JPS581449B2 - 計算機複合システム - Google Patents

計算機複合システム

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JPS581449B2
JPS581449B2 JP52092575A JP9257577A JPS581449B2 JP S581449 B2 JPS581449 B2 JP S581449B2 JP 52092575 A JP52092575 A JP 52092575A JP 9257577 A JP9257577 A JP 9257577A JP S581449 B2 JPS581449 B2 JP S581449B2
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中嶋豊
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアーキテクチャーにより、中央処理装置
からバス制御部ならびにメモリ制薗部を切り離し、シス
テムスルーブットを向上させた情報処理装置を結合した
計算機複合システムに関する。
情報処理装置を構成する主記憶装置、中央処理装置およ
び複数の入出力装置の各種装置を接続してデータ処理を
実行するためのデータ転送手段として、従来各種の方式
が提案されている。
その代表的な一例として第1図に示す接続構成がある。
第1図に示した情報処理装置では演算制御装置1(以下
ACUと記す)と複数の記憶装置M1〜n(2)とを接
続するメモリバス3と、ACU1と複数の入出力装置■
O1〜n(4)とを接続するダイレクトメモリアクセス
バス5(以下DMAバスと記す)と、入出力バス6とを
用いて各種装置が接続されている。
そして、ACU1はメモリバス3を通じて複数の記憶装
置2のうち1つの記憶装置に対しアドレス/データおよ
び制闘信号を出力し、メモリアクセスを行なう。
またACU1は入出力バス6を介して複数の入出力装置
4のうちの1つの入出力装置に対して入出力制御信号(
アドレス/コマンド/割込信号)を発生させる。
前記入出力装置4はACU1からの入出力制御信号に応
答して、記憶装置4の1つの記憶装置に対してアドレス
/データ/制御信号をDMAバス5を使用して転送する
但し、第1図の情報処理装置では、メモリバス3、DM
Aバス5、入出力ハス6は全てACU1によって制御さ
れている。
従って、ACU1がメモリバス3、DMAバス5、入出
力バス6の全てを制御するため、ACU1のハードウエ
ア構成を複雑にするばかりか、データ転送制御が複雑化
する。
また、各々のバス制御とACU1の演算実行が直列処理
となるためシステムスループットを向上することが出来
ない欠点がある。
他の代表的な一例として、第2図に示した情報処理装置
がある。
この第2図は複数の記憶装置M1〜。
(11)と、複数の入出力装置IO1〜n(12)とを
共通バス13に接続した、いわゆる共通バス方式を採用
したシステムである。
この共通バス方式ではACU14が共通バス13を制御
する。
そして、必要な信号は全て共通バス13を用いてデータ
転送される形態となっている。
この様な共通バス方式の詳細はUSP3710324公
報に詳述乱ているので説明は省略する。
しかしながら、第2図に示したシステムにおいても、バ
ス占有ならびにデータ転送速度の制限から比較的大規模
なシステムではシステムスルーブットを向上することか
できない。
本発明は上記した従来技術を改善するもので、2つの独
立したバスを用いて、且つ、その1つのバス制御をAC
Uから独立させた新規なアーキテクチャーを採用した情
報処理組織を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、2つのバスに接続される装置の時
分割多重使用、並びに効率の良いバスプロトコル、更に
はアドレシング、データ転送、割込制御を行なうことが
出来る情報処理組織を提供することにある。
本発明の他の目的は、バスを制御するバスコントローラ
において、改良されたエラーチェック手段、ゾーンコン
トロール手段を持ち、システムスルーブットを向上させ
た情報処理組織を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記各種機能を合わせ持った効率
の良い計算機複合システムを提供することにある。
以下、図面を参照した本発明の情報処理組織について詳
細に説明する。
第3図は本発明の情報処理組織の概略的な構成を示した
図である。
第3図から明らかなように、本発明では主記憶装置MM
U24、バスコントローラBC25、演算制御装置AC
U26とによって中央処理装置CPU21が構成されて
いる。
そして、ACU26は効率の良い人出動作が行なえるよ
うに高速バス22(以下Hバスと記す)と、低速バス2
3(以下Lバスと記す)の2つのバスに接続されている
即ち、Hバス22は例えば32ビットのデータ幅を有し
、高速のデータ転送が行なえる双方向バスである。
そして、このHバス22にバスコントローラBC25を
介してMMU24が接続されている。
またBC25はACU26とも接続されている。
Hバス22には高速の入出力マルチブレクサMPX27
および複数の入出力装置工028が接続されている。
Hバス22とは独立して存在するLバス23は、例えば
8ビット(または16ビット)のデータ幅を有し、低速
のデータ転送を行なうバスである。
そして、このLバス23はACU26および複数の入出
力装置I029が接続されている。
また、Lバス23には高速のMPX27が接続されてい
る。
Lバス23はACU26によってバス制倒される双方向
バスである。
また、複数の入出力装置29はAC026あるいはHバ
ス22に接続されているMPX2 7により多重入出力
制御が行なわれる。
第4図は第3図の構成を第1図、第2図の構成と同じよ
うな形態で示したものである。
この第4図において、複数の記憶装置M1〜n(31)
はメモリバス32を介してBC33に接続されている。
複数の入出力装置I01〜n(34)はHバス35を介
してBC33に接続されている。
更にACU36は直接BC33に接続されている。
但し第4図では第3図に示したLバス23 ,MPX2
7は図示されていない。
第5図はバスコントハーラBC33の機能概念図示した
ものである。
ACU36が主記憶装置M31をアクセスする場合、A
CU36からBC33に対しメモリアドレスと制御信号
を転送するう同じように、入出力装置IO34が主記憶
装置M31をアクセスする場合も、IO34からBC3
3に対してメモリアドレスと制御信号を転送する。
そして、BC33にはACU36とIO34からのアク
セス要求に対しどちらを優先度制御機能を有している。
本発明の実施例によれば、同時にアクセス要求が有る場
合は,IO34からのアクセス要求を優先するため,B
C33は主記憶装置M31を駆動してI034に対し応
答信号を出力する。
但し,ACU36を優先するように設計してもさしつか
えない。
またACU36がI034に対して制御信号を出力する
場合、あるいはACU36がI034からの応答信号を
受信する場合も、ACU36,IO34はBC33を介
してデータの受け渡しが行なわれる。
上記した構成から、本願には以下に示す特徴を有するこ
とが理解できる。
第1にHバス22(第4図では35)の制御、並びに主
記憶装置MM[J24(第4図ではM31)のアクセス
制御をAC026(第4図では36)が行なうのではな
く、独立したバスコントローラBC25(第4図では3
3)が行なう。
第2にHバス22とLバス23を独立させたバス方式を
