JPS58161306A - コイルブロツク - Google Patents
コイルブロツクInfo
- Publication number
- JPS58161306A JPS58161306A JP4379082A JP4379082A JPS58161306A JP S58161306 A JPS58161306 A JP S58161306A JP 4379082 A JP4379082 A JP 4379082A JP 4379082 A JP4379082 A JP 4379082A JP S58161306 A JPS58161306 A JP S58161306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic material
- wire
- cylindrical tube
- coil
- high tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/027—Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は厚さが１０ミクロン以下の高張力無機材料で被
覆された金属細線を用いた磁心で構成されたコイルブロ
ックに関するものである。
覆された金属細線を用いた磁心で構成されたコイルブロ
ックに関するものである。
従来、時計などの小型精密部品に用いられるコイル用巻
線は次のようにして作られていた。まず溶解、鋳造され
た金属を通常の線引き工程で３０ミクロン程度の径の細
線とした後これを原線とし６、０００〜１０，０００気
圧の高圧による液圧伸線法で１０〜２０ミクロンに仕上
げられる。さらにこの１０〜２０ミクロンの細線にウレ
タン被覆を行いボビンに巻き取ったものを巻線機（磁心
へ細線を巻きつける機械）にとりつけ３０．０００〜５
０．０００ｒ、ｐ、ｍの高速回転により磁心に巻きつけ
てコイル巻き磁心としていた。
線は次のようにして作られていた。まず溶解、鋳造され
た金属を通常の線引き工程で３０ミクロン程度の径の細
線とした後これを原線とし６、０００〜１０，０００気
圧の高圧による液圧伸線法で１０〜２０ミクロンに仕上
げられる。さらにこの１０〜２０ミクロンの細線にウレ
タン被覆を行いボビンに巻き取ったものを巻線機（磁心
へ細線を巻きつける機械）にとりつけ３０．０００〜５
０．０００ｒ、ｐ、ｍの高速回転により磁心に巻きつけ
てコイル巻き磁心としていた。
上記の従来方法では
液圧伸線の際２０ミクロン径以下の細線にすると張力が
低いため巻きとるとき、断線する確立が高かった。又ウ
レタン被覆は第１図に示すような装置を用いて行なわれ
ている。
低いため巻きとるとき、断線する確立が高かった。又ウ
レタン被覆は第１図に示すような装置を用いて行なわれ
ている。
ウレタン液ダメ１の中にロール２が入っておりこのロー
ル２が回転することによりウレタン液がロール上に付き
回り現象を起こしロール上部に供線される。このロール
２上を細線３が一定速度で移動し、ウレタンの付着がな
され、その後乾燥炉４を細線６が通過し焼付けが行なわ
れウレタン被覆細線となり′巻取り装置５に巻きとられ
る。この方法では原理的にウレタン被覆厚さの長さ方向
、径方向のバラツキが生じる。さらに２０ミクロンのウ
レタン被ｆｆ１ｏｕ線の引張り強さは平均で６゜ｌ（７
／−であり銅線の強度とほとんど変わらない。
ル２が回転することによりウレタン液がロール上に付き
回り現象を起こしロール上部に供線される。このロール
２上を細線３が一定速度で移動し、ウレタンの付着がな
され、その後乾燥炉４を細線６が通過し焼付けが行なわ
れウレタン被覆細線となり′巻取り装置５に巻きとられ
る。この方法では原理的にウレタン被覆厚さの長さ方向
、径方向のバラツキが生じる。さらに２０ミクロンのウ
レタン被ｆｆ１ｏｕ線の引張り強さは平均で６゜ｌ（７
／−であり銅線の強度とほとんど変わらない。
又ウレタン被覆は引張りにより伸びるため次の磁心への
コイル巻き工程で被覆が破れたり、時には断線するとい
う問題が発生していた。この対策として磁心には絶縁テ
ープを巻き、側面にはスベーザーを取りつけているため
工程が増えコストアップにつながっている。
コイル巻き工程で被覆が破れたり、時には断線するとい
う問題が発生していた。この対策として磁心には絶縁テ
ープを巻き、側面にはスベーザーを取りつけているため
工程が増えコストアップにつながっている。
以上のように従来のコイル巻き磁心は種々の欠点を有し
ていた。
ていた。
本発明は上記欠点を除去するためになされたものであり
、高張力無機材料で被覆された金属細線を用いることに
より断線の除去、加工工程の短縮によるコストダウンお
よびバラツキが少い高信頼性であるコイルブロックを提
供するものである。
、高張力無機材料で被覆された金属細線を用いることに
より断線の除去、加工工程の短縮によるコストダウンお
よびバラツキが少い高信頼性であるコイルブロックを提
供するものである。
以下実施例にもとずいて本発明を詳述する。
第２図は本発明で用いた無機材料被覆細線の製造装置の
概略図である。
概略図である。
