JPS58148056A - 双ロ−ル型鋳造圧延機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 片板厚のＲＷｅｌおよび圧下刃の大幅な変動を防止し。

常に安定した鋳造を行い得るようにした機構に関するも
のである。

溶融金属を、互に内情に向って回転する二個のロール間
に注ぎ金属板を連続的に鋳造する方法はベツセマー法と
して知られている。第１図はその原理を示すもので，二
個のロール１．１′を適当な間隔で配貨し、上方からｆ
＃融金鳩２を注入しながら，互に内情（図示矢印方向）
に回転させると、浴融金属はロール１，１′により熱を
奪われｐ−ル表面に凝固殻を形成するが．ロール１．１
の０１転に伴って、双方のロール１，１′の表面に形成
さ４た凝固殻は接合し，さらに適当に圧下さｆＩ　Ｐノ
［’ｔｐの厚さの鋳片となってロールの下方に送出さす
る。

ところがこの場合問題になるのは凝固殻１！ｖ（板厚）
の変動である。すなわち前記のようにロールｌ。

１′は板厚が一定になるようにセールｒ’Ｊ１　沸がｔ
ａｔげされており、従って双方の凝固殻厚の相がロール
１０１隔より小であれば圧下がなされず、また双方の蘭
固殺陣の和がロール間隔より大であｊは圧下がなされる
訳であるが、餌料が看しく大である揚台ｐｃ扛ロールの
回転には強力な力が必要となり，かつロール間には強大
な圧下刃が動くことになる，、使って、前記凝固殻厚の
変動に刺片の形状不良、＾１１れ等の欠陥の原因となる
。このような理由から設定されたロール間隔に応じた適
当な凝固殻厚みを形成するように溶融金属の供給量を制
御することが安定操業のために不可欠である。

ところで、峙紀の凝固殻厚ｈは王に溶融金属とロールと
の接触時間ｔｃ（ｆ／４融金属がロールに接触した時点
より双ロール接点から離れるまでに経過した時！’１Ｊ
ｊ）Ｋよって定まるが、この接触時間ｔｃはロールの回
転Ｘ！ｌ！Ｉｆｎと、ロールと溶融金属との接触長さｌ
ｃＪ／Ｃよって定まる。ところがこの接触長さｔ市、二
個のロール１．１′間に形成される溶融金属のｉＩｋ榴
部３の陽面位！により便化する。また四−ルーヒに形成
さｎ、る凝固殻厚りは凝固係数Ｂｆ甲いて次のように表
わすことができる。

ｋ−Ｂｒ″Ｖ″′ 凝固係数Ｂは溶融並属の温度Ｔ１０一ル温度Ｔ８％さら
に溶融金槁の流動状況等の鋳造条件によって変化するが
、ここでは鋳造条件は一定に保たれるものと仮定する。

ロール１，１′から送出さする鋳片板厚ｈｏ　はり、　
ｘ　２βｈ・・・・・・・・・・・・（２）で与えられ
る。なおβは圧下係数で１０≧ｈ≧００である。また、 ｔｃ＝５６ ＝　ｔ　ｅ　／（２□、１）・・・・・・・・（３）イ
ロしｌｃ　はａ−ルと溶融金属との接触長さ、ｖＣ′は
ロール表面の回転周速、Ｒはロール半径、ｎはロール回
転数である。

以上により圧下係数βを一定に制御するためＶＣは凝固
殻圧りを一定に保つことが必須である。そのためには前
記ａ）式、休）式の両式よりＬｃ／ｎを一定に保持すれ
ばよいことがわかる。この場合、回転数ｎ′ｆ変動させ
ることは望ましくない。その理由は、回転数ｎＫよって
鋳造速度（すなわち編付時間当りの一片重量）が増減し
、こＩに対しては直ちにロールの抜熱能力を変化させて
対応する必要がおるが、このような対応策はロールの冷
却機構にとっても、また鋳片の品質の変動からも好まし
くないからである。

本発明は上記のような問題点を解決し、常に安定した鋳
造を行い得るようにしたもので、ニー１Ｍのロールによ
って形成される溶融金属の湯溜部に、ロールと溶融金属
との接触面積をｕ４節するだめの制限板を設けたことを
特徴とする双ロール型鋳造圧延機に関する本のである。