採用している為、Hバス22,Lバス22,Lバス23
に接続される各種装置は2つのバスを用いて時分割多重
動作が可能となる。
第3にHバス22を計算機システムリンク装置でリンク
することにより、他系の記憶装置を自系の記憶装置と同
様に取り扱うことのできる計算機複合システムが容易に
構成できる。
尚、計算機複合システムについては後で詳述する。
次に、第3図〜第5図で示した各種装置の詳細な構成を
以下に述べる。
第6図はバスコントローラBC33の詳細な構成を示す
ブロック図である。
第6図において、44はACU,45はHバス、46は
メモリバスを夫々示す。
また41はHバスインタフェース回路、42はエラー発
生・検出回路、43はゾーンコントロール回路、47は
アドレスレジスタAR,48はデータレジスタDB,4
9はラインドライバ/レシーバ,50はデータドライバ
/レシーバ、51はアドレスドライバ/レシーバを夫々
示す。
第7図は第6図で示したHバスインタフェース回路41
の詳細な構成を示すブロック図である。
第7図において、割込制御回路63は入出力コントロー
ラ(図示せず)からアクセス要求があった時、またはメ
モリエラーがあった時、ACU44に割り込みをかける
回路である。
バスリクエスト回路とバス取得アドレス制御回路から構
成されるバス堆得回路61はスレーブアドレスを送出シ
、マスター置とスレーブ装置との結合を行なう回路であ
る。
情報転送制御回路とアドレスデコーダとで構成される制
御回路62はマスタ/スレーブのいずれかの勤作状態を
制御する回路である。
即ち、マスク装置として動作する場合は、主記憶装置3
1ヘデータレジスタ48の内容をメモリバス46を経由
して転送する。
スレーブ装置として動作する場合は、チャネルコントロ
ールブロックアドレスおよびステータス情報をHバス4
5を経由してIO34へ軽送する。
その他、64はバス・トランシーバ、65はパリテイチ
ェツク回路、66はアドレスレジスタ、67はデータレ
ジスタ、68は機器のステータスを記憶するステータス
レジスタ、69はチャネルコントロールブロックCCW
を記憶するCCWバツファ、70は入出力データ選択回
路である。
上記した回路を説明する前に第7図に示した各種信号ラ
インの分類並びに信号ライン名を下表1に示す。
上記表1で示した情報線および制御線からの入出力信号
の具体的説明を以下に行なう。
先ず、情報線から入出力されるデータIB0
0〜31はバイト幅32ビット(4バイト)のデータを
意味する。
また、入出力信号IBPO〜IBP3は前記情報線のデ
ータの各バイト毎に対応するパリテイチェツクビットを
意味する。
次に、バス取得制御線からの入出力信号について
述べる。
信号ATNBはマスタになろうとする装置(例えば入出
力装置IO)がHバス71を取得する為の要求信号であ
る。
信号ACKBは前記ATNB信号に対するバスコントロ
ーラBC33からの応答信号で、取得要求のあった装置
のうち、優先度順位の高いレベルの装置にし、Hバス7
1の使用を許可する信号となる。
信号BBSYはHバス71のマスタとなる装置がバスの
取得権を維持するためのインターロック信号である。
従って、このBBSY信号が“1”の状態を保つ限り、
Hバス71に接続される他の装置はマスク装置になりえ
ない。
信号ACPT,WAIT,RJJCTはHバス71上の
マスク装置がスレーブアドレスを出力した時、スレーブ
装置からの応答信号を示すスレーブ信号である。
即ち、スレーブ装置からACPT信号が送られて来た場
合は、正常で使用許可を受けたこととなる。
また、WAIT信号が送られて来た場合は、スレーブ装
置が動作中である為、テスト命令以外の命令は受け入れ
なく持たされる。
更に、RJCT信号はスレーブ装置が非動作中でもある
か、使用不可能(例えば故障中である場合、または装置
が実装されていない時に発生する)であることを意味す
る。
次に、動作指定線からの入出力信号について述べる。
信号MEMR,MEMWはマスクとなる装置がスレーブ
となる装置(主記憶装置)に対してデータ転送を要求す
る時に使用する信号である。
即ち、MEMR信号が“1”の時は、スレーブ(記憶)
装置の読み出し動作を指定する。
また、MEMW が“1”の時は、スレーブ(主記憶)
装置の書込み動作を指定する。
そして、マスクとなる装置がATNB信号と同時に前記
MEMR信号、MEMW信号を出力し、スレーブ(主記
憶)装置からACPT信号を受取ると、前記MEMR,
MEMW信号はリセットされる。
信号CMDはACU44がIOチャネルに対してスター
ト入出力命令を実行する時に使用する信号である。
そして、ACU44はATNB信号と同時にCMD信号
を出力し、チャネル装置からACPT,WAIT,RJ
CTのいずれかの信号を受取ると前記CMD信号はリセ
ットされる。
尚、チャネル装置からのACPT,WAIT,RJCT
の各信号は上述した信号と同じ意味を有する。
次に、データ転送制御線に入出力される信号について述
べる。
信号DATAはデータ転送に際し、マスク装置がスレー
ブ装置に、又はスレーブ装置がマスク装置にバス情報の
有効なタイミングを知らせる為の信号である。
信号SYNCはDATA信号に対する応答信号である。
そして、DATA信号をストローブした後,SYNC信
号を“1”にし、前記DATA信号が“0”になったこ
とを確認してSYNC信号を落す。
信号HWはデータ転送の単位を指定する為に使用する信
号である。
即ち、HW信号が“1”の時、データ転送単位が16ビ
ットであり、またHW信号が“0”の時、データ転送単
位が32ビットである。
信号PBAVはデータ転送の場合に、パリテイピットが
有効であるか否かを示す信号である。
即ち、PBAV信号が“1”の時、パリテイビットを有
効とし、“0”の時、パリテイビットは無効とする。
次に、割込制御信号線からの入出力信号について述べる
信号ATNTはACU44に対して各種装置が割込みを
要求する信号である。
ACU44はATNT信号を受取るとHバス71のバス
取得要求を行ない、その結果、Hバス71を取得すると
後述するACKI信号を出力する。
このACKI信号が要求元の装置に達すると割込み情報
を情報線に出力し、DATA信号を“1”にしてATN
T信号を落す。
ATNT信号は割込み要求発生時点で直ちに出力してよ
い。
信号ACKIはACU44でATNT信号による割込み
要求が受け付けられた時の応答信号である。
ATNT信号を出力した装置がACKI信号を受取ると
割込み情報ならびにDATA信号を出力する。
次に、システム制御線からの入出力信号について述べる
信号PPFは電源異常検出信号である。Hバス71に接
続される装置はPPP信号を受信すると、続いて起る電
源断に備えて必要な処理を行なう。
信号SCLAはイニシャライズ信号で、電源投入、遮断
時、あるいはコンソールからの操作により発生する。
信号BTPEはHバス転送パリテイエラーを示す信号で
ある。
信号MERRは主記憶装置のエラーを示す信号である。
また、信号BSTLはバスストール信号で、それぞれハ
ードウエアによるシステム異常検出信号である。
尚、本発明においては、共通バス方式を採用している為
、演算制賎置ACU36、主記憶装置MMU31および
入出力装置■034は区別されずHバス71上では同格
の装置として取り扱われ、任意の装置から任意の装置へ
のデータ転送が可能である。
この点について、第17図のバス割込みのシステム概念
図を使用して簡単に説明する。
第17図において、データ転送を行なおうとする装置(
マスク装置)が、まずバスコントローラ111に対して
バス使用要求線112を介してバス使用要求を出す。
そこでバスコントローラ111はHバス113が使用さ
