得る。寒天平板培地を用いるときKは
試験管とアルミキャップとの代シにこれに適する大きさ
の培養基容器即ちヘトリ皿を用い、脱酸素剤も脱酸素能
力の大きなものにかえる。
良にこの容器l内に収容される小容器9の中には炭酸ガ
ス発生剤9^が入っている。本例では炭識水索ナトリウ
ムと炭酸カルシウムとの組合せを使用したが本発明はか
ような例の範囲内に限定されないことを当業者#′i理
解すべきである。同じく該容器1内に収納される脱酸素
剤5^を封入しである合成樹脂製袋5は同袋面に設けた
細孔を有し、又#容器1内に脱酸素状態を示す試験紙6
も収納される。
ス発生剤9^が入っている。本例では炭識水索ナトリウ
ムと炭酸カルシウムとの組合せを使用したが本発明はか
ような例の範囲内に限定されないことを当業者#′i理
解すべきである。同じく該容器1内に収納される脱酸素
剤5^を封入しである合成樹脂製袋5は同袋面に設けた
細孔を有し、又#容器1内に脱酸素状態を示す試験紙6
も収納される。
脱酸素剤として本発明者らはこれを自作して使用してい
たが、同様の原理によるものと思われる鉄粉系の市販品
を便利に使用し得ることを認めた。
たが、同様の原理によるものと思われる鉄粉系の市販品
を便利に使用し得ることを認めた。
これは理論的には鉄粉に食塩をまぶし鉄の酸化を促進せ
しめ九ものである。この場合に鉄粉としては純鉄粉を使
用すると酸化作用を速める効があり、また鉄粉に食塩と
活性戻粉とを混合すると一段と吸着を増して顕著な脱酸
素効果を賽する。又使用する脱酸素剤量としては見込酸
素量の数百倍以上が望ましい。使用量が多いとそれだけ
酸素と鉄との接触作用が増し短時間そ脱酸素が終了する
からである。例えば硝子容器の内容積は約30dである
から従って酸素量は61である。すなわちアアモルの酸
素に相当する。また使用した鉄粉は約二Iであり、これ
は約//2g モルに相当する。また鉄と酸素との反応
1d JFe + 、702→2F・03であるため鉄
は酸素の2/3モルと少な(てよいことから本例では鉄
は酸素に対し約200倍量使用したことになシ約lS分
で脱酸素が終了している。また本例に使用した鉄が硝子
容器に残存する酸素ガスの消費には十分であることを示
している。なおまた脱酸素剤は開封したら直ちに使用す
る。また同様に調製したら直ちに使用することが望まし
いのは当然である。現在ではこれら脱酸素剤が袋詰めで
市販されているためこれを使用すれば新しく調製する必
要なく非常に簡便化された。なお本発明で使用される脱
酸素剤は上記のもののみに限定されないことは勿論であ
る。
しめ九ものである。この場合に鉄粉としては純鉄粉を使
用すると酸化作用を速める効があり、また鉄粉に食塩と
活性戻粉とを混合すると一段と吸着を増して顕著な脱酸
素効果を賽する。又使用する脱酸素剤量としては見込酸
素量の数百倍以上が望ましい。使用量が多いとそれだけ
酸素と鉄との接触作用が増し短時間そ脱酸素が終了する
からである。例えば硝子容器の内容積は約30dである
から従って酸素量は61である。すなわちアアモルの酸
素に相当する。また使用した鉄粉は約二Iであり、これ
は約//2g モルに相当する。また鉄と酸素との反応
1d JFe + 、702→2F・03であるため鉄
は酸素の2/3モルと少な(てよいことから本例では鉄
は酸素に対し約200倍量使用したことになシ約lS分
で脱酸素が終了している。また本例に使用した鉄が硝子
容器に残存する酸素ガスの消費には十分であることを示
している。なおまた脱酸素剤は開封したら直ちに使用す
る。また同様に調製したら直ちに使用することが望まし
いのは当然である。現在ではこれら脱酸素剤が袋詰めで
市販されているためこれを使用すれば新しく調製する必
要なく非常に簡便化された。なお本発明で使用される脱
酸素剤は上記のもののみに限定されないことは勿論であ
る。
脱酸素状態を検出する試験紙としてハリイムフイデイク
(R1@mfdljk)の研究にもとづくメチレンデル
ウ主剤の試薬を含浸又は付着させたものを使用すると便
利であるが本発明はこの試薬の使用のみに限定されない
ことを轟業者は理解すべきである。
(R1@mfdljk)の研究にもとづくメチレンデル
ウ主剤の試薬を含浸又は付着させたものを使用すると便
利であるが本発明はこの試薬の使用のみに限定されない
ことを轟業者は理解すべきである。
使用例
発明の培養装置を使用して嫌気性菌培養又は分離を実施
するには先ず試験管4に培地4Bを満したものに検体(
嫌気性菌又はその含有物)を接樵してキャラ7’4Aを
施し、容器lの中に装入する。
するには先ず試験管4に培地4Bを満したものに検体(
嫌気性菌又はその含有物)を接樵してキャラ7’4Aを
施し、容器lの中に装入する。
同時に脱酸素剤5^(約29)の入った袋すと脱酸素状
態指示用の試験紙6とを同封する。同袋面には多数の細
孔があけられ、容器1内の空気と脱酸素剤との接触を容
易にしている。さらに炭酸水素ナトリヴム(粉末)と炭
酸カルシウム(粉末)との等量混合物(炭酸ガス発生剤
)約/−11を有するプラスチック製小容器9に対し、
本装置の使用時に水70滴を滴下する。このように各々
の要素の同側が終ると容器lの蓋atパツギング8を介
して螺合させて外気と容器内とを遮断する。このように
処置して約ig分間経過すると試験紙が退色する。これ
を常法によシ3り℃で2を時間培養すると薗Fi第1図
<ZCに示すごとくコロニイ状か又は白濁として関めら
れる。さらにこの菌は釣菌され、同定検査が行われるが
この時にも本発明の簡易培養装置が有利に応用されるこ
とは言うまでもない。
態指示用の試験紙6とを同封する。同袋面には多数の細
孔があけられ、容器1内の空気と脱酸素剤との接触を容
易にしている。さらに炭酸水素ナトリヴム(粉末)と炭
酸カルシウム(粉末)との等量混合物(炭酸ガス発生剤
)約/−11を有するプラスチック製小容器9に対し、
本装置の使用時に水70滴を滴下する。このように各々
