JPS5816159B2 - コウソクゾウシヨクロヨウバブルセパレ−タ− - Google Patents
コウソクゾウシヨクロヨウバブルセパレ−タ−Info
- Publication number
- JPS5816159B2 JPS5816159B2 JP50066253A JP6625375A JPS5816159B2 JP S5816159 B2 JPS5816159 B2 JP S5816159B2 JP 50066253 A JP50066253 A JP 50066253A JP 6625375 A JP6625375 A JP 6625375A JP S5816159 B2 JPS5816159 B2 JP S5816159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- support plate
- gas
- core
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、炉心を冷却する冷却材中にガスが混入して
、その増大したガスバブルが成る時一度に炉心に送られ
るようなことがあると、正の反応度を与え反応度挿入事
故を起す恐れがあるが、このような恐れをなくすように
したものである。
、その増大したガスバブルが成る時一度に炉心に送られ
るようなことがあると、正の反応度を与え反応度挿入事
故を起す恐れがあるが、このような恐れをなくすように
したものである。
一般に高速増殖炉では冷却材に液体ナトリウムが使用さ
れ、原子炉容器内では充填したカバーガスにより覆われ
ている。
れ、原子炉容器内では充填したカバーガスにより覆われ
ている。
このカバーガスを昇圧させる場合などでは、カバーガス
がナトリウム中に巻き込まれないような処理と注意が払
われているけれども、仮りに冷却材にカバーガスおよび
その他のガスが混入しても、少くとも炉心にはガスを通
過させないような設計を講じておく必要がある。
がナトリウム中に巻き込まれないような処理と注意が払
われているけれども、仮りに冷却材にカバーガスおよび
その他のガスが混入しても、少くとも炉心にはガスを通
過させないような設計を講じておく必要がある。
この発明の目的は上記した要請に答えるためのものであ
って、いまその構成を図面に示す実施例によって説明す
ると、次のとおりである。
って、いまその構成を図面に示す実施例によって説明す
ると、次のとおりである。
１は原子炉容器の高圧室を示し、これは炉心支持板２に
取付けられたバッフル板３によって、送液されて来た冷
却材が旋回する外室１ａと、この外室１ａとは下方で連
通していて炉心４を通過すべき流路に当る内室１ｂとか
ら成る。
取付けられたバッフル板３によって、送液されて来た冷
却材が旋回する外室１ａと、この外室１ａとは下方で連
通していて炉心４を通過すべき流路に当る内室１ｂとか
ら成る。
図から明らかなように、原子炉容器の高圧室１の横方向
から入口ノズル５が取付かり、吐出されたナトリウムは
外室１ａ内をほぼ水平に旋回するようになっている。
から入口ノズル５が取付かり、吐出されたナトリウムは
外室１ａ内をほぼ水平に旋回するようになっている。
外室１ａ内での旋回運動の間、ナトリウム中に混入して
いるガスは上方に分離されて、外室１ａの炉心支持板２
部分の下方にバブルとしてたまることになるし、この外
室１ａとは下方で連通ずる内室１ｂに流れるナトリウム
中供給配管ませないようにできる。
いるガスは上方に分離されて、外室１ａの炉心支持板２
部分の下方にバブルとしてたまることになるし、この外
室１ａとは下方で連通ずる内室１ｂに流れるナトリウム
中供給配管ませないようにできる。
内室１ｂに流れたナトリウムは、従来と同様、燃料集合
体入口ノズル部の高圧プレナム室、並びに制御棒下部案
内管などに流入する低圧プレナム室に、それぞれ流入し
、炉心４を冷却する。
体入口ノズル部の高圧プレナム室、並びに制御棒下部案
内管などに流入する低圧プレナム室に、それぞれ流入し
、炉心４を冷却する。
つぎに６は外室１ａに開口するように炉心支持板２を貫
通して設けた上昇管であって、固定プラグ上面に突出し
た上昇管６の上端には流量計８および流調弁９が、また
流調弁９出側には固定プラグ７を貫通して炉容器内に戻
す下降管１０がそれぞれ取付かる。
通して設けた上昇管であって、固定プラグ上面に突出し
た上昇管６の上端には流量計８および流調弁９が、また
流調弁９出側には固定プラグ７を貫通して炉容器内に戻
す下降管１０がそれぞれ取付かる。
固定プラグ７上へ導くナトリウムは１次系の放射化され
たナトリウムなので、図示するを省略したが、流量計８
、流調弁９およびその近辺の配管は必要なしゃへいをし
ておく。
たナトリウムなので、図示するを省略したが、流量計８
、流調弁９およびその近辺の配管は必要なしゃへいをし
ておく。
通常上昇管６は１インチ程度の管径のものとし、流調弁
９は常時は１０ ｌｉｔ／分程度の流量を通すが、全開
時には１０倍の１００１ｉｔ／分程度流せるような容量
のものとする。
９は常時は１０ ｌｉｔ／分程度の流量を通すが、全開
時には１０倍の１００１ｉｔ／分程度流せるような容量
のものとする。
ところで、ガスを混入したナトリウムが流量計８を通過
する場合、ガスの量が多ければ多い程、流量計８の出力