れている否かを調べる。
もし、Hバス113が使用されていない場合は、使用要
求を出力した装置(マスク装置)に使用許可信号をバス
使用許可線114を介して出力する。
この許可信号は、まずACU115に入力され、ACU
115が要求を発生していなければ,ACUから次のM
MU116に供給される。
この力式は、いもずる式( Dasy Chain方式
)として一般に知られているもので、許可信号が最初に
入力される装置が最も優先度が高く設定されている。
使用を許可された装置はマスク装置となってHバス11
3を占有する権限を有する。
そして、スレープとなる装置へ機器アドレスを情報線1
17を介して出力する。
Hバス113に共通バス接続されている全ての装置は機
器アドレスを持っている。
ゆえに、マスク装置から機器アドレスが指定されること
によって、対応する装置がスレーブ装置となり得るもの
である。
そして、マスク装置とスレーブ装置との間でデータ転送
が終了すると、マスク装置はHバス113を開放する。
さて、第7図の各種回路の構成および動作を第8図以降
の図面を参照して説明する。
第8図は第7図のバス取得回路61の詳細構成を示すブ
ロック図である。
第11図はHバス開放中にバスリクエスト要求があった
場合のタイミング図である。
第12図はHバス使用中にバスリクエスト要求があった
場合のタイミング図である。
第8図に示したバス取得回路61はバスリクエスト回路
と、バス取得アドレス制御回路とから構成され、スレー
ブアドレスを出力して、マスク装置とスレーブ装置との
結合を行なう回路であることは、既に述べた通りである
そこで、第8図と第11図を参照して、Hバス開放中に
パスリクエススト要求があった場合の動作について説明
する。
なお以下の説明では例えば入出力装置IOが主記憶装置
MMUをアクセスする場合について記述する。
従って入出力装置IOがマスク装置で、主記憶装置MM
Uがスレーブ装置となる。
尚、マスク装置が演算制御装置ACUであっても同じで
ある。
さて、入出力装置(以下マスク装置と記す)が主記憶装
置(以下スレーブ装置と記す)をアクセスするに先立ち
、第5図で説明したように、マスク装置はバスコントロ
ーラBC33に対し、動作要求REQ信号を出力する。
REQ信号を受けたバスコントローラBC33は第8図
のATNBフリツフリロツプ(以下フリツブフロツブは
−FFと記す)81をトリガし、ATNB−FFをセッ
トする。
ATNB−FFによりREQ信号が一時記憶されると、
そのQ出力からATNB信号を発生し、HバスのATN
B信号線にHバスの取得要求があった事を表示する。
同時にATNB−FFの出力はSWICH−FF82を
リセットする。
このSWITCH−FF82のQ信号はバスコントロー
ラBC33の応答信号であるACKB信号(第8図では
TACKBと表示している)を出力し、HバスのACK
B信号線にHバスが取得されたことを表示する。
このACKB信号はデージイーチェン力式に接続されて
いる各種装置において入力と出力を区別する為、入力を
RACKB信号、出力をTACKB信号の立下りにより
ATNB−FF81はクリアされる。
同時に、BACKB信号によってGRANT−FF83
がセットされる。
このGRANT−FF83はHバス71の取得要求が発
生していることを記憶するものである。
そして、GRANT−FF83のQ信号によってBBS
Y−FF84がセットする。
このBBSY−FF84がセットするとBBSY信号を
Hバス71に出力する。
Hバス71のBBSY信号はマスタ装置によりHバスが
独占使用されていることを表示する。
前記BBSY信号が出力された後、前記ACKB信号が
立下り、このACKB信号の立下りで前記SWITCH
−F F 8 2がセットする。
従って、Hバスが開放中である場合には、マスク装置か
らのバス取得要求が受け付けられ、Hバス71の使用が
許可されて、スレーブ装置とのデータ転送が行なわれる
尚、前記したGRANT−FF83はスレーブ装置から
のACPT信号の立下りでクリアされる。
また、BBSY−FF84はマスタ装置としての動作が
終了した時点(SYNC信号の立下り)でクリアされる
次に第12図を参照し、Hバスが装置Aによって独占使
用されている時に、装置BからHバスの取得リクエスト
が行なわれた場合の動作につき説明する。
この場合、装置Bにおけるインタフェース動作は上記し
た第11図とほぼ同じである。
しかし、装置Aが先にHバスを独占使用している為、B
BSY−FF84はセット状態を継続する。
従って、装置AがBBSY信号を落し、Hバスを開放し
たならば、装置Bからの取得リクエストが受け付けられ
る。
そして、装置BによるHバスの独占使用が第11図で述
べたように実施される。
尚、BBSY−FF84がセットしている時は必ずGR
ANT−FF83がセットしているので、スレーブアド
レスADRSG信号が出力される。
次に、耐9図を参照し、Hバスインタフェース(第7図
の符号62)における情報転送制御回路、アドレスデコ
ーダ回路について記述する。
尚、前記回路の動作タイミングを示す第13図は入出力
装置IOから記憶装置MMUへのデータ転送を示すタイ
ミング図、第14図は記憶装置MMUから入出力装置I
Oへのデータ転送を示すタイミング図、第15図は演算
制御装置ACUと入出力装置IOとの間のテスト入出力
命令の動作タイミング図である。
ところで、情報転送制御回路の働きはマスタ/スレーブ
のいずれかの動作状態を制御するもので、マスク状態で
動作する場合と、スレーブ状態で動作する場合とでは、
処理の内容が異なる点は既に述べた通りである。
また、アドレスデコーダはスレーブ装置としてチャネル
アドレスをデコード比較し、SR信号およびCMD信号
に対し,ACPT信号又はHJCT信号をマスタ装置へ
出力する回路である。
さて、第9図において、WRITE−FF91は装置へ
転送するデータをHバスに出力することを制御する。
従って、このWRIE−FF91はBBSY−FF84
がセットしていて、且つWRITE信号がハイレベルの
時、又はマスク装置よりMEMORY WRITEの指
示があった時に、ACPT信号の立下りでセットする。
また、WRITE−FF9 1はスレーブ装置からステ
ータス転送の指示がされ、且つTEST信号力釦−レベ
ルの時セットする。
更に,WRITE−FF91はチャネルコントロールブ
ロックアドレスの転送が指示された時、ATNT−FF
がセットがセットしていれば、RACK信号を受取った
時リセットする。
また、第9図のSELECT−FF92はスレーブ装置
として指定されたことを記憶するFFである。
このSELECT−FF92はスレーブ装置として指定
され、SR信号、又はCMD信号を受取った時、前記S
R信号、又はCMD信号の立下りでセットし、Hバスが
開放されたときクリアされる。
そこで13図を参照して、入出力装置から記憶装置MM
Uへのデータ転送制一について説明する。
入出力装置IOはマスク装置として既にHバスを確保し
ている。
データ転送に先だち、先ず、記憶装置MMUの書き込み
アドレスがHバスに転送される。
この時のMEMORY WRITE信号とACPT信号
の立下りによりWRITE−FF91をセットする。
この結果、入出力装置IOから書き込みアドレスMAR
を第6図のアドレスレジスタ47にセットする。
次に、WRITE−FF91のセットした時のDATA
信号により、入出力装置IOからHバスにデータが転送
される。
このデータは第6図のデータレジスタ48にセットされ
る。
DATA信号が発生してしばらくすると、SYNC信号
の立下り、このSYNC信号の立下りによりWRIT−
FF91がクリアされる。
