JPS5814888Y2 - 合成樹脂製二重構造キヤツプ - Google Patents

合成樹脂製二重構造キヤツプ

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Publication number
JPS5814888Y2
JPS5814888Y2 JP1977058454U JP5845477U JPS5814888Y2 JP S5814888 Y2 JPS5814888 Y2 JP S5814888Y2 JP 1977058454 U JP1977058454 U JP 1977058454U JP 5845477 U JP5845477 U JP 5845477U JP S5814888 Y2 JPS5814888 Y2 JP S5814888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
wall portion
vertical
core
core body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977058454U
Other languages
English (en)
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JPS53155483U (ja
Inventor
重夫 関根
Original Assignee
株式会社吉野工業所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社吉野工業所 filed Critical 株式会社吉野工業所
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Publication of JPS53155483U publication Critical patent/JPS53155483U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は口紅容器等に用いられる合成樹脂製の二重構造
キャップに関するものであって、その外観を意匠的に優
れたものとすると共に、組み付き強度を確実なものとし
たものである。
従来装飾的なキャップとして、合成樹脂製の基体全面に
美的観点からアルミ、亜鉛、クロム等の金属をもって真
空蒸着或いはメッキ等を施して成る芯体に、着色等を施
した合成樹脂材料を射出成形してキャップ本体を組み付
けたものが考えられてきた。
しかしながらかように成形された芯体は、外表面が硬質
であってしかも後から射出成形する合成樹脂とは全く異
質であり相溶性がないので、上述の如く組み付けた際に
芯体と合成樹脂との各表面の密接触がくずれてしまう欠
点が存した。
この密接触がくずれてしまうと上記組み付きが不確実と
なることが明らかである。
本考案はかような不都合に鑑み、芯体の構造に工夫を凝
らすと共にそれによって芯体と合成樹脂との密接触を保
持し、キャップ本体の芯体への組み付きを極めて確実に
したものである。
以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
先ず1は有頂板部形状の芯体であって合成樹脂で成形さ
れているが、該芯体1の外表面には全面にわたってアル
ミ、亜鉛、クロム等の金属をもって真空蒸着又はメッキ
が施されている。
これは、特に外表面に金属感をもたせて装飾キャップと
しての外観上の意匠的効果を高らしぬる為である。
該芯体1の周胴2は、その直径が中央部から上部にかけ
てよりも下部の方が大きい形状であって、周胴2の外周
面には下部から上端にがけて等間隔で幅広の縦凹溝3が
設けられてあり、従って該外周面には等間隔で縦突条4
が形成されている。
この縦突条4は図示した実施例では等間隔に六本成形さ
れているが、該縦突条4の先端部4aは芯体1の頂板5
上面より所望高さだけ突出している。
更に頂板5には後述する射出された合成樹脂が通過し且
つ充填させる連通孔6が中心部及びその周辺に穿ってあ
り、また周胴2の前記縦凹溝3下端にも同様の連通孔7
が穿っである。
かような構成の芯体1の内面、外周面及び上面に軟質の
合成樹脂を射出成形してキャップ本体8を成形し、もっ
て二重構造キャップを構成するのであるが、その方法及
びキャップ本体8の態様は下記の如きである。
即ち第3図はキャビティ21に芯体1を収納し、更にコ
ア22及びコアプレート23を装置した状態を示し、芯
体1を金型の一部としたものであって、24はゲートで
あり、合成樹脂材料の射出通路となるものである。
ここで、9 a、10 a、11 aは成形空間であっ
て、各々キャップ本体8を構成する内壁部9、外壁部1
0、頂壁部11を各々形成するべく合成樹脂材料が充填
される空間である。
即ち内壁部9となる成形空間9aに於て、芯体1下部内
周面に対応する位置である内壁部9下部内周面に螺溝1
2を形成するべく、コア22下部には螺溝12aが設け
てあり、また、外壁部10はその外面が、隣り合う縦突
条4の頂端間を結ぶ仮想される平面に位置するようにな
っており、更に頂壁部11はその外面が、芯体頂板5上
面に突出した縦突条先端部4aの各先端間を結ぶ仮想さ
れる平面に位置するようになっている。
かように芯体1を装着した状態で、ゲート24を通して
キャップ本体8成形用の軟質の合成樹脂材料を射出、充
填すれば、芯体1の内面全体、芯体1の縦凹溝3、及び
芯体1の頂板5上に各々内壁部9、外壁部10、頂壁部
11が成形される。
しかも頂板5の連通孔6、及び周胴2の連通孔7にも材
料は充填されるので、上記内壁部9、外壁部10、頂壁
部11は連結されてキャップ本体8を形成することにな
り、同時に芯体1とキャップ8とは一体組み付けされる
のである。
本考案に係るキャップはかような構成であって、金属蒸
着又はメッキを施した芯体1の下部外表面、縦突条4頂
端面及び縦突条4先端面のみが、外表面に露出すること
になる。
