JPS58157233A - 光フアイバ遠隔通信装置 - Google Patents

光フアイバ遠隔通信装置

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JPS58157233A
JPS58157233A JP58029639A JP2963983A JPS58157233A JP S58157233 A JPS58157233 A JP S58157233A JP 58029639 A JP58029639 A JP 58029639A JP 2963983 A JP2963983 A JP 2963983A JP S58157233 A JPS58157233 A JP S58157233A
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pulses
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    • H04B10/291Repeaters in which processing or amplification is carried out without conversion of the main signal from optical form
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    • H04B10/2933Signal power control considering the whole optical path
    • HELECTRICITY
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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    • H01S5/50Amplifier structures not provided for in groups H01S5/02 - H01S5/30
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/25077Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion using soliton propagation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は単一モード・ファイバによる電磁パルス信号の
伝送装置に関する。
従来技術 近年光遠隔通信の分野では大幅な進歩があった。数キロ
メートルの距離がある中継器間で数メカビット/秒の速
度のデータを伝送するシステムが現在設置されつつある
。しかし、例えば大陸間海底ケーブル・システムの如き
システムの経済性はデータ速度および中継器間隔によっ
て強い影響を受けるので、これらシステムの上記パラメ
ータを改善する努力が継続されている。
現在入手し得るファイバは比較的低損失でかつ低分散な
信号を伝送することが出来るが、更なる改善が望まれる
。そのためファイバ遠隔通信リンクにあってはファイバ
辿信チャネルの送端、即ち入力端と受端、即ち出力端の
間の中間点に設けた所謂「中継器」において信号の再生
を行う必要がある。ここで1入力端」および「出力端」
なる用語は単方向伝送を意味するが、後続の伝送にあた
り1入力端」と「出′力端」を逆転させることも可能で
ある。
中継器は典型例では2つの機能を実行する。
即ち信号パルスの電力レベルを増大させることと、パル
スの再整形を行うことである。これに加えて、中継器は
(7ばしはパルスの再タイミングを行う。電力レベルの
増大は実際のファイバ中で信号が受ける減衰のために必
要である。再整形はファイバ中における分散効果により
パルスが広がるために必要である。
再タイミンクは適当なパルス間隔を保持するのにしばし
ば必要とされる。
ファイバ遠隔通信システムにおける中継器は典型例では
、信号を検出する手段、例えばフォトダイオード、フォ
トダイオードの出力に作用する手段、例えば検出器の電
気的出力信号の増幅および再整形を行う手段、検出器の
増幅および再整形された出力信号により典型例では変調
される光放射源、および光源の出力をファイバに再結合
する手段により成る。
前述の型の中継器は現在使用されているだけでなく、将
来のファイバ遠隔通信システムでも才た使用されるもの
と考えられる。これに関しては例えばビー・イー・ラド
レイ(P、E’。
