JPS58155642A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は外管内に発光管とともに抵抗体を収容した金属
蒸気放電灯に係υ、特にその抵抗体の改良に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に金属蒸気放電灯は、外管内に発光管を収容しであ
るが、該外管内に抵抗体を収容することが多い。たとえ
ば外管内に始動装置を組み込んだものは、始動装置とし
て熱応動スイッチなどとともに抵抗発熱体が使用される
ものであ夛、また上記始動装置と組み込まないものであ
っても、始動用補助電極に補助抵抗を接続することが良
く行われる。

このように金属蒸気放電灯では外管内に抵抗体を収容す
る場合が多いのであるが、このような抵抗体としてセラ
ｆｙり被覆形紙抗体が使用されている。抵抗発熱体をセ
ラミックで被覆すると絶縁性および耐熱性ならびに機械
的強度も向上することは理解できる。

しかしながら従来のセラミック被覆形抵抗体祉、第１図
に示されるように１アルミナ岬からなるセラミック基板
１の一側面Ｋ、耐熱難溶性金属、たとえばタングステン
表どを蒸着して薄膜抵抗発熱体２を接会し、上記セラミ
ック基板１の一側ＷＫ同じくアルミナ等のセラミ、フカ
−４−３を焼結して薄膜抵抗発熱体２を被覆したもので
ある。なお４，４は接続端子を示す。このような従来の
セラミック抵抗体は、タングステンを蒸着するなどの面
倒な工程が要求されるのでコストアラ！になるばかシで
なく、タンクステン薄膜２とセラミック体１および３と
の熱膨張差によシセラミック体１および３に亀裂や破損
が生じ易い欠点がありた。またタングステンなどの耐熱
難溶性金属の抵抗値は、温度変化と共に急激に変化し、
８０ｏｃ＠度では抵抗値が室温時の２倍以上にも達じ゛
、抵抗値が温度変化にもとづき大幅にばらつくので安定
性に欠ける不具合があった。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、そ
の目的とするところは、温度変化に対する抵抗値変化が
安定し、がっ熱膨張差にもとづく亀裂や破損の少ないセ
ラミック抵抗体を有する金属蒸気放電灯を提供しようと
するものである。

〔発明の概要〕

すなわち本発明は耐熱絶縁セラミック体で被覆される抵
抗発熱体をセラミ、り抵抗発熱体とすることによシ上記
目的を達成しようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を第２図ないし第７図にもとづき
説明する。

図面は高圧ナトリウムラングを示し、１ｏは外管、１１
は外管内に収容された発光管、１２１Ｌ。

１２ｂは発光管の内部に対設された主電極である。１３
は上記外管１１内に収容された始動装置であり、この始
動装置１３は常閉形バイメタルスイッチ１４からなる熱
応動スイッチと抵抗発熱体１５とを、第２図に示すよう
に直列に接続して構成されておル、この始動装置１３は
発光管１１１／Ｃ対して並列に接続されている。

上記始動装置１３は、バイメタルスイッチ１４と抵抗発
熱体１５とをユニット化したものである一抵抗発熱体１
５は本発明のセラミック抵抗体に係り、その構造を第４
図ないし第７図の製造順序に本とづ〈図面によって説明
する。

１６．１７はアルミナもしくはシリカを主体としたセラ
ミック粉末をｓｂ上げて、型に入れ、これを！レスする
ことにより構成された耐熱絶縁セラミックの被覆体であ
シ、互の衝合面には抵抗発熱粉末を嵌入するためのたと
えば蛇行状溝１８．１９を刻設しである。一方の被覆体
１６の溝１８には、シリコンカーバイドまたはシリコン
ナイトライド等の抵抗発熱体粉末を練シ上げた未乾燥抵
抗発熱粉末２０．を、この溝１８に沿って充填し、両波
覆体１６．１７を互にその衝合面で突き合せて密着し、
これを一体にゾレスしたのち乾燥する。このものをたと
えば窒素ガス雰囲気中にて約１５００℃の温度で焼成す
ると、セラミック抵抗体となる。

該セラミ、り抵抗体は、内部にシリコンカーバイドまた
はシリコンナイトライドのごときセラミ、り抵抗発熱体
２１が蛇行状に充填され、このセラミック抵抗発熱体２
１の表面はアルミナやシリカ尋の耐熱絶縁セラミック体
２２によって覆われた構造と々る。

上記セラミック抵抗発熱体２ノの両端は、耐熱絶縁セラ
ミック体２２の表面に焼きつけられた銀ろう板２４．２
５と電気的に接続され、これら銀ろう榎１４．Ｘｌには
各々リード線としての金属棒２６．２１が接続されてい
る。また、耐熱絶縁セラミック体２２の表面には、上記
セラミック抵抗発熱体２１および銀ろう材２４゜２５と
は電気的に絶縁して他の銀ろう材２８゜２９が焼き付け
られてお夛、これら銀ろう材２８゜２９ｔｌＣは他の金
属棒３０．８１が接続されている。

