JPS58159892A - 淡水の処理方法 - Google Patents
淡水の処理方法Info
- Publication number
- JPS58159892A JPS58159892A JP4290882A JP4290882A JPS58159892A JP S58159892 A JPS58159892 A JP S58159892A JP 4290882 A JP4290882 A JP 4290882A JP 4290882 A JP4290882 A JP 4290882A JP S58159892 A JPS58159892 A JP S58159892A
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- JP
- Japan
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- fresh water
- carbon dioxide
- water
- limestone
- pipe
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、蒸発法による淡水化装置で生成した淡1水を
処理して飲料水を得る方法に関する。
処理して飲料水を得る方法に関する。
蒸発法による淡水化装置で生成した淡水(蒸留水)は飲
料水として必要な清涼味に乏しく、又硬度が低いため、
泡が立ちすぎるばかりでなく、人体粘膜から脱塩作用を
ひき起こす可能性がある。 又一方、淡水化プラントの
材料腐食を考慮すれば、淡水は純水であるためこれに接
触する材料表面に保護膜が形成できず、材料構成分が溶
出して腐食の原因となっている。
料水として必要な清涼味に乏しく、又硬度が低いため、
泡が立ちすぎるばかりでなく、人体粘膜から脱塩作用を
ひき起こす可能性がある。 又一方、淡水化プラントの
材料腐食を考慮すれば、淡水は純水であるためこれに接
触する材料表面に保護膜が形成できず、材料構成分が溶
出して腐食の原因となっている。
このため従来は、蒸発法によって得られた淡水の溶解塩
類の含有量を高めるため、淡水中に地下かん木や海水を
混合するとかあるいは清涼味を増すため、市販の特殊な
薬品を添加させる方法が採られてきたが、地域によって
は地下かん水や海水の取得が困難な所があり、一般に蒸
発法で得られた淡水は通常の上水道水より高価であるか
ら、これに高価な薬品を添加すれば淡水の価格は一層高
騰する。
類の含有量を高めるため、淡水中に地下かん木や海水を
混合するとかあるいは清涼味を増すため、市販の特殊な
薬品を添加させる方法が採られてきたが、地域によって
は地下かん水や海水の取得が困難な所があり、一般に蒸
発法で得られた淡水は通常の上水道水より高価であるか
ら、これに高価な薬品を添加すれば淡水の価格は一層高
騰する。
本発明は上記欠点を解消するためになされたもので、蒸
発法による淡水化装置で生成せしめた淡水に炭酸ガスを
混入させた後あるいは、淡水と炭酸ガスとを同時に直接
、石灰石充填層下方に導き、ルシウムを淡水中に溶解さ
せて、飲料水とすることを特徴とする。
発法による淡水化装置で生成せしめた淡水に炭酸ガスを
混入させた後あるいは、淡水と炭酸ガスとを同時に直接
、石灰石充填層下方に導き、ルシウムを淡水中に溶解さ
せて、飲料水とすることを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
1は反応器でその内部に石灰石充填層2を有し、石灰石
(CaC0,を主成分とする。)が充填されており、そ
の下方には炭酸ガスが混入した淡水の導入部である散水
管3が設けられており、さらにその上部には処理水の導
出管8が設けられている。
(CaC0,を主成分とする。)が充填されており、そ
の下方には炭酸ガスが混入した淡水の導入部である散水
管3が設けられており、さらにその上部には処理水の導
出管8が設けられている。
4は蒸発法による淡水化装置で生成せしめた淡水の導入
管である。 5は炭酸ガス注入管で導入管4により導か
れた淡水中に、炭酸ガス又は空気含有炭酸ガスを注入混
入させるラインである。 6はバイパス管で、流量8節
パルプ7を介して淡水の一部を石灰石充填層2中を通過
させずにバイパスさせ、石灰石充填層2中を通過した処
理水と混合させるラインである。
管である。 5は炭酸ガス注入管で導入管4により導か
れた淡水中に、炭酸ガス又は空気含有炭酸ガスを注入混
入させるラインである。 6はバイパス管で、流量8節
パルプ7を介して淡水の一部を石灰石充填層2中を通過
