JPS5814974Y2 - フイルタプレスにおけるケ−キ等の飛散防止装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、沢過終了後にｒ板を順次開板してケーキを
剥離するように構成したフィル・タブレスにおいて、ケ
ーキの剥離時やｒ布の洗滌時にケーキの砕片や洗滌水が
側方に飛散するのを防止する装置に関する。

従来、この種のフィルタプレスにおいて、ケーキの砕片
や洗滌水が飛散するのを防止するための装置としては、
多数並列したＰ板列の全長に渉ってカバーを設けたもの
、また、を板列の全長に渉ってアコーディオンカーテン
のような伸縮自在なカバーを設けたものがある。

然しなから、何れも長尺で製作費も高価である上、運転
操作上やメンテナンス等の場合に邪魔になる難点がある
。

この考案は、上述の従来の難点を解消したものであって
、以下、図面に基づいてこの考案を具体的に説明すれば
、先ず、その構成は、図に示すように、左右のフレーム
１，２間に架設した一対のシール３，３上に、これに沿
って移動自在に多数の沢板４・・・を並列し、これら沢
板４・・・を順次開板するようにしたフィルタプレスに
釦いて、上記、開板したｒ板４，４０間隙部の側方を被
覆することができるカバー５を設け、このカバー５を沢
板列に沿って移動自在にしたものである。

このカバー５並びにその移動装置を第１図ふ−よび第２
図に随って詳述すれば、第１図において、符号６は、シ
ール３に沿って設けたｆ板棒送用のチェーンであって、
このチェーン６は、フレーム１，２にそれぞれ設けたス
プロケット１および８に担けまわされていて往復動する
ように構成しである。

そして、上記チェーン６には、沢板４の送り爪９を設け
たキャリヤー１０が取付けてあり、前述のカバー５は、
このキャリヤー１０に固定されている。

次に、第３図はカバー５の取付状態を示す他の実施例で
あり、この装置では、カバー５はｒ布の洗滌装置１１を
載架するために設けた一対のレールに跨る門型のフレー
ム１２に取付けられている。

尚、第１図に示すものでは、ケーキを剥離するための加
振機１３およびＰ布の洗滌機１４を沢板４・・・列の上
方に設けているが、第３図に示すものでは、これらは前
述のように一対のレールに跨る門型のフレーム１２に取
付けられている。

この考案に係る装置は、上述のように構成されており、
従って、ｒ過が完了してケーキを剥離し、１布を洗滌す
る場合には、この考案に係るカバー５を開板した沢板の
側方に位置させておくことによって、ケーキの砕片や洗
滌水のミストが側方に飛散して周辺を汚損するのを防止
することができる。

従来、この種のフィルタプレスで上記のようなケーキの
破片や洗滌水のミストの飛散を防止するには、沢板列の
金山に渉る長大なカバーを用いたために、装置そのもの
が高価となると共に、機械操作上もまた、メンテナンス
上もこれが邪魔となっていた。

これに対して、この考案に係る装置によれば、小型で安
価に製作できるは勿論、運転操作上も全く邪魔にならず
、沢板送り装置にケーキ等の飛散防止用のカバーが取り
付けであるので別個に移動させる必要もなく自動送りが
可能である。

このように、この考案に係る装置は、従来のこの種のフ
ィルタプレスにかけるケーキ等の飛散防止装置の難点を
完全に解消し得たもので、実用的に得る利益は著大なる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案を施したフィルタプレスの概略の側面
図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に沿っての断面図、第３
図はこの考案の他の実施例要部の側面図である。 符号説明、１，２・・・フレーム、３・・・レール、４
・・・ｒ板、５・・・カバー。

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１） 左右のフレーム１，２間に架設した一対のレ
   ール３上に、これに沿って移動自在に多数のｒ板４・・
   ・を並列し、これら沢板４・・・を順次開板するように
   したフィルタプレスに訟いて、上記開板したｒ板４，４
   ０間隙部を被覆することができるカバー５を設けＪこの
   カバー５をｆ板列に沿って移動自在に配設した沢板送り
   装置１０に取付けたことを特徴とするフィルタプレスに
   おけるケーキ等の飛散防止装置。
2. （２）上記、カバー５をｔ板送り装置１０に連動連結し
   た沢布加振装置１３、Ｐ布洗゛滌装置１１等の塔載用の
   台車１２に取付けたことを特徴とする実用新案登録請求
   の範囲第（１）項記載のフィルタプレスにおけるケーキ
   等の飛散防止装置。