JPS5814956B2 - 鋳造管継手の製造方法 - Google Patents

鋳造管継手の製造方法

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Publication number
JPS5814956B2
JPS5814956B2 JP54091841A JP9184179A JPS5814956B2 JP S5814956 B2 JPS5814956 B2 JP S5814956B2 JP 54091841 A JP54091841 A JP 54091841A JP 9184179 A JP9184179 A JP 9184179A JP S5814956 B2 JPS5814956 B2 JP S5814956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weir
cast product
cast
thread cutting
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP54091841A
Other languages
English (en)
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JPS5618188A (en
Inventor
猛 吉川
博和 有元
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JFE Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd filed Critical Nippon Kokan Pipe Fitting Mfg Co Ltd
Priority to JP54091841A priority Critical patent/JPS5814956B2/ja
Publication of JPS5618188A publication Critical patent/JPS5618188A/ja
Publication of JPS5814956B2 publication Critical patent/JPS5814956B2/ja
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は製造工程から堰除去工程を不要とした鋳造管継
手の製造方法に関する。
一般に、鋳造管継手を製造する場合、鋳造した鋳放品か
ら堰を破断するようにしている。
また、その破断によって鋳放品に残った堰をグラインダ
等で研削して除去するようにしている。
ところで近時、鋳放品に残存する堰を、例えば鋳放品に
ねじ切り加工を施す際に同時に除去するようにし、格別
な履除去工程を省略することが考えられている。
すなわち、例えば鋳放品のねじ切り加工を施す管端部内
周面にその内周面に近接し、かつその内周面と略平行す
る設定破断面を設定した堰を連設するようにし、堰を破
断した場合に前記内周面にねじ切り加工において切除可
能な僅かな堰しか残らないようにすることが考えられて
いる。
この方法は堰の除去工程を省略することができる点で極
めて優れたものであるが、堰の破断面が内周面の仕上げ
代にくい込んだり、或は内周面から大きくはみ出す可能
性がある。
特に、管端部内周面はねじ切り加工を施す部位で製品と
して極めて重要な部位であり、破断面の仕上げ代へのく
い込みは即製品の不良となり、またはみ出しの太きいも
のではねじ切り加工が困難であった。
そこでこれらの欠点を解消すべく、本出願人は特願昭5
3−149513号において、鋳造時に設ける堰を管の
内周面の開口縁部に連設し、かつその堰の設定破断面を
管の開口端面に路面−に設定する方法を示した。
この方法によれば、堰の破断面は管の開口端面側にでき
るため、破断面が開口端面側に多少くい込んでも開口端
面は製品の良否に直接影響を与える部分ではないので殆
んど問題にならずまた問題になるようなものであっても
外表面であるため容易に検出でき、直ぐに検出して排除
できるものである。
ところで、管の内周面の開口縁部に残存する残存層は、
その大きさが比較的小さい場合には問題にならないが、
ある程度大きい場合には、その残存層がねじ切り加工を
行なうタップに片寄った負荷を与えることになり、タッ
プの軸線が鋳放品の軸線に対し、傾き或いはタップの中
心が鋳放品の中心に対し、偏心する可能性が大きく、ね
じ切り加工後の開口端の肉厚の不均一、ねじ軸線のずれ
及び傾き等が発生することがその後の検討により判明し
た。
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、鋳放品
に残存する残存層をその後のねじ切り加ゴによって除去
できると共に、ねじ切り加工を施づタップに対する負荷
を均等化するものであって、ねじ切り加工後の開口端の
肉厚の不均一、ねじ東線のずれ及び傾き等を排除できる
鋳造管継手の本造方法を提供するものである。
以下、本発明の詳細を図に示す実施例を説明して明らか
にする。
本発明の方法は、まず鋳造管継手の素材となる管状の鋳
放品を鋳造し、次でその鋳放品から堰を破断し、しかる
後その鋳放品にねじ切り加工を於すものであって、主と
してねじ切り加工時に鋳か品に残存する堰を除去するも
のである。
ところで鋳放品は第1図〜第3図に示すような形状に鋳
造されている。
第1図は見切面で切断した断面図であり、第2図は見切
面X−yと直交する面で切断した断面図であり、第3図
は端面図である。
図において、1は鋳放品、2は堰、3は堰2に連なる押
湯部である。
堰2は鋳放品1の管端部の内周面4の開口端縁部に連接
している。
Q−Q’は堰2の途中に設定した設定破断面である。
この設定破断面Q−Q’は鋳放品1の開口端面5と路面
−に、すなわち開口端面5に極く近接した位置にその開
口端面5と略平行に設定されている。
6は堰2を設定破断面Q−Q’において破断した場合に
