JPS58153737A - 焼結鉱製造方法 - Google Patents

焼結鉱製造方法

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JPS58153737A
JPS58153737A JP3547682A JP3547682A JPS58153737A JP S58153737 A JPS58153737 A JP S58153737A JP 3547682 A JP3547682 A JP 3547682A JP 3547682 A JP3547682 A JP 3547682A JP S58153737 A JPS58153737 A JP S58153737A
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相馬 英審
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高田 司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 を抑制し.高被還元性焼結鉱を得るための焼結鉱製造方
法に関するもので,詳細にはドワイトロイF式焼結機の
パレット上に供給する配合原料の甲、下層部に位置する
鉱石銘柄を選択し、焼結過程での鉱石の過溶融による通
気性低下を防止することで焼結鉱中のFeOを低下し,
かつ気孔率を高め、被還元性の艮好な焼結鉱を製造する
方法F関するものである。
高炉操業において炉況を安定化させ,燃料比の低減を図
るためVCは装入する原料の被還元性が良好であること
が重要である。筒炉装入原刺鉄ゆkとし,てa、塊鉄鉱
石,焼結鉱,ベレットが主であるが,近年は焼結鉱の装
入割合が80〜909bと非常に高まり焼結鉱の品質が
高炉操業成績を左右するといっても過言でけ々い。この
ため高被還元性焼結鉱の製造が望捷jている。
従来から行わnている焼結鉱製造方法rJ,η・71図
に示すLうに.ヤードIAに(nぞ1,別I好きさ71
に鉄鉱石、石灰石、M g (、)含有鉱物粉等がベル
トコンベヤー3八によって貯鉱層4Aに貯わえら7−ま
た吃のと,ヤード゛lからロンドミル2を通りベルトコ
ンベヤー3にLり貯鉱層4内に貯えら11 7iコーク
スとがベルトコンベヤー5土に同時に切り出され,1次
ミキザー6及び2次ミキザー7内で水分添加、混合,造
粒をn4稜,給鉱ホツパ−8を経由して焼結機1()十
〇ノ々レツ)11に装入され。
その後点火炉9にエリ配合原料麦1一に点火さrl,。
着火の後下向きVC吸気することで配台原料内の焼結反
応が上層部から下層部へと連続的l/c進行17ていき
約15〜2()分で反応が終了12焼結鉱が1!) G
)れる方式のものである。
この場合、上層のコークス燃焼熱は下層部へと順次蓄熱
はねていき、下層部における鉱石の溶1訓率打[−上層
部よりも烏く、従って1層部での融体生成量が多い。そ
[2て下層部での融体生成量が多い(パ1と焼結後半の
ベッド通過風速1低TL、、、高風速時に比べ、第1表
に示1−ごとく、高1・”eO,低気孔率とカリ第2衣
のように被還元率も低く力る。
第 1 表 第  2  表 このよりに被還元率が低下する主因に、下層部が溶融過
剰となるため通気が阻害きれ、酸素分圧が低下し、マグ
ネタイト、非晶宵スラグを主体とした緻密か組織となる
ためT″チ・る。実操業および焼結銅試験時に特定の銘
柄の鉱石を多量に配合すると過溶WfJ’となり5通気
性カニ低下するという現象はよくみかHられる。このこ
とから銘柄によって溶融性に差のあることが判る。[7
かしこれ1−C′各銘柄の溶融特性げ畢蓄的に把握され
る1てに至っておらず、従ってン鉱石の過溶融を防止す
るためには先ず鉱石の溶融特性を解明することが必要で
ある。そこで鉱石の銘柄勿の溶融特性を以下の条件下で
測定した。
各銘柄の7〜lOy粒子(焼結原料のトップ。
サイズ)に、配合原料の一1mm部分のスラグ組成に近
似Li第3表に示す成分の試薬、即ち焼結にお目る溶融
は微粉部分から始′マリ次第に粗粒鉱石を氾か1.込む
と考λらねるので、微粉部分の組成に合わせて作成した
微粉状の試薬を表面に重量比で20%沙へ17乾燥後、