高張力無機材料でできた円筒管１１内部にはコイル用線
に用いられるＡｕ、Ａｇ、Ｏｕ、などの金属棒１２が入
っており上部から連続的に供給できるようになっている
。円筒管１１の先端部付近には高周波誘導コイル１３が
あり所定の温度に加熱できる。円筒管１１は微量変動が
可能なモーター駆動下降装置１４に固定されている。さ
らにモーター駆動下降装置１４は一定速度で自転してい
る。
に用いられるＡｕ、Ａｇ、Ｏｕ、などの金属棒１２が入
っており上部から連続的に供給できるようになっている
。円筒管１１の先端部付近には高周波誘導コイル１３が
あり所定の温度に加熱できる。円筒管１１は微量変動が
可能なモーター駆動下降装置１４に固定されている。さ
らにモーター駆動下降装置１４は一定速度で自転してい
る。
又、冷却装置１５と巻取りガイド１６を通過した細線は
巻取り装置１７に達する。
巻取り装置１７に達する。
無機材料の作業点は金属棒の融点と同程度であることが
望ましい。
望ましい。
金属細線の径（太さ）および無機材料被覆の厚さは高周
波加熱温度１巻取り速度、金属棒の融点無機材料の作業
点により決定されることは明らがである。
波加熱温度１巻取り速度、金属棒の融点無機材料の作業
点により決定されることは明らがである。
本発明の細線加工は従来の次の工程で行なわれる。
１）円筒管１１をモーター駆動装置１４に固定する。
２）金属棒１２を円筒管に入れる。
３）高周波加熱を行い所定の温度に保持し、金属棒１２
先端を溶融し無機材料を軟化させる。
先端を溶融し無機材料を軟化させる。
４）円筒管１１先端部にたまったノロをとり除く、
５）モーター駆動下降装置１４の回転および下降を開始
する。
する。
６）円筒管１１先端部を円筒管１１と同材質の材料で作
られた細管で急速に引張り連続細線とする。
られた細管で急速に引張り連続細線とする。
７）巻取り装置１７を一定速度で回転させ巻きとる。
実施例１
１ （製造条件）
１、金属細線材質 ９９９９％純銅２、被覆材質
パイレックスガラス３、高周波加熱温度
１３１７℃ ４、巻取り速度 ３８２怖／ｉ５、細線径
１７μ竺 ６、被覆込み径 ２１μ惧 Ｚ磁心巻線数 ８７５０タ一ンａ磁心巻線機回
転速度 ３２３００ ｒ、ｐ、ｍ実施例１で作られた細
線はコイル巻きでの断線が激減した上に、導体抵抗のバ
ラツキが小さくなりコイルブロックの特性バラツキの軽
減化に大きな寄与をした。
パイレックスガラス３、高周波加熱温度
１３１７℃ ４、巻取り速度 ３８２怖／ｉ５、細線径
１７μ竺 ６、被覆込み径 ２１μ惧 Ｚ磁心巻線数 ８７５０タ一ンａ磁心巻線機回
転速度 ３２３００ ｒ、ｐ、ｍ実施例１で作られた細
線はコイル巻きでの断線が激減した上に、導体抵抗のバ
ラツキが小さくなりコイルブロックの特性バラツキの軽
減化に大きな寄与をした。
無機材料の被覆厚さは１５ミクロンまでは巻線可能であ
ったが１０ミクロン以上になると巻線時に無機材料の割
れが生じる確立が増加し絶縁効果がなくなり製品仕様を
満足しなくなるので安全をみて１０ミクロン以下の被覆
が有効である。
ったが１０ミクロン以上になると巻線時に無機材料の割
れが生じる確立が増加し絶縁効果がなくなり製品仕様を
満足しなくなるので安全をみて１０ミクロン以下の被覆
が有効である。
本発明は以上のような構成であるので次の効果が得られ
た。
た。
１、 巻線時の断線確率が従来に比べ激減した。
２、 絶縁テープの削除と工程短縮で大巾なコストダウ
ンができた。
ンができた。
五 コイルブロックの特性バラツキが減少した。
第１図は従来のウレタン被覆装置概念図、第２図は無機
材料被覆細線製造装置略図である１・・・・・・ウレタ
ン液ダメ ２・・・・・・ロール ３・・・・・・細 線 ４・・・・・・乾燥炉 ５・・・・・・巻き取り装置 ６・・・・・・巻取りロール １１・・・・・・無機材料円筒廿 １２・・・・・・金属体 １３・・・・・・高周波誘導コイル １４・・・・・・モーター駆動下降装置１７・・・・・
・巻き取り装置 以 上 出願人 株式会社第二精工舎 代理人 弁理士 最上 務 落 １ｒ
材料被覆細線製造装置略図である１・・・・・・ウレタ
ン液ダメ ２・・・・・・ロール ３・・・・・・細 線 ４・・・・・・乾燥炉 ５・・・・・・巻き取り装置 ６・・・・・・巻取りロール １１・・・・・・無機材料円筒廿 １２・・・・・・金属体 １３・・・・・・高周波誘導コイル １４・・・・・・モーター駆動下降装置１７・・・・・
・巻き取り装置 以 上 出願人 株式会社第二精工舎 代理人 弁理士 最上 務 落 １ｒ
Claims (1)
- 厚さが１０ミクロン以下の高張力無機材料で被覆された
金属細線をコイル状に巻いた磁心を用いたことを特徴と
するコイルブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4379082A JPS58161306A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | コイルブロツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4379082A JPS58161306A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | コイルブロツク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58161306A true JPS58161306A (ja) | 1983-09-24 |
