JPS5814673Y2 - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPS5814673Y2 JPS5814673Y2 JP1978009854U JP985478U JPS5814673Y2 JP S5814673 Y2 JPS5814673 Y2 JP S5814673Y2 JP 1978009854 U JP1978009854 U JP 1978009854U JP 985478 U JP985478 U JP 985478U JP S5814673 Y2 JPS5814673 Y2 JP S5814673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- bracket
- electric motor
- gear
- gear box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えば扇風機などのように、ギヤーボックス
を有する電動機の改良に関するものである。
を有する電動機の改良に関するものである。
従来、この種の電動機においてはそのフレーム、ブラケ
ットをアルミダイカストで形威し、ギヤーボックスはブ
ラケットと一体に成形されていた。
ットをアルミダイカストで形威し、ギヤーボックスはブ
ラケットと一体に成形されていた。
ステータは上記フレーム内に嵌合されて設けられ、その
リード線はブラケット側から外部へ出るようになってい
た。
リード線はブラケット側から外部へ出るようになってい
た。
このためブラケットとリード線の当接部には首振り動作
を行なうこともあって、リード線が傷つかないように面
取り、またはブツシュを設けていた。
を行なうこともあって、リード線が傷つかないように面
取り、またはブツシュを設けていた。
また、上記ギヤーボックスには電動機の首振り動作が行
なわれるよう歯車が挿入されるため寸法精度を要し、ブ
ラケットおよびギヤーボックス成形後にその寸法精度を
出すための機械加工を施すようになっていた。
なわれるよう歯車が挿入されるため寸法精度を要し、ブ
ラケットおよびギヤーボックス成形後にその寸法精度を
出すための機械加工を施すようになっていた。
このため、量産性が悪く高価なものとなる欠点があった
。
。
この考案は上記欠点に鑑みなされたもので、ギヤーボッ
クスを樹脂で成形するとともにこの樹脂によりブラケッ
トに設けられたリード線用孔の周側の切断部を被覆し、
ギヤーボックスの成形後の寸法精度が高く、成形後の加
工が不要となり、量産性が良く、またコードブツシュを
ブラケットに設ける必要のない安価な電動機を提供する
ことを目的とするものである。
クスを樹脂で成形するとともにこの樹脂によりブラケッ
トに設けられたリード線用孔の周側の切断部を被覆し、
ギヤーボックスの成形後の寸法精度が高く、成形後の加
工が不要となり、量産性が良く、またコードブツシュを
ブラケットに設ける必要のない安価な電動機を提供する
ことを目的とするものである。
以下、この考案の一実施例を第1図〜第6図に従って説
明すると、図において1は電動機、2は板金製のフレー
ム、3はこのフレームに嵌着されたステータ、4は板金
製のブラケットで、底面には風孔5、°リード線用孔6
、小孔7、軸貫通孔8が設けられている。
明すると、図において1は電動機、2は板金製のフレー
ム、3はこのフレームに嵌着されたステータ、4は板金
製のブラケットで、底面には風孔5、°リード線用孔6
、小孔7、軸貫通孔8が設けられている。
9は上記フレーム2およびブラケット4の中央部に設け
られた軸受部で、軸受10と潤滑油を含有するよう設け
られたフェルト11およびこの軸受とフェルトを固定す
るよう設けられたフェルト押え12から形成されている
。
られた軸受部で、軸受10と潤滑油を含有するよう設け
られたフェルト11およびこの軸受とフェルトを固定す
るよう設けられたフェルト押え12から形成されている
。
13はロータコア14と嵌着し、かつ上記軸受10.1
0を貫通し回動自在に設けられた電動機軸で、一端には
送風用羽根(図示せず)が取付けられ、他端にはウオー
ムが設けられている。
0を貫通し回動自在に設けられた電動機軸で、一端には
送風用羽根(図示せず)が取付けられ、他端にはウオー
ムが設けられている。
15は上記ブラケット4と一体になるようインジェクシ
ョン成形により樹脂成形されたギヤーボックスで、ブラ
ケット4の底面内部には上記小孔7を通り所定の肉厚を
有した複数個の固着部16が形成され、それらの内の1
つは中心部に所定の径で上部に溝17を有する円形状に
形成され、さらに上記リード線用孔6にはその切断部を
覆い開口6aが形威されている。
ョン成形により樹脂成形されたギヤーボックスで、ブラ
ケット4の底面内部には上記小孔7を通り所定の肉厚を
有した複数個の固着部16が形成され、それらの内の1
つは中心部に所定の径で上部に溝17を有する円形状に
形成され、さらに上記リード線用孔6にはその切断部を
覆い開口6aが形威されている。
18は上記ギヤーボックス15の上部開口を覆うよう設
けられた蓋、19は上記ウオームと係合するウオーム歯
車等の複数の歯車が設けられ、減速機構を有する変速部
、20はこの変速部の歯車に設けられたギヤー軸、21
はこの軸と嵌合し、ピン22で個着されたクランク、2
3はこのクランクにワッシャー24により回動自在に挾
持された連結棒で、他端は後述するネックピースに設け
られた凸部(図示せず)に回動自在に嵌合し連結してい
る。
けられた蓋、19は上記ウオームと係合するウオーム歯
車等の複数の歯車が設けられ、減速機構を有する変速部
、20はこの変速部の歯車に設けられたギヤー軸、21
はこの軸と嵌合し、ピン22で個着されたクランク、2
3はこのクランクにワッシャー24により回動自在に挾
持された連結棒で、他端は後述するネックピースに設け
られた凸部(図示せず)に回動自在に嵌合し連結してい
る。
25はフレーム2とブラケット4の当接部で個着される
よう設けられた支持部材、26はこの支持部材に設けら
れた電動機支持軸、27はこの電動機支持軸が嵌合され
、電動機を回動自在に支持するネックピース、28は電
動機1を後部から覆うよう設けられた保護カバー、29
は電動機1を前部から覆うとともに、回転翼(図示せず
)を覆うガード30を設けた前面カバー、31はこの前
面カバーと保護カバー28とで支持部材25を挾み取付
けられるよう複数個設けられたネジ、32は上記ステー
タに設けられたリード線である。
