JPS5815601Y2 - 歯科用ハンドピ−ス - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本願はエアタービンを備えた歯科用ハンドピースに関し
、エアタービ、、ン、駆動後の加圧空気の一部を人気路
に帰還して、人気量を増し、エアタービンの回転トルク
の増大をはかったものでミその実施例を以下図面につい
て詳述すると、ハンドピース本体１は、頭部ケース２と
、把握部３とから成り、頭部ケース２内に、は、、上下
の軸受部材４．５と、この軸受部材によって回転自在に
軸承されるエアタービン６とを内蕪したカートリッジＩ
が納められており、エアタービン６０回転軸筒８内には
、切削バー９を挾持するチャックスリーブ１０が装着さ
れている。

一方把握部３内には、加圧空気を頭部ケース２内に導び
く入気路１１と、エアタービン６を駆動した後の加圧空
気を戻す排り路１２と、切削バー９の先端に向けて霧を
噴出させるための空気通路１３と、水通路１４とが夫々
該けられている。

前記人気路１１の先端部１１′は、小径に形成されて頭
部ケース２内面で開口ａしており、人気路１１に導かれ
た加圧空気は、その貧端部１１′で絞られてエアタービ
ン６０羽根に勢良く噴出し、エアタービン６を駆動した
後の加圧導気は、排気路１２を通って外部に放出される
。

酉記入気路１１及び排気路１２との間の仕切壁１５の先
端部には、排気路１２の加圧空気の一部を、前記人気路
１１の先端開口部ａに帰還するためＣ通孔１６が斜状に
形成されている。

図中１７はスリーブ７に設けた位置決め用突部、１８は
該突■１７を介入するスリット、１９は絞り杆である。

しかして人気路１１に導かれた加圧空気は、その先端部
１５で絞られ、その開口部ａからエアタービン６の羽根
に向って勢良く噴出するが、この加圧空気の噴出に伴い
、開口部ａの近傍が負圧状態となり、この負圧作用によ
って、排気路１２に戻された加圧空気の一部は、通孔１
６を通って開口部ａに導かれ、その結果、開口部ａから
エアタービン６０羽根に差し向けられる加圧空気の流量
が増加し、エアタービンの回転トルクは増大される。

以上のように本願によれば、エアタービンの羽根の径を
増すことなく、その回転トルクの増大をはかることが出
来るので、頭部ケースが小型で高トルクのハンドピース
を提供することが出来ると共に、構造、製作が極めて簡
単であるなどの利点を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示すもので、第１図は横断平面図
、第２図は縦断側面図である。 図中２は頭部ケース、３は把握部、４，５は軸受部材、
６はエアタービン、１１は人気路、１１′は先端部、ａ
は開口部、１２は排気路、１５は仕切壁、１６は通孔で
ある。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. エアタービンを内蔵した頭部ケースと、エアタービンを
   駆動する加圧空気を頭部ケース内に導びく入気路及びエ
   アタービン駆動後の加圧空気を排出する排気路を備えた
   把握部とから戒り、前記人気路の先端部を小型に形成し
   て頭部ケース内面で開口させ、且つ前記人気路と排気路
   との間の仕切壁に、排気路と人気路の先端開口部とを連
   通ずる通孔を設けて成る歯科用ハンドピース。