このクリア動作と並行して、アドレスレジスタ47およ
びデータレジスタ48のアドレスおよびデータがメモリ
バスを介して記憶装置MMUへ転送され、当該アドレス
にデータが書き込まれる。
この書き込み動作の終了と同時に、マスタ装置はBBS
Y信号を落し、Hバスを開放する。
尚、WRITE−FF91がクリアされると、しばらく
してDATA信号およびS YNC信号は元の状態に戻
る。
第14図は記憶装置MMUから入出力装置IOへのデー
タ転送制闘のタイミングを示すもので、記憶装置MMU
がREAD動作となる以外は第13図と同じ動作で処理
される。
次に、第15図を参照し、演算処理装置ACUと入出力
装置IO間のテスト入出力命令について説明する。
この動作では演算処理装置ACUがマスタ装置となり、
入出力装置がスレーブ装置となる。
そこで、マスク装置はスレーブ装置へのデータ転送に先
立ち、Hバスを確保する。
そして、マスク装置はスレーブアドレスを転送し、スレ
ーブ装置からの応答を待つ。
スレーブ装置から使用許可である許可信号ACPT信号
が転送されると、テスト入出力命令の機能が実行される
尚、ACPT信号の出力はスレーブアドレスとスレーブ
装置の持つ機器アドレスとの比較が終了すると消える。
テスト入出力命令の機能の実行において、Hバスにはマ
スク装置からスレーブ装置に転送されるHバス情報(フ
ァンクション)の有効なタイミング信号を示すDATA
信号が出力される。
更に、HバスにはDA TA信号の応答信号であるSY
NC信号が返送される。
前記信号交信の後、ステータス情報がHバスに出力され
る。
そして,TEST号によりWRITE−FF91がセッ
トする。
ステータス情報の転送においてはタイミング信号DAT
A信号が出立され、Hバス情報を有効にする。
更に、HバスにはDATA信号の応答信号であるSYN
C信号が返され、その後、ステータス情報の転送が終了
する。
尚、WRITE−FF91はSYNC信号を受取った時
にリセットする。
上記の説明から明らかなように、テスト入出力命令にお
いて、スレーブ装置はマスク装置からのファンクション
を受取り、この後、WRITE−FF91をセットして
、ステータス情報を転送する。
第10図は第7図における割込制御回路63の具体的構
成を示すブロック図である。
第16図はその動作タイミング図である。
割込制御回路63は入出力装置IOから割込要求があっ
た時、又はメモリエラー(MERR信号)があった時に
、演算制御装置ACUへ割り込みをかける回路である。
第10図において、入出力装置IOからの割込要求(A
TNBEQ信号)があった時、又はメモリエラー(ME
RR信号があった時、ATNI−FF101がセットす
る。
このATNI−FF101のセットにより演算処理装置
ACUへATNI信号を発生し、割り込み要求が受け付
けられる。
尚、ATNI−FF101はACKI信号(第10図で
はTACKI信号およびRACKI信号で表示されてい
る)によりクリアされる。
そして、ATNI−FF101の出力によりISW−F
F102がセットする。
このISW−FF102のQ出力はACKI信号を阻止
、FF102はPACKI信号の立下りでクリアされる
次に、第16図を参照して、割込処理の動作を説明する
入出力装置からの割込要求ATNREQ信号又はメモリ
エラーを示すMEER信号が発生すると、第10図のA
TNI−FF101がセットする。
すると、ATNI−FF101のATNI出力信号が演
算処理装置ACUへ転送され、割込要求の受け付け処理
が実行される。
更に、ATNI−FF101がセットするとISW−F
F102がセットする。
割込発生を示すATNI信号を受信した演算処理装置A
CUはHバスを確保するためATNB信号を発生する。
ATNB信号の発生からHバスを確保するための手順は
第11図で詳述した通りである。
そして、Hバスを確保したBBSY信号により演算処理
装置ACUは割込受付を終了し、受付信号ACKI信号
を発生する。
このACK I信号により、ATNI−FFIO1はク
リアされ、ATNI信号は消滅する。
同時に、ACKI信号は第9図のWRITE−FF91
をセットし、チャネルコントロールブロックアドレスの
転送が開始される。
このチャネルコントロールブロックアドレスの転送に当
っては、同様に有効タイミングを示すDATA信号がH
バスに出力され、スレーブ装置からSYNC応答信号が
Hバスに出力される。
この時、同時に割込受付のACKI信号が消滅する。
前記ACKI信号の消滅およびS YNC信号の発生に
よりISW−FF102、WRIIE−FF91がクリ
アされ、チャネルコントロールフロックアドレスの転送
を終了し、Hバスを開放する。
尚、ATNI−FF101がセットした時、ACKI信
号(第10図ではRACK I信号)を受取っている場
合は、ISW−FF102のセットはACKI信号が終
るまで待たされる。
従って、演算処理装置ACUが割込処理を行なっている
時(ACKI信号を発生している時)にATNI信号が
発生しても、その割込要求は次の割込処理まで待たされ
る。
以下、Hバスの情報転送動作について論理的な説明を行
なう 基本動作としていバス取得動作とデータ転送動作に分け
られる。
先ず、マスタとなる装置がHバス取得要求を発生し、バ
スコントローラBCにてバス割り当てがなされる。
そして、マスク装置がHバスを確保した開、交信すべき
スレーブとなる装置ヘアドレスを送信する。
送信されたアドレスに該当するスレーブ装置は要求を受
け付けデータをマスク装置へ送出する。
一方、Hバスに接続された装置間の動作はマスタリード
動作(マスク装置がスレーブ装置からデータを読み出す
)、マスタライト動作(マスク装置がスレーブ装置デー
タを送出)、および割り込み動作の3つに大別できる。
実際の動作としては更に下記第2表・第3表・第4表の
如く分類される。
以下、各動の詳細につき説明する。
まず、Hバスの取得動作につき説明する。
Hバスに接続される装置がメモリへのリード又はライト
するにあたり、演算制御装置ACU又はチャネル装置が
マスク装置となり、メモリがスレーブ装置となる。
また、チャネル装置への入出力命令実行にあたっては、
演算制御装置ACUがマスク装置となり、チャネル装置
がスレーブ装置となる。
まず、マスクとなる装置(以下マスク装置と記す)がバ
ス取得要求信号ATNBをバスコントローラBCに発す
ることによりバスコントローラBC内でHバスが使用中
か否か調べられる。
ここで、Hバス空いているときに使用許可とするACK
B信号がマスタ装置へ返される。
前記ACKB信号を受けたマスク装置は、更にHバスの
状態を調べたうえでBBSY−FF84(第8図参照)
をBUS Y状態にセットし、Hバス使用権を維持する
ためのインタロツタ信号BBS Y信号を発生する。
そして交信したい装置を示すスレーブアドレスを発生し
て、且つ動作指定情報としてMEMR信号,MEMW信
号,CMD信号,SR信号のいずれかを送出する。
交信を要求されたスレーブ装置では、メモリからのデー
タに対しパリテイチェックを行い、且つマスク装置から
送出されるスレーブアドレスと自身のユニットアドレス
とを比較する。
前記スレーブアドレスと自身のユニットアドレスとが一
致する場合は、次にその制御部が動作中か否か調べられ
る。
ここで動作中のときにはマスタ装量へWAIT信号を返
し、プログラムステータスワード(PSW)のコンディ
ションコードに状態をセットして次命令へ入る。
又、スレーブ装置の制御部が空いているときには動作可
であるか否か調べられ、否であるときには、DJCT信
号による割込みを発生する。
一方、動作可であるときはAC PT信号を発しマスク
