JPS58146402A - 気液接触棚段用ダウンカマ− - Google Patents

気液接触棚段用ダウンカマ−

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Publication number
JPS58146402A
JPS58146402A JP57028104A JP2810482A JPS58146402A JP S58146402 A JPS58146402 A JP S58146402A JP 57028104 A JP57028104 A JP 57028104A JP 2810482 A JP2810482 A JP 2810482A JP S58146402 A JPS58146402 A JP S58146402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
gas
downcomer
liquid contact
downcomers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP57028104A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Sawada
沢田 安久
Hajime Kanbayashiyama
上林山 肇
Koichi Karakawa
唐川 公一
Kagesumi Akamatsu
赤松 景澄
Hiroyuki Otani
浩之 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUI ZOSEN ENG KK
Original Assignee
MITSUI ZOSEN ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUI ZOSEN ENG KK filed Critical MITSUI ZOSEN ENG KK
Priority to JP57028104A priority Critical patent/JPS58146402A/ja
Publication of JPS58146402A publication Critical patent/JPS58146402A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Gas Separation By Absorption (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒸留、吸収などの操作に用いられる気液接触
棚段のダウンカマー(溢流管)に関する。
棚段を有する気液接触装置には、上側の棚段の液を下側
の棚段に降下させるだめの通路として筒状のダウンカマ
ー2内設けられている。しがしながら、従来のダウンカ
マーには、次のような欠点がある。例えば、第1図およ
び第2図に示されるような液分散型トレー1を内蔵する
棚段塔について述べると、下降液はダウンカマー2の溢
流堰部すをオーバー70−してダウンカマー2内を湾状
に落下するが、この際、溢流口付近で気泡の発生や気泡
の巻き込みにより気液混相を生じ、流体の平均密度が小
さくなるため下段への落下が困難となる。仁のため、気
泡の発生や巻き込みが起きないように、ダウンカマー2
内の流速を液体の一般の空気中の落下速度に比し、数分
の−ないし数十分の−の低速として滞留時間を数秒とす
る必要があり、それに応じた大きさの断面積と容積とを
ダウンカマー2が有することが必要である。
ところで、棚段塔における気液接触に有効な部分は、ト
レー型式にもよるか、それぞれ一孔明き部、キャップ、
パルプなどが配列された部分°であり、この部分は上段
から下りてくるダウンカマーおよび下の段へ下降する。
ダウンカマーの両方の断面積を塔断面積がら差引(・た
面積に相当し、このためダウンカマーの断面積の大きさ
が塔断面積当りの有効気液接触ゾーンの断面積の割合に
対して特に大きな影響を及ぼす。また、塔内を上昇する
気体が通ることのできる空間の断面積は、塔内断面積か
ら、上段から下りるダウンカマーの断面積を差引いたも
のであり、かつ、下段へ下りるダウンカマーの上部の空
間もテッドスペースとなって有効には働かないので、上
昇する気体の実質的速度としては塔断面積から上段側と
下段側の′画者のダウンカマーの断面積を差引いた残り
の断面積に支配され、この実質的速度が速くなる程ミス
トの同伴量が多くなる。このように、精留塔の性能、す
なわち段効率は、塔内断面積当りの有効気液接触ゾーン
の断面積の割合およびミストの同伴量に大きく支配され
るので、塔内断面積当りのダウンカマーの占める断面積
の割合を減らすほど精留塔の性能を向上させる−ことが
できる。
一方、高性能の気液接触棚段塔を計画する場合、気液接
触ゾーンの性能をよくするほど塔断面積当りの処理量が
大きくなるが、それに比例して液量が増えてくるので、
ダウンカマーの所要断面積が増加して気液接触ゾーンの
塔断面積当りの割合が減少する。したがって、棚段塔の
高・性能化をはかるためには気液接触機構の改良と共に
ダウンカマーの高性能化をはからなければならない。
本発明は、上述した事情にかんがみて々されたもので、
性能の高い気液接触棚段用ダウンカマーの提供を目的と
し、このために、本発明のダウンカマーは、小さい断面
積を有する複数個の管からなることを特徴とする。
以下、図面に示された本発明の実施例に基いて本発明の
詳細な説明する。
第3図〜第5図において、aはダウンカマーとして用い
る管で、矩形又は円形の形状のものである。第3図およ
び第4図は矩形の場合の例を示しており、胴壁6により
矩形の細長い筒状すなわち角管を形成している。従来の
ダウンカマーは通常は1段のトレーについて1個のダウ
ンカマーを設けているが、この場合、1つのダウンカマ
ーの断面積が大きくなり、その処理液量が増えると溢流
堰の長さは断面積の大きさに比例して増えないので、堰
上液の高さが増えてダウン、カマ−内の液の落下表面で
の流動が激しくなって気泡の巻き込みが多くなる。した
