JPS5815044Y2 - 旋盤往復台による球面.球面座加工装置 - Google Patents
旋盤往復台による球面.球面座加工装置Info
- Publication number
- JPS5815044Y2 JPS5815044Y2 JP15081777U JP15081777U JPS5815044Y2 JP S5815044 Y2 JPS5815044 Y2 JP S5815044Y2 JP 15081777 U JP15081777 U JP 15081777U JP 15081777 U JP15081777 U JP 15081777U JP S5815044 Y2 JPS5815044 Y2 JP S5815044Y2
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- JP
- Japan
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- spherical
- rotating body
- carriage
- spherical surface
- spherical seat
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、旋盤による球面・球面座加工装置に関し、
殊にパイプや軸のユニバーサルジヨイント部における比
較的小物の球面或は球面座の精密加工に好適なものであ
る。
殊にパイプや軸のユニバーサルジヨイント部における比
較的小物の球面或は球面座の精密加工に好適なものであ
る。
この考案は、本出願人に係る実願昭52−110144
における加工装置の改良に係り、当該装置による半球以
上の加工不能を改善したものである。
における加工装置の改良に係り、当該装置による半球以
上の加工不能を改善したものである。
この考案の要旨は旋盤往復台による球面・球面座加工装
置に係り、その一実施例を図面により説明すれば、第1
図は球面の加工例を示す球面加工装置の場合を、又第3
図は球面座の加工例を示す球面座加工装置の場合をそれ
ぞれ示す。
置に係り、その一実施例を図面により説明すれば、第1
図は球面の加工例を示す球面加工装置の場合を、又第3
図は球面座の加工例を示す球面座加工装置の場合をそれ
ぞれ示す。
すなわち、刃物11を内向き、外向きに取付けることに
よってそれぞれ球面又は球面座の加工を行なうことがで
きるものである。
よってそれぞれ球面又は球面座の加工を行なうことがで
きるものである。
図示のように、往復台1のチャック17と対向する側面
に支持台2が締付ボルト12により着脱自在に取付けら
れる。
に支持台2が締付ボルト12により着脱自在に取付けら
れる。
この支持台2上に後述する回転体4や刃物台6等が設け
られて球面・球面座加工装置の主部を構成するものであ
り、汎用の旋盤往復台に支持台2を着脱自在となすこと
により、球面・球面座加工装置は実質的に汎用旋盤往復
台のアタッチメント部品となすことができる。
られて球面・球面座加工装置の主部を構成するものであ
り、汎用の旋盤往復台に支持台2を着脱自在となすこと
により、球面・球面座加工装置は実質的に汎用旋盤往復
台のアタッチメント部品となすことができる。
同支持台上には縦軸30周りに回転する回転体4を設け
る。
る。
回転体4の外周には歯車7が同心に設けられており、同
歯車に噛合しているラック8は往復台1上を横送り移動
する横送り台5の側面に固定ボルト13により着脱可能
に取付けられる。
歯車に噛合しているラック8は往復台1上を横送り移動
する横送り台5の側面に固定ボルト13により着脱可能
に取付けられる。
この回転機構は横送り台5の横送りに従って回転体4を
連動して回転せしめればよく、図示の如きラックピニオ
ン機構によるほか、リンク機構やラチェット機構など適
宜のものが選定される。
連動して回転せしめればよく、図示の如きラックピニオ
ン機構によるほか、リンク機構やラチェット機構など適
宜のものが選定される。
回転体4上には刃物台6を一体に又は別体に立設する。
刃物台6は球面を加工する場合は縦軸3の中心より偏心
した位置にあり、球面座を加工する場合は必ずしも偏心
位置にある必要はない。
した位置にあり、球面座を加工する場合は必ずしも偏心
位置にある必要はない。
もとより、刃物台6などが被加工物などに接触すること
は好まないから適当な逃げをつげる。
は好まないから適当な逃げをつげる。
刃物台6は回転体4上を半径方向に移動できるよう調整
自在に取付けられることが便宜である。
自在に取付けられることが便宜である。
このために、回転体4の上面に半径方向に断面が凹型の
取付用溝9を並設し、同取付用溝に頭部が摺動自在に遊
合してボルト10により刃物台6の基部を所要の位置で
固定し、被加工物の大小に適応せしめる。
取付用溝9を並設し、同取付用溝に頭部が摺動自在に遊
合してボルト10により刃物台6の基部を所要の位置で
固定し、被加工物の大小に適応せしめる。
又刃物台6の刃物取付用孔14は貫通孔又は溝に形成す
るのが好ましく、刃物11を図示のように内向き又は外
向きに取付は得る。
るのが好ましく、刃物11を図示のように内向き又は外
向きに取付は得る。
図中15は主軸、16は面板、11はチャック、18は
横送り用ハンドル、19は刃物固定用ボルト、20は被
加工物を示す。
横送り用ハンドル、19は刃物固定用ボルト、20は被
加工物を示す。
なお、刃物11の刃先は主軸15の中心を含む水平面内
に存するよう設定する。
に存するよう設定する。
