JPS5815653Y2 - ディ−ゼル機関の燃料供給装置 - Google Patents

ディ−ゼル機関の燃料供給装置

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JPS5815653Y2
JPS5815653Y2 JP13239278U JP13239278U JPS5815653Y2 JP S5815653 Y2 JPS5815653 Y2 JP S5815653Y2 JP 13239278 U JP13239278 U JP 13239278U JP 13239278 U JP13239278 U JP 13239278U JP S5815653 Y2 JPS5815653 Y2 JP S5815653Y2
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JP
Japan
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heavy oil
diesel engine
fuel supply
oil
pump
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Expired
Application number
JP13239278U
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English (en)
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JPS5549042U (ja
Inventor
二郎 倉澤
Original Assignee
昭和海運株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は舶用その他のディーゼル機関に、2種類の燃
料油を混合しながら供給するための装置に関する。
船舶においては発電機用ディーゼル機関のみならず推進
用ディーゼル機関にむいても、A重油(ディーゼルオイ
ル)にC重油(ボイラオイル)を混合しながら供給して
燃料費の低減を図ることが一部で試みられている。
第1図はそのために用いられている従来の装置を示した
ものであり、これは可変容量ポンプ10.11によりそ
れぞれ圧送されるA重油12とC重油13を流体ミキサ
14に導いて均一に混合し、これを混合油タンク15に
一時的に貯めディーゼル機関16に供給するものであり
、A重油とC重油の混合比率は前記各可変容量ポンプ1
0.11の吐出量を変化させることにより設定する。
しかしながらこのものでは2台の可変容量ポンプ10,
11の構造・制御が複雑で故障を招き易く、またA重油
側のポンプ機能が停止した場合に(riC重油だけがデ
ィーゼル機関に供給される虞れがあるなど欠点が多い。
この考案はかかる従来装置の欠点を除去することを目的
とし、その特徴とするところは、重力により送出される
A重油と、定容量ポンプで圧送され流量制御弁で流量を
制御されるC重油を、合流させて流体ミキサに導き、こ
の□キサとディーゼル機関を接続する給油管にアキュム
レータを設けたことにある。
次にこの考案の一実施例を第2図に基づいて説明する。
ディーゼル機関20より高い位置にA重油21を貯溜す
るA重油タンク22を設置し、このタンク22から下方
に導いたA重油管23に止弁24ふ・よび流量計25を
設け、その終端を燃料加熱器26の入口側に接続する。
一方、C重油27を貯溜するC重油タンク28に渦巻ポ
ンプ29の吸入側を接続し、そのポンプ29の吐出側よ
り導いたC重油管30に流量制御弁31および流量計3
2を設け、その終端は前記A重油管23と共に燃料加熱
器26に接続する。
前記流量制御弁31を自動制御するコントローラ33(
ri従来周知のものであり、各流量計25゜32の出力
信号によりA重油トよびC重油の各流量を検知し、その
流量比が設定ダイヤル34で指示した値に等しくなるよ
う流量制御弁31を制御するようになっている。
前記燃料加熱器26の出口側に接続した流体ミキサ35
は、A重油とC重油をこれらの流入エネルギを利用して
均一に混合する形式のものであるが、他に動力を用いて
流体を強制的に攪拌するようにしたもの等いづれの形式
のものでも用いることができる。
前記流体ミキサ35の出口側とディーゼル機関20の燃
料噴射ポンプ(図示しない)を接続する給油管36の途
中には止弁37および小容量のタンクであるアキュムレ
ータ38を設け、その空気抜管39の頂部はA重油タン
ク22よりも高い位置まで立ち上げである。
なお、40はバイパス管、41は止弁である。
次にこの考案の作用を説明すると、止弁41を閉じ止弁
24.37を開きポンプ29を起動すれば、A重油21
はタンク22から重力により、またC重油27はタンク
28からポンプ29によりそれぞれ送出され、コントr
p−233の設定ダイヤル34で指示した混合比をもっ
た混合油となってディーゼル機関20に達するが、その
間に混合油は燃料加熱器26で加熱された後、流体ミキ
サ35で均一に混合され、適度で均一の粘度を有する混
合油としてディーゼル機関20で燃焼される。
流体ミキサ35より流下する混合油がディーゼル機関2
0の燃料消費量を上回る場合は、その差額分はアキュム
レータ38に蓄積され、アキュムレータ38の空気抜管
39を液面が上昇するに従ってA重油タンク22の水頭
が相対的に小さくなり、したがってA重油の送出量が減
少し、これに応じて流量制御弁31が絞られてC重油の
送出量も減少するため、混合油の供給量は最終的に燃料
消費量と均衡するようになる。
筐たディーゼル機関20の負荷が一時的に上昇するよう
な場合には、アキュムレータ38から混合油が供給され
、流体ミキサ35等の容量不足を補う。
なお発停時のようにディーゼル機関20をA重油のみで
運転する場合は、バイパス管40を利用する。
以上説明したようにこの考案は、重力により送出される
A重油と、定容量ポンプ29により圧送され、その吐出
側の流量制御弁31により流量を制御させるC重油を、
合流させて流体ミキサ35に導き、そのミキサ35の出
口側をディーゼル機関20と接続する給油管36の途中
にアキュムレータ38を設けたので、A重油とC重油を
所望の比率で均一に混合してディーゼル機関20に供給
することができ、構成が簡単で既存のディーゼルプラン
トにも、容易に設置でき、燃料費の低減に寄与し得る。
lた特にA重油の供給は、従来装置のようにポンプでな
く重力を利用して行なわれるので、A重油だけは常に確
実にディーゼル機関に供給され、安全である。
しかもアキュムレータ38を設けたので、一時的にディ
ーゼル機関20の燃料消費量が増大しても、アキュムレ
ータ38に蓄積した混合油でその増大分を賄うことがで
き、流体ミキサ35等の容量を必要以上に大きくする必
要がない等経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の系統図、第2図はこの考案にかかる
装置の系統図である。 図面中、20はディーゼル機関、22はA重油タンク、
29は渦巻ポンプ、31は流量制御弁、35は流体□キ
サ、36//i給油管、38はアキュムレータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ディーゼル機関20の上部に設置したA重油タンク22
    から重力により送出されるA重油と、定容量ポンプ29
    により圧送され、このポンプ29の吐出側に設けた流量
    制御弁31により流量を制御さ1−るC重油を、合流さ
    せて流体ミキサ35に導き、そのミキサ35の出口側を
    前記ディーゼル機関20の燃料噴射ポンプと接続する給
    油管36の途中にアキュムレータ38を設けたことを特
    徴とするディーゼル機関の燃料供給装置。
JP13239278U 1978-09-27 1978-09-27 ディ−ゼル機関の燃料供給装置 Expired JPS5815653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13239278U JPS5815653Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 ディ−ゼル機関の燃料供給装置

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JP13239278U JPS5815653Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 ディ−ゼル機関の燃料供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS5549042U JPS5549042U (ja) 1980-03-31
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