鋳放品1側に残存する残存層である。
なお、前記層2は、これを見切面X−Xで上に位置させ
たことによって、前記設定破断面Q−Q’で確実に破断
される十分な強度を有しながらも、その断面積が可及的
に小さくなるように、したがって残存層6が可及的に小
さなものとなるように形成されている。
ところで、前記鋳放品1の管端部内周面4の上記残存層
6に相対向する部位及び上記残存層6と±90°をなす
部位に、上記残存層6と同程度の大きさの肉盛部7,8
,9を鋳放品1に一体に鋳造するようにしている。
したがって、まず堰2をその設定破断面Q−Q’におい
てプレス押し等によって破断すると第3図に示すように
内周面4の開口端縁部に残存層6が各肉盛部7,8,9
と共に残留し、残存層6の破断面10が開口端面5と路
面−に形成される。
次に堰2を破断した鋳放品1は第4図に示すようにその
内周面4にタップ11によるねじ切り加工が施される。
ところで内周面4の開口端縁部に等間隔に残留した残存
層6及び各肉盛部7,8゜9はねじ切り加工時のタップ
に対する負荷を均等化するためタップ11の軸線11c
が鋳放品1の軸線1cから傾斜したり、或いはタップ1
1の中心が鋳放品1の中心に対し偏心したりするような
ことがなく、ねじ切り加工後の開口端の肉厚の不均一、
ねじ軸線のずれ及び傾き等を防止することができる。
上記残存層6及び各肉盛部7,8,9はこのねじ切り加
工によって完全に除去される。
またこのねじ切り加工において残存層6が開口端面5に
多少残ったとしても、その後連続的に実施される面取り
加工において完全に除去することができる。
第5図にねじ切り加工及び面取り加工が終了した完成品
を示す。
尚、本実施例中の肉盛部は残存層6に相対向する部位に
1個設けるだけのものであってもよく、また上記残存層
6を1つの頂点とする正三角形の他の2つの頂点に肉盛
部をそれぞれ設けるものであってもよい。
また、本発明は前述した残存層を管端部内周面に残すよ
うにしだものにも同様に適用できるものである。
以上で明らかなように、本発明によれば鋳放品に残存す
る堰を堰破断工程後のねじ切り工程においてねじ切り加
工と共に除去するため残存層の除去工程を省略すること
ができるものであり、また、残存層と同程度の大きさの
肉盛部を内周面の少くとも相対向する部位に一体に鋳造
されるようにしているため、ねじ切り加工を行なうタッ
プに対する負荷を均等化でき、ねじ切り加工後の開口端
の肉厚の不均一ねじ軸線のずれ及び傾き等を防止できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例に係る鋳放品を示すも
ので、第1図は見切面で切断した断面図、第2図は見切
面と直交する面で切断した断面図、第3図は端面図、第
4図はねじ切り加工工程を示す説明図、第5図は本発明
による鋳造管継手を示す断面図である。 1・・・・・・鋳放品、2・・・・・・堰、6・・・・
・・残存層、7゜8.9・・・・・・肉盛部、Q−Q’
・・・・・設定破断面、X−Xで・・・・・・見切面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 堰を破断した鋳造管継手素材である管状の鋳放品に
    残された残存層を、該鋳放品にねじ切り加工を施す際に
    同時に削除するようにした鋳造管継手の製造方法におい
    て、予め、残存層が残存する鋳放品の内周面に、残存層
    と同程度の大きさの肉盛部を、残存層に対向する位置若
    しくは残存層を頂点とする正多角形の残りの頂点が位置
    する位置に配して突出形成しておくことを特徴とする鋳
    造管継手の製造方法。
JP54091841A 1979-07-19 1979-07-19 鋳造管継手の製造方法 Expired JPS5814956B2 (ja)

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JP54091841A JPS5814956B2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 鋳造管継手の製造方法

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JP54091841A JPS5814956B2 (ja) 1979-07-19 1979-07-19 鋳造管継手の製造方法

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JPS5618188A JPS5618188A (en) 1981-02-20
JPS5814956B2 true JPS5814956B2 (ja) 1983-03-23

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ID=14037806

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JP (1) JPS5814956B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127645A (ja) * 1989-10-14 1991-05-30 Hitachi Koki Co Ltd 遠心機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03127645A (ja) * 1989-10-14 1991-05-30 Hitachi Koki Co Ltd 遠心機

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Publication number Publication date
JPS5618188A (en) 1981-02-20

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