JPS5816380Y2 - 多用途鋏 - Google Patents
多用途鋏Info
- Publication number
- JPS5816380Y2 JPS5816380Y2 JP564180U JP564180U JPS5816380Y2 JP S5816380 Y2 JPS5816380 Y2 JP S5816380Y2 JP 564180 U JP564180 U JP 564180U JP 564180 U JP564180 U JP 564180U JP S5816380 Y2 JPS5816380 Y2 JP S5816380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- scissors
- recess
- inner edge
- joint surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
- Devices For Opening Bottles Or Cans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は多用途鋏の改良に関するもので、その目的と
するところは、特に調理台、作業台、机上等に加工材料
とともに置かれた鋏を手に取る際の容易さ、及び握り易
さに加え、加工材料の中に紛れ込んでいても視覚によっ
て位置をたやすく発見できるようにし、併せて切断だけ
でなく、瓶の蓋や王冠の排除を簡単に行うことのできる
使い勝手に優れた鋏を提供することにある。
するところは、特に調理台、作業台、机上等に加工材料
とともに置かれた鋏を手に取る際の容易さ、及び握り易
さに加え、加工材料の中に紛れ込んでいても視覚によっ
て位置をたやすく発見できるようにし、併せて切断だけ
でなく、瓶の蓋や王冠の排除を簡単に行うことのできる
使い勝手に優れた鋏を提供することにある。
従来多用途鋏には種々の構造のものが知られているが、
その構造は何れも鋏体の刃部から延設された細幅の把柄
部の両面側に把柄部を挾むように把柄が形成されたもの
であった。
その構造は何れも鋏体の刃部から延設された細幅の把柄
部の両面側に把柄部を挾むように把柄が形成されたもの
であった。
そのため、この把柄部に栓抜きを設ける場合、把柄から
突出するように設けなければならず、鋏の全長が長くな
って大型化し、取扱いに不便となる不都合があった。
突出するように設けなければならず、鋏の全長が長くな
って大型化し、取扱いに不便となる不都合があった。
この考案は、鋏を構成する2枚の鉄片に夫々平板状で幅
の広い把柄部を設け、この把柄部の内側縁を凹凸させた
噛合部を設けるとともに、内側縁の一部を切欠いて凹欠
部を形成し、その凹欠部に於いて幅方向に沿った内縁を
栓抜き用の掛止部に形成した鋏片と、その鋏片の噛合部
及び掛止部に対応する位置に凹部が形成され、その凹部
と反対側から指孔が設けられた把柄とからなり、この把
柄を鋏体の把柄部の一面側に固着してなるものである。
の広い把柄部を設け、この把柄部の内側縁を凹凸させた
噛合部を設けるとともに、内側縁の一部を切欠いて凹欠
部を形成し、その凹欠部に於いて幅方向に沿った内縁を
栓抜き用の掛止部に形成した鋏片と、その鋏片の噛合部
及び掛止部に対応する位置に凹部が形成され、その凹部
と反対側から指孔が設けられた把柄とからなり、この把
柄を鋏体の把柄部の一面側に固着してなるものである。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図イ9口、ハに於いて、鋏1は左右一対の鋏片2が
その長さ方向中間においてビス6により枢着されたもの
で、各鋏片2は刃部から平面がほぼ半円形を呈し、かつ
平面積を大きく刃部よりも幅の広い把柄部3が一体に形
成されている。
その長さ方向中間においてビス6により枢着されたもの
で、各鋏片2は刃部から平面がほぼ半円形を呈し、かつ
平面積を大きく刃部よりも幅の広い把柄部3が一体に形
成されている。
把柄部3は、鋏1の互いに向合うとともに鋏片2の開閉
にともない接離自在となった内側縁に、その内側縁を所
定長さ波形に凹凸させた噛合部4が形成され、瓶類の蓋
を両側から挾持し得るようになっている。
にともない接離自在となった内側縁に、その内側縁を所
定長さ波形に凹凸させた噛合部4が形成され、瓶類の蓋
