JPS58161795A - アルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜着色方法 - Google Patents
アルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜着色方法Info
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- JPS58161795A JPS58161795A JP4504182A JP4504182A JPS58161795A JP S58161795 A JPS58161795 A JP S58161795A JP 4504182 A JP4504182 A JP 4504182A JP 4504182 A JP4504182 A JP 4504182A JP S58161795 A JPS58161795 A JP S58161795A
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- Japan
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- electrolysis
- coloring
- aluminum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアルミニウムまたはアルミニウム合金(以下ア
ルミニウム材と略記する)を陽極酸化して形成させた陽
極酸化皮膜に所望の着色特に濃色の着色を施す方法に関
する。
ルミニウム材と略記する)を陽極酸化して形成させた陽
極酸化皮膜に所望の着色特に濃色の着色を施す方法に関
する。
従来のアルミニウム材の電解着色法として、−次電解に
より陽極酸化皮膜の形成されたアルミニウム材を金属塩
を溶解した電解浴中で交流電解を行ない二次電解着色を
施す方法や、金属塩を溶解した電解浴中で、陽極酸化皮
膜の形成されたアルミニウム材を陰極として直流電解し
二次電解着色を施す方法等が知られている。しかしなが
ら、いずれの場合も着色むらが生じたり、皮膜の剥離が
起ったり、電解管理が困難である等の欠点があり、濃色
で美麗な着色皮膜を得ることは容易でなかった。例えば
、ブラック着色をする場合の1つとしてアルミニウム材
をリン酸水溶液中で陽極酸化して形成させた陽極酸化皮
膜に対し金属塩を溶解した電解浴中で二次電解着色を行
なう方法があるが、この方法では皮膜の吸着容鏝が硫酸
中で陽極酸化皮膜を形成させたものに較べて大きくブラ
ック色が容易に得られる反面、陽極酸化皮膜形成効率が
低く、そのため−次電解による皮膜生成効率が悪く、さ
らに二次電解着色においてもより^い電圧が必要であっ
た。又、着色電解浴中に錫のような重金属の塩類を添加
剤として用いた場合、沈澱を生じ易くて電解浴の溶液管
理が難しい。さらに、二次着色電解における電流として
は直流が最も効率がよいが、長時間直流電解を行なうと
皮膜剥離(スポーリング)が発生して実質上、黒色皮膜
が得にくり、又、着色電解浴中にNa÷やに÷などが溶
存すると皮膜剥離がより一層起り易いという問題があっ
た。この他、陽極酸化処理後交流電解、陽極直流電解お
よび陰極直流電解の順I″r−処理を行なうものく特公
昭56年第47278号)、陽極酸化処理後陽極直流電
解、陰極直流電解、交流電解および陰極直流電解の順番
で処理を行なうも1 の(特公昭56年第47
279号)があるが、処理回数が多く、結果長時間を要
するものであり、又、比較的高電圧であることによりア
ルカリfILllIイオンの存在が陽極酸化皮膜の着色
用金属イオンの吸着を妨害するので、それを防ぐため純
水を用いる必要があった。
より陽極酸化皮膜の形成されたアルミニウム材を金属塩
を溶解した電解浴中で交流電解を行ない二次電解着色を
施す方法や、金属塩を溶解した電解浴中で、陽極酸化皮
膜の形成されたアルミニウム材を陰極として直流電解し
二次電解着色を施す方法等が知られている。しかしなが
ら、いずれの場合も着色むらが生じたり、皮膜の剥離が
起ったり、電解管理が困難である等の欠点があり、濃色
で美麗な着色皮膜を得ることは容易でなかった。例えば
、ブラック着色をする場合の1つとしてアルミニウム材
をリン酸水溶液中で陽極酸化して形成させた陽極酸化皮
膜に対し金属塩を溶解した電解浴中で二次電解着色を行