装置に対し使用可である旨を告げる。
尚、スレーブ装置に指定された装置が即答できない場合
にはマスク装置に対しWAIT信号が返送される。
マスク装置は前記WAIT信号を受信すると一度Hバス
を開放して、一定時間経過後再びHバスの取得要求を出
して前記装置をスレーブに指定する。
ここで前記装置が非動作中であればACPT信号が返送
され、マスク装置とスレーブ装置との間でデータ転送が
行なわれる。
この様にしてバスを取得した後、前記した動作モード指
定情報に従い次の様な動作を行なう。
即ち、動作モード指定情報がMEMR信号の場合、マス
ク装置は主記憶装置MMUからのデータを待ち、スレー
ブ装置(この場合は主記憶)はリード動作を開始する。
次に動作モード指定情報がMEMW信号の場合、マスク
装置はメモリへデータを送出し、スレーブ(この場合主
記憶)装置はマスク装置からのデータを持つ。
同様に動作モード指定情報がCMD信号の場合、マスタ
装置(BK信号の場合は演算制御装置)はチャネル装置
へチャネルコントロールブロックアドレスを送出し、チ
ャネル装置(スレーブ装置)は演算制御装置ACUから
のチャネルコントロールブロックアドレスを待つ。
同様に動作指定情報がSR信号の場合、マスク装置(演
算制御装置ACU)はチャネル装置(スレーブ装置)へ
ファンクションを送出してステータスを持ち、スレーブ
装置は演算制御装置ACU(マスク装置)からのファン
クションを待ち、受けとったらステータスを送出する。
次に上記したデータ転送動作につき詳細に説明する。
まず、主記憶装置(スレーブ装置)からの読み出し動作
について述べる。
先のHバス取得動作において、交信を要求されたスレー
ブ(主記憶装置)装置は、リード動作としてパリテイチ
ェックあるいはECCチェックを行ない、マスク装置へ
データならびにHバス情報の有効なタイミングを知らせ
るためのDATA信号を送出する。
このDATA信号ならびにデータを受信したマスク装置
は自身で有するチェツカにてバリテイチェツクを行ない
、データをレジスタヘセットするとともに、BBSY−
F F 8 4 (第8図参照)をクリアする。
そしてスレーブ(主記憶)装置へSYNC信号を送出し
、データをストローブしたのち、データ信号が“0”に
なったことを確認してSYNC信号を落す。
この時,BBSY信号をバスコントローラBCへ発しウ
オッチドッグタイマをリセットする。
尚、前記スレーブ(主記憶)装置にてエラーが検出され
た場合には、マスタ装置へMERR信号を発し、マスク
装置によってHバスのSYNC 信号をクリアする。
同時にバスコントローラBCへBBSY信号を発し、ウ
オッチドッグタイマをリセットすると共に演算制御装置
ACUへ割込み信号を発し、チャネル装置の動作を停止
させる。
次にチャネルへのテスト入出力命令の実行につき説明す
る。
まず、Hバス取得後(スレーブアドレス送出後マスタ(
ACU)装置はテスト入出力ファンクシヨンを送出し、
スレーブ(チャネル)装置へテータならびにバス情報の
有効なタイミングを知らせる信号であるDATA信号を
送出する。
前記データとDATA信号を受けたスレーブ(チャネル
)装置ではパリテイチェックを行なう。
更に、スレーブ(チャネル)装置はステータスデータお
よびDATA信号に対する応答であるS YNC信号を
マスタ(ACU)装置に送出する。
マスク(ACU)装置は受信したデータのバリテイチェ
ックを行なう。
その後、マスク(ACU)装置はスレーブ(チャネル)
装置へS YNC信号を返し、更にHバスのSYNC信
号をクリアすると共に、バスコントローラBCへBBS
Y信号を返し、ウオッチドッグタイマをクリアしてテス
ト入出力命令を終了する。
次にマスタライト動作に関し説明する。
まず、マスク装置が割込み情報ならびにタイミング信号
DATAをスレーブ装置へ送出する。
データを受けたスレーブ装置はパリテイチェックを行い
書込み動作に入ると共に、マスク装置へSYNC信号を
返送する。
マスタ装置はHバスのSYNC信号をクリアし、且つバ
スコントローラBCへBBSY信号を介してウオッチド
ックタイマをリセットして転送動作終了となす。
尚、データ転送時のパリテイエラー発生の場合の処理で
あるが、マスク装置がパリテイエラーを検出するか、あ
るいはスレーブ装置からエラー信号を受けるとマスク装
置はBBSY信号をクリアして再試行を行う。
この再試行を3回まで行い、それでもエラーが確認され
た場合には割込みを発生させるものである。
次に割込み動作につき説明する。
ここでいう割込み動作の説明とは、Hバスに接続される
装置が同一バス上の演算制御装置ACUに割込み信号を
送出する場合の説明である。
まずチャネル装置からの割込みATNT信号が演算制御
装置ACUへ送出されると、前記演算制御装置ACUは
命令実行中か否か調べる。
否の場合にバスコントローラBCへHバス取得のための
信号ATNBが出力される。
以降は上述したバス取得動作と同様である。
ここでHバスが取得されると、演算制御装置ACUへA
CKB信号が返される。
そこで演算制御装置ACUはHバスが使用中であるか否
かを調べ、否であるときにチャネル装置へ割り込み要求
を受け付けたことを示すACKI信号を送出する。
ACKI信号を受信したチャネル装置はチャネルコント
ロールブロックアドレスを演算制御装置ACUに対し送
出する。
そして演算制御装置ACUにてパリテイチェックあるい
はECCチェックがなされる。
その後、演算制御装置ACUはHバスのSYNC信号を
クリアし、バスコントローラBCならびにチャネル装置
へBBSY信号を供給してバスコントローラBC内のウ
オッチドッグタイマをリセットし割り込み動作を終える
尚、バスコントローラBCは前記BBSY信号でウオッ
チドッグタイマをセットし、マスク装置のHバス占有時
間を監視し、数マイクロ秒以内にBBSY信号がリセッ
トしなければエラーとする。
このエラー信号に基づき演算制御装置ACUへ割り込み
を発つし、これによりスレーブ装置からの無応答を検出
する。
即ち、マスク装置のHバス占有時間をバスコントローラ
BCで監視し、その時間が規定値を越えたらエラー情報
を発つする。
そして上記エラー情報に対しマスク装置と入出力装置は
Hバスの占有を解放しエラー発生の割り込みをかけるも
のである。
また、本発明における情報処理組織において、Lバスに
ついてはほとんど説明されていないが、このLバスにつ
いては第2図に示した従来の入出力バスとほとんど変わ
りないものであって、演算制闘装置ACUにより制御さ
れる。
従って、LバスはバスコントローラBCにより制御され
るHバスとは完全に独立分離しており、上記両バスに接
続される各装置は時分割多重にて使用される。
以上が第7図〜第16図に示したHバスインターフェー
ス回路の構成ならびに動作である。
説明を第6図のバスコントローラBCに戻し、バスコン
トローラ内でのエラーチェックならびにゾーンコントロ
ールの機能につき述べる。
即ち、第6図に示したパリテイエラー発生・検出回路4
2およびゾーンコントロール回路43の機能について述
べる。
一般的なエラーチェックの方式によれば、例えば16ビ
ット+1パリテイ構成の主記憶装置MMUにおいて1バ
イトのデータを書込む場合、まず、書込む番地の内容を
読み出す。
次に読み出された内容のうち1バイトのデータのみ内容
を書替えると共に、それに応じたパリテイピットを付加
し、書込みをおこなうといった手順が必要であった。
しかしながら、本発明の情報処理組織におけるエラーチ
ェック方式によると、演算制御装置ACU,主記憶装置
MMU,入出力装置におけるパリテイビットの付加方式
を統一化している。
また、主記憶装置MMUへの部分書込みも可能としてい