以上の構成による本加工装置を用いて球面を加工すると
きは第1図に示すように内向きに刃物11を取付け、被
加工物20を回転させながら横送り台5に微少な自動送
りをかげれば、同送りに従って回転体14が連動して回
転し、従って同回転体上の刃物台6及び刃物11も縦軸
3を中心として回転する。
きは第1図に示すように内向きに刃物11を取付け、被
加工物20を回転させながら横送り台5に微少な自動送
りをかげれば、同送りに従って回転体14が連動して回
転し、従って同回転体上の刃物台6及び刃物11も縦軸
3を中心として回転する。
すなわち、刃物11の刃先は主軸15の中心を含む水平
面内にあって、同水平面内を180度に近い範囲で回転
する。
面内にあって、同水平面内を180度に近い範囲で回転
する。
ここにおいて、主軸15の中心線と縦軸3の中心線の交
点Oから刃物11の刃先に至る距離を一定の半径Rとす
る球面が作製される。
点Oから刃物11の刃先に至る距離を一定の半径Rとす
る球面が作製される。
次に、球面座を作製する場合には第3図に示すように外
向きに刃物11を取付げればよく、前記と同様の作用に
より、前記交点Oを中心とする半径Rの球面座を作製す
ることができる。
向きに刃物11を取付げればよく、前記と同様の作用に
より、前記交点Oを中心とする半径Rの球面座を作製す
ることができる。
本考案によれば、球面・球面座加工装置の主体をなす支
持台を往復台に着脱自在に取付けるアタッチメント部品
としたので、既製の旋盤往復台を利用することができる
ので経済的であり、さらに加工精度も優れるという効果
がある。
持台を往復台に着脱自在に取付けるアタッチメント部品
としたので、既製の旋盤往復台を利用することができる
ので経済的であり、さらに加工精度も優れるという効果
がある。
又その加工は全球に近い範囲で可能であり、さらに横送
りを適当に変えることによって表面に油溝などを特設す
ることができるという利点もある。
りを適当に変えることによって表面に油溝などを特設す
ることができるという利点もある。
第1図は本考案旋盤往復台による球面・球面座加工装置
の正面図で、球面加工の場合を示し、第2図は同平面図
、第3図は球面座加工ノ場合を示す正面図である。
の正面図で、球面加工の場合を示し、第2図は同平面図
、第3図は球面座加工ノ場合を示す正面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、往復台1のチャック17と対向する側面に支持台2
を着脱可能に取付け、同支持台2に垂設される縦軸3に
回転体4を回転自在に取付け、同量転体40回転を往復
台1に設けられた横送り台5の横送り運動に連動させ、
かつ同回転体4上に刃物台6を立設したことを特徴とす
る旋盤往復台による球面・球面座加工装置。 2、上記回転体4の横送り台5による回転は、回転体4
外周に設ける歯車7と、同歯車7に噛合し横送り台5の
チャツク17対向面に着脱可能に取付げられるラック8
により行なうことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の旋盤往復台による球面・球面座加工装置。 3、回転体4と刃物台5とを着脱自在に構成し、かつ回
転体4の上面に半径方向に設けた取付用溝9及び同取付
用溝に遊合したボルト10により刃物台6を調整自在に
立設してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の旋盤
往復台による球面・球面座加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15081777U JPS5815044Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 旋盤往復台による球面.球面座加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15081777U JPS5815044Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 旋盤往復台による球面.球面座加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5476584U JPS5476584U (ja) | 1979-05-31 |
JPS5815044Y2 true JPS5815044Y2 (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=29135474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15081777U Expired JPS5815044Y2 (ja) | 1977-11-09 | 1977-11-09 | 旋盤往復台による球面.球面座加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815044Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-09 JP JP15081777U patent/JPS5815044Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5476584U (ja) | 1979-05-31 |
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