なう方法があるが、この方法では皮膜の吸着容鏝が硫酸
中で陽極酸化皮膜を形成させたものに較べて大きくブラ
ック色が容易に得られる反面、陽極酸化皮膜形成効率が
低く、そのため−次電解による皮膜生成効率が悪く、さ
らに二次電解着色においてもより^い電圧が必要であっ
た。又、着色電解浴中に錫のような重金属の塩類を添加
剤として用いた場合、沈澱を生じ易くて電解浴の溶液管
理が難しい。さらに、二次着色電解における電流として
は直流が最も効率がよいが、長時間直流電解を行なうと
皮膜剥離(スポーリング)が発生して実質上、黒色皮膜
が得にくり、又、着色電解浴中にNa÷やに÷などが溶
存すると皮膜剥離がより一層起り易いという問題があっ
た。この他、陽極酸化処理後交流電解、陽極直流電解お
よび陰極直流電解の順I″r−処理を行なうものく特公
昭56年第47278号)、陽極酸化処理後陽極直流電
解、陰極直流電解、交流電解および陰極直流電解の順番
で処理を行なうも1 の(特公昭56年第47
279号)があるが、処理回数が多く、結果長時間を要
するものであり、又、比較的高電圧であることによりア
ルカリfILllIイオンの存在が陽極酸化皮膜の着色
用金属イオンの吸着を妨害するので、それを防ぐため純
水を用いる必要があった。
本発明者らは従来知られている電解戦色法にみられるよ
うな上記欠点に鑑み鋭意研究の結果、交流電流による着
色電解後に直流電流による濃色化電解を行なうことによ
り、均一かつ濃色な着色皮膜が冑られることを見出した
ものである。寸なわら、本発明の要旨とするところは、
アルミニウムまたはアルミニウム合金の陽極酸化皮膜を
電解によって着色する方法において、陽極酸化皮膜を備
えたアルミニウムまたはアルミニウム合金を、金属塩を
溶解した電解浴に浸漬して交流電解した後、陰極直流電
解を行なうことを特徴とするアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金陽極酸化皮膜着色方法にある。
うな上記欠点に鑑み鋭意研究の結果、交流電流による着
色電解後に直流電流による濃色化電解を行なうことによ
り、均一かつ濃色な着色皮膜が冑られることを見出した
ものである。寸なわら、本発明の要旨とするところは、
アルミニウムまたはアルミニウム合金の陽極酸化皮膜を
電解によって着色する方法において、陽極酸化皮膜を備
えたアルミニウムまたはアルミニウム合金を、金属塩を
溶解した電解浴に浸漬して交流電解した後、陰極直流電
解を行なうことを特徴とするアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金陽極酸化皮膜着色方法にある。
本発明をさらに詳細に説明すると、ここで使用される陽
極酸化皮膜を形成させたアルミニウム材は、通常、脱脂
及びエツチング処理したアルミニウム材を10%〜30
%硫酸中、直流電流にて電解開始10秒後の初期電流密
度(以下中に電流密度という)0.5〜2 A / d
耐で10分〜60分間浸漬することによって形成される
。上記1i*lIの他に、リン酸、シュウ酸なども用い
ることができ、又、電流は直流以外の電圧波形のものを
使用してもよい。
極酸化皮膜を形成させたアルミニウム材は、通常、脱脂
及びエツチング処理したアルミニウム材を10%〜30
%硫酸中、直流電流にて電解開始10秒後の初期電流密
度(以下中に電流密度という)0.5〜2 A / d
耐で10分〜60分間浸漬することによって形成される
。上記1i*lIの他に、リン酸、シュウ酸なども用い
ることができ、又、電流は直流以外の電圧波形のものを
使用してもよい。
次に1−記の如く陽極酸化皮膜が形成されたアルミニウ
ム材を金属塩を溶解した着色電解浴に浸漬し、先ず交流
電解による着色を行う。この鴇色電解浴中に含有される
金属塩としては例えば硫酸のニッケル塩、コバルト塩、
銅塩等の水溶性塩の1種又は2種以上が所望の着色皮膜
を得るために用いられる。又、水溶性塩の種類に応じて
ホウ酸やrlill酸マグネシウム、クエン酸、コハク
酸、酒石酸等を適饅加えて電解浴の電IJ度やpHの調
整が行われる。
ム材を金属塩を溶解した着色電解浴に浸漬し、先ず交流
電解による着色を行う。この鴇色電解浴中に含有される
金属塩としては例えば硫酸のニッケル塩、コバルト塩、
銅塩等の水溶性塩の1種又は2種以上が所望の着色皮膜
を得るために用いられる。又、水溶性塩の種類に応じて
