JPS58160898A - 中性子吸収体 - Google Patents
中性子吸収体Info
- Publication number
- JPS58160898A JPS58160898A JP4318082A JP4318082A JPS58160898A JP S58160898 A JPS58160898 A JP S58160898A JP 4318082 A JP4318082 A JP 4318082A JP 4318082 A JP4318082 A JP 4318082A JP S58160898 A JPS58160898 A JP S58160898A
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- Japan
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- neutron
- neutrons
- neutron absorber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は中性子を吸収する中性子吸収体に関する。
一般に原子力発電設備で使用される燃料集合体は蟻料貯
蔵う,りに貯蔵されboこの燃料貯蔵ラックは板状の中
性子吸収体を格子形に組立てて各格子内に燃料□集合体
を一体づつ収容して、多数の燃料集合体を互いに中性子
吸収体で隔離し臨界状11に達しない状態で貯蔵するよ
うに構成されている。
蔵う,りに貯蔵されboこの燃料貯蔵ラックは板状の中
性子吸収体を格子形に組立てて各格子内に燃料□集合体
を一体づつ収容して、多数の燃料集合体を互いに中性子
吸収体で隔離し臨界状11に達しない状態で貯蔵するよ
うに構成されている。
上記従来の中性子吸収体は第1図に示すように中性子吸
収物質としての84C Jを被覆体としてのステンレス
銅板2で被覆し板状に形成したものである。
収物質としての84C Jを被覆体としてのステンレス
銅板2で被覆し板状に形成したものである。
前記従来の中性子吸収体では中性子吸収物質としてB4
C 1を用いている。このB4C 1は減衰し丸熱中性
子を吸収する能力は優れているが、中性子エネルギの高
い中性子の吸収率が低下する性質を有している。このた
め従来の中性子吸収体では中性子エネルギの高い中性子
を遮蔽する能力が低く、比較的中性子エネルギの高い中
性子が多く分布した場合に透過する中性子束が増加する
不具合があった。この丸め、従来の中性子吸収体を用い
た燃料貯蔵う、りでは比較的中性子エネルギの高い中性
子が多く分布した場合に貯蔵中の燃料集合体が臨界に達
することを防止するために第2図に示すようにB4C1
の量を多くして中性子吸収体1&の厚さが厚くなり、ま
た燃料集合体1b・・・相互の間隔を大きくする等の対
策を講じる必要があった。このため燃料貯蔵う、夕の外
形が大きくな抄、単位面積当りに貯蔵できる燃料集合体
1b・・・の数が減少する不具合があった。
C 1を用いている。このB4C 1は減衰し丸熱中性
子を吸収する能力は優れているが、中性子エネルギの高
い中性子の吸収率が低下する性質を有している。このた
め従来の中性子吸収体では中性子エネルギの高い中性子
を遮蔽する能力が低く、比較的中性子エネルギの高い中
性子が多く分布した場合に透過する中性子束が増加する
不具合があった。この丸め、従来の中性子吸収体を用い
た燃料貯蔵う、りでは比較的中性子エネルギの高い中性
子が多く分布した場合に貯蔵中の燃料集合体が臨界に達
することを防止するために第2図に示すようにB4C1
の量を多くして中性子吸収体1&の厚さが厚くなり、ま
た燃料集合体1b・・・相互の間隔を大きくする等の対
策を講じる必要があった。このため燃料貯蔵う、夕の外
形が大きくな抄、単位面積当りに貯蔵できる燃料集合体
1b・・・の数が減少する不具合があった。
本発明の目的とするところは、中性子エネルギの高い中
性子が多く分布した場合でも中性子を有効に吸収するこ
とができる中性子吸収体を提供することにある。
性子が多く分布した場合でも中性子を有効に吸収するこ
とができる中性子吸収体を提供することにある。
本発明による中性子吸収体は、含水素物質で中性子を減
速させるようにし、上記含水素物質の外周に中性子吸収
物質を層状に形成して減速した中性子を有効に吸収する
ようにしたものである。
速させるようにし、上記含水素物質の外周に中性子吸収
物質を層状に形成して減速した中性子を有効に吸収する
ようにしたものである。
〔発明の実施例〕
第3図を参照して本発明の一実施例を説明する。図中3
は含水素物質としての粒状のポリエチレンであって、こ
のポリエチレン1の外周はステンレス鋼板の区画板4で
覆われている。上記区画板4の外周には中性子吸収物質
としての粒状のB4Cjが層状をなして設けられている
。
は含水素物質としての粒状のポリエチレンであって、こ
のポリエチレン1の外周はステンレス鋼板の区画板4で
覆われている。上記区画板4の外周には中性子吸収物質
としての粒状のB4Cjが層状をなして設けられている
。
そして、B4C3の外周にはステンレス鋼板の外板6が
B4C3の層を被覆して板状の中性子吸収体の外形を形
成している。
B4C3の層を被覆して板状の中性子吸収体の外形を形
成している。
以上のように構成されたものの作用を説明する。上記中
性子吸収体に中性子エネルギの高い中性子が多く分布し
た中性子が照射した場合、中性子エネルギの高い中性子
は/ IJエチレン3で減速されて熱中性子となる。次
に熱中性子はm4c s層で吸収されて消滅することに
なる。
性子吸収体に中性子エネルギの高い中性子が多く分布し
た中性子が照射した場合、中性子エネルギの高い中性子
は/ IJエチレン3で減速されて熱中性子となる。次
に熱中性子はm4c s層で吸収されて消滅することに
なる。
以上の如く、本発明の一実施例では中性子工 1
!ネルギの高い中性子が多く分布した場合でも有効に中
性子を吸収することができる。
!ネルギの高い中性子が多く分布した場合でも有効に中
性子を吸収することができる。
そして、上記ポリエチレン3と84CSとの間には区画
板4が設けられておユ、マたB4C5の外周は外板6で
被覆されているので上記粒状のポリエチレン3およびB
4Cjが混合するヒとなく板状に形成できる。
板4が設けられておユ、マたB4C5の外周は外板6で
被覆されているので上記粒状のポリエチレン3およびB
4Cjが混合するヒとなく板状に形成できる。
したがりて、上記構成のものを第4図に示すように前記
燃料貯蔵う、りに使用すれば、厚さの薄い中性子吸収体
9で中性子エネルギの高い中性子が多く分布した中性子
