JPS5815279Y2 - 軽量構造体 - Google Patents

軽量構造体

Info

Publication number
JPS5815279Y2
JPS5815279Y2 JP1979036948U JP3694879U JPS5815279Y2 JP S5815279 Y2 JPS5815279 Y2 JP S5815279Y2 JP 1979036948 U JP1979036948 U JP 1979036948U JP 3694879 U JP3694879 U JP 3694879U JP S5815279 Y2 JPS5815279 Y2 JP S5815279Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
divided
spherical
lightweight structure
cavity
buoyant body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979036948U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55136698U (ja
Inventor
石川隆之
浅野基治
田島聖剛
Original Assignee
防衛庁技術研究本部長
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 防衛庁技術研究本部長 filed Critical 防衛庁技術研究本部長
Priority to JP1979036948U priority Critical patent/JPS5815279Y2/ja
Publication of JPS55136698U publication Critical patent/JPS55136698U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5815279Y2 publication Critical patent/JPS5815279Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は海中において残在浮力を必要とする機器に残
在浮力を与えるための浮力体の様な軽量構造体に関する
ものである。
近年、海洋開発並びに研究が盛になり、開発や調査のた
めに用いられる種々な機器の内にて残存浮力を必要とす
るものに残存浮力を作用すべく浮力体としては一般にプ
ラスチックやガラスの中空球体が用いられているが、こ
の様な浮力体では形状の自由性がなく、数百米もの深さ
での使用に対し1個の浮力体で得られる浮力に限界があ
って有効でない等の欠点がみられる。
従って、この考案の目的はこの様な従来での欠点を除去
するために、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等
の合成樹脂中にガラスマイクロバルーン シラスノくル
ーノ フェノールマイクロノくルーノ等の微小中空球充
填材を均一に分散埋込んだ軽量複合材であるシンタクチ
ックフオームを構成素材として構成された軽量、高強度
で充分な残存浮力を附与する深海で有効に使用できる改
良された浮力体の様な構造体を提供することにある。
この考案の他の目的と特長並びに利点は以下の添附図面
に沿っての詳細な説明により明らかになろう。
第1乃至3図に示されるように、この考案の浮力化1は
、軸心を通る円柱状の空所3を有し且つ上下端を切截し
た外形はゾ球状の球状体2を形成すべく、複数個に区分
されたシンタクチックフオーム部材5 a 、5 bか
ら成っている。
浮力体1を複数個に区分する方法は適宜に選ばれ、例え
ば図示の例では先づ球状体2を水平方向に2分し、次い
で軸心を通る直交する2つの垂直面方向に4等分してお
り、計8個に分割区分されている。
勿論、区分の数はこれに限られるものではなく他の数に
任意に選ぶことができるものである。
また、上下に対をなすシンタクチックフオーム部材5a
、5bは組合せられたときに空洞6を形成すべく空洞部
分6a、6bを夫々有している。
この空洞6の数と形状は任意に選ばれるもので。
図示の例では上下で組になるシンタクチツクフオ−ム部
材5 a > 5 bにて2個の」二下端半球状の円柱
状の空洞6を形成するようにしている。
各シンタクチックフオーム部材5a 、5bはエポキシ
樹脂や不飽和ポリエステル樹脂等の合成樹脂中に、ガラ
スマイクロバルーンやシラスバルーン、或はフェノール
マイクロバルーン等の微小中空球充填材が均一に分散埋
込れた複合材にて成形されたもので、夫々上の部材5a
と下の部材5bは同一のものが用いられ、従って上下部
材5 a 、5 bの組合せ接合された分割区分体4が
4組で1個の大体球状の浮力体1が構成されるものであ
る。
すなわち、1組の上シンタクチックフオーム部材5aと
下シンタクチックフオーム部材5bが上下水平面におい
て適宜な接着剤により接合されて、球状体4分割の分割
区分体4がつくられる。
この様につくられた同一形状の4分割の分割区分体4を
4個抱合わせて、その切截して得られた上下端部のねじ
孔89に夫々ねじにより環状板または円板1112が取
付けられて球状体2に組立てられる。
この組立てのときに、軸心に沿って形成される円柱状空
所3に所要の機器を収容して一体としてセットすること
ができる。
勿論、この様な組立および組込は現地にて行うことがで
き、必要な測定が終ったときに回収することができるも
のである。
また、ねじ孔はシンタクチックフオーム部材5a 、5
bの上下端部に直接設けてもよいが、ねじ孔が形成され
た挿入体を例えばエポキシ樹脂等にて成形してこれを適
宜取付けてもよい。
また。上下シンタクチックフオーム部材5a 、5bを
接合した4分割の分割区分体4の表面に適宜な塗料を塗
り、表面の保護を計ると共に浮力体の識別を容易にする
ようできる。
この様に、この考案に依れば、複数個に分割区分されて
シンタクチックフオームにて成形された部材の上下の対
応する部材を接合して内部に少くとも1つ以上の空洞を
有する分割区分体を形成し、この分割区分体を所要の分
割数に応じて組合せて上下端にて連接して軸心に沿って
円筒状空所を有し且つ上下端を切截した外形はゾ球状の
浮力体が構成されるので、この中央の空所に所要の機器
を収めることができ、各分割区分体毎に十分な大きさの
空胴を設けているので軽量化できると共に、十分な強度
と耐水性を有する浮力体が得られる。
また、この考案の浮力体は分割区分体の形にて輸送して
現地で球状の浮力体に組立てることができるので、輸送
に好適で、大容量の浮力体を効率的且つ経済的に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の浮力体を示す第2図の1−1線に沿
った縦断面図、第2図は第1図の2−2線に沿った横断
面図、第3図は左半分が平面図で右半分が底面図である
。 図中、1:浮力体、2:球状体、3;空所、4:分割区
分体、5a、5bニシンタクチツクフオ一ム部材、6;
空洞、8,9:ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下2つのはゾ半球状の半球体部分に分割すると共に各
    半球体部分を少なくとも垂直方向に2分し且つ縦方向の
    軸心を通る機器収納用の円筒状の空所を有する外形はゾ
    球状の球状体から成り、各半球体部分はシンタクチック
    フオームにて形成され且つ中心の該空所を囲んで配置さ
    れた複数個の空胴部分が設けられ1両手球体部分を水平
    分割面にて接合したときに該空胴部分によって密閉され
    た複数個の空胴を内部に形成するようになったことを特
    徴とする軽量構造体。
JP1979036948U 1979-03-23 1979-03-23 軽量構造体 Expired JPS5815279Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979036948U JPS5815279Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 軽量構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979036948U JPS5815279Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 軽量構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136698U JPS55136698U (ja) 1980-09-29
JPS5815279Y2 true JPS5815279Y2 (ja) 1983-03-28