電気炉内(大気中)で13 (10C(昇濡速Tj’+
 650 U:/ml→ t”c急加熱し。
2.5分間保持後、空冷し、各々の鉱石の溶融状態を鉱
石の断面を観察することにより測定1.た。その結果を
第2図に示す。第2図に示すよりに鉱石中に含まれる結
晶水と溶融率には対応がみら才1、結晶水含有率2.0
%を境にL7でこれより多く結晶水を含む鉱石に極めて
溶けやすいことが判つt−0この結果は、実機操業にお
いて結晶水を2%以上含む鉱石が光拡として残る確率が
低い事実と良く一致している。これは昇温過程の4 +
10〜9130し附近で結晶水が急激に抜けるため多孔
η化しスラグとの反応面積か増加し融液と良く反応する
ためと考えらi″する。
第  3  表 この測定結果から、結晶水を2.11%以十含有する鉱
石げ易溶敵性鉱石、一方結晶水2.0%未満の鉱石は難
溶融性鉱石と分類できる。そして焼結後半の過溶融を抑
制するためには、易溶陽性鉱石使用量の制限が考えられ
るが、現在使用(2ている銘柄中で結晶水を2.0%以
上含有する鉱石の占める比率kJ冒< 、結晶水2.(
)%未満の齢溶融性鉱石を多量に使用することは日常操
業では不可能である。
捷だ難溶融性鉱石のみを使用すると焼結ベッドの表層部
から中心部にかけては反応時間が短かいため十分反応ぜ
ず緻密な光拡として残り表層部から中心部の神速光性を
低下する。
以上のことから結晶水を2.0%以十含有する鉱石を多
量に使用しつつ下層部の過溶融を防止し1破還元性の優
れた焼結鉱製造技術の開発が望捷れるに至った。
本発明はこのような状況に鑑みてが[2六−ものでドワ
イトロイド式焼結機による焼結鉱の製造方法において、
結晶水を2.0%以十含有する高溶融性鉱石を多量に含
む配合原料が上層部に、2.0%未満の難溶融性鉱石を
多量に含む配合原料が下層部になるようにパレット上に
配@−原料を供給]7−(焼結することを特徴とするも
のである。
以下本発明方法を図面に基づき詳細に駅、明する。
本発明は第3図に示すように結晶水を2.i1%以上含
む高溶融性鉱石をヤードIAからベルトコンベヤー3A
を経由して貯鉱N4Aに貯わλる。一方結晶水2.0%
未満の難溶融性鉱石をヤードIBカラベルトコンベヤー
3Bを経由して貯鉱層4Bに貯わえる。その後ベルトコ
ン−モヤ−5および5A上に鉱石1石灰石コークス等と
共に切91[1シそれぞれ別の1次ミキザー6 A 、
 613 jr’よび2次ミキツー7A、7Bを経由し
て給鉱ホッノe −8A。
8Bに入わる。)Qレット土に装入するときは、給鉱ホ
ラ・々−8Hの原料を一ト層に、給鉱ポッノぐ一8Aの
原料を1一層に装入するようにする。ζうすることT″
蓄熱焔゛の少にい土14部のJ取材中には高溶融性鉱石
が、捷た蓄熱量の多い下層部にiT !II然副1性鉱
石が存在17.焼結層a T−を−要部、■′層要部ず
れも十分に反応が進むことになる。この場合上層部(焼
結層中心よす十)の配合原料中に占める易浴融性鉱石の
割合は70〜]、 +1 i1%、下層部(焼結層中心
工す下)の配付原料中に占める高溶融性鉱石の割付&J
 t1〜2()係の範囲(残りは維溶融性鉱石)とする
なお焼結層の蓄熱&j十部から下部へ順次増カー腓。
でいくのであるから、上述の焼結層を219′に分割−
「る方法L/)夕1に3分割、4分割等多段に分けて装
入して噂、良い。この場合焼結原料層表層部分(表面か
ら1llaiの深き)の配合原料中に占める易溶用1 融性鉱石の割8−は7o%以−ヒとし、Jバ1部(グレ
ート而から1tle開−]二)の配合ノ取料中に占める
高溶融性鉱石の割合を2()%以下の範囲とし1表層部
分と底部との中間は双方の配合勾配にそって上部から下
部へ徐々に高溶融性鉱石を減じていく。
実施例 従来法と本発明法による比較を明らかにする童味で下記
のテストを行った。
第4表の化学組成を有する易溶〃重性鉱石と難溶融性鉱
石を第5表に示す割合、即ちテスト■灯従来法である全
1均一装入したもの、テスト@11本発明法である高溶
融性鉱石を多量′に土層(焼結原料層中心より上部)へ
集中配合したもの、テスト[相]irテスト■の効果を
更に明らかとするため高溶融性鉱石を多量に下層(焼結