Radley)およびニー・ダフリュー・ホースレイ 
(A、W、Hors Iey )のプロシーテインクス
・オフ・ザ・インターナショナル・コンファレンス・オ
ン・サフマリーン・テレコミュニケーション・システム
ズ(Proceedings of theInter
national Conference on Su
bmarineTelecommonication 
Systems)、ロンドン、1980年2月、頁] 
73−176を参照されたい。
従来の中継器は典型例では多数の素子を含む複雑な装置
である。例えは典型的彦光中継器は約50のトランジス
タを含んでいる。
(前出書参照)このように1電子的」に複雑であると、
特に高いビット速度のシステムにおけるレーザ源の信頼
性の観点から、現在考えられているファイバ遠隔通信シ
ステムにzlしては中継器のコストがコストの主要な部
分を占めることになる。
これらの事実に対する従来のχ・1応策はとりわけファ
イバの質を改良することであり、その結実現在では約5
0’Kmの中継器間隔も可能であるように思われる。そ
れにも拘らず中継器の使用に伴って生じる困難さは別の
解決法を要求しており、本発明はその他の解決法に関連
するものである。以下本発明と関連したファイバのいく
つかの特性について議論する。
光ファイバを通して伝送された電磁エネルキーのパルス
は減衰および分散を生じる。特に分散はパルスを時間領
域において広ろげることになる。もしパルスの広がりが
大であると、隣接パルスはオーバラップし、その結果信
号の検出が不可能となる。単一モード・ファイバにあっ
ては(即ちシステムの動作波長において信号の基本モー
ドのみが伝播するファイバにあっては)、2つの主要な
分散メカニスムは物質分散と導波管分散である。屈折率
nなる物質は波長λにおいてd2n/dλ2がOでない
場合、物質分散を呈する。物理的には、これはこの媒質
中を伝播する平面波の位相速度が波長と共に非線形に変
化し、その結果光パルスが該媒質中を伝播するとき広ろ
がることを意味する。導波管分散は典型的にはまた波長
に依存する。ここでは物質分散と導波管分散を組合わせ
たものをゝゝ色分散〃と呼ぶことにする。例えば典型的
な単一モード・ファイバにおける色分散効果により搬送
波の波長が1.5μmの10ピコ秒パルスは約650メ
ートル進むとその幅は倍となる。
ある媒質中で波長範囲全体にわたって において正規分散状態にあると呼ばれる。他特異分散範
囲を形成する。例えは硅素にあっては正規分散の範囲は
短い波長から約1゜271tm  までの範囲であり、
特異分散範囲は約1、2711m  からより長い波長
の範囲である。
波長°であり、この波長において物質分散は1次の0と
なる。この波長は媒質の組成に依存する。色分散が1次
のOとなる波長も同様に組成に依存するが、それに加え
てファイバの直径、ドーピング・プロフィール等のファ
イバのパラメータに依存する。この波長は例えば適当に
設計された単一モードの硅素をベースとするファイバで
は約1.5μm 程度にも長くなり得る。
データ速度の速いファイバ遠隔通信システムにおける搬
送波波長の最も自然な選び方はファイバにおける色分散
が1次の0となる波長を選ぶことである。しかし、この
波長においてさえ分散の高次の項によるパルスの広ろが
りが存在する。どれに関しては例えばエフ・ビー・カプ
ロン(F、P、Kapron )の論文、エレクトロニ
クス・レターズ(Elec tron i csLet
ters)、第13巻、頁96−97(1977年)5
f:参照されたい。
最近色分散効果を補償するために単一モード・ファイバ
の誘電率の非線形変化(ケル(Kerr)効果)を使用
すること、即ち[ソリトン(Soliton)を使用す
ることが提案されている。
ソリトン・パルスは、色分散による広ろがり効果が、屈
折率の電界への非線形依存性による収縮により平衡した
場合に生じる。単一モード・ファイバ中におけるソリト
ンの存在とその安定な伝送の可能性はニー・ハセガワ(
記Hasegawa)  およびエフータパート(F。
Tappert)  の論文、アプライド・フィジック
ス・レターズ(Applied Physics Le
tters)、第23巻、第3号、頁142−1.14
(1973年)により予測されていた。この論文は無損
失の単一モード・ファイバを扱っており、ファイバのパ
ラメータ、パルス幅および搬送波の波長に依存するソリ
トンが存在し得る最小パルス・ピーク電力の存在を明ら
かにしている。ハセガワおよびタパートのこれらの予測