ホウ酸やrlill酸マグネシウム、クエン酸、コハク
酸、酒石酸等を適饅加えて電解浴の電IJ度やpHの調
整が行われる。
以」−のようにして調整された電解浴に対して25℃で
電圧10〜25v(実効値、交流電圧は以下全て実効値
を表わす)、電流密度0.3−.1゜5A、/d耐の交
流電流が10秒〜数分間好ましくは30秒〜2分間導通
されることにより、陽極酸化皮膜の孔中に均一に金属が
析出し、電解着色が行われる。この電解着色工程におい
て、電流の導通時間が10秒よりも少ないと、着色効果
は認められず、反対に上記範囲よりも長くしても着色効
果は変らず却って不経済である。又、交W&電流の電圧
が10Vよりも低いと着色にバラツキを生じ、均一な着
色皮膜が得られず、反対に、25Vよりも高くても皮膜
表面に水素発生反応を生じこれまた均一な着色皮膜が得
られない。次に上記のような着色電解を行った後、同−
電解浴又は別の電解浴において、アルミニウム材を陰極
として電圧15〜25v、電流密度0.3〜1.5A/
drT?の直流電流が10秒〜90秒間好ましくは20
秒〜60秒間導通され、濃色化電解が行われる。この場
合の電解電圧は、浴組成、アルミニウム材の表面積、極
間距離などによって変わってくるが、最初の着色電解に
おける交流電解の電圧よりも2〜8V、その内でも4〜
6V高い方が着色効果がよくて好ましい。以上のような
電解着色処理終了後、アルミニウム材の着色皮膜に、必
要に応じて封孔処理又は塗装が施される。
電圧10〜25v(実効値、交流電圧は以下全て実効値
を表わす)、電流密度0.3−.1゜5A、/d耐の交
流電流が10秒〜数分間好ましくは30秒〜2分間導通
されることにより、陽極酸化皮膜の孔中に均一に金属が
析出し、電解着色が行われる。この電解着色工程におい
て、電流の導通時間が10秒よりも少ないと、着色効果
は認められず、反対に上記範囲よりも長くしても着色効
果は変らず却って不経済である。又、交W&電流の電圧
が10Vよりも低いと着色にバラツキを生じ、均一な着
色皮膜が得られず、反対に、25Vよりも高くても皮膜
表面に水素発生反応を生じこれまた均一な着色皮膜が得
られない。次に上記のような着色電解を行った後、同−
電解浴又は別の電解浴において、アルミニウム材を陰極
として電圧15〜25v、電流密度0.3〜1.5A/
drT?の直流電流が10秒〜90秒間好ましくは20
秒〜60秒間導通され、濃色化電解が行われる。この場
合の電解電圧は、浴組成、アルミニウム材の表面積、極
間距離などによって変わってくるが、最初の着色電解に
おける交流電解の電圧よりも2〜8V、その内でも4〜
6V高い方が着色効果がよくて好ましい。以上のような
電解着色処理終了後、アルミニウム材の着色皮膜に、必
要に応じて封孔処理又は塗装が施される。
本発明のアルミニウム材の陽極酸化皮膜の着色方法は以
上述べたように、公知の方法により陽極酸化皮膜を形成
させたアルミニウム材を金属塩の溶液を含む電解浴中に
浸漬し、先ず、交流電流による着色電解処理を行い、次
いで該アルミニウム材を陰極として配置し、直流電流に
よる濃色化電解処理を行うことを特徴とするもので、こ
のような方法をとることにより、通常のアルミニウムの
他に例えば0.2〜0.3%といった含有鉄分の多いア
ルミニウム合金に対しても、色扱は欠陥やスポーリング
を生じることなく、濃色に着色された皮膜を短時間に得
ることができる。又、N a +イオンやに+イオンを
多く含む電解浴においても安定した欠陥のない着色皮膜
を得ることができる。
上述べたように、公知の方法により陽極酸化皮膜を形成
させたアルミニウム材を金属塩の溶液を含む電解浴中に
浸漬し、先ず、交流電流による着色電解処理を行い、次
いで該アルミニウム材を陰極として配置し、直流電流に
よる濃色化電解処理を行うことを特徴とするもので、こ
のような方法をとることにより、通常のアルミニウムの
他に例えば0.2〜0.3%といった含有鉄分の多いア
ルミニウム合金に対しても、色扱は欠陥やスポーリング
を生じることなく、濃色に着色された皮膜を短時間に得
ることができる。又、N a +イオンやに+イオンを
多く含む電解浴においても安定した欠陥のない着色皮膜
を得ることができる。
例えば直流電流のみによる着色電解においては、Na+
イオンの含有許容齢はせいぜい20 DI)Iが限度と
されているが、本発明方法では30〜40pp帛の含有
