JPS5815479Y2 - 高炉炉頂装入装置における原料切出装置 - Google Patents

高炉炉頂装入装置における原料切出装置

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JPS5815479Y2
JPS5815479Y2 JP1979000174U JP17479U JPS5815479Y2 JP S5815479 Y2 JPS5815479 Y2 JP S5815479Y2 JP 1979000174 U JP1979000174 U JP 1979000174U JP 17479 U JP17479 U JP 17479U JP S5815479 Y2 JPS5815479 Y2 JP S5815479Y2
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JP
Japan
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raw material
furnace top
screw
blast furnace
charging device
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Application number
JP1979000174U
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JPS55100994U (ja
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敏雄 安坂
和美 井上
雅之 河本
良雄 瀬尾
秀司 浅見
照男 堤
敏幸 那須
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高炉炉頂装入装置における原料切出装置に関
するものである。
従来の高炉炉頂装入装置においては、すなわち、高炉炉
体上部よりも上位に設けられた集合ホッパーと、この集
合ホッパーよりも上位に設けられた複数個の炉頂バンカ
ーとを有する炉頂装入装置においては、該バンカーの出
口下端にゲートを設けて該ゲートのみで原料の切出量を
決定していたので、その切出量の安定性が悪く、そのた
め、ロードセルによって該バンカーの重量を計測してそ
の切出量を確認する必要があった。
しかし、ロードセルを、使用すると、次のような諸問題
がある。
すなわち、第1に、風や地震に対処するために炉頂バン
カーに振れ止め装置が必要であり、その振れ止め装置で
の抵抗がロードセルの標示をくるわせる。
第2に、均排圧による炉頂バンカー重量の変化の補正機
構が必要である。
第3に、ロードセルの計測精度を向上させるためには炉
頂バンカーの剛性および集合ホッパーの剛性が要求され
、それぞれの重量が非常に大きくなる。
第4に、炉頂バンカー下部およびゲート駆動装置に伸縮
管が必要となり、かつ、これが損傷した場合にはその取
替えが著しく困難である。
本考案は、従来の装置の上記の欠点を解消するためにな
されたもので、すなわち、高炉炉頂装入装置全体として
大幅なコストダウンが可能となり、かつ、原料の切出し
を定量的に任意所望に正確に変えることができ、また鉱
石とコークスなどで、ゲート開度を変える必要がない、
高炉炉頂装入装置における原料切出装置を提供すること
を目的とするものである。
このため、本考案の高炉炉頂装入装置における原料切出
装置の構成は、高炉炉体上部よりも上位に設けられた集
合ホッパーと、この集合ホッパーよりも上位に設けられ
た適数個の炉頂バンカーとを有する高炉炉頂装入装置に
おいて、前記集合ホッパーの出口と炉頂バンカーの出口
のいずれかに設けられているとともに、回転制御可能に
設けられている竪型のスクリューを備えていることを特
徴としている。
以下、本考案の実施態様について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本考案の第1実施例を示した一部切欠立面図で
ある。
第1図において、1はホッパー型の炉頂バンカー、2は
ゲート、3はシール弁、4は集合ホッパー、5は伸縮管
、6は高炉炉体鉄皮、7は油圧モーター、8はカップリ
ング、9は軸受、10は駆動軸、11は前記集合ホッパ
ー4の出口に設けられた竪型のスクリュー、12はサポ
ート、13は前記集合ホッパー4のフランジに固定され
て該スクリュー11を内装している竪型円筒状のケーシ
ング、14は原料、15および16は軸受である。
すなわち、前記スクリュー11は原料14の安息角より
も小さい進み角を持ち、駆動軸10に固着されており、
該駆動軸10は前記軸受9と15および16により、回
転可能に支持され、かつ、前記カップリング8を介して
駆動用の油圧モーター7の回転軸に連結されている。
なお前記スクリュー11とケーシング13との隙間は原
料14がこぼれない程度に小さくしである。
また前記駆動軸10、スクリュー11.サポート12、
ケーシング13などの原料と接触する面は耐摩耗処理が
なされている。
このように構成された高炉炉頂装入装置における原料切
出装置においては、次のようにして原料14の切出しを
行なうことができる。
すなわち、スクリュー11による切出し量よりも少し多
い目にゲート2から切出された原料14は、集合ホッパ
ー4により、該スクリュー11の上方に導びかれる。
そして、該スクリュー11の進み角を該スクリュー11
が回転しないかぎり、原料14が該スクリュー11上を
滑り落ちないような角度にしであるため、原料14は該
スクリュー11によってストップされる。
つぎに前記スクリュー11を油圧モーター7によって正
転(矢印方向)させると、原料14は該スクリュー11
により、ケーシング13内を降下して炉内aに定量的に
切出される。
この切出し量は、該スクリュー11の径とピッチおよび
回転数により決定されるので、該スクリュー11の回転
数を所定の値に変化させれば、原料14は定量的に任意
所望の量で切出される。
第2図は本考案の第2実施例を示した一部切欠立面図で
あり、この実施例では、スクリュー11とケーシング1
3を固着し、両者11と13が一体となって回転するよ
うにしたもので、軸受箱24は集合ホッパー4に固着さ
れている。
なお17は前記軸受箱24の内側に設けられて該ケーシ
ング13を回転可能に支承している軸受、18はバッキ
ングであり、その他は、第1図の場合と同様であるので
、同一部材には同一符号をつけである。
第2図のように構成された高炉炉頂装入装置における原
