JPS58158263A - インク粒子形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインク粒子形成装置に係り１％に、インク噴出
孔に供給されるインクに、圧電体による振動を与えてイ
ンク噴出孔からインク粒子を噴出するインク粒子形成装
置の構造に関する。

インク粒子形成装置はインクジェット記録装置のノズル
として用いられている。この種従来のインク粒子形成装
置は、インク噴出孔を構成する部材にインクを供給する
ためのインク供給管であるパイプが金属やガラス等で構
成されており、このパイプにはインクに振動を与えるた
めの圧電素子が取付けられている。そしてこの圧電素子
をパイプに取付けるための方法として接着剤による接着
やねじＫよって取付は方法が採られていた。そのため、
以下のような問題点があった。

（１）圧電体の取付状態が経時変化しインク粒子作成特
性が劣下する。

（２）圧電素子の取付けがインク粒子作成装置毎に不橘
いになり、安定し次品質のものが得られない。

■）圧電素子の振動がパイプを介してインクに伝わるよ
うになっているので、撮動エネルギーの損失が多く効率
が悪い。

（４）圧電素子を取付けるのに手間がかかり生産性の向
上が図れない。

又従来のインク粒子作成装置ではインク噴出孔を構成す
る部材がパイプとは別部材であって、このインク噴出孔
をオレフイス板等によって形成し、パイプに取付ける構
造とさｎていた。その九め以下のような欠点かある。

（１）　　インク漏れを起こすことなくオレフイス板を
パイプに取付けたり、オレフイス板の噴出孔とパイプの
内径とを同心状態に取付けたりすることが難しく生産性
の向上が図れない。

又さらに取付けが困難なことによりインク粒子作成装置
の特性が不揃いになり品質の安定したものが得られない
。

（２）　　オレフイス板のパイプへの取付状態が経時的
に変化しインク漏れを起こすことがある。

（３）　　オレフイス板とパイプとの取付は部にギャッ
プが生じヤすく、このギャップに気泡が九まることによ
ってインク粒子作成特性が悪化することがある。

本発明は前記従来の昧題に鑑み成さｆ′したものであり
、その目的は、安全したインク粒子作成特性が得られ生
産性の向上が図れるインク粒子作成装置を提供すること
にある。

前記目的を連成する念めに本発明は、インク噴出孔に供
給されるインクに圧電体による撮動を与えてインク噴出
孔からインク粒子を噴出させるインク粒子作成装置にお
いて、圧電体から構成式れる部材に、インク噴出孔と、
インク噴出孔にインクを供給するためのインク供給路と
を一体形成し、且つ、この圧電体Ｋｌ極を設け、この電
極への印加電圧によりインク供給路の体積を変化させる
振動を与えるようくし友ことを特徴とする。

以下１図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。

第１図及び第２図には不発明の好適な実施例が示されて
いる。図において、本実施例におけるインク粒子作成装
置は、単結晶の圧電体であって、例えばニオプデンサン
リチウム（Ｌ　１Ｎｂｏｓ　）の圧電体ブロック１に、
この圧電体ブロック１にインクを供給するためのインク
供給路２と、インク供給路２に供給され友インクを噴出
するためのインク噴出孔３とが一体形成されている。そ
して圧電体ブロック１の上面と下面に夫々電極４．４′
が蒸着等により形成されている。この電極４．４′間に
は励振用の電源５からの電圧が印加さｎる。

以上の構成から成るインク粒子作成装置のインク供給路
２にインクを供給し、電極４．４′間に電圧を印加する
と、圧電体ブロック１には、第１図に示した結晶軸の方
位に一対してＺ軸方向に電界が加わる。そのため圧電体
ブロック１はＺ軸方向に伸縮し、インク供給路２０体積
が変化する。このためインク供給路２内のインクはイン
ク供給路２の体積の変化に応じた圧力の変化を受け、イ
ンク供給路２内のインクはインク噴出孔３から噴出され
る。インク噴出孔３から噴出されるインクはインク噴流
６にくびれが発生した後インク粒子７、とじて噴出され
る。

このように本実施例におけるインク粒子作成装置はイン
ク供給路とインク噴出孔とが一体構造に形成されている
ので、圧電体の変動をインクに直接伝えることができ、
振動エネルギーの損失が少なく高能率である。

又、本実施例におけるインク粒子作成装置の圧電体ブロ
ックは長方体のものを例示しであるが。

円柱等他の形状でも本発明を適用できるものであｎば長
方体等の形状に限定さｎるものではない。

又、励振電圧の印加方向と結晶軸の設定についてもイン
ク供給路の体積が十分変化するような設定であれば１本
実施例のものに限定されるものではない。

又、本実施例においては圧電ブロックの材質として加工
性のよいニオプデンサンリチウム等の単結晶体を用いた
が、インク噴出孔が大きい場合にはチタン酸パリワムヤ
ジルコ、チタン酸ナマリ磁器等の多結晶焼結体を用いる
ことにより本発明を適用できる。

以上説明したように本発明によれば、安定したインク粒
子作成特性が得られ生産性の向上が図れるという優れ次
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明に係るインク粒子作成装置の斜視図で
あり、第２図はその断面図である。 １・・・圧電体ブロック、２・・・インク供給路、３・
・・イ第　ｌ　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、インク噴出孔に供給されるインクに圧電体による振
   動を与えてインク噴出孔からインク粒子を噴出するイン
   ク粒子形成装置において、圧電体から構成される部材に
   １インク噴出孔と、インク噴出孔にインクを供給するた
   めのインク供給路とを一体形成し、且つ前記圧電体に電
   極を設け、この電極への印加電圧により前記インク供給
   路の体積を変化させる振動を与えるようＫしたことを特
   徴とするインク粒子形成装置。 ２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記圧
   電体は単結晶の部材であることを特徴とするインク粒子
   作成装置。 ３、％許晴求の範囲第１項又は第２項に記載の装置にお
   いて、前記電極は、インク供給路の体積変化が十分得ら
   れるような結晶軸方向に設けられていることを特徴とす
   るインク粒子作成装置。