JPS58152558A - 応急冷却用具 - Google Patents

応急冷却用具

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JPS58152558A
JPS58152558A JP3592182A JP3592182A JPS58152558A JP S58152558 A JPS58152558 A JP S58152558A JP 3592182 A JP3592182 A JP 3592182A JP 3592182 A JP3592182 A JP 3592182A JP S58152558 A JPS58152558 A JP S58152558A
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JP
Japan
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water
cooling
cryogen
aggregate
pulp
Prior art date
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Pending
Application number
JP3592182A
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English (en)
Inventor
西野 鉄也
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 fl)発明の技術分野 本発明は、例えばスポーツにおいて運動する者の衝突、
転倒などにより身体が直接外力を受けた場合に生じる捻
挫、打撲の如き外傷に対し、受傷直後のl11脹または
血腫の増大を抑止するために受傷部にあてがい、難治と
なることまたは後遺症が発生することを防止するために
用い得る一次応急用の冷却用具に関する。
(2)技術の背景 強固な体力作り、リクリエーシ覆ン、健康維持、病気の
予防などのためのスポーツ活動は最近目覚しいものがあ
る。それはまた痛せるため、太るため、精神的ストレス
の解消を求めるためなどと多様化し、巾の広い年齢層に
普及しつつある。
これらの健康のためのスポーツを実践する人々は、健康
、体力、技術において一定の水準に達した競技スポーツ
選手とは異なるのであるから、スポーツを開始するにあ
たって、健康診断や体力測定を受けるとか、または種目
や程度を自己の体力や技量に合せて決めるなどの配慮を
すべきであるにもかかわらず、それを怠り、不相応な動
きをなすために、傷害特に捻挫、打撲を負う危険がl大
である。
スポーツ傷害統計から、外傷の疾患別頓度を見ると、捻
挫は33.6%、打撲は14.6%であり、受傷者のう
ち小、中学生は21%、高校生31%そして主婦は48
%を占める。またこれら2つの傷害はそれぞれの競技種
目において全傷害の20〜30%程度である。
かかる傷害の発生原因は前述したとおりであるが、さら
に年少者についていえば、体力が十分でないことおよび
練習もしくは一線内容が適正でないこと、また中高年者
については、平素の運動不足、不十分な準備運動、そし
てトレーニングそのものに欠点があることも原因となっ
ている。傷害は予期しないときに、医師不在または救護
設備の不十分なところで発生し、さらに悪いことに、こ
れらの傷害は、その程度に関係なく軽く扱われたり放置
されがちで、その結果治療が長引きまたは患部が変形し
、それがために日常生活の妨げとなる後遺症をもたらす
ことになる。
(3)従来技術と問題点 かかる傷害を負った場合、難治を回避しまたは後遺症を
防ぐためには、受傷部を直ちに氷水の入ったバケツにつ
けるか氷のうに氷水を入れて冷却することがスポーツ医
学上の原則であるが、場所などの関係から、氷を準備し
ておくことは一般になされず氷を容易に入手することも
難しい。しかじ受傷部が腫れてしまった後の処置は効果
が少ない。そこで常備または携帯が可能でしかも容易な
方法で応急的に冷却処置を施し得る用具が要望されてい
る。
(4)発明の目的 本発明は、従来捻挫および打撲などの受傷直後の応急処
置のための適当な冷却用具が欠如していることに鑑み、
常備または携帯が可能であって、しかも簡易な方法で応
急的な冷却処置を施し得る用具の提供を目的とする。
(5)発明の構成 そしてこの目的は本発明によれば、木材パルプを細かく
破砕してパルプ綿となし、好ましい厚さのパルプ綿積集
体と、表面を水によって湿潤せしめ、加圧し、次いで乾
燥し、湿潤されない内部パルプ綿層に一体的に連続する
皮層を表面に形成した該積集体とを重ね合せ、その中間
帯に寒剤を介在させたものを外包して一体化し、その構
成体に水を加えて冷却効果を生じせしめ、冷却湿布体と
して使用する応急冷却用具を提供することによって達成
される。
+6)発明の実施例 以下本発明実施例を図面によって詳述する。
第1図は本発明によるパルプ綿積集体と、内部パルプ綿
層に一体的に連続する表面皮層を有するパルプ綿積集体
と、その双方の中間帯に寒剤を介在させ、それを外包し
た冷却用具の構造を示す断面図である。
同図において、lはパルプ綿積集体、2は皮層、3は皮
層を有するパルプ綿積集体、4は寒剤、7は外包材を示
す。パルプ綿積集体1と皮層を有するパルプ綿積集体3
とは寒剤4を中央にサンドイッチ状に挾む如くに重ね合
せて一体化され、この一体化されたものに図示しない粘
着テープまたは布を図において下方外包材7の上に貼着
して使用に供する。
第2図は、図面において上方部から添加された水がパル
プ綿積集体に保持され、その部分が過飽和となって中間
帯にある寒剤に接触して溶解による冷却反応を起し、次
いで重ね合された皮層に浸潤し、横方向に拡散しながら
順次寒剤と接触して溶解による冷却反応を引き起す状態
を説明するための断面図である。第1図に示した部分と
同じ部分は同じ符号で示すが、5は注水部、一点鎖線6
で示す部分は水が浸潤拡散して寒剤を溶解した部分を示
す。使用においては第1図に見て上方の外包材に水を添