量であってもスポーリングを生じないのである。
イオンの含有許容齢はせいぜい20 DI)Iが限度と
されているが、本発明方法では30〜40pp帛の含有
量であってもスポーリングを生じないのである。
次に、本発明につき実施例を挙げてさらに詳細に説明す
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
に限定されることはない。
るが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例
に限定されることはない。
実施例1
Fe分を0.15%含有するA A 6063−T5ア
ルミニウム押し出し型材<2tX100wx6001)
を通常の条件で脱脂、エツチング処理した後、15%硫
酸水溶液中、電流密度IA/dイ、電解時11140分
、浴温20℃の条件で直流電解し、水洗して厚み10μ
mの陽極酸化皮膜を生成させた。これを、硫酸ニッケル
(6水塩)を120g/立と ホウ酸409/立を含む
着色電解浴中に浸漬し、25℃の濃度下、電圧14V、
電流密度0.5A/d rrrで40秒間交流電流によ
る電解着色を行った。次に、上記着色処理の終ったアル
ミニウム押し出し型材を陰極として配置し、ニッケル板
を対極として電圧18V電流密度0゜8A/d rrr
、 電11時間ヲ第1表に示す10〜90秒の範囲で直
流電解を行って、濃色化し、同表に示すようなl−値(
日本電色■楽色差訂ND101で測定)を有する均一な
欠陥のないブロンズ−黒色の着色皮膜を得た。尚、比較
のために実施例1と同一のアルミニウム押し出し型材に
同一条件で陽極酸化皮膜を生成させた試料について第1
表に示す交流電解又は直流電解のみの条件で着色電解を
行った場合のL値を併記する。
ルミニウム押し出し型材<2tX100wx6001)
を通常の条件で脱脂、エツチング処理した後、15%硫
酸水溶液中、電流密度IA/dイ、電解時11140分
、浴温20℃の条件で直流電解し、水洗して厚み10μ
mの陽極酸化皮膜を生成させた。これを、硫酸ニッケル
(6水塩)を120g/立と ホウ酸409/立を含む
着色電解浴中に浸漬し、25℃の濃度下、電圧14V、
電流密度0.5A/d rrrで40秒間交流電流によ
る電解着色を行った。次に、上記着色処理の終ったアル
ミニウム押し出し型材を陰極として配置し、ニッケル板
を対極として電圧18V電流密度0゜8A/d rrr
、 電11時間ヲ第1表に示す10〜90秒の範囲で直
流電解を行って、濃色化し、同表に示すようなl−値(
日本電色■楽色差訂ND101で測定)を有する均一な
欠陥のないブロンズ−黒色の着色皮膜を得た。尚、比較
のために実施例1と同一のアルミニウム押し出し型材に
同一条件で陽極酸化皮膜を生成させた試料について第1
表に示す交流電解又は直流電解のみの条件で着色電解を
行った場合のL値を併記する。
以上の結果から明かなとおり、本発明方法による実施例
ではL値が24.5〜17.0の均一で欠陥のないブロ
ンズ−黒色に着色した皮膜が得られた。これに対し、比
較例の交流電流のみで着色電解した場合り値約17を得
るのに、電圧14Vで電解時間に240秒も要した。又
、同じく比較例の直流電流のみで着色電解した場合、電
圧14V1電解時間100秒でLva約17の黒色に着
色した皮膜が得られたがスポーリングが認められ欠陥が
あるものであった。
ではL値が24.5〜17.0の均一で欠陥のないブロ
ンズ−黒色に着色した皮膜が得られた。これに対し、比
較例の交流電流のみで着色電解した場合り値約17を得
るのに、電圧14Vで電解時間に240秒も要した。又
、同じく比較例の直流電流のみで着色電解した場合、電
圧14V1電解時間100秒でLva約17の黒色に着
色した皮膜が得られたがスポーリングが認められ欠陥が
あるものであった。
実施例2
鉄分を0.3%含有する6063−T5アルミニウム押
し出し型材(2t xl 00w x600立)を実施
例1と同一条件により処理して陽極酸化皮膜を生成させ
た。これを実施例1と同一の組成の着色電解浴に浸漬し
交流電流を導通し電圧14V、電解密度0.5A/d
rrr1電解時間90秒にて、電解着色を行い、次いで
、該アルミニウム押し出し型材を陰極として直流電流を
導通し電圧18V、電流密度0.8A/d rrrで電
解時間60秒にて、濃色化電解を行った。その結果、L