が照射した場合にも、燃料集合体10に照射する中性子
を有効に吸収できる。よりて第2図に示す従来のものと
比較して燃料貯蔵ラックを小形にしかつ単位面積当りの
貯蔵量を増加させることができる。
燃料貯蔵う、りに使用すれば、厚さの薄い中性子吸収体
9で中性子エネルギの高い中性子が多く分布した中性子
が照射した場合にも、燃料集合体10に照射する中性子
を有効に吸収できる。よりて第2図に示す従来のものと
比較して燃料貯蔵ラックを小形にしかつ単位面積当りの
貯蔵量を増加させることができる。
次に第5図に示す他の実施例を説明する。図中1はたと
えばステンレス鋼板の被覆体であって、この被覆体1は
中性子吸収物質としても兼用される。被覆体1の空間部
には含水素物質としての水8が鮒入されている。
えばステンレス鋼板の被覆体であって、この被覆体1は
中性子吸収物質としても兼用される。被覆体1の空間部
には含水素物質としての水8が鮒入されている。
この実施例では安価なステンレス鋼板1および水8を使
用し、しかも第3図に示すものの如く区画板4を要しな
いので製作が容易で、安価な中性子吸収体を提供できる
。なお、被覆体としてステンレス鋼板の代わりにハフニ
ウムを使用することもできる。
用し、しかも第3図に示すものの如く区画板4を要しな
いので製作が容易で、安価な中性子吸収体を提供できる
。なお、被覆体としてステンレス鋼板の代わりにハフニ
ウムを使用することもできる。
なお、本発明の以上の2つの実施例に限定されるもので
はない。たとえば、中性子吸収物質はll4C、ステン
レス鋼に限らずカドンウム。
はない。たとえば、中性子吸収物質はll4C、ステン
レス鋼に限らずカドンウム。
B4C化合物#B4C1たはB4C化合物を含むアルt
4L<は鉄合金(商品名Iラルというアルミ合金のもの
が有名)ガドリニウム、ハフニウム等を用いることもで
きる。また、含水素物質は水、4リエチレンに限らず他
の含水素樹脂、水素化ジルコニウム婢を用いてもよい。
4L<は鉄合金(商品名Iラルというアルミ合金のもの
が有名)ガドリニウム、ハフニウム等を用いることもで
きる。また、含水素物質は水、4リエチレンに限らず他
の含水素樹脂、水素化ジルコニウム婢を用いてもよい。
また、外板62区画板4は必ずしも必要とせず、含水素
物質および中性子吸収物質が自身で外形を保てるものの
場合は不要なものである。
物質および中性子吸収物質が自身で外形を保てるものの
場合は不要なものである。
〔発明の効果〕“
本発明によれば、中性子エネルギの高い中性子が多く分
布した中性子をも有効に吸収し得る中性子吸収体を提供
できる等その効果は大である。
布した中性子をも有効に吸収し得る中性子吸収体を提供
できる等その効果は大である。
第1図は従来の中性子吸収体の一部を破断して示す斜視
図、第2図は従来の中性子吸収体を用いた燃料貯蔵う、
りの平面図、第3図は本発明の一実施例の一部を破断し
て示す斜視図、第4図は上記一実施例を用いた燃料貯蔵
う、りの平面図、第5図は本発明の他の実施例を示す斜
視図である。 3・・・4リエチレン(含水素物質)、5・・・B4C
’(中性子吸収物質)4・・・区画板、6・・・外板、
7・・・被徨体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦才5図 −556−
図、第2図は従来の中性子吸収体を用いた燃料貯蔵う、
りの平面図、第3図は本発明の一実施例の一部を破断し
て示す斜視図、第4図は上記一実施例を用いた燃料貯蔵
う、りの平面図、第5図は本発明の他の実施例を示す斜
視図である。 3・・・4リエチレン(含水素物質)、5・・・B4C
’(中性子吸収物質)4・・・区画板、6・・・外板、
7・・・被徨体。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦才5図 −556−
Claims (3)
- (1) 含水素物質よりなる中性子吸収層と、中性子
吸収物質よりなる中性子吸収層とを交互に少なくとも三
層に積層してなることを特徴とする中性子吸収体。 - (2)前記含水素物質は/ IJエチレン又は水である
ことを特徴とする特許 項記載の中性子吸収体。 - (3) 前記中性子吸収物質はB4C又はステンレス
鋼であるζとを特徴とする前配特許情求の範囲第(1)
項記載の中性子吸収体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318082A JPS58160898A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 中性子吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318082A JPS58160898A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 中性子吸収体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58160898A true JPS58160898A (ja) | 1983-09-24 |
Family
ID=12656686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4318082A Pending JPS58160898A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 中性子吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58160898A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015010826A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 株式会社Cics | 中性子遮蔽構造及びこれを用いた中性子遮蔽方法 |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP4318082A patent/JPS58160898A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015010826A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 株式会社Cics | 中性子遮蔽構造及びこれを用いた中性子遮蔽方法 |
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