は1.45μm において約1ワツトのピーク電力を有
する7ピコ秒のパルスを単一モードファイバを通して約
700メートルの距離だけ分散のない伝送を行なわせる
ことにより実証された。これに関してはエル・エフ・モ
レナウア(L、F、Mo1lenauer)  等の論
文、フィジカル・レビュー・レターズ(Physica
l ReviewLetters 、第45巻、第13
号、頁1095−1098 (1980年)を参照され
たい。
モレナウア等はまたいわゆる「平衡」ピーク電力Poを
越えたピーク電力を有するソリトン・パルスは狭くなる
というハセカワおよびタパートの予測も実証した。
最近、ニー・ハセカワおよびワイ・コダマ(Y、Kod
ama)  は高7”  9速度”?−−モート・ファ
イバ遠隔通信システムでソリトン・パルスを使用するこ
とを提案した。これに関してはプロシーデイングズ・オ
ブ・す・アイ・イー0イー0イー(Proceedin
gs of the IEEE )、第69巻、第9号
、1981年9月、頁1145−1150を参照された
い。この論文は理想光フアイバ中でのソリトンの性質、
高次分散および損失のソリトンに対する効果ならびに設
計例および評価法について詳細に述べている。
この提案されている遠隔通信システムは高いデータ伝送
速度を達成するために自己閉じ込め効果を使用している
。しかし彼らはパルス再生の問題ならびに前述した従来
の再生法に固有な問題点については何らふれていない。
発明の概要 本発明に従う光フアイバ遠隔通信装置はソリトン・パル
スを伝送することの出来る単一モードの光ファイバと、
該ファイバ中を伝播するソリトン・パルスを増幅するへ
くファイバに沿う中間位置に各々配置された1っ丑たは
それ以上の非電子的増幅器を含んでいる。
ここで非電子的増幅器とは、信号が増幅過程全体を通し
て光パルスの形態を保存した一f−j光パルス信号を増
幅するようつくられた増幅器と定義される。
適当な増幅器の例としてカラス・レーザ、即ち適当なイ
オン−(即ちhをブランクの定数、Cを真空中の光速と
するとき、he/λ0たけエネルギーが隔ったエネルギ
ー・レベルを有するイオン)でドープされ、エネルギー
・レベルの集団反転を生じさせる電磁放射によってポン
ピングされたガラス媒質(典型例ではファイバ)がある
。他の増幅手段の例としてはラーマン(Raman)増
幅器、例えばλ0がボンピンク放射の「ストークスJ 
(Stokes)波長帯内にあるガラス媒質(典型例で
はファイバ)がある。これに関しては例えばニス・イー
・ミラー(S−E8Miller)  およびニー・シ
ー・チノウエス(A−G、Chynoweth)編の本
「オプティカル ファイバ テレコミュニケーションズ
J  (Optical Fiber Telecom
munications)アカデミツク・プレス(Ac
ademic Press)1979年、頁127−1
32を参照されたい。更に他の増幅手段の例として、λ
。に等しい波長を有し、ソリトンと同相で、パルス振幅
より小さい振幅を有する連続波(cw)を注入し、それ
によってパルスとcwの間の非線形相互作用によってパ
ルス振幅を増大させる増幅手段がある。更に他の増幅手
段の例として増幅媒体として作用する半導体レーザがあ
る。
前述の増幅器の例は非電子的増幅器の例である。これら
増幅器に共有の性質はパルスの位相の保存を許容するこ
とにある。
ソリトン・パルスは「増幅」の時点、即ちエネルギーが
パルスに転与される(これに関しては前出のハセガワお
よびコタマの論文を参照されたい)ときにその最終的(
即ち漸近的)形状およびパルスの高さを達成するのでは
なく、パルスは増幅を受けた後にファイバ中を通って伝
播して行く間にパルス幅と振幅の変化を受け、以下で規
定するオークの距離LNL  を伝播した後その最終形
状と振幅を達成することが理解されよう。
初期パルス電力およびパルス幅ならひに増幅器、の間隔
および増幅率は、前述の変化によりパルスが狭く′なり
、かつ振幅が増大するように選ぶと有利である。
以下付図を参照して本発明の実施例について述へる。
実施例の説明 ハセガワおよびコダマ(前掲書P、1147)によって
示されたように、ソリトン・パルスの平衡ピーク電界φ
o1即ち無損失理想ファイバ中においてそのパルス波形
を無限に保持する信号のピーク電界は次式で与えられる
この式でλは自由空間における搬送波の波長、nはファ
イバの屈折率、ω0は搬送波の角周波数、toは半値パ
ルス幅、n2はファイバの非線形屈折率である。式(1
)は平衡ピーク電力比を規定するのに使用することが出