の要素の同側が終ると容器lの蓋atパツギング8を介
して螺合させて外気と容器内とを遮断する。このように
処置して約ig分間経過すると試験紙が退色する。これ
を常法によシ3り℃で2を時間培養すると薗Fi第1図
<ZCに示すごとくコロニイ状か又は白濁として関めら
れる。さらにこの菌は釣菌され、同定検査が行われるが
この時にも本発明の簡易培養装置が有利に応用されるこ
とは言うまでもない。
本例では菌株として保存菌株を用いた。培養の結果は良
好な成績e与えた。
好な成績e与えた。
本発明の嫌気性菌簡易培養装置は従来のように附帯設備
例えば炭酸ガスノンぺ、真空ポンプ、ガス発生相キップ
装置を必要とせず、乾式の脱酸素剤を使用して脱酸素を
行い小型で簡便、安価で安全に嫌気性菌の培養と分離と
を達成させ得る。
例えば炭酸ガスノンぺ、真空ポンプ、ガス発生相キップ
装置を必要とせず、乾式の脱酸素剤を使用して脱酸素を
行い小型で簡便、安価で安全に嫌気性菌の培養と分離と
を達成させ得る。
従って本発明の嫌気性菌の簡易培養装置の使用は嫌気性
細菌の検査を容易にし臨床検査の迅速化、診断の確実性
に寄与するものである。
細菌の検査を容易にし臨床検査の迅速化、診断の確実性
に寄与するものである。
第1図は本発明の嫌気性菌簡易培養装置(−例として内
容30ULlの硝子容器とその中に収納された諸要素)
の透視側面図である。 1・・・円筒形硝子容器、2・・・金属製中ヤツ!、8
・・・・ヤツキング、4・・・試験管、4A・・・試験
管キャップ、4B・・・培地、4C・・・嫌気性菌コロ
ニイ、5・・・脱酸素剤収納容器又は袋、5A・・・脱
酸素剤、6・・・試験紙(脱酸素状態を示す)、9・・
・炭酸ガス発生剤収納小容器、9A・・・炭酸ガス発生
剤。 第 へ。 、4A /4 ・5 A
容30ULlの硝子容器とその中に収納された諸要素)
の透視側面図である。 1・・・円筒形硝子容器、2・・・金属製中ヤツ!、8
・・・・ヤツキング、4・・・試験管、4A・・・試験
管キャップ、4B・・・培地、4C・・・嫌気性菌コロ
ニイ、5・・・脱酸素剤収納容器又は袋、5A・・・脱
酸素剤、6・・・試験紙(脱酸素状態を示す)、9・・
・炭酸ガス発生剤収納小容器、9A・・・炭酸ガス発生
剤。 第 へ。 、4A /4 ・5 A
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (り外気を遮断し得る容器、及びこの容器の中に収納さ
れるべき次のダ種の要素即ち(・)培地を有する蓋付き
容器、(b)脱酸素剤を有する袋又は容器、(C)脱酸
素状態を顕示する試験片又は試験紙及び(d)炭酸ガス
発生剤を有する容器の組合せから成ることを特徴とする
嫌気性菌の簡易培養装置。 (2)外気を速断し得る容器が通気性を有しないガラス
又はプラスチック製のビン或は袋などであって用時に開
口され、かつ培養時には気密にされ外気を速断すること
が可能であることを特徴とする特許請求範囲第(1)項
に記載の装置。 (3)脱酸素剤が鉄粉およびハロダンアルカリ塩または
これにさらに活性炭粉を混じた混合物からなることを特
徴とする特許請求の範囲第(11項に記載の装置。 (4)炭酸ガス発生剤が炭酸水素ナトリウムと炭酸カル
シウムとを混じた混合物からなることを特徴とする特許
請求の範囲第(1)項に記載の装置。 (5) 試験片又は試験紙が酸素減少又は無酸票状態達
成と共に変色又祉退色する化学試薬を含浸又は付着させ
てなるものであることを特徴とする特許請求の範囲第(
1)項に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11409281A JPS5816673A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 嫌気性菌の簡易培養装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11409281A JPS5816673A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 嫌気性菌の簡易培養装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5816673A true JPS5816673A (ja) | 1983-01-31 |
JPS615707B2 JPS615707B2 (ja) | 1986-02-20 |
Family
ID=14628896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11409281A Granted JPS5816673A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 嫌気性菌の簡易培養装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816673A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121083A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-29 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 嫌気的または微好気的環境の形成用パツケ−ジ |
JPS63296683A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-12-02 | ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー | 嫌気性ガス生成組成物 |
EP1538195A1 (en) * | 2003-12-04 | 2005-06-08 | The Automation Partnership (Cambridge) Limited | Cell culture device |