よう設けられた支持部材、26はこの支持部材に設けら
れた電動機支持軸、27はこの電動機支持軸が嵌合され
、電動機を回動自在に支持するネックピース、28は電
動機1を後部から覆うよう設けられた保護カバー、29
は電動機1を前部から覆うとともに、回転翼(図示せず
)を覆うガード30を設けた前面カバー、31はこの前
面カバーと保護カバー28とで支持部材25を挾み取付
けられるよう複数個設けられたネジ、32は上記ステー
タに設けられたリード線である。
上記のように構成された扇風機の電動機においては、ス
テータ3に通電することにより電動機軸13は回転する
。
テータ3に通電することにより電動機軸13は回転する
。
この回転により回転翼を回転させて送風するとともに、
ウオームにより伝達され、変速部19で減速してギヤー
軸20を回動させ、クランク21を回動させ、電動機支
持軸26を中心に電動機は首振り動作を行なう。
ウオームにより伝達され、変速部19で減速してギヤー
軸20を回動させ、クランク21を回動させ、電動機支
持軸26を中心に電動機は首振り動作を行なう。
ここでギヤーボックス15の形成について説明すると、
インジェクション成形により型内にブラケット4を固定
するとともに、ギヤーボックス15、固着部16および
リード線用孔6の切断部を覆い開口6aを成形するため
の空間(湯回り部分)を形威し、これに樹脂を流し入れ
ることにより、第4図、第5図に示すようにギヤーボッ
クス15がブラケット4と一体的に成形され、リード線
用孔6の切断部は樹脂で覆われる。
インジェクション成形により型内にブラケット4を固定
するとともに、ギヤーボックス15、固着部16および
リード線用孔6の切断部を覆い開口6aを成形するため
の空間(湯回り部分)を形威し、これに樹脂を流し入れ
ることにより、第4図、第5図に示すようにギヤーボッ
クス15がブラケット4と一体的に成形され、リード線
用孔6の切断部は樹脂で覆われる。
こうして成形することによりリード線32がリード線用
孔6の切断部で傷つくことがなく耐圧不良になることが
なく、また寸法精度は高く、後加工は不要になる。
孔6の切断部で傷つくことがなく耐圧不良になることが
なく、また寸法精度は高く、後加工は不要になる。
なお、リード線用孔6を第7図のように形成しても同様
の効果が得られる。
の効果が得られる。
この考案は以上説明したとおり、リード線用孔の周側切
断部を被覆するようにギヤーボックスを合成樹脂でアウ
トサート成形したことにより、従来のようにブラケット
にコードブツシュを設ける必要がなく、また成形の寸法
精度が高く、従来のように成形後の加工が不要となり、
量産性が良く安価なものとなる効果がある。
断部を被覆するようにギヤーボックスを合成樹脂でアウ
トサート成形したことにより、従来のようにブラケット
にコードブツシュを設ける必要がなく、また成形の寸法
精度が高く、従来のように成形後の加工が不要となり、
量産性が良く安価なものとなる効果がある。
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図は同
じくブラケットの正面図、第3図は第2図の断面図、第
4図は同じくブラケットとギヤーボックスの成形後を示
す正面図、第5図は第4図の断面図、第6図はリード線
用孔部分を示す断面図、第7図はこの考案の他の実施例
を示す要部断面図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、1は電動機、
2はフレーム、3はステータ、4はブラケット、6はリ
ード線用孔、6aは開口、9は軸受部、13は電動機軸
、15はギヤーボックス、32はリード線である。
じくブラケットの正面図、第3図は第2図の断面図、第
4図は同じくブラケットとギヤーボックスの成形後を示
す正面図、第5図は第4図の断面図、第6図はリード線
用孔部分を示す断面図、第7図はこの考案の他の実施例
を示す要部断面図である。 なお、各図中同一符号は同一部分を示し、1は電動機、
2はフレーム、3はステータ、4はブラケット、6はリ
ード線用孔、6aは開口、9は軸受部、13は電動機軸
、15はギヤーボックス、32はリード線である。
Claims (1)
- 軸受部が設けられたフレームと、このフレームに嵌合さ
れたステータと、このステータのリード線が貫通するリ
ード線用孔を穿設するとともに軸受部を設は板金で形威
したブラケットと、上記それぞれの軸受部で回動自在に
支持され一端部に歯車が設けられた電動機軸と、上記ブ
ラケットの外壁に設けられ上記歯車と係合する歯車が挿
入されるギヤーボックスとを備え、上記リード線用孔の
周側切断部を被覆するように上記ギヤーボックスを合成
樹脂でアウトサート成形したことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978009854U JPS5814673Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978009854U JPS5814673Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54113004U JPS54113004U (ja) | 1979-08-08 |
JPS5814673Y2 true JPS5814673Y2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=28821379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978009854U Expired JPS5814673Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814673Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5118908U (ja) * | 1974-07-31 | 1976-02-12 | ||
JPS5276906U (ja) * | 1975-12-08 | 1977-06-08 |
-
1978
- 1978-01-30 JP JP1978009854U patent/JPS5814673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54113004U (ja) | 1979-08-08 |
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