来る。
Po−(1/2)vφ。′ε。5n2(2)この式で、
 は群速度c/n (cは光速)であす、ε0は真空の
誘電率、Sはファイバの断面積、nはファイバの屈折率
である。
ハセカワおよびコダマによって示されたように、1ソリ
トン・パルスは1/4Poと9/4P0の間のピーク電
力に対して存在することが出来る。POと9/4Poの
間のピーク電力を有するソリトンは伝送期間中にパルス
が狭くなり、I/4PoとP。の間のピーク電力を有す
るソリトンは伝送期間中にパルスが広ろがる。前出の著
者らはまたソリトン・パルスの発生に必要な要件ならび
に単一モード・ファイバソリトン伝送システムの設計条
件について明らかにしているが、ここではこれら要件お
よび条件については繰返さない。複数個のソリトン・パ
ルスは9/4 Paを越すピーク電力を有している。本
発明において複数個のソリトン・パルスを使用すること
も可能であるが、望ましくはない。
ここはパルス再生とパルス増幅を区別する方が個別であ
る。「再生」とは少くともパルスの振幅が増大され、パ
ルス幅が減少される過程を意味するものとする。この再
生は典型例では通常中継器と呼ばれる装置で実行され、
信号を担う実体が光子から例えば電子に、そして再び電
子から光子に変化することを含んでいる。
これに対し「増幅」はパルスの振幅が実質的に変化され
る過程を意味し、パルスの幅、即ち形状を変化させる手
段は設けられていない場合を言う。ここで言う振幅の変
化とは増加を指す。増幅過程の少くとも1部分は典型例
ではここでは増幅器と呼ぶ装置により実行される。
本発明を実現するに当り、増幅器に加えて例えば大きな
ケル(Ke rr)  係数を有する物質より成るファ
イバのセクションよりなる付加的な非電子的パルス整形
手段を用いることも考えられる。
パルスの広ろがりによりソリトン・パルスを劣化させる
唯一の要因はファイバの損失であり、損失および色分散
(−高次の分散を−含む)はソリトン・パルスの基本形
状を実質的には変化させないから、本質的でないパルス
整形手段を設けることなく、ソリトン・パルスの非電子
的増幅手段を提供することによりパルス幅保存チャネル
を得ることが可能である。
換言す為と、ソリトン・パルスの非電子的増幅は、従来
必要とされていた複雑なパルス再生の役目を果すことに
なる。
第1図は本発明を具現する一般化されたファイバ遠隔通
信システムの概略図である。パルス発生手段10により
放出された電磁放射パルスは結合手段11により単一モ
ード・ファイバ12に結合される。パルスの発生ンよ入
力信号15により制御される。いかなる実際のファイバ
もそこを通して伝送されるパルスを減衰させるので、非
電子的増幅器13に到来するパルスの振幅もファイバの
入力端に結合されたときに比べると小さくなっている。
増幅器13で増幅されたのち、パルスはファイバを通し
て更に伝送され、更なる増幅器13で周期的に再増幅さ
れ、最終的にパルスは伝送チャネルの出力端に達し、検
出手段14により検出される。パルスの再整形は典型例
では伝送期間中に行なわれる。信号16は検出手段から
抽出される。この信号16は信号15が担っていた情報
を含んでいる。
ソリトン・パルスが存在するだめの要件は搬送波の波長
がファイバの特異な分散領域中に存在することである。
ここで「搬送波の波長」とはパルス・スペクトラムの中
心波長を意味する。硅素をベースとするファイバの場合
、この条件は搬送波の波長が約1.27μm以上でなけ
ればならkいことを意味する。本発明に従うシステムの
動作に有利な波長は1.5μm の近傍である。何故な
らば硅素をベースとするファイバは典型例ではこの波長
領域で最小の損失(ファイバの損失は0.2 db、4
m程度に低くなる)を有しているからである。
適当な波長と強度を有する任意のコヒーレント電磁放射
源を使用することが出来る。例えば放射源として適当な
半導体レーザやガ支・レーザを使用することが出来る。
パルス状放射をファイバ中に結合する手段は1だ当業者
にあっては周知であり、ここでは述べない。
同様に信号パルスを検出する手段も当業者にあっては周
知であり、ここでは議論しない。
増幅器手段としてはドープされたガラス・レーザ、ラー
マン・レーザ、半導体レーザおよび以下で詳述する連続
波(CW)注入を使用する増幅器などが考えられる。
第2図は元来各々が約14ピコ秒のパルス幅を有し、約
57ピコ秒離れた2つのパルスが、断面積20μ靜なる
硅素をヘースとする単一モード・ファイバを通って伝播
した場合のパルス形状を時間的な順序をおって計算した