以下図面により本発明の詳細な説明する。４２図におい
て１，１′は互に対向して配置した讐−ルで図示矢印方
向に回転す、６．２Ｆｉｍ−ル１，１′間に供給される
溶融金属、３はロール１　、１’によって形成される溶
融金ｌＥ２の湯溜部である。４は窒−ル１，１′から送
出される鋳片、５．５’ａａ−ル１．１′の上方［ｗ−
ル面に沿って微小間隔をも覧かつ移動可能に設は慶制限
板で、耐火物で構成しである。

本発明は上記のようＫｌｌ成しているので、制限板５．
ｓ′を賞−ル１，１′の表面に沿って移動させ、所定位
曽に保持すれば、腋制＠坂Ｓ、５′はり一部ｌ、１′の
表面の一部を被覆し、かつその先端が湯溜ｓ３中に浸漬
することになるので、溶融金属２とロール１．１′の接
触長＊　Ａｃｔ　ｍｌ　Ｉｆｔする作用を行うことにな
る。そこで制限板５．６′を湯溜部３の溶融金属量に応
じて移動調整し、接触長さｔｃを変化させれば鋳造条件
の噂かの変動による凝固殻厚みｈの変動を補正し、常に
安定な操業を行うことができる。

又、第３図は制限板５．ｂ′の調節機構の実例を示すも
ので１図において９，９Ｉはそれぞｊ一端に制限板５，
５Ｉを堆付け、他端をベアリング８，８′を介してロー
ル１，１′の回転軸７　、７’に遊嵌した支持腕、１０
１１０’は該支持腕９，９′を小角度回動させるピニオ
ン、１１，１１’は前記ピニオン１０　、１０’と噛合
し、かつステップモーター１２゜１２′によ秒駆動され
るウオームイヤ、１３７−１ｍ片厚み測定器であり、ス
テップモーター１２　、１２’を駆動し該七−ターに連
結したウオームギヤ１１゜１１′を回転させ、該ウオー
ムギヤ１１　、１１’に噛合するピニオン１０　、１０
’を回動させると、その回動に伴って支持腕９，９′も
ｐ−ル１，１′の回転軸７，７′を中心として小角縦回
動じ、゛その結果、骸支持腕９，９′の先端に敗付けた
制限板５，５′の先端は湯溜部３内で移動するので、ロ
ールと溶融金属との接触長さｔｃは変化することになる
。なおこのとき制限板６，５′の位置は、ステップモー
ター　１２　、１２’に附属した回転角エンコーダー（
図示せず）Ｏ電気出力によって知ることができる。

次に本発明の実施例を示す。

第３図に示す装曾を用い、溶融金属として鉛−すず合金
を用いた。ｔた正弧条件は圧下係数β冨１、０である。

ロール径を０．２講とし、かつ該ロールの回転数を６　
Ｏｒｐｍ、１１００ｒｐの２速変とした。

このような条件で制限板１ｗ４節したときの、すなわち
制限板の端部Ｒと二つのｐ−ルの讐触点Ｐ管軸より見込
む角−を便化させたときの鋳片の板厚−の便化は以下の
通りであった。

（１）６０ｒｐｍの場合 （２）　　１１００ｒｐの場合 なおこの場合溶融金属として鉛−すず合金を用いたが、
他の金属例えば溶鋼等を用いても同様の効果ｔ４られる
ことは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図はペツセマー鋳造法の原理を示す説明図、第２図
は本発明の原理を示す説明図、第３図は本発明の実例を
示す説明図である。 １．１’：ロール、２：溶融金属、３：湯溜部、４：鋳
片、５．５’：制限板、７．７’：ロール回転軸、８．
８’：ベアリング、９．９’：支持腕、１０゜１０′：
ピニオン、１１，１１’：ウオームギヤ、１２．１！’
ニステップ毫−ター、１３：＠片厚み測定器。 代理人　弁理士　秋　沢　政　光 他２名 特許庁　長　官　殿 ｊ＋Ｊｉ件の表示 特願昭５７−第　３１３１６　　号 ２、発明の名称 双ロール型鋳造圧延機 ３、補正をする者 ＋１′１−との関係　出願人 住所（居所）東京都千代田区大手町２丁目６番３号氏名
（名称）　　（６６５）　　新日本製鐵株式会社４、代
　理　人 居　所　東京都中央区日本僑兜町１２番１号大洋ビル６
、補正により増加する発明の数　なし補　　正　　の　
　内　容 明細書第４頁第７行、「変動させる」を「大幅に変動さ
せる」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）二個のロールによって形成されるＩ！＠金属の湯
   溜部に、ロールと溶融金嘆との接触面積を鳩節するため
   の制限板を設けたことを特徴とする双ロールｔＩｌ＃Ｉ
   ４造圧砥機。