加してこの側を受傷部に当てる。
第2図を参照すると、水は外包材7を通してバルブ綿積
集体1に吸収される。パルプ線種集体1はそれ自体毛管
作用はなく、従って、吸収した水は吸収部位にのみ保持
され、周辺部に浸潤拡散されず、水量が増すと過飽部を
形成することになる。しかし、皮層を有するパルプ綿積
集体3の皮層部分には前記の形成工程によって強力な毛
管作用が付与されているために水は浸潤すると横方向に
強く拡散する。
例えば90ないし100cm2の大きさの該構成体の場
合において、外包材−7の注水部5から好ましい水量2
0ないし30gを順次スポット状に注入すると、パルプ
綿積集体1において局部的に過飽和となり、次いで中間
部に挾み置かれた寒剤4に接触してそれを溶解して冷却
反応を起させ、重ね合された皮層2に浸潤し横方向に拡
散しながらさらに寒剤4と接触を続け、順次寒剤4を溶
解し反応による冷却効果を高める。
上記した寒剤は溶解による冷却を利用するための混合物
である。この種の寒剤は使用が簡単でしかも安価である
。上記の構成体においては、寒剤すなわち炭酸ナトリウ
ム(Na2Cρ3)と塩化アンモニウム(NH2Clり
を1 : 1.5の割合で配合し用いた。その冷却効果
は第3図に示される。
第3図の線図において、横軸は本発明の用具に水を加え
たときからの時間の経過を分で、また縦軸は人間の皮膚
との接触部(第2図に符号5で示す注水部)の温度を示
す。本発明の用具に水を加えたとき、注水部5の温度は
0℃になる。注水部5を人間の皮膚に当てると、それは
患部の熱(それは体温より若干高いであろう)によって
加熱される。時間の経過とともに注水部5の温度は第3
図の線に示される如く上昇するが、30分経過したとき
8℃、60分経過しても12.5℃で、約1時間患部は
十分に冷される。通常の場合受傷してから1時間以内に
は医者の手当を受は得るであろうから、第3図の線図は
本発明の用具によると、受傷から医者の手当を受けるま
で、スポーツ医学の原則の要求する冷すという処置が完
全にとられ得ることを示すものである。
ただし上記のデータにおいて、30g以上の水を注入す
ると過飽和部の拡がりは勿論のこと皮層に浸透拡散する
量は大になり、過飽和部および皮層の拡散段階における
接触溶解はより進行し、冷却効果はより大になるが、そ
れに伴って反応が早期に終了するから冷却効果の持続性
は短くなる。
(7)発明の効果 以上、詳述したように本発明の構成体はその機能と作用
により水を加えるのみで冷却体となり、これを捻挫およ
び打撲などの受傷部に当て粘着テープまたは布で固定す
ることによって腫脹または血腫の増大を防ぐことが可能
になる。しかも簡島構成であり、いかなる場所にも常備
または携帯が可能であり、かつ取り扱いが簡便であるか
ら上記のような傷害に対する一次応急用として効果大な
るものがある。なお以トの説明においては例をスポーツ
における人の負傷にとったが、本発明の通用範囲はその
場合に限定されるものでなく、例えば氷のないところで
人の頭を冷したいときはもちろん、愛玩用動物、競走馬
等にも適用し得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による応急用冷却用具の構造を示す断面
図、第2図は注入された水が該構造体において吸収保持
され、過飽和となって寒剤に接触溶解し、次いで皮層に
浸潤拡散しながら、さらに寒剤と接触溶解し、構成体が
冷却体となる状態を説明する断面図、第3図は寒剤が溶
解する温度変化を示すグラフ。 図面において 1−バルブ綿積集体、2−皮層、3−・皮層を有するパ
ルプ綿積集体、4−寒剤、5−注水部、6−水が浸潤拡
散して寒剤に接触し溶解した部分、7−外包材 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パルプ綿積集体と、内部パルプ綿層に一体的に連続する
    表面皮層を有するパルプ綿積集体とを重ね合せ、その中
    間帯に寒剤を介在させた構成体を外包して一体化し、そ
    れに水を加えて冷却効果を生じせしめ、冷却湿布体とし
    て使用することを特徴とする応急冷却用具。
JP3592182A 1982-03-09 1982-03-09 応急冷却用具 Pending JPS58152558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3592182A JPS58152558A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 応急冷却用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3592182A JPS58152558A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 応急冷却用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58152558A true JPS58152558A (ja) 1983-09-10

Family

ID=12455490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3592182A Pending JPS58152558A (ja) 1982-03-09 1982-03-09 応急冷却用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58152558A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63214256A (ja) * 1987-03-03 1988-09-06 手島 俊之 湿布等の冷,温媒体担持体
JPH01223958A (ja) * 1988-03-03 1989-09-07 Izumi Nojiri 冷寒湿布部材

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