JPS5815484Y2 - バネ熱処理炉 - Google Patents
バネ熱処理炉Info
- Publication number
- JPS5815484Y2 JPS5815484Y2 JP7988178U JP7988178U JPS5815484Y2 JP S5815484 Y2 JPS5815484 Y2 JP S5815484Y2 JP 7988178 U JP7988178 U JP 7988178U JP 7988178 U JP7988178 U JP 7988178U JP S5815484 Y2 JPS5815484 Y2 JP S5815484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- circular
- vertical
- heat treatment
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコイリングマシン等のバネ製造機械によって次
々に連続的に製造されるバネを炉内に導入して回転円板
の縦孔に嵌入保持した状態で回送させる間に適正な熱処
理を施すと同時に、熱処理されたバネをその整列した状
態のよ・で直ちに研磨機等の次工程へ正しく１個づつ送
り出せるようにしたものである。
々に連続的に製造されるバネを炉内に導入して回転円板
の縦孔に嵌入保持した状態で回送させる間に適正な熱処
理を施すと同時に、熱処理されたバネをその整列した状
態のよ・で直ちに研磨機等の次工程へ正しく１個づつ送
り出せるようにしたものである。
以下にその詳細を図面の実施例について説明する。
第１図において、１はヒータ２を内蔵した中空箱形の炉
本体であり、３はその内部に設けられた平円板、４は平
円板３を回転自在に取付ける為の縦軸であり、モータ５
に連動されて縦軸４と共に平円板３を所定速度で回転さ
せる。
本体であり、３はその内部に設けられた平円板、４は平
円板３を回転自在に取付ける為の縦軸であり、モータ５
に連動されて縦軸４と共に平円板３を所定速度で回転さ
せる。
６は平円板３の面上に上下両面に貫通して設けられたバ
ネ嵌入用の縦孔であり、これは円形配列に多数設けられ
る。
ネ嵌入用の縦孔であり、これは円形配列に多数設けられ
る。
図示例では円形配列に内外２列設けているが１列又は２
列以上でもよい。
列以上でもよい。
７は平面板３の下に近接して設けられた固定板であり、
該固定板７は縦軸４にその中心部を嵌挿するが回動しな
いようホルダー８に固定する。
該固定板７は縦軸４にその中心部を嵌挿するが回動しな
いようホルダー８に固定する。
この固定板７には前記千円板３の縦孔６に順次合致する
１個の取出孔９を開設する。
１個の取出孔９を開設する。
炉本体１は炉壁を断熱材１ａで構威し、それにより平円
板３と、ヒータ２及び固定板７等全体を被包する。
板３と、ヒータ２及び固定板７等全体を被包する。
この炉本体１はキャスター１０付きの架台１１上に図示
例のように傾斜状に設け、又は水平に設置する。
例のように傾斜状に設け、又は水平に設置する。
１２は炉本体１の前部に設けられた切込状の供給口であ
り、これにより平円板３の外周一部を露出せしめる。
り、これにより平円板３の外周一部を露出せしめる。
供給口１２には熱処理すべきバネを投入する為のシュー
ト１３を設け、その下端口１３ａを平円板３の縦孔６上
へ臨ませている。
ト１３を設け、その下端口１３ａを平円板３の縦孔６上
へ臨ませている。
又炉本体１の後部には取出口１４が開設され、この取出
口１４に研磨機用円板１５の一部が挿入できるようにな
っており、これにより熱処理されたバネー個づつ受は取
るように取り出していくものである。
口１４に研磨機用円板１５の一部が挿入できるようにな
っており、これにより熱処理されたバネー個づつ受は取
るように取り出していくものである。
平円板３は図示例では上下２段、即ち同形同大のものを
２枚設けた場合が示されている。
２枚設けた場合が示されている。
この場合は上下平円板３，３′間に前記の固定板７を介
装すると共に、下段の千円板３′の下面にもう一つの固
定板７′を近接して設ける。
装すると共に、下段の千円板３′の下面にもう一つの固
定板７′を近接して設ける。
上段固定板７の取出孔９はシュート１３の直下に至る少
し手前位置に設け、下段固定板７′の取出孔９′は炉本
体１の後部取出口１４側に開設し、その直下に前記の研
磨機用円板１５の縦孔１６を回送につれて順次に臨ませ
るようにする。
し手前位置に設け、下段固定板７′の取出孔９′は炉本
体１の後部取出口１４側に開設し、その直下に前記の研
磨機用円板１５の縦孔１６を回送につれて順次に臨ませ
るようにする。
縦軸４は架台１１内に設置したモータ５から変速機１７
及び減速機１８を経て連動回転させられるもので、この
縦軸４の回転で上下両平円板３，３′が一斉に同時に回
転する。
及び減速機１８を経て連動回転させられるもので、この
縦軸４の回転で上下両平円板３，３′が一斉に同時に回
転する。
シュート１３から熱処理すべきバネを回転中の平円板３
の縦孔６内へ１個づつ次々に投入すると縦孔６内のバネ
は固定板７に支持されてその面上を接摺しながら回送さ
せられ、丁度−周するとその少し手前で固定板７の取出
孔９と合致するからその瞬間にこの取出孔９を通して下
段の千円板３′の縦孔６′に嵌入する。
の縦孔６内へ１個づつ次々に投入すると縦孔６内のバネ
は固定板７に支持されてその面上を接摺しながら回送さ
せられ、丁度−周するとその少し手前で固定板７の取出
孔９と合致するからその瞬間にこの取出孔９を通して下