させずにバイパスさせ、石灰石充填層2中を通過した処
理水と混合させるラインである。
流量調節バルブ7ではバイパスさせる淡水の流量を調節
可能である。
可能である。
本発明は以上のような構成であって、蒸発法による淡水
化装置で生成せしめた淡水を導入管4を介して導入し、
その淡水中に炭酸ガス注入管5を通して炭酸ガス又は空
気含有炭酸ガスを注入し、接触させて混入させる。 淡
水の一部はバイパス管6を通過させ、そのままバイパス
させる。
化装置で生成せしめた淡水を導入管4を介して導入し、
その淡水中に炭酸ガス注入管5を通して炭酸ガス又は空
気含有炭酸ガスを注入し、接触させて混入させる。 淡
水の一部はバイパス管6を通過させ、そのままバイパス
させる。
炭酸ガスが混入した淡水は、石炭石充填層2内を上昇し
て通過して、この内部にて石灰石が淡水および炭酸ガス
と反応して重炭酸カルシウムが生起される。 すなわち CaC()1 + CO2+)j20→Ca(E[:へ
)2−(1)石灰石充填層2中で生じた重炭酸カルシウ
ムを含んだ処理水は導出管8を経て、反応器1上部から
出るが、その際バイパス管6を通過した淡水と混合させ
、所望の重炭酸カルシウムの濃度の飲料水
rを得ることが可能となる。
て通過して、この内部にて石灰石が淡水および炭酸ガス
と反応して重炭酸カルシウムが生起される。 すなわち CaC()1 + CO2+)j20→Ca(E[:へ
)2−(1)石灰石充填層2中で生じた重炭酸カルシウ
ムを含んだ処理水は導出管8を経て、反応器1上部から
出るが、その際バイパス管6を通過した淡水と混合させ
、所望の重炭酸カルシウムの濃度の飲料水
rを得ることが可能となる。
本実施例による4実験例を下記に示す。
淡水温度37°C1)IC′へ−(重炭酸イオン)濃度
Oppmの淡水を用いて、5ないし15ryrn の石
灰石を2rn高さに充填した石灰石充填層を有する本発
明装置で処理したところ、下表の結果が得られ、これは
十分に飲料に適するものであった。
Oppmの淡水を用いて、5ないし15ryrn の石
灰石を2rn高さに充填した石灰石充填層を有する本発
明装置で処理したところ、下表の結果が得られ、これは
十分に飲料に適するものであった。
実験例 表1
また、石灰石充填層内滞留時間−HCO2−濃度との関
係および、炭酸ガス混入量−1[0,−濃度との関係を
表わすグラフをそれぞれ第2図および第3図に示した。
係および、炭酸ガス混入量−1[0,−濃度との関係を
表わすグラフをそれぞれ第2図および第3図に示した。
本発明によれば、石灰石充填層下方へ直接炭酸ガスと淡
水とを導入することとしたため、炭酸ガスが淡水中へ溶
解することが不十分である場合や、空気等の密解しにく
い気体が炭酸ガス中に存在して、溶解が不完全な場合で
も、石灰石充填層内を上昇していく間に炭酸ガスの淡水
への溶解が促進され、かつ、石灰石充填層中では泡状で
浮力により上昇させつつ、石灰石充填層中を通過するの
で、上方から注入する方式と比較しても炭酸ガスの損失
を少くできる。 そこで、炭酸ガス吸収塔や混合器等の
淡水化プラントの付属設備が不必要となり、淡水化プラ
ントの他の設備から排出される炭酸ガス量のみで十分足
り、特別な炭酸ガス発生装置を必要としない。 又、石
灰石充填層中での石灰石の大きさは5〜15間径が使用
でき、特殊加工を必要としないので安価な石灰石を使用
できる。
水とを導入することとしたため、炭酸ガスが淡水中へ溶
解することが不十分である場合や、空気等の密解しにく
い気体が炭酸ガス中に存在して、溶解が不完全な場合で
も、石灰石充填層内を上昇していく間に炭酸ガスの淡水
への溶解が促進され、かつ、石灰石充填層中では泡状で
浮力により上昇させつつ、石灰石充填層中を通過するの
で、上方から注入する方式と比較しても炭酸ガスの損失
を少くできる。 そこで、炭酸ガス吸収塔や混合器等の
淡水化プラントの付属設備が不必要となり、淡水化プラ
ントの他の設備から排出される炭酸ガス量のみで十分足
り、特別な炭酸ガス発生装置を必要としない。 又、石
灰石充填層中での石灰石の大きさは5〜15間径が使用
でき、特殊加工を必要としないので安価な石灰石を使用
できる。
さらに従来公知の消石灰と炭酸ガスとを反応させて淡水
の処理を行う方法に比し、装置自体が単純化し、保守点
検が容易となるばかりでなく、薬品。
の処理を行う方法に比し、装置自体が単純化し、保守点
検が容易となるばかりでなく、薬品。
電気使用量等が減少し、運転コストが低摩となり、設備
費自体も安価となるという効果を奏する。
費自体も安価となるという効果を奏する。