CN104694445A (zh) * | 2015-04-01 | 2015-06-10 | 黑龙江大学 | 一种厌氧微生物培养基复合去氧层 |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11409281A patent/JPS5816673A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121083A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-01-29 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 嫌気的または微好気的環境の形成用パツケ−ジ |
JPS6260063B2 (ja) * | 1984-07-06 | 1987-12-14 | Becton Dickinson Co | |
JPS63296683A (ja) * | 1987-05-01 | 1988-12-02 | ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニー | 嫌気性ガス生成組成物 |
EP1538195A1 (en) * | 2003-12-04 | 2005-06-08 | The Automation Partnership (Cambridge) Limited | Cell culture device |
CN104694445A (zh) * | 2015-04-01 | 2015-06-10 | 黑龙江大学 | 一种厌氧微生物培养基复合去氧层 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS615707B2 (ja) | 1986-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4038148A (en) | Anaerobic environmental system for bacteria culture testing | |
US4014748A (en) | Anaerobic culture collecting and transporting apparatus | |
CA1125635A (en) | Culturing bottle | |
US4013422A (en) | Gas generating apparatus | |
JPS59146599A (ja) | バクテリアの存在を調べる方法及び装置 | |
US4023934A (en) | Color indicator apparatus for presence of oxygen | |
JPS589684A (ja) | 嫌気性生物用の酸素除去装置 | |
Ohwaki et al. | Stomach fermentation in East African colobus monkeys in their natural state | |
DE3377459D1 (en) | Method and apparatus for collecting and/or growing protected biological specimens | |
US3939044A (en) | Anaerobic microbe transport assembly and method of using | |
US4012203A (en) | Gas generating apparatus for use with culture transport and storage | |
Chakravarty | Glycolysis in rat peritoneal mast cells | |
US4108728A (en) | Anaerobic liquid transport apparatus | |
Hall | A review of the development and application of physical and chemical principles in the cultivation of obligately anaerobic bacteria | |
JPS5816673A (ja) | 嫌気性菌の簡易培養装置 | |
JP2008029332A (ja) | 嫌気性細菌培養キット用容器および嫌気性細菌培養キット、並びに嫌気性細菌培養方法および嫌気性細菌の生育判別方法 | |
Wilkins et al. | Anaerobic specimen transport device | |
CA1056340A (en) | Anaerobic liquid transport apparatus | |
EP2415874A1 (en) | Method for testing drug sensitivity and device thereof | |
CN210314248U (zh) | 一种医学检验肠道菌落培养装置 | |
US4105498A (en) | Anerobic specimen transport system | |
Chan et al. | Preparation of prereduced anaerobically sterilized media and their use in cultivation of anaerobic bacteria | |
Barton et al. | Simple economical anaerobiosis. | |
SU1738857A1 (ru) | Способ выделени иерсиний | |
Kelser | Manual of veterinary bacteriology |