を両側から挾持し得るようになっている。
噛合部4に近接して内側縁から把柄部3の幅方向へ凹状
に切欠いた凹欠部が設けられ、その凹欠部に於いて把柄
部3の幅方向に沿った一側の内縁が王冠に掛止されるべ
き栓抜き用の掛止部5に形成されている。
に切欠いた凹欠部が設けられ、その凹欠部に於いて把柄
部3の幅方向に沿った一側の内縁が王冠に掛止されるべ
き栓抜き用の掛止部5に形成されている。
把柄部3の一面側に固着される把柄7は、合成樹脂の成
型、木又は肉厚の合板等の削り出しなどにより半割球形
、同楕円形等の対に形成され、把柄部3との接合面8側
から上記噛合部4及び掛止部5に対応する位置に凹部9
が設けられている。
型、木又は肉厚の合板等の削り出しなどにより半割球形
、同楕円形等の対に形成され、把柄部3との接合面8側
から上記噛合部4及び掛止部5に対応する位置に凹部9
が設けられている。
第1図の把柄7は把柄部3との接合面8と反対側は四分
の一球面に形成され、その球面側から把柄部3へ向けて
指孔10が設けられている。
の一球面に形成され、その球面側から把柄部3へ向けて
指孔10が設けられている。
この把柄7は、その接合面8と把柄部3とが密接するよ
うに把柄部3の一面側へ接着又は鋲着されている。
うに把柄部3の一面側へ接着又は鋲着されている。
次に、第2図イ9ロ、八に示すものは別の実施例で、鋏
片2は上記実施例の半円形の把柄部3とは形状を異にし
、多角形状の把柄部3,3′が設けられている。
片2は上記実施例の半円形の把柄部3とは形状を異にし
、多角形状の把柄部3,3′が設けられている。
その把柄部3,3′の内側縁には噛合部4が設けられ、
内側縁側から切欠かれた凹欠部の内縁が掛止部5に形成
されている。
内側縁側から切欠かれた凹欠部の内縁が掛止部5に形成
されている。
2枚の鋏片2のうち一側の鋏片2の把柄部3′には、把
柄7の外側縁に平行するようにして挾み口11を有する
罐切り12が設けられている。
柄7の外側縁に平行するようにして挾み口11を有する
罐切り12が設けられている。
把柄部3,3′の一面には把柄7が固着され、その把柄
7には把柄部3,3′への接合面8側から噛合部4及び
掛止部5に対応して凹部9が形成され、接合面8と反対
側には指孔10が設けられている。
7には把柄部3,3′への接合面8側から噛合部4及び
掛止部5に対応して凹部9が形成され、接合面8と反対
側には指孔10が設けられている。
第3図に示す把柄7′は複数個の指孔10が設けられた
ものである。
ものである。
この考案に於いて鋏1を切断する道具として使用する場
合は、把柄7の指孔10に指先を挿入して通常のように
鋏片2を操作すればよい。
合は、把柄7の指孔10に指先を挿入して通常のように
鋏片2を操作すればよい。
このとき指先は指孔10内周の広い接触面に接圧してい
るので、長い時間使用したり、硬い加工材料を切断する
ことがあっても指を痛めたり、疲れを早めさせたりする
ことが少ない。
るので、長い時間使用したり、硬い加工材料を切断する
ことがあっても指を痛めたり、疲れを早めさせたりする
ことが少ない。
次にこの鋏1を瓶の栓抜きとして使用する場合は、第1
図ハ又は第2図二に示す鋏1のように閉じた状態のまま
これを逆手に握って掛止部5に王冠(図示を略す)を引
掛け、そのまま通常のように操作すればよい。
図ハ又は第2図二に示す鋏1のように閉じた状態のまま
これを逆手に握って掛止部5に王冠(図示を略す)を引
掛け、そのまま通常のように操作すればよい。
また瓶の蓋(図示を略す)を取除くには両鋏片2を拡開
して双方の噛合部4の間に蓋を強く挾み付け、そのまま
ねし戻し方向へ操作する。
して双方の噛合部4の間に蓋を強く挾み付け、そのまま
ねし戻し方向へ操作する。
更に第2図に示す鋏に於いて罐詰めの開封に使用する場
合は、同じく鋏1を逆手に握って第2図二の挾み口11
に罐詰めのフランジ(何れも図示を略す)を挾み込み通
常のように操作すれ(jよい。
合は、同じく鋏1を逆手に握って第2図二の挾み口11
に罐詰めのフランジ(何れも図示を略す)を挾み込み通
常のように操作すれ(jよい。
この考案は、上記の構成であるから以下の利点を有する
。
。
(1)栓抜き用の掛止部が把柄から突出することなく把
柄部に設けられているから、鋏の全長を短く小型化する
ことができ、取扱いが便利となる。
