JPS5815206Y2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
- Publication number
- JPS5815206Y2 JPS5815206Y2 JP1978002422U JP242278U JPS5815206Y2 JP S5815206 Y2 JPS5815206 Y2 JP S5815206Y2 JP 1978002422 U JP1978002422 U JP 1978002422U JP 242278 U JP242278 U JP 242278U JP S5815206 Y2 JPS5815206 Y2 JP S5815206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- air intake
- air conditioner
- air
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用空気調和装置の改良に関し、車室内空気
の吸込み状態の悪化による不都合を防止することを目的
とする。
の吸込み状態の悪化による不都合を防止することを目的
とする。
車両用空気調和装置はインストルメントパネル裏側に配
置され、足元をなるべく広くするため、できるだけファ
イアウオールに近づけられている。
置され、足元をなるべく広くするため、できるだけファ
イアウオールに近づけられている。
そのため該車両用空気調和装置の車室内空気取入口は、
車室とエンジンルームを区画するファイアウオールある
いは車室のサイドウオールに近く位置している。
車室とエンジンルームを区画するファイアウオールある
いは車室のサイドウオールに近く位置している。
従って、車室内空気を吸い込み車室内を空調するときフ
ァイアウオール、サイドウオール近くの空気を吸込む。
ァイアウオール、サイドウオール近くの空気を吸込む。
そして車室側のファイアウオールや床には車室内の断熱
や遮音の為にカーペットや断熱材が付設されているが、
このカーペットや断熱材のファイアウオールやサイドウ
オールへの固定が不充分だと、車の振動等によりカーペ
ットや断熱材がはがれ、車室内空気取入口を塞ぎ車両用
空気調和装置の空気吸込量が減少してしまう。
や遮音の為にカーペットや断熱材が付設されているが、
このカーペットや断熱材のファイアウオールやサイドウ
オールへの固定が不充分だと、車の振動等によりカーペ
ットや断熱材がはがれ、車室内空気取入口を塞ぎ車両用
空気調和装置の空気吸込量が減少してしまう。
空気吸込量が減少すると空気調和能力が低下する。
送風機が無負荷運転して駆動モータが過熱する。
送風機駆動モータ制御抵抗器が過熱するという欠点があ
った。
った。
そのため従来は、車室内空気取入口近くのカーペットや
断熱材を切り取っていた。
断熱材を切り取っていた。
従って遮音性、断熱性が低下していた。本考案はカーペ
ット断熱材を押える抑圧部材を車両用空気調和装置の車
室内空気取入口に設け、上記従来の欠点を除去するもの
である。
ット断熱材を押える抑圧部材を車両用空気調和装置の車
室内空気取入口に設け、上記従来の欠点を除去するもの
である。
以下図面に従い本考案の一実施例を説明する。
図において、車両用空気調和装置の本体１には温風吹出
口２、デフロスト吹出口３、ベンチレータ吹出口４が形
成され、送風機が内蔵されている。
口２、デフロスト吹出口３、ベンチレータ吹出口４が形
成され、送風機が内蔵されている。
該送風機の吸気側にはエバポレータ内蔵部５の形成され
たダクト６が設けられ、該ダクト６の端部には車室内空
気取入ロアと外気取入口８が形成されている。
たダクト６が設けられ、該ダクト６の端部には車室内空
気取入ロアと外気取入口８が形成されている。
モして該車室内空気取入ロアにはファイヤウオールや床
に付設された断熱材やカーペットを車室内壁に押付ける
抑圧部材９，１０が設けられている。
に付設された断熱材やカーペットを車室内壁に押付ける
抑圧部材９，１０が設けられている。
該押圧部材９，１０は合成樹脂あるいは金属を素材とし
、本実施例では円弧状あるいは略コの字状に形成されて
その両端部が車室内空気取入ロアの周縁に固設されてい
る。
、本実施例では円弧状あるいは略コの字状に形成されて
その両端部が車室内空気取入ロアの周縁に固設されてい
る。
このときダクト６を合成樹脂から製造する場合は、抑圧
部材・９，１０もダクト６と一体に成形することも可能
である。
部材・９，１０もダクト６と一体に成形することも可能
である。
尚、押圧部材９，１０の形状は本実施例に限定されるも
のではない。
のではない。
以上のように構成されているため、車両用空気調和装置
を車両に取付けると押圧部材９，１０によりカーペット
や断熱材は車両の床やファイアウオール等の車室内壁に
押し付けられ、固定が不充分であってもカーペットや断
熱材が車室内空気取入口を塞ぐことがなく、送風機の無
負荷運転、送風機制御抵抗器の過熱が防止され、更にカ
ーペット等を切り取る必要もなく遮音性や断熱性の低下
がなくなるという優れた効果を有しており、実用上有効
な考案である。
を車両に取付けると押圧部材９，１０によりカーペット
や断熱材は車両の床やファイアウオール等の車室内壁に
押し付けられ、固定が不充分であってもカーペットや断
熱材が車室内空気取入口を塞ぐことがなく、送風機の無
負荷運転、送風機制御抵抗器の過熱が防止され、更にカ
ーペット等を切り取る必要もなく遮音性や断熱性の低下
がなくなるという優れた効果を有しており、実用上有効
な考案である。
図は本考案の一実施例を示す斜視図である。
７：車室内空気取入口、９，１０：押圧部材。
Claims (1)
- 車両用空気調和装置に内蔵された送風機と、該送風機の
吸気側に接続されたダクトと、該ダクトに設けられた外
気取入口と車室内空気取入口と、該車室内空気取入口周
縁の前記ダクトに設けられた抑圧部材とからなり、該抑
圧部材は前記車室内空気取入口外方に向ってダクトから
延出する棒状体をなし、該抑圧部材は車室内に付設され
た断熱材やカーペット等を車室内壁に押しつけることを
特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978002422U JPS5815206Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978002422U JPS5815206Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54109246U JPS54109246U (ja) | 1979-08-01 |
| JPS5815206Y2 true JPS5815206Y2 (ja) | 1983-03-28 |
Family
ID=28805469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978002422U Expired JPS5815206Y2 (ja) | 1978-01-12 | 1978-01-12 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815206Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829074U (ja) * | 1971-05-06 | 1973-04-10 |
-
1978
- 1978-01-12 JP JP1978002422U patent/JPS5815206Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4829074U (ja) * | 1971-05-06 | 1973-04-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54109246U (ja) | 1979-08-01 |
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