がって、角管の断面積は1032以下又はその程度が好
ましいが、大容量の塔ア管aの本数を少なくする場合に
は適宜大きくする。液の流入する上段側のトレー上と液
の流出する下段側のトレー上では圧力差があり、下段側
の圧力が高いの−で管a内に液位が生じ、そこで気泡の
巻き込みが起るから、これを防ぐために管aの下端に孔
明き板5を設けている。そΩ孔径は4φ〜9φ程度でよ
く、孔の総面積は管aの1本当りの所要最低液量および
最大液量などにより決めればよい。
また、第3図および第4図に示さ−れるように、管aの
上部側面に液の流入孔3を設けてもよい。
これは、管aの上面から液を溢流させてもよいが、溢流
部での気泡の巻き込みを少なくするには側面に孔を設け
て液を流入させた方が効果的だからである。この孔は、
気液接触ゾーンをできるだけ広くするために、トレー上
のキャップなどの配列の点から気液接触ゾーンの反対側
にしかあけられないが、トレー型式、キャップなどによ
っては孔を小さくして2面又はそれ以上の面にも穿ける
ことができる。孔の位置は、液面下であることが気泡巻
き込みに対して有効であるので、気液接触操作上必要な
最低液面の位置にも下孔4を設けて小液量時の一最低液
面を確保し、多液量時の液面上昇を流入孔乙によって抑
えるようにしてもよい。また、第5図に示されるように
、管aの上端入口を傾斜させて液を管aの上面から流入
させるようにしてもよい。
本発明のダウンカマーは、1つのトレーに配設されるも
のであって、上記のような管の複数個からなるために、
下記のような利点を有する。
(1)トレー1段のダウンカマーを小さい断面積の管状
の・もやに分けて複数個設けることにより、液の巻き込
みを少なくし、落下速度を大きくして処理液量を増加さ
せることができる−(2)管aの下端に孔明き板5を設
けると、管a内の液の落下面での気泡の巻き込みを防止
できる。
(3)  このため、管a内の液がスムースに落下でき
るので、処理液量の増加につれて管aの所要断面積を増
加させなくてもよいから、気液接触ゾーンの塔断面積当
りの割合を減少させなくともよくなる。
(4)管aの複数個からなるために、1つの管で気泡の
巻き込みが生じたとしても他の管でそれが生じるとはい
えないから、落下流量に変動が生じるのを抑制すること
が可能となる。
(5)管aの上部側面に流入孔3と下孔4を設は冬場台
には、気泡の発生およびその巻き込みをさらに抑制する
ことができる。
次に実施例を示す。
実施例 第3図および第4図に示される管aをダウンカマーとし
て用いて第6図〜第8図に示されるように配置した塔径
500 m11φ、段間隔4001111の気液分散型
トレーをつくり、一方、トレーの構造の点では同じであ
るが第1図および第2図に示されるようにダウンカマー
2を配した従来型のものをつくって、両者を水−空気系
により比較テストした。この結果、従来型の一ダウンカ
マーに比し、本発明のものは単位断面積当りの流水量を
3〜4倍に増加できた。したがって、ダウンカマーの所
要断面積を25〜30%に減らすことができ、それに伴
ってキャップ配列ゾーンすなわち、気液接触ゾーンの面
積を増加させ得たのであり、一定条件、例えば液深65
m1m、水:空気の流量(重量)比1:1、許容飛沫同
伴量を0゜06〔ゆ−HzO/kg−AIR)に抑えた
場合の最大許容FTを比較すると、従来型ダウンカマー
使用のトレーの場合には最大許容Ft ” L5である
のに対し、本発明のダウンカマー使用のトレーでは4.
0であり、最大許容FTを15%程度向上させることが
できた。なお、最大許容FTは下記式で表わされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダウンカマーの一例およびそれを用いた
気液接触棚段トレーの一例を示す平面図、第2図はその
断面図、第3図は本発明のダウンカマーを構成する管の
一例の正面図、第4図はその断面図、第5図はその他の
例の断面図、第6図は本発明のダウンカマーを用いた気
液接触棚段トレーの一例の平面図、第7図はその断面図
、第8図はその斜視図を示す。 1・・・トレー、2・・・ダウンカマー、3・・・流入
口、4・・・下孔、5・・・孔明き板、6・・・胴壁、
a・・・管。 代理人 弁理士 小 川 信 − 弁理士 野 口 腎 照 弁理士 斎 下 和 彦 第4図 −14− 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塔内を上下方向に複数個の棚で仕切り、該棚には上下方
    向に夫々ダウンカマーを設けて塔内を上昇する気体と塔
    内を下降する液体とを接触させるようにした気液接触塔
    のダウンカマーにおいて、小さい断面積を有する複数個
    の管からなることを特徴とする気液接触棚段用ダウンカ
    マー0
JP57028104A 1982-02-25 1982-02-25 気液接触棚段用ダウンカマ− Pending JPS58146402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57028104A JPS58146402A (ja) 1982-02-25 1982-02-25 気液接触棚段用ダウンカマ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57028104A JPS58146402A (ja) 1982-02-25 1982-02-25 気液接触棚段用ダウンカマ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58146402A true JPS58146402A (ja) 1983-09-01

Family

ID=12239494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57028104A Pending JPS58146402A (ja) 1982-02-25 1982-02-25 気液接触棚段用ダウンカマ−

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