以上述べた如く本考案にあっては、金属蒸着等を施した
芯体にキャップ本体を射出成形する場合に、キャップ本
体と芯体との密接触がくずれる虞れは全くなく、キャッ
プ本体の芯体に対する組み付きが強固であってしかも接
着剤を用いる必要がないので、そもそも両者間の相溶性
を問題とするまでもない。
また本考案にあっては、外壁部10及び頂壁部11の外
面が、縦突条4の頂端間、或いは頂板5上面に施ける縦
突条4先端間を結ぶ仮想される平面に位置するので、外
壁部10或いは頂壁部11が外方に突出することはなく
、故に指等によってひっかかることはないので、外壁部
10等と芯体1との密接触がくずれることはないのであ
る。
而して本考案に係る二重構造キャップは、外観が極めて
意匠的に優れており、しかもその組み付き強度が確実で
あり、簡単に且つ廉価に製作し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は芯体の平面図、第2図は芯体の半断面側面図、
第3図は芯体をキャビティ内に収納した状態を示す断面
図、第4図は完成されたキャップの平面図、第5図は同
じく半断面側面図、第6図は第5図に於けるVI−VI
断面図である。 符号の説明 1・・・・・・芯体、2・・・・・・周胴
、3・・・・・・縦凹溝、4・・・・・・縦突条、4a
・・・・・・縦突条先端部、5・・・・・・頂板、6・
・・・・・連通孔、7・・・・・・連通孔、8・・・・
・・キャップ本体、9・・・・・・内壁部、9a・・・
・・・内壁部空間、10・・・・・・外壁部、10 a
・・・・・・外壁部空間、11・・・・・・頂壁部、1
1 a・・・・・・頂壁部空間、12・・・・・・螺溝
、12a・・・・・・螺溝、21・・・・・・キャビテ
ィ、22・・・・・・コア、23・・・・・・コアプレ
ート、24・・・・・・ゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周胴2の下部から上端にかけての外周面に幅広の縦凹溝
    3を設けて等間隔で縦突条4を成形し且つ該縦突条4の
    先端部4aが頂板5上面から突出し、更に頂板5に適宜
    数の連通孔6を穿つと共に周胴2の縦凹溝3下端部に連
    通孔を穿った、金属の真空蒸着又はメッキを全面に施し
    た有頂板部形状の芯体1と、芯体1の頂面から外周面及
    び内面にかけて射出成形される軟質合成樹脂製であって
    、芯体1下部内周面に対応する位置に螺溝12を有する
    内壁部9と、前記縦突条4の頂端間及び先端間を結ぶ仮
    想される平面に外面が位置する外壁部10と頂壁部11
    とを各々連通孔6,7を通して連結して一体設したキャ
    ップ本体8とより戊り合成樹脂製二重構造キャップ。
JP1977058454U 1977-05-09 1977-05-09 合成樹脂製二重構造キヤツプ Expired JPS5814888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977058454U JPS5814888Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09 合成樹脂製二重構造キヤツプ

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JP1977058454U JPS5814888Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09 合成樹脂製二重構造キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53155483U JPS53155483U (ja) 1978-12-06
JPS5814888Y2 true JPS5814888Y2 (ja) 1983-03-25

Family

ID=28957288

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JP1977058454U Expired JPS5814888Y2 (ja) 1977-05-09 1977-05-09 合成樹脂製二重構造キヤツプ

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JP (1) JPS5814888Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966764A (ja) * 1972-10-30 1974-06-28
JPS49120953A (ja) * 1973-03-26 1974-11-19
JPS5120261A (en) * 1974-08-12 1976-02-18 Ogaki Purasuchitsuku Kogyo Kk Nijuseikeinyoru goseijushiseikakugatabentobakono seizoho

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4966764A (ja) * 1972-10-30 1974-06-28
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JPS5120261A (en) * 1974-08-12 1976-02-18 Ogaki Purasuchitsuku Kogyo Kk Nijuseikeinyoru goseijushiseikakugatabentobakono seizoho

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Publication number Publication date
JPS53155483U (ja) 1978-12-06

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