る。
更に、上記3つの装置間の(演算制御装置、主記憶装置
、入出力装置)のデータ転送においてデータ長が異なる
場合であってもパリテイチェックを同一の方式で行なえ
る。
これは本発明で用いられているパリテイ発生・検出回路
およびゾーンコントロール回路の手法によるもので詳細
は後述する。
まずエラー検出におけるデータ形式を第18図に示す。
第18図は本発明実施例において用いられるパリテイピ
ットを含むデータ形式の例である。
図において、121〜124は各1バイトのデータフィ
ールド、125〜128は各データ部121〜124に
対応するパリテイビット部分である。
第18図に示すように、計算機システムのなかで使用さ
れるデータ形式をそのデータ長の最短のもの(例えば1
バイト)を1単位とし、パリティピットをこの1単位毎
に1ビット(またはそれ以上)付加することにより、メ
モリのバイト単位ごとのリード動作才たはライト動作を
実現できる。
また、パリテイビットの発生及び検出が1単位毎にでき
るため、システム内のある装置が最大4バイト(4単位
)を扱うものであっても1バイト〜3バイトのデータの
パリティ発生および検出を同様に行うことができる。
例えば入出力装置■0から主記憶装置MMUへのデータ
転送時にバスコントローラBC内でパリテイピットの再
編成をすることなしに、そのままバスコントローラBC
を通過させることができる。
更にバスコントローラBC内でパリテイジエネレータを
用いてパリテイジエネレートすることもできるため、例
えば演算制闘装置ACUのデータにパリテイピットが付
加されていなくともバスコントローラBC内でエラーチ
ェックコードを付加スることができるため、メモリバス
ならびにHバスヘデータ転送が可能なものである。
次に第6図のゾーンコントロール回路43の構成につい
て説明する。
第19図は本発明に用いられるゾーンコントロール回路
の一実施例である。
図において131はHバス(演算制御装置ACU又は入
出力装置IOからのデータ)を介して転送されるデータ
か、主記憶装置MMUからの読み出しデータの何れかを
選択する選択回路である。
132はデータ長及び主記憶装置の格納場所により決定
されるモードでデータをシフトするシフト回路である。
133はバイト単位の部分書込み、が可能なフルワード
構成(例えば32ビット)の主記憶装置である。
134はHバスからの入力データ、137はHバス(A
CU,IO)への出力データ,136は主記憶装置13
3への書込みデータ、138は主記憶装置133からの
読出しデータ、139はリード動作1又はライト動作の
何れかのモードによりデータ134又はデータ138の
どちらかのデータを選択するための制御信号、135は
データ134又はデータ138のうち選択されたデータ
、140はシフト動作の制御信号、141は主記憶装置
133のバイト単位の部分書込みを制御する制御信号で
ある。
尚、主記憶装置133及びDMAバスがフルワード(例
えば32ビット)で構成されるとき、ハーフワード(1
6ビット)のデータは下位2バイトで、又はバイトデー
タは最下位バイトのみで転送される。
一方、主記憶装置133は4バイト(フルワード)単位
でリード動作又はライト動作を行う為、番地の割り付け
を1バイトで1番地とすると、一度に4N〜4N+3番
地(NはO又は正の整数)の4バイトをアクセスする。
そして書込み動作の際には、4バイトのデータを全て読
み出す。
従って、例えば1バイトのデータを4N+1番地に書込
む時は主記憶装置133への入カデータ長はフルワード
とするため、上位から2バイト目(第18図のデータフ
ィールド122に該当するデータがセットされるように
データ形式を返還する必要がある。
逆に,4N+1番地から1バイトのデータを読出す時は
、読出しデータが上位から2バイト目に当るため、これ
を最下位バイト目に移動し残りの上位3バイトを全て“
0”にしなければならない。
本発明の実施ではゾーンコントロール回路は第19図に
示したようにデータ形式を返還するシフト回路132、
バイト単位の部分書込み可能なフルワード構成の主記憶
装置133、シフトをおこなうべきデータがHバスから
のものか、又は主記憶装置133からのものかを選択す
る回路131の3つで構成される。
以下、第19図を使用して本発明において実施されてい
るゾーンコントロール回路の動作につき詳細に説明する
第19図において主記装置133への書込み動作はデー
タ134→選択回路131→データ135→シフト回路
132→データ136→主記憶装置133のルートで行
なわれる。
一方、読出し動作は主記憶装置133→データ138→
選択回路131→データ135→シフト回路132→デ
ータ136の経路を通る。
これらの経路をとるデータはフルワード単位であるが、
書込み又は読出そうとするデータのバイト数及び主記憶
装置133での格納番地によって、Hバス側と主記憶装
置133側で有効なデータのフルワード中の位置が異な
るためシフト回路132によりシフト処理を行う。
以下、第20図を使用して前記シフト回路132の処理
につき詳細に説明する。
第20図は書込み動作の際のシフト処理を示す。
第21図は読出し動作の際のシフト処理を示す。
第20図、21図において、F0,F1,HO,H1,
B0,B1,B2,B3はデータのバイト数及び主記憶
装置133の格納番地(番地の最下位2ビット)によっ
て決定されるモードであり、下表5にこれらの関係なら
びに主記憶装置133のデータを示す。
但し、表5にてA0は主記憶装置133の最下位から2
番目のビアトの内容を示し,A1は主記憶装置133の
最下位ビットの内容を示し、D0〜D3は1フールワー
ド中4バイトの番号、口印はデータの格納位置を示す。
尚、表5中※印は“0”又は“1”のいずれでもよい。
第17図は各モードに対するバイト単位のシフト処理を
示したもので、第20図、第21図に示す機能を合成し
たものである。
第22図において、例えばBのように四角で囲ったモー
ドは前記第20図、第21図にないモードであるが、実
際のシフト処理には意味をなさない。
しかし、前記モードを加えることは何等支障が無いばか
りか、かえってシフト制御が著しく簡略化できる。
即ち、四角で囲ったモードは書込み動作時は、主記憶装
置133の書込み番地をに対する書込み動作を不許可に
する。
また、読出し動作時はシフト回路133の出力ゲートに
より“0”となる為、必要なバイト数のデータだけを主
記憶装置133から読み出すことができる。
そのうえ、B1,HO,F1の各モードに対するデータ
のシフト処理は第29図から明らかなように、全て同一
のものである。
又、B3,H1,F0の各モードに対するデータのシフ
ト処理もほぼ同一である。
従って、F0〜F3の8種類のモードは(BO),(B
1,H0,F1),(B2),(B3,H1,F0)の
4組のモードに縮小できる。
即ち、シフト回路132のシフト制御は4バイト分を全
て同一の2ビット又はその一部の信号によって行うこと
ができる。
第23図は主記憶装置133からのデータ読出し動作の
際、出力データの不要な部分を“0”にするため、シフ
ト回路132の出力ゲートを制御する信号E0−E3の
条件を各モードに対して示した。
第24図は主記憶装置133に書込む際の.制御信号S
O〜S1の条件を各モードに対して示した。
前記制御信号EEO〜E3,SO〜S1もデータのバイ
ト数を示す信号及びアドレスの最下位2ビットなどによ
り簡単に得ることができる。
又、前記第22図から明らかな如く、シフト回路132
は2又は3又は4種類のデータのうちの1つを選択する
マルチプレクサによって実現できる。
この為、シフト処理の処理時間を極めて短くすることが
できる。