柄部に設けられているから、鋏の全長を短く小型化する
ことができ、取扱いが便利となる。
(2)立体的な把柄であり、その把柄に指孔が設けられ
、使用時に指先を指孔内周の広い接触面に対応させられ
るために、鋏を頻繁に使用しても指先を痛めたり、疲労
を早めさせることの少ない合理的な構造及び形態と、使
用中の鋏が加工材料の中に紛れ込むようなことがあって
も、その立体的な把柄の形状により視覚をもって容易に
発見できる。
、使用時に指先を指孔内周の広い接触面に対応させられ
るために、鋏を頻繁に使用しても指先を痛めたり、疲労
を早めさせることの少ない合理的な構造及び形態と、使
用中の鋏が加工材料の中に紛れ込むようなことがあって
も、その立体的な把柄の形状により視覚をもって容易に
発見できる。
第1図イは本案の平面図、口はイに於けるX−X線の一
部破断した側面図、ハは背面図、第2図イは別の実施例
の平面図、口はイに於けるY−Y線の一部破断した側面
図、ハはイに於ける右側面図、二は背面図、第3図は把
柄の別の実施例の一部省略した平面図である。 1・・・・・・鋏、2・・・・・・鋏片、3.3’・・
・・・把柄、4・・・・・・噛合部、5・・・・・・掛
止部、7・・・・・・把柄、9・・・・・・凹部、10
・・・・・・指孔。
部破断した側面図、ハは背面図、第2図イは別の実施例
の平面図、口はイに於けるY−Y線の一部破断した側面
図、ハはイに於ける右側面図、二は背面図、第3図は把
柄の別の実施例の一部省略した平面図である。 1・・・・・・鋏、2・・・・・・鋏片、3.3’・・
・・・把柄、4・・・・・・噛合部、5・・・・・・掛
止部、7・・・・・・把柄、9・・・・・・凹部、10
・・・・・・指孔。
Claims (1)
- 平板状で刃部よりも幅の広い把柄部を有する2枚の鋏片
を一対に枢着した鋏であって、同化柄部の対向する内側
縁にその内側縁を凹凸させた噛合部が設けられ、さらに
同化柄部に上記噛合部に近接して内側縁から把柄部の幅
方向へ凹状に切欠かれた凹欠部が設けられるとともに、
その凹欠部に於いて把柄部の幅方向に沿った一側の内縁
が栓抜き用の掛止部に形成され、同化柄部の一面側に夫
々把柄が固着され、その把柄は把柄部に接する接合面側
に於ける上記噛合部と凹欠部に対応する位置にその接合
面を凹ませた凹部が設けられ、かつ噛合部と掛止部が夫
々凹部内に露出され、さらに上記接合面と反対側の表面
から把柄部へ向けて指孔が夫々の把柄に設けられてなる
多用途鋏。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP564180U JPS5816380Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 多用途鋏 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP564180U JPS5816380Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 多用途鋏 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56108864U JPS56108864U (ja) | 1981-08-24 |
JPS5816380Y2 true JPS5816380Y2 (ja) | 1983-04-02 |
Family
ID=29602307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP564180U Expired JPS5816380Y2 (ja) | 1980-01-19 | 1980-01-19 | 多用途鋏 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816380Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-19 JP JP564180U patent/JPS5816380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56108864U (ja) | 1981-08-24 |
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