値が21.3の均一な着色皮膜が冑られた。一方、上記
実施例2と同一アルミニウム材試料に同一陽極酸化皮膜
を生成させたものについて、比較例として、実施例2と
同一着色電解浴に浸漬し、交流電解を省略し陰極直流電
流のみを導通し、電圧18V、電流密度0.8A/dば
、電解時間100秒にて、着色電解を行ったところ、L
(1120の着色が得られたものの、スポーリングが認
められ欠陥のあるものであった。
し出し型材(2t xl 00w x600立)を実施
例1と同一条件により処理して陽極酸化皮膜を生成させ
た。これを実施例1と同一の組成の着色電解浴に浸漬し
交流電流を導通し電圧14V、電解密度0.5A/d
rrr1電解時間90秒にて、電解着色を行い、次いで
、該アルミニウム押し出し型材を陰極として直流電流を
導通し電圧18V、電流密度0.8A/d rrrで電
解時間60秒にて、濃色化電解を行った。その結果、L
値が21.3の均一な着色皮膜が冑られた。一方、上記
実施例2と同一アルミニウム材試料に同一陽極酸化皮膜
を生成させたものについて、比較例として、実施例2と
同一着色電解浴に浸漬し、交流電解を省略し陰極直流電
流のみを導通し、電圧18V、電流密度0.8A/dば
、電解時間100秒にて、着色電解を行ったところ、L
(1120の着色が得られたものの、スポーリングが認
められ欠陥のあるものであった。
実施例3
実施例1と同一のアルミニウム押し出し型材を実施例1
と同一条件により、処理して陽極酸化皮躾を1成させた
。このようにして得られた試料10片を実施例1と同一
の着色電解浴中に浸漬し、電圧15v1電流密tio、
6A/d nrr40秒間交流電流による電解着色を行
った。次に着色処理の終ったアルミニウム押し出し型材
試料を陰極として配置し、電圧19V、電流密度1.O
A/dばで60秒間直流電流による濃色化電解を行った
。
と同一条件により、処理して陽極酸化皮躾を1成させた
。このようにして得られた試料10片を実施例1と同一
の着色電解浴中に浸漬し、電圧15v1電流密tio、
6A/d nrr40秒間交流電流による電解着色を行
った。次に着色処理の終ったアルミニウム押し出し型材
試料を陰極として配置し、電圧19V、電流密度1.O
A/dばで60秒間直流電流による濃色化電解を行った
。
得られた着色皮膜のL値を測定しそのバラツキをみたと
ころ、最大値と最小値との差はOt 8であった。又、
比較のために、実施例1と同〜の条件で陽極酸化皮膜を
生成させた試$13110片について、実施例3と同一
着色浴を用い、交流電流の電圧を9Vとした以外は、す
べて実施例3と同一条件で、着色電解及び濃色化電解し
て得られた着色皮膜の「偵を測定し、そのバラツキを見
たところ、最大値と最小値との差は1.7で実施例3よ
りも着色濃度が不均一であった。
ころ、最大値と最小値との差はOt 8であった。又、
比較のために、実施例1と同〜の条件で陽極酸化皮膜を
生成させた試$13110片について、実施例3と同一
着色浴を用い、交流電流の電圧を9Vとした以外は、す
べて実施例3と同一条件で、着色電解及び濃色化電解し
て得られた着色皮膜の「偵を測定し、そのバラツキを見
たところ、最大値と最小値との差は1.7で実施例3よ
りも着色濃度が不均一であった。
実施例4
実施例3における着色電解において、交流電流の電圧を
14V1電解時間を10秒、濃色化電解の直流電流電圧
を18Vとした伯は実施例3と同様の条件で得られた1
0片の試料のLllを測定【ノ、そのバラツキを見たと
ころ、最大値、と最小値の差は1.4であった。又、比
較のために、上記実施例4における交流電流の着色電解
を省略した以外は実施例4と同様にして電解し、得られ
た着色皮膜のし@を測定した結果、そのバラツキを見た
ところ、最大値と最小値との差は1.9で実施例4より
も着色濃度が遥かに不均一であった。
14V1電解時間を10秒、濃色化電解の直流電流電圧
を18Vとした伯は実施例3と同様の条件で得られた1
0片の試料のLllを測定【ノ、そのバラツキを見たと
ころ、最大値、と最小値の差は1.4であった。又、比
較のために、上記実施例4における交流電流の着色電解
を省略した以外は実施例4と同様にして電解し、得られ
た着色皮膜のし@を測定した結果、そのバラツキを見た
ところ、最大値と最小値との差は1.9で実施例4より
も着色濃度が遥かに不均一であった。
実施例5