原料層中心より下部)へ集中17だものの3条件で焼結
鉱をFi造した。
なお配合原料のOa(’)/S i02 、5r02 
、 M g O。
水分は一定とした。
但し、 Aノ!03につ)いて釦、一般に高溶融性鉱石
の方が姉溶融性虻石に比べA/−203汀高めで凌)り
偏析装入によりテスト■とテスト■の上層部と下層部で
けAt20gレベルは異なっている。し、かし全層の平
均値でにラスト■と同一である。
第  5  表 2 これら各テストの焼結過程での焼結ベッド内通過風速を
第4図に、また第5図にtゴシンターケーキ中のFeO
,気孔率、被還元率を示す。
第4図から明らかなように、テスト■の本発明による高
溶融性鉱石を多量に上層に集中配合した方法では、テス
ト■の従来法およびテスト■の高溶融性鉱石を多量に下
層に集中配合1−だ方法に比べ、焼結反応過程の後半の
通過風速は高い、そり。
てテスト■のものij第5図に示すように上層部。
中層部においてテスト■、■とFeO、気孔率。
+fi+還元率とも劣Z、ことなく、かつ下層部のFe
d。
気孔率は中層部の値に近く、テスト■、■に比べて良い
値を示シフ、そ【2て被還元率も従来法より高くかって
いる。
以上の結果から本発明法Iri、実際に即して高溶融性
鉱石を多く使用し、つつ焼結過程後半の溶体生成しが過
大に々ること、即ち過溶融を抑制して、過溶融による通
気防害を減少し、その結果、従来法よりも高11&還元
率の焼結鉱を製造することができるという重要な利点を
有しているといえる。
捷た本発明による焼結鉱與造法は蓄熱が少なく溶融反応
不足で脆弱となりやすい上111部に高溶融性鉱石を多
筒に配するため溶融反応が促進]7て。
眩脆弱化を除排し捷た下層部の通気量同士により焼結時
間の短縮が[g?lれることがら第6図に示すように成
品歩留、冷間強rμ゛、生産率の伊1れも向上するとい
う利点も有している。
以十述べたように本発明によれば用在使用している易溶
敵性鉱石、雛溶融性鉱石のいずれをも十分に活用し従来
法による焼結鉱以上の成品歩留、冷間強度および生産率
を維持しながら高被還元性焼結鉱が製造でき、安定し、
た高炉操業を可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燻結鉱製造工程図、第2図は鉱石中の結
晶水と溶融性の関係図、第3図は本発明による焼結鉱製
造工程図、第4図は焼結時間と焼結ベッド内通過風速と
の関係を示す図、第5図に焼結層内のFed、気孔率、
被還元率の分布図、第6図げ従来法および本発明法で製
造1−た焼結鉱の性状4−比較して示す図である。 1 、 l A 、 l B・・・ヤード、2・・・ロ
ンドミル。 3、;うA 、 3 B・・Rシトコン4ヤー、4.4
A、。 4B・・・貯鉱WL  5 、5 A・・・ベルトコン
ベヤー、6 、6 A 、 613・・1次ミキザー、
7,7A、711・・・2次ミキザー、8.8A、8B
・・・給鉱ホッノセー。 9・・点火炉、1()・・・焼結機、11・・・ノミレ
ット。 代理人 弁理士  秋 沢 政 光 他名 5 あ7図 0 易2図 払石中め酩み末(%) 桔5図 −204− テスト   テスト   テスト ■  ■  ■ 従ノ沃 本発afJ須

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ドワイトロイド式焼結機による焼結鉱のt遣
    方法において、結晶水を2.(]%以上含有する易溶動
    性鉱石を多量に含む配合原料が上層部に。
  2. 2.0%未満の難溶融性鉱石を多量に含む配合原料が下
    層部になるように配合原料をパレット上に供給して焼結
    することを特徴とする現結鉱製造方法。
JP57035476A 1982-03-06 1982-03-06 焼結鉱製造方法 Expired JPS6047887B2 (ja)

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JPS6047887B2 JPS6047887B2 (ja) 1985-10-24

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