段の千円板３′の縦孔６′に嵌入する。
そしてさらに２分の１回転するとその縦孔６′は下段の
固定板７′の取出孔９′に合致するからその中のバネは
これを通して下方へ落下しその直下の研磨機用円板１５
の縦孔１６に嵌入させられる。
固定板７′の取出孔９′に合致するからその中のバネは
これを通して下方へ落下しその直下の研磨機用円板１５
の縦孔１６に嵌入させられる。
従ってバネは炉内において千円板３．３′と共に１周半
する間に所定の熱処理作用を受け、そのま・次工程へ送
り出されていくものである。
する間に所定の熱処理作用を受け、そのま・次工程へ送
り出されていくものである。
千円板と固定板の段数及び取出孔の位置等を適宜に選定
すれば前記の炉内における回送距離や熱処理時間を任意
に変えることができる。
すれば前記の炉内における回送距離や熱処理時間を任意
に変えることができる。
本考案は上述のように、縦軸に軸支されて回転する千円
板に円形配列に多数の縦孔を設けてこれに熱処理すべき
バネを嵌入保持せしめた状態で炉内を回送させる間に適
正な熱処理を町今させるものであって、縦孔内のバネは
その下面の固定板上を接摺しつ・所定位置に達すると取
出孔と合致して直ちにこれより落下し所定位置へ取出せ
るがら熱処理すべきバネの形状や種類を問わす縦孔内へ
嵌入し得るものであればどのようなバネでも移送中にバ
ネ同士の絡み合いや、脱落を全く生じないで供給から熱
処理を経て取出しに至る一連の作業を全自動で整然と行
うことができ、而も熱処理を終えたバネは研磨機等の次
工程へ１個づつ整列して取出せるのでそれがそのま・次
工程での供給となり、作業能率を著るしく高めることが
できる。
板に円形配列に多数の縦孔を設けてこれに熱処理すべき
バネを嵌入保持せしめた状態で炉内を回送させる間に適
正な熱処理を町今させるものであって、縦孔内のバネは
その下面の固定板上を接摺しつ・所定位置に達すると取
出孔と合致して直ちにこれより落下し所定位置へ取出せ
るがら熱処理すべきバネの形状や種類を問わす縦孔内へ
嵌入し得るものであればどのようなバネでも移送中にバ
ネ同士の絡み合いや、脱落を全く生じないで供給から熱
処理を経て取出しに至る一連の作業を全自動で整然と行
うことができ、而も熱処理を終えたバネは研磨機等の次
工程へ１個づつ整列して取出せるのでそれがそのま・次
工程での供給となり、作業能率を著るしく高めることが
できる。
又小型で処理能力が大きいと共に、構造も簡単で耐久性
があり、安価に実施し得る等の実用的優れた効果が期待
できる。
があり、安価に実施し得る等の実用的優れた効果が期待
できる。
第１図は本考案バネ熱処理炉の側面図で、要部は断面を
示す。 第２図及び第３図は平円板と固定板との関係を示す平面
図、第４図は研磨機用円板への取出部の平面図である。 １・・・・・・炉本体、２・・・・・・ヒータ、３．３
’・・・・・・平円板、４・・・・・・縦軸、５・・・
・・・モータ、６，６′・・・・・・縦孔、７・・・・
・・固定板、９，９′・・・・・・取出孔。
示す。 第２図及び第３図は平円板と固定板との関係を示す平面
図、第４図は研磨機用円板への取出部の平面図である。 １・・・・・・炉本体、２・・・・・・ヒータ、３．３
’・・・・・・平円板、４・・・・・・縦軸、５・・・
・・・モータ、６，６′・・・・・・縦孔、７・・・・
・・固定板、９，９′・・・・・・取出孔。
Claims (1)
- ヒータを内蔵した中空箱形の炉本体内に、縦軸に水平又
は傾斜状に軸支されて回転する単−又は複数の平円板と
その下面に近接された固定板とを設けると共に、千円板
の面上には上下両面に貫通するバネ嵌入用の縦孔を多数
円形配列に設け、他方固定板には前記千円板の縦孔に順
次合致する取出孔を開設してなるバネ熱処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7988178U JPS5815484Y2 (ja) | 1978-06-10 | 1978-06-10 | バネ熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7988178U JPS5815484Y2 (ja) | 1978-06-10 | 1978-06-10 | バネ熱処理炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54181030U JPS54181030U (ja) | 1979-12-21 |
| JPS5815484Y2 true JPS5815484Y2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=28998249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7988178U Expired JPS5815484Y2 (ja) | 1978-06-10 | 1978-06-10 | バネ熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815484Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-10 JP JP7988178U patent/JPS5815484Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54181030U (ja) | 1979-12-21 |
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