実施例1と同様にして、交流及び直流から成る電解着色
処理を行い、交流電圧と直流電圧の差を変化させ、第2
表の如くの結果を得た。この結果電圧差が4Vのときに
最も濃色となった。
処理を行い、交流電圧と直流電圧の差を変化させ、第2
表の如くの結果を得た。この結果電圧差が4Vのときに
最も濃色となった。
第1表
第2表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミニウムまたはアルミニウム合金の陽極酸化皮
膜を電解によって着色する方法において、陽極酸化皮膜
を備えたアルミニウムまたはアルミニウム合金を、金属
塩を溶解した電解浴に浸漬して交流電解した後、陰極直
流電解を行なうことを特徴とするアルミニウムまたはア
ルミニウム合金陽極酸化皮811色方法。 2 交流電解の電圧が10V乃至2.5V、陰極直流電
解の電圧が15V乃至25Vである特許請求の範囲第1
項記載のアルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化
皮膜着色方法。 3 陰極直流電解の電圧が交流電解の電圧より2V乃至
Bv高電圧である特許請求の範囲第1項または第2項記
載のアルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜
着色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504182A JPS58161795A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | アルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜着色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4504182A JPS58161795A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | アルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜着色方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161795A true JPS58161795A (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=12708275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4504182A Pending JPS58161795A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | アルミニウムまたはアルミニウム合金陽極酸化皮膜着色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161795A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103194777A (zh) * | 2013-03-27 | 2013-07-10 | 成都阳光铝制品有限公司 | 铝合金基材的阳极氧化工艺 |
CN103643278A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-03-19 | 桂林福冈新材料有限公司 | 一种汽车配件铝材微弧氧化的方法 |
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1982
- 1982-03-19 JP JP4504182A patent/JPS58161795A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103194777A (zh) * | 2013-03-27 | 2013-07-10 | 成都阳光铝制品有限公司 | 铝合金基材的阳极氧化工艺 |
CN103194777B (zh) * | 2013-03-27 | 2016-03-30 | 成都阳光铝制品有限公司 | 铝合金基材的阳极氧化工艺 |
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