従って、主記憶装置133へのリード動作又はライト動
作に要する時間のほさんどが主記憶装置133自体の動
作に要する時間となって、データの単位に関係なく通常
の主記憶装置133とほぼ等しい動作することができる
以上説明の如く、本発明において実施されているゾーン
コントロール回路によると主記憶装置133の容量を無
駄なく使用することができる。
また、主記憶装置133への書込み動作はデータの単位
に関係なく、主記憶装置133自体の書込み動作時間に
殆ど等しくできる。
更に主記憶装置133からの読出し動作の際も書込み動
作の際と同一のシフト回路132を使用するのでハード
ウエア量が少なくなる。
シフト回路132の制御は4種類のモードに対してのみ
おこなえばよいので、論理が極めて簡単であり、又マル
チブレクサによって実現できる殆め特別なタイミング回
路などを必要としない。
尚、データにパリテイの含まれる場合も同様に扱うこと
ができる。
又、選択回路131のペリテイビット分だけをFO〜E
Oによる制御から独立させればデータ長に関係なくパリ
テイビットのみを出力することができる。
以上が本発明におけるバスコントローラBCの機能であ
り、上述したようにHバスのコントロールならびに記憶
制御(チェック、ゾーンコントロール)を演算制御装置
ACUとは独立に有するものである。
近年、システムの大型化・効率的使用の為、処理装置を
複数結合した計算機複合システムが脚光を浴びている。
本発明においてもコンピュータシステムセクション(1
情報処理装置)を計算機システムリンケージ装置(CS
Lと略記する)を使用してHバスをリンクさせることに
より複合計算機システムが構成できる。
このCSLは例えば一対向最大50m(10ns/m)
で完全に相互を絶縁化することにより耐障害性を図って
おり、且つリンクしている相手の状態(障害の有無)を
判別することも可能である。
複合系システム全体で統一したアドレスが割りあてられ
ており、CSLは要求を受付けると自動的に情報の転送
を交信整理するものである。
即ち、各コンピョークセクション(以下CSSと略記す
る)間でのCSS内の資源(諸々の装置)を共有するこ
とができる。
この共有とは第25図においてCSS#1144がCS
S#2142のメモリMMUをアクセスすることである
第25図は計算機間リンクのブロック図を示す。
このリンクにより複数のCSS#1,#2………#n間
で行う機能動作としては次の様なものがある。
(1)自系のACUが他系の主記憶MMUをアクセスす
る。
(2)自系のACUが自系の入出力装置IOを駆動して
、そのデータ転送は他系の主記憶MMUへ行う。
(3)自系のACUが他系のIOを駆動して、そのデー
タ転送は自系又は他系の主記憶MMUへ行う。
(4)ACU間の割込み これらの機能を効率よく実現するために計算機複合シス
テムにおいて共通バス方式を採用している。
従ってACU,主記憶MMU,および入出力装置IOは
区別されずHバス上では同格の装置としてみなされ、任
意の装置から任意の装置へデータ転送が可能なものであ
る。
動作原理は基本的にはyI図以降で示した様にCSLも
1つの入出力装置としてみなされ、バス取得動作・転送
シーケンスから成り同様の動作を行うためここでは省略
する。
まず、複数のCSL(#1,2,………#n)のアドレ
ス方式につき述べる。
第26図は複合システムにおけるアドレスフォーマット
を示す。
図において、aは複合システムにおいて自系の装置から
他系の装置をアクセスするときに用いられるフォーマッ
ト、bは自系の装置が他系のメモリMMUをアクセスす
るときに用いられるフォーマット、cは入出力命令の場
合のフオーマットである。
aに示すフォーマットにおいて、各装置はユニット部1
52により指定され、計算機システムセクションCSS
部151は他の計算機システムセクションを指定するの
に使用される。
従って同系の計算機システムセクションの装置を指定す
る場合、CSS部151は“0”であり、該CSS部が
“0”以外のとき他の計算機システムセクション内の各
装置を指定していることになる。
即ち、例えば第1の計算機システムセクションCSS#
1から第2の計算機システムセクションCSS#2内の
装置を指定する場合には、第1の計算機システムセクシ
ョンCSS#1内のマスタ装置はアドレスとして、装置
アドレス(UNIT)に計算機システムアドレス(CS
S)を付加したものを送出する。
付加されたアドレスを受け取った第2の計算機システム
セクションCSS#2内の計算機システムリンク装置(
CSL)は、この系におけるマスク装置となり前述した
ようにHバスを使用してデータ転送を指定されたスレー
ブ装置との間で行う。
以上の動作を行う間、第1の計算機システムセクション
CSS#1内では第2の計算機システムセクションCS
S#2との間でデータ転送を要求したマスク装置により
Hバスが占有されるようにしておくと、Hバスの使用効
率が低下する欠点があるため、本発明では以下に示す方
式を採用している。
即ち、演算制御装置ACUがマスタ装置でCSLがスレ
ーブ装置に指定されたとき、上記CSLが他のCSLと
データ転送中の場合、前記演算制御装置ACUからのア
クセスに対し前記CSLから応答できない場合がある。
このような場合、演算制御装置ACUは前記CSLの動
作が終了するまで待てば初期の目的は達せられる。
しかしながら一般にCSL間のデータ転送には時間がか
かるため、演算制御装置ACUがHバスを専有したまま
だとバスの使用効率が低くなる。
よって、CSLが動作中であると演算制御装置ACU(
マスク装置)にWAIT信号を返す。
演算制御装置ACUはWAIT信号を受信すると一旦H
バスを解放し、一定時間経過後再びHバスの取得要求を
発する。
ここでCSLが非作動中であればACPT信号を返し、
演算制御装置ACUとCSLの間でデータ転送処理を行
う。
また、マスク装置からスレーブ装置へデータ転送を行な
う場合は、アドレス、データを順次スレーブ装置に対し
送り、Hバスを解放する。
逆にスレーブ装置からマスク装置へデータ転送を行う場
合のようにマスク装置から要求のあった場合(メモリか
らのデータリード)、一般的にはマスク装置からスレー
ブ装置ヘアドレスを送出し、スレーブ装置からデータを
得る動作順次行っている。
しかしながら、通常CSL間のデータ転送にはかなりの
時間を要し、マスク装置がデータを受け取るまで継続し
てHバスを占有すると、Hバスの使用効率は著しく低下
する。
このためマスタ装置はCSLにスレーブ装置の装置アド
レスおよびマスク自身の装置アドレスを順次送り、Hバ
スを解放する。
このことによりCSLはマスタ装置の装置アドレスを記
憶しておき、他のCSSからのデータの応答が来たとき
最初の要求元(マスク装置)へデータを送る。
このときCSLはHバスを取得することによりマスク装
置となる。
そして記憶しておいた最初のマスクアドレスを出力して
その装置をスレーブ装置とし、データ転送を行う方式を
とっている。
即ち、HバスはCSLからの応答を持っている装置以外
の装置によって使用可能となる。
上記したタイミングは第27図に示されている。
第27図aは第1の計算機システムセクションCSS#
1のマスタ装置から計算機システムリンク装置(CSL
)への指令の送出タイミングである。
第27図bは第2図における計算機システムセクション
CSS#2の計算機システムリンク装置とスレーブ装置
とのデータ転送タイミングである。
第27図a−bにおいて、161は要求サイクル、16
3はデータ転送時間で、この間は第1の計算機システム
セクションCSS#1のHバスに関し、マスク装置以外
の装置は使用可能である。
尚、162は応答サイクルである。