第1図は本発明方法の一実施例を示す概略図である0
第2図および第3図はそれぞれ石灰石充填層内滞留時間
および炭酸ガス混入量と圓ヘー(重炭酸イオン)濃度と
の関係を表わすグラフである。 1・・・反 応 器 2・・・石灰石充填層3
・・・散 水 管 4・・・淡水導入管5・・
・炭酸ガス注入管 6・・・バイパス管7・・・流
量調節バルブ 8・・・処理水導出管第1図 第2図 石灰石光1!!層内滞留哨間(目1) 竿3図 炭酸力゛ス;昆入量 (PPM)
および炭酸ガス混入量と圓ヘー(重炭酸イオン)濃度と
の関係を表わすグラフである。 1・・・反 応 器 2・・・石灰石充填層3
・・・散 水 管 4・・・淡水導入管5・・
・炭酸ガス注入管 6・・・バイパス管7・・・流
量調節バルブ 8・・・処理水導出管第1図 第2図 石灰石光1!!層内滞留哨間(目1) 竿3図 炭酸力゛ス;昆入量 (PPM)
Claims (2)
- (1)蒸発法による淡水化装置で生成せしめた淡水に、
ト。 炭酸ガスを混入させた後、直接、石灰石充填層下方に導
き、該石灰石充填層内を上方に通過させ、該層内で、石
灰石、淡水および炭酸ガスを反応させ、生成した重炭酸
カルシウムを淡水中に溶解させて飲料水とすることを特
徴とする淡水の処理方法0 - (2)蒸発法による淡水化装置で生成せしめた淡水と、
炭酸ガスとを直接石灰石充填層下方に導き、該石灰石充
填層内を上方に通過させ、該層内で石灰石。 淡水および炭酸ガスとを反応させ、生成した重炭酸カル
シウムを淡水中に溶解させて、飲料水とすることを特徴
とする淡水の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4290882A JPS58159892A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 淡水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4290882A JPS58159892A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 淡水の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58159892A true JPS58159892A (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=12649126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4290882A Pending JPS58159892A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 淡水の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58159892A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179699U (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-27 | ||
JPH02253895A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Kyoto Suiken Kk | 清酒醸造水の製造法 |
CN102276087A (zh) * | 2011-07-27 | 2011-12-14 | 湖南大学 | 用于稳定水质的饮用水处理方法 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP4290882A patent/JPS58159892A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6179699U (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-27 | ||
JPH02253895A (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-12 | Kyoto Suiken Kk | 清酒醸造水の製造法 |
CN102276087A (zh) * | 2011-07-27 | 2011-12-14 | 湖南大学 | 用于稳定水质的饮用水处理方法 |
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