上記ＩＪ−１’線としての一方の金属棒２６は、外管１
内のす４−トヮイヤ３２に、電気的および機械的に接続
される。ｔた他方の金属棒２７にはバイメタル片３３が
接続され、バイメタル片Ｓ３は金属棒３０１１Ｃ兼離さ
れる。したがって金属棒ＪＯはバイメタルスイッチ１４
の固定接点を構成し電極１２ａと電気的に接続される。

ナオ金属棒３１は支持線としてサポートワイヤ１２に＠
続されるものである。す／−）ワイヤ３２岐ステムｓ４
に貫通された導＠　ｓ　ｓ　ＶＣ接続され、また電極１
２１祉他の導１１１３６Ｋｍ続されている１１７７は口
金である。

このような構成に係る高圧ナトリウムラングは、第２図
に示もれるように、高圧水銀灯用単チ嘗−り形安定器３
８を介して商用電源３９に接続される。′始動前におい
てはバイメタルスイッチ１４が閉じているので、セラミ
ック抵抗体からなる発熱体１５に電流が流れ、よって諌
発熱体１５が発熱する。この発熱にもとづきバイメタル
スイッチ１４が加熱されてその接点を開放する。このと
きキック電圧が発生し、このキック電圧は安定器３８の
二次電圧に重畳されて高圧ノ々ルスａＢ１両電極１２ｍ
、１２ｂに印加される。したがって両電極１２＊、１２
ｂ間で放電を開始し、ランプが始動する。

ラングの安定点灯時には発光管１１の発熱によシバイメ
タルスイッチ１４を開放しているので始動装置１３は非
作動状態に保たれる。

しかして上記抵抗発熱体１５は、セラミック抵抗発熱体
２１を耐熱絶縁セラミック体２２で覆った構造としたの
で、両者ともにセラミックであることから、両者共に熱
膨張率が小さく、加えて両者の熱膨張率の差が小さい、
このため耐熱絶縁セラミック体２２にクラックを生じる
開会がきわめて少くなる。またセラミック抵抗発熱体２
１は金属線中金属薄膜からなる抵抗体に比べて、温度変
化に伴う抵抗値のばらつきが少なく、むしろ温度上昇に
伴りて抵抗値が減少する性質をもち、しかもその減少率
は８００℃の温度で約３〇−以内とされているため、抵
抗値は安定している。このことから発光管１１の点滅に
よる外管１０内の温度変化の影響を受けず、始動性も安
定する利点がおる。

なお、セラミック抵抗体としては第７図の平板状の形状
には限らず、たとえば第８図に示され九円箇状のもの、
円柱状のものなどでありても実施可能である。４１１に
円筒、円柱状のものは、体積が小形化できるので限られ
た空間内に収容し易い利点がある−なお平板状の本のは
遮熱体として活用できる利点もある。

また本発明は始動装置１３における抵抗発熱体ｘｔｓＦ
ｃ適用することだけに制約されるものではなく、外管１
０内に組み込まれる限流抵抗子補助抵抗にも適用可能で
あり、またメタルノ・ライドラング、高圧水銀灯などＫ
も実施できることはいうまでもない。

〔発明の効果〕

以上詳述した通り本発明は、外管内に発光管とともに収
容される抵抗体を、セラミック抵抗発熱体の表面を耐熱
絶縁セラミック体で被覆した構造としたので、発熱体と
セラミ、り被覆とがともにセラミ、りであることから、
熱膨張が少くかつ熱膨張差が小さくてセラミック被覆体
にクラックが生じる表どの不具合が防止される。

またセラミック抵抗発熱体自身は温度変化に対する抵抗
値の変化が少ないので、抵抗特性が安定するなどの利点
がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来のセラミック抵抗体を示す一部断面した斜
視図、第２図ガいし第７図は本発明の一実施例を示し、
第２図は高圧ナトリウムランプの回路構成図、第３図は
高圧す）　ＩＪウムラツゲＯ概略的構成図、第４図ない
し第７図はセラきツク抵抗体の製造側に示す構成図、第
８図は本発ｖ４の他の実施例を示すセラミック抵抗体の
斜視図である。 １０−・・外管、Ｉ　１−・・発光管、Ｉ：ｌ＊、１２
ｂ・・・電極、１３・・・始動装置、１４・・・バイメ
タルスイッチ、Ｚ５・・・抵抗発熱体（セラミック抵抗
体）、２１・・・セラミック抵抗発熱体、２２−・・耐
熱絶縁セラミック体。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 ４ 第２図 第３図 第４図 第５図 ？！′；６図 １ ４ 第７図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外管内に発光管とともに抵抗体を収容した金属蒸気放電
   灯において、上記・抵抗体は、セラミック抵抗発熱体の
   表面を耐熱絶縁セラミック体で被覆して一体構造となし
   たことを特徴とする金属蒸気放電灯。