結果を示すものである。このパルスは1.5μmの搬送
波波長を有し、ファイバはこの波長の周波数において0
.2 db/Kmの損失を有するものと仮定している。
更にパルスは 1.26 X 10’ V/mの入力電圧を有し、仮定
の条件の下における平衡ピーク電力P。は105mWで
あるものとする。曲線20はソリトンに対する計算で求
められたパルス波形である。
即ちここではn2 = 1.2 X 10−22(m/
V )2 なる非線形屈折率が計算に使用された。第2
図から分るように、増幅が行なわれないと、ソリトン・
パルスは大幅に広ろがり、22.5 Km後にはパルス
は実質的に合体してし捷う。曲線21は曲線20のパル
スと同じ初期振幅と幅を有する2つの線形パルスに対す
る計算で求められたパルス波形である。ここで「線形」
とは屈折率の非線形係数がOであることを意味する。図
から分るように、約7.5 Km後に線形パルスは極端
な変形を受けることになる。
第3図は2つの周期的に増幅されたソリトンに対する計
算により求めたパルス波形を示す。ファイバの性質は第
2図の場合と同一であるものと仮定しており、1だ同一
の初期パルス波形および振幅が使用されている。9.4
−118.8KInおよび28.2 Km後に1.9 
db  の増幅が行なわれるものと仮定している。図か
ら分るように、これらの条件の下ではソリトン・パルス
は実質的にその形状および他の属性を保持している。
第4図は、第2図および第3図で仮定したと同じ初期条
件の2つのソリトンが先に仮定したと同じ性質を有する
ファイバを通して伝播し、かつCW注入を行った場合の
パルス波形を計算した図である。CWはパルスの搬送波
の波長と同じ波長を有し、ソリトンと同相であり、初期
ソリトンのピーク振幅の11%の振幅を有するものと仮
定している。注入は9.4−118.8Kmおよび28
.2 Kmのところで行なわれるものと仮定する。第4
図から分るように、仮定した条件の下では、ソリトン・
パルスはまたその形状および他の属性を実質的に保持し
ている。
第5図および6図は6.75 Km毎に約1.3 db
の増幅を行った場合における][)80Kmおよび59
’40Kmのところでのソリトン°パルス対を計算によ
って求めたものである。仮定したファイバの特性は第2
図の場合と同一であり、入力ピーク電力は11.2 r
t+W、 最大値のV2のところのパルス幅は約42ピ
コ秒、パルス間隔は約170ピコ秒、搬送波波長は1.
5.#m である。第5および6図の曲+1!50は入
力パルスを表わし、第5図の曲線51は’7フイバを1
1000K以上通った後のソリトンを表わし、第6図の
曲線60はファイバを約6000Km通った後の同じソ
リトン対を示す。図から分るように、パルスの形状は仮
定の条件の下では極めて良く保存されている。
第6図で見られるパルス間隔の変化は2つのソリトン間
の相互干渉によるものである。
ハセガワおよびコダマ(前掲書P、1147)が述べて
いるように、平衡ピーク電力以外の初期ピーク電力を有
するパルスは伝播によりパルス幅および振幅が変化する
ことに々る。
例えばその包絡線がaqO5ech(qoτ)(但し1
/2≦a < 3/2 )で与えられる入力パルスはa
−qO5ech (acaqoτ)(但しa。−(1+
2α)、。
a = ]十α、1α1<1/2)で与えられる包絡線
を有する1つのソリトン・パルス(減衰のない場合)を
漸近的に与える。従って、a = 3 / 2の場合1
つのソリトン・パルスの最大可能々振幅はa〜−2とな
り、漸近ソリトンのピーク電力は入力パルスのピーク電
力の約4倍となり、漸近幅は初期パルス幅の約1/2に
減少する。同様に、ソリトン・パルスがa(a>1)倍
されると、ファイバの振幅が無い場合、結果として得ら
れる漸近ソリトンの振幅は元のソリトン・パルスの約(
2a−] )倍となり、幅は元のパルス幅の約(2a−
1)−’倍に減少する。
パルス波形がその漸近的々1つのソリトンに落ち着く前
にその形状は振動し、パルスはエネルギーを幾分失うこ
とに注意されたい。
硅素をベースとするファイバの場合、振動周期LNL(
メートル)はほぼ次式で与えられる。
ここでp (w)はパルスのピーク電力(watt)、
λ(μm)はμmで表わした搬送波の波長、Sはファイ
バ・コアのコア断面積を(μm) 2で表わしたもので
ある。
ソリトン・パルスを増幅する手段としてソリトン搬送波
と同じ波長および実質的に同じ位相を有するCWをファ
イバ中に注入する手段が使用できる。この注入を用いる