Family
ID=12673533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4379082A Pending JPS58161306A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | コイルブロツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58161306A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0248575A2 (en) * | 1986-06-02 | 1987-12-09 | National Research Development Corporation | Microwave apparatus |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4379082A patent/JPS58161306A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0248575A2 (en) * | 1986-06-02 | 1987-12-09 | National Research Development Corporation | Microwave apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN201206069Y (zh) | 钢丝卷松线装置 | |
| JPS58161306A (ja) | コイルブロツク | |
| CN106040761A (zh) | 一种铝镁合金线材拉拔与收线装置 | |
| US3381459A (en) | Continuous winder system and method | |
| US2239580A (en) | Method and means for removing surface imperfections from rods and wire | |
| US2998692A (en) | Method and apparatus for fabrication of paper tape insulated cables | |
| JPH10157924A (ja) | 線条体の巻取装置 | |
| US4802328A (en) | Method of manufacturing wire ropes and wire rope twisting machine for effecting the same | |
| US2831311A (en) | Uncoiling apparatus | |
| US3171876A (en) | Apparatus for continuously heat treating wire and the like | |
| US3238711A (en) | Wire depletion control for wire twisting apparatus | |
| JPS55125944A (en) | Wire cut electrospark machining apparatus | |
| CN113957372A (zh) | 一种铜线焊锡的生产工艺 | |
| US2793672A (en) | Method of close coiling sheathed spring wire | |
| CN218611083U (zh) | 一种铜线拉丝用放线器 | |
| US3495785A (en) | Method and apparatus for winding metal strip for open-coil annealing and resulting coil | |
| US3837152A (en) | Rope-twisting machine | |
| CN2912855Y (zh) | 拉丝机渐变角度收线张力控制机构 | |
| US4421304A (en) | Apparatus for controlled temperature accumulator for elongated materials | |
| CN220334357U (zh) | 一种电缆加工用牵引装置 | |
| JP2001509763A (ja) | コイル巻き装置 | |
| JPS6124107A (ja) | エナメル撚線製造装置 | |
| JPS6252650B2 (ja) | ||
| JPS6141820B2 (ja) | ||
| US3427713A (en) | Method and apparatus for winding resistors |