料切出装置においては、第1図の場合と大差がないが、
スクリュー11とケーシング13とが固着されているた
め、該スクリュー11の円筒方向の摩耗および原料の噛
み込みがない。
ただし、原料切出しの最後の段階において、ケーシング
13の上方の原料がなくなった時には、スクリュー11
とケーシング13か−緒に回わっているため、スクリュ
ー11で原料を下方に送ることが不可能となり、該ケー
シング13内の原料は残留する。
この残留原料は次にゲート2から切出された原料により
炉内aに送り出される。
第3図は本考案の第3実施例を示した一部切欠立面図で
あり、ちょうど第1図のゲート2を廃止し、炉頂バンカ
ー1の出口に竪型円筒状のケーシング13を固定し、こ
の内部に竪型のスクリュー11を回転可能に設け、集合
ホッパー4の出口に炉内aへの原料投入口19を設けた
もので、炉頂バンカー1からスクリュー11により集合
ホッパー4へ直接に原料14を切出すようにしたもので
ある。
なお前記スクリュー11の進み角は第1図の場合よりも
小さくて、該スクリュー11が回転しない時の原料のス
トップを確実に行なうようにしである。
そして軸受21は該ケーシング13に固着されており、
また軸受16はサポート12により該ケーシング13に
固定されている。
したがって、駆動軸22を図示されていない原動機によ
り正転(矢印方向)させると、傘歯車20により、スク
リュー11の駆動軸23が正転し、該軸23に固着され
たスクリュー11が正転して原料14を定量に切出すの
である。
第4図は本考案の第4実施例を示した一部切欠立面図で
あり、やはり第3図のように、炉頂バンカー1の出口に
進み角の小さい(第2図の場合よりも小さい)竪型のス
クリュー11を設けたものであるが、この場合のスクリ
ュー11はケーシング13に固着されており、またケー
シング13は軸受箱24内に軸受17を介して回転可能
に支承されている。
すなわち、スクリュー11とケーシング13との関係お
よび軸受箱24との関係は第2図のようになっている。
そして該ケーシング13の下先端に傘歯車20を固定し
ているので、駆動軸22を図示されていない原動機によ
り正転(矢印方向)させると、傘歯車20により、ケー
シング13とともにスクノユ−11が正転し、原料14
を定量的に切出すのである。
なお上記各実施例では、スクリュー11の進み角を原料
14の安息角よりも小にし、該スクリュー11を正転さ
せることによって原料の切出し量を制御するものについ
て述べたが、逆に、該スクリュー11の進み角を原料の
安息角よりも大にし、該スクリュー11を逆転させるこ
とによって原料の切出し量を制御するようにしてもよい
したがって、本考案は、高炉炉体上部よりも上位に設け
られた集合ホッパーと、この集合ホッパーよりも上位に
設けられた適数個の炉頂バンカーとを有する炉頂装入装
置において、回転制御可能に前記集合ホッパーの出口ま
たは炉頂バンカーの出口のいずれかに竪型のスクリュー
を設けているので、該スクリューの回転数を制御するこ
とにより、定量性の正確な原料の切出しが可能となり、
これがため、従来のようなロードセルおよび圧力補正機
構を含む該ロードセルの計測システムが不用となり、同
時に炉頂バンカーの振れ止めや伸縮管も不用となり、ま
た炉頂バンカーおよび集合ホッパーの剛性が従来のもの
よりも小さくてすむから、それらの重量を大幅に低減す
ることができ、炉頂装入装置全体として大幅なコストダ
ウンが可能となる。
また原料の種類に拘束されないで定量に原料を切出せる
ので、鉱石とコークスでの切出しバルブの調整が不用と
なり、すなわち、従来のものは鉱石とコークスではゲー
ト開度を変えており、これが原料の切替え時の邪魔にな
っているが、このような支障がなくなるのみならず、従
来のものではゲート開度が大きくなると、少しの開度変
化により流量が大きく変化して操作が困難であったが、
このような困難も解消され、しかも、前記スクリューを
竪型にしているので、該スクリューおよびこれに付属す
るケーシングの摩耗が大幅に減少するなど、本考案の奏
する効果は、きわめて大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示したもので、第1図は第1
実施例の一部切欠立面図、第2図は第2実施例の同様な
立面図、第3図は第3実施例の同様な立面図、第4図は
第4実施例の同様な立面図である。 a・・・・・・炉内、1・・・・・・炉頂バンカー、2
・・・・・・ゲート、3・・・・・・シール弁、4・・
・・・・集合ホッパー、5・・・・・・伸縮管、6・・
・・・・炉体鉄皮、7・・・・・・油圧モーター、8・
・・・・・カツプノング、9・・・・・・軸受、10・
・・・・・駆動軸、11・・・・・・スクリュー、12
・・・・・・サポート、13・・・・・・ケーシング、
14・・・・・・原料、15,16.17・・・・・・
軸受、18・・・・・・バッキング、19・・・・・・
原料投入口、20・・・・・・傘歯車、21・・・・・
・軸受、22.23・・・・・・駆動軸、24・・・・
・・軸受箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高炉炉体上部よりも上位に設けられた集合ホッパーと、
    この集合ホッパーよりも上位に設けられた適数個の炉頂
    バンカーとを有する高炉炉頂装入装置において、前記集
    合ホッパーの出口と炉頂バンカーの出口のいずれかに設
    けられているとともに、回転制御可能に設けられた竪型
    のスクリューを備えてなる、高炉炉頂装入装置における
    原料切出装置。
JP1979000174U 1979-01-08 1979-01-08 高炉炉頂装入装置における原料切出装置 Expired JPS5815479Y2 (ja)

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JPS55100994U JPS55100994U (ja) 1980-07-14
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JP4789975B2 (ja) * 2008-05-30 2011-10-12 日本トランスシティ株式会社 バルクコンテナ
RU2012148563A (ru) * 2010-07-20 2014-08-27 Иксстрата Текнолоджи Пти Лтд Устройство питания

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