信号は大きく乱れる性質がある。
する場合、ガスの量が多ければ多い程、流量計８の出力
信号は大きく乱れる性質がある。
この性質を利用して、流調弁９の開度を全開とする指令
信号が発せられる。
信号が発せられる。
このようにすれば、高圧室１内のナトリウム液圧により
常時流量計８を通過させることによりガスの有無がチェ
ックされるし、また旋回流の間に外室１ａの炉心支持板
２部分の下方にたまったバブルが上昇管６を経て流量計
８を通ると、直ちに流調弁９は全開して一気に下降管１
０より放出してガス抜きが行なわれる。
常時流量計８を通過させることによりガスの有無がチェ
ックされるし、また旋回流の間に外室１ａの炉心支持板
２部分の下方にたまったバブルが上昇管６を経て流量計
８を通ると、直ちに流調弁９は全開して一気に下降管１
０より放出してガス抜きが行なわれる。
下降管１０より抜かれたガスは炉容器内液面上を覆うカ
バーガスに戻る。
バーガスに戻る。
流量計８を通る流体にガスが含まれなくなると、自動的
に旧状の開弁状態に戻り、流量計８を通る量を必要最小
限にと望める。
に旧状の開弁状態に戻り、流量計８を通る量を必要最小
限にと望める。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、た
とえ１次系のナトリウム液ガスを巻込んでも炉心４にガ
スが通らないようにでき、その構造は簡単で、機能も確
実であるから、炉の安全を確保することができるうえで
極めて効果がある。
とえ１次系のナトリウム液ガスを巻込んでも炉心４にガ
スが通らないようにでき、その構造は簡単で、機能も確
実であるから、炉の安全を確保することができるうえで
極めて効果がある。
図はこの発明の実施例を示す説明図である。
１・・・・・・高圧室、１ａ・・・・・・外室、１ｂ・
・・・・・内室、２・・・・・・炉心支持板、３・・・
・・・バッフル板、４・・・・・・炉心、５・・・・・
・ノズル、６・・・・・・上昇管、７・・・・・・固定
プラグ、８・・・・・・流量計、９・・・・・・流調弁
、１０・・・・・・下降管。
・・・・・内室、２・・・・・・炉心支持板、３・・・
・・・バッフル板、４・・・・・・炉心、５・・・・・
・ノズル、６・・・・・・上昇管、７・・・・・・固定
プラグ、８・・・・・・流量計、９・・・・・・流調弁
、１０・・・・・・下降管。
Claims (1)
- １ 炉心支持板の下面に環状のバッフル板を取付けるこ
とにより、該炉心支持板下方の高圧室を、入口ノズルか
ら吐出されたナトリウムがほぼ水平に旋回可能な外室と
、その外室とは下方で連通していて炉心を通過すべき流
路に当る内室とに区分し、該外室上面に当る炉心支持板
を貫通して上昇管を設け、その上昇管の上端に流量計お
よび流調弁を、また流調弁出側に炉容器内に戻す下降管
をそれぞれ取付け、バブルの通過を該流量計が検知した
ときに該流調弁を全開にして高圧室のガスを抜くように
してなる高速増殖炉用バブルセパレーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50066253A JPS5816159B2 (ja) | 1975-06-02 | 1975-06-02 | コウソクゾウシヨクロヨウバブルセパレ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50066253A JPS5816159B2 (ja) | 1975-06-02 | 1975-06-02 | コウソクゾウシヨクロヨウバブルセパレ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51141993A JPS51141993A (en) | 1976-12-07 |
| JPS5816159B2 true JPS5816159B2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=13310501
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50066253A Expired JPS5816159B2 (ja) | 1975-06-02 | 1975-06-02 | コウソクゾウシヨクロヨウバブルセパレ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816159B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62176512U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-10 |
-
1975
- 1975-06-02 JP JP50066253A patent/JPS5816159B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62176512U (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51141993A (en) | 1976-12-07 |
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