とより狭い幅とより大き々振幅を有するソリトン・パル
スが得られる。パルスの増幅に使用されないCWの部分
は、適当な位置に設けられた後続の増幅点において更に
CWを注入するとCWの破壊相互作用が生じ、除去され
る。
解析の結果によると搬送波とCWの波長および位相が等
しいとソリトンの振幅はcwの振幅の約π倍だけ増加し
、幅も同じ量だi減少することが示される。このように
して、減衰によってソリトンの振幅が約1/πEoに減
少したとき振幅EoなるCWを°′ファイバ中に注。
入するならば、元のソリトン構造が復元されることにな
る。
使用されないCWの望壕しくない累積は、相続いて注入
されたCWに破壊的相互作用を及ぼすと同時に、ソリト
ン搬送波には常に建設的相互作用を及ぼすように注入点
の間隔を定めることにより回避することが出来る。この
ような間隔を選ぶことは常に可能である。
何故ならばソリトンの位相は伝播している間に連続的に
シフトするのに対し、CWは一定位相に留るからである
。ハセカワおよびコダマ(前出)は伝播距離の関数とし
てソリトン位相を決定する式を与えたが、適当なCWの
注入点はこの式を使用することにより決定できる。ソリ
トンの初期位相がτ0″′Cあると、CWの注入はmを
正の整数として、位相がτ(T)=2π/m十τ。
となるような伝播距離Tのところで行えばよい。
第2図に関連して述べたと同じパラメータを用いるCW
の繰返し注入による増幅の例として、元のソリトンが約
14ピコ秒の幅を有し、約105mWの平衡ピーク電力
を与える場合、9.4 Km毎に振幅1.8 X 10
5V/m  のCWを注入することによりソリトン・パ
ルスを実質的に不変に保持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具現した遠隔通信システムの例を示す
図、第2図は増幅を行なわない場合の1対のソリトン・
パルスと、1対の線形パルスに対する計算によって求め
たパルス波形を示す図、第3図は周期的に増幅した1対
のソリトン・パルスに対する計算によって求めたパルス
波形を示す図、第4図は周期的な連続波(CW)注入を
行った1対のソリトン°パルスならびに連続波(CW)
注入を行なわない場合のソリトン・パルス対に対する計
算によって求めたパルス波形を示す図、第5および6図
は夫々約1.’000Kmおよび約6.000Kmのフ
ァイバを通して伝播した周期的に増幅されたソリトン・
パルス対に対する計算により求めたパルス波形を示す図
である。 〔主要部分の符号の説明〕 特許請求の範囲    符号 単一モード光ファイバ  12 非電子的増幅器     13 出 願 人:ウェスターン エレクトリックカムパニー
、インコーボレーテツド t(ρI) j(p嘗) 時  間 時  間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ソリトン・パルスを伝送することの可能な単一モ
    ード光ファイバを含む光フアイバ遠隔通信装置において
    、 信号が増幅過程全体を通して光パルスの形態を保持した
    it光パルス信号を増幅するよう作られた増幅器として
    規定される1つまたはそれ以上の非電子的増幅器を含み
    、該非電子的増幅器の各々はファイバ中を伝播するソリ
    トン・パルスを増幅するべくファイバに沿う中間位置に
    設けられていることを特徴とする光フアイバ遠隔通信装
    置。 2、特許請求の範囲第1項記載の装置において、各々の
    該増幅器はガラス−レーザ増幅器より成ることを特徴と
    する光フアイバ遠隔通信装置。 3、 特許請求の範囲第1項記載の装置において、各々
    の該増幅器はラーマン増幅器より成ることを特徴とする
    光フアイバ遠隔通信装置。 4、特許請求の範囲第1項記載の装置において、各々の
    該増幅器はパルスの搬送波と実質的に同相の連続波電磁
    放射をファイバ中に注入する手段を含むことを特徴とす
    る光フアイバ遠隔通信装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の装置において、各々の
    該増幅器は半導体レーザ増幅器より成ることを特徴とす
    る光フアイバ遠隔通信装置。
JP58029639A 1982-02-25 1983-02-25 光フアイバ遠隔通信装置 Granted JPS58157233A (ja)

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