Family

ID=28899086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979036948U Expired JPS5815279Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 軽量構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5815279Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510262Y2 (ja) * 1988-10-11 1996-09-11 善博 石橋 浮 標

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55136698U (ja) 1980-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE102015209795B4 (de) Ball und Verfahren zu dessen Herstellung
US3544417A (en) Cellular foam core assembly
US3996654A (en) Method of making syntatic modules
US3428015A (en) Spherical vehicle
KR101861759B1 (ko) 어업용 부구
US5100730A (en) Structural reinforcement apparatus and method of making same
SE9000858L (sv) Flerdelsgolfbollar och tillverkningsmetoder
US5653648A (en) Golf ball with elliptical cross-section dimples
US3806927A (en) Radar reflector buoy
JPS5815279Y2 (ja) 軽量構造体
US3806156A (en) Rolling vehicular toy
KR102325761B1 (ko) 설치와 교체가 용이한 결합형 친환경 부표
KR20200119645A (ko) 이중 부력체 및 이의 제조방법
DE2629001A1 (de) Halbversenkbares wasserfahrzeug
US3111696A (en) Life buoy
KR20210056034A (ko) 폴리에틸렌 발포체 친환경 부표 및 그 제조방법
KR19980067833A (ko) 수산양식용 부구 및 그 제조방법
KR100494636B1 (ko) 발포성수지가 충진된 어업용 부구
DE3311734A1 (de) Verfahren zur herstellung eines segelbretts
US7125083B2 (en) Wheel with dual density
JPS593029Y2 (ja) 舶用水中安定ひれ
JPS5845575Y2 (ja) 海洋ブイ
JPH0314345Y2 (ja)
KR101751240B1 (ko) 부양력을 증가시킨 친환경 부구의 제조방법과 그 제조방법을 이용한 부구
US5040793A (en) Plastic air-filled ball