一方、入出力命令の場合も第26図Cで示すようにCS
S番号、チャネル番号CH,機器番号UNITを指定し
、アドレスのCSS番号により該当するCSSが応答し
て入出力命令に付随するパラメータを他系へ送る。
このパラメータを受けた他系CSLは指定されているチ
ャネル装置へパラメータを送出して命令実行をなすもの
である。
尚、他系のメモリをアクセスする場合も第26図bに示
すようにCSS番号ならびにアクセスすべきメモリのア
ドレスMAを指定して所定の結果を得るものである。
次に入出力装置I/Oからデータ転送終了に基く割込み
処理、あるいは演算制御装置ACUから他の演算制御装
置ACUへの割込み処理について説明を行う。
チャネル装置は入出力完了(またはエラー等による中止
)時に、その入出力処理を起動した演算制御装置ACU
へ割込みをかける。
この場合、自系演算制御装置ACUへの割込みとは異な
る動作を必要とする。
チャネル装置は起動ACUの番号(通常はCSS番号と
一致)を記憶しておき、入出力完了時そのCSS番号を
アドレス情報としてCSLを指定しCCBアドレス等割
込みパラメータを送出する。
この情報を受けたCSLは他系CSLヘパラメータを送
出し、そのCSLが割込み要求を発するものである。
以上の動作を第28図の割込み概念図を使用して説明す
る。
第28図はCSS#1,173とCSS#2,174が
結合され複合系をなす場合の例を示している。
いま、CSS#1のACU177がチャネル装置181
に接続される入出力装置を起動して、チャネル装置18
1がACU177に終了割込みをかけるものとして説明
する。
まず、割込みをかける装置(チャネル181)はHバス
172を介してCSL180へ割込みデータを送出する
するとCSL180ではこの割込みパラメータをCSS
#1173のCSL179へ送出する。
ここでCSL179は割込みパラメータを割込み要求線
175を介してACU177へ送出する。
尚、ACU182からACU177へ同様にして割り込
めることはもちろんである。
このように自系内の演算制御装置への割込みは専用の割
込み要求線を用い、他系の演算制御装置への割込みはH
バスを使用することにより割込み情報を供給している。
以上説明の如く本発明によると、Hバス、メモリバ
スの制御が演算制御装置とは別個のバスコントローラに
より行なわれるため、演算制御装置による演算実行とバ
スコントローラによる入出力動作あるいはメモリ動作が
並列に行え、よってシステムのスループットが向上する
また演算制飢装置からHバスの制御が独立するため演算
制御装置の負担が減少するとともに論理が簡単になる。
従って論理的にはバスにより各構成要素間で任意の要素
間の情報転送が可能となるもので共通バスの特徴が行か
せる。
また、バスコントローラに接続されるHバスのエラーチ
ェックまたはエラーチェックコードの発生を各バス間で
独立して行うことができる。
例えば演算制御装置のデータにパリテイがなくてもバス
コントローラでパリテイを付加してメモリバスまたはH
バスへ転送することができる。
更にパリテイの発生および検出が一単位毎にできるため
、システム内のある装置が最大4バイト(4単位)を扱
うものであっても1〜3バイトのデータのパリテイ発生
および検出を同様に行うことができ、更にメモリのバイ
ト単位でのリード/ライトが可能である。
又、本発明の新規なアーキテクチャにより、Hバスがバ
スコントローラ、Lバスが演算制御装置によりコントロ
ールされる構成となっており、完全に独立しているため
、バスに接続される各装置の時分割多重使用が可能とな
る。
一力複合系を構成する場合においても、計算機システム
リンク装置の数を増やすことにより計算機システムセク
ションの数を増加させて計算機複合システムを容易に拡
張でき、システムの処理効率を向上させることができる
また、計算機複合システムのシステムセクシンウ数が増
しても更にメモリ容量が増しても、メモリをアクセスす
る場合はシステムアドレスを変えることでアドレス指定
ができ、計算機システムアドレスを付加するか否かにか
かわらず演算制御装置は同一のアドレス指定を行うこと
により、メモリの同一ブロックが指定できる。
また同一計算機システムセクション内のデータ転送要求
あるいはデータ転送の場合には自系の共通バスを占有す
るだけで他系の共通バスを占有することがないので、他
系においては自由に共通バスが指定できる。
更に異なる計算機システムセクション間のデータ転送の
場合には、データ転送要求とデータ転送を2動作に分割
して行うため、データ転送要求を発した演算制御装置を
含む計算機システムセクションの共通バス(Hバス)は
他系からのデータ転送が到達するまで共通バスを解放で
き、その間その系においては共通バスを自由に使用でき
る。
また同一計算機システムセクション内における割込みで
は専用の割込み要求線を使用するために、他の装置が共
通バスを使用できバスの使用効率が更に向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図・第2図は従来における情報処理システムにおけ
る代表的な接続構成を示すブロック図、第3図は本発明
が採用される情報処理システムにおける接続構成の概要
を示すブロック図、第4図は本発明の情報処理システム
における接続構成を第3図とは別の観点よりとらえて示
したブロック図、第5図は本発明が採用されるバスコン
トローラの機能を概念的に示した図、第6図は本発明の
バスコントローラの具体的構成例を示すブロック図、第
7図は第6図におけるHバスインターフェース回路の具
体的構成を示したブロック図、第8図は第7図における
バス取得回路の具体的構成を示したブロック図、第9図
は第7図における情報伝送制御回路とアドレスデコーダ
回路の具体的構成を示すブロック図、第10図は第7図
における割込み制御回路の具体的構成を示したブロック
図、第11図および第12図は第8図に示したバス取得
回路の動作を示すタイミングチャート、第13図乃至第
15図は第9図に示した情報伝送制御回路とアドレスデ
コーダ回路の動作を示すタイミングチャート、第16図
は第10図に示した割込み制御回路の動作を示すタイミ
ングチャート、第17図はバス割込みを行うための基本
的動作を説明するタイミングチャート、第18図は本発
明にて用いられるパリテイピットを含むデータフォーマ
ットを示す図、第19図は本発明において用いられるゾ
ーンコントロル回路の具体的構成を示すブロック図、第
20図・第21図はリード/ライト時のゾーンコントロ
ール処理を説明するためのブロック図、第22図は各モ
ードに対するバイト単位のシフト動作を示す動作概念図
、第23図および第24図はメモリ装置をリード/ライ
トする際のゾーンコントロールの動作を示す動作概念図
、第25図は情報処理システムを複数結合することによ
り複合系とした場合の構成を示すブロック図、第26図
は複合システムにおいて使用されるアドレスフォーマッ
トを示す図、第27図は複合システムにおけるマスクと
スレーブ間のデータ転送タイミングを示したタイミング
チャート、第28図は複合システムにおける割込み制御
を概念的に示すブロック図である。 21……中央処理装置、22…・・Hバス、23……L
バス、24……主記憶装置、25……バスコントローラ
、26……演算制御装置、141〜143……計算機シ
ステムセクション、179,180……計算機システム
リンク装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主記憶装置と、演算制御装置と、複数の入出力装置
    とで構成される情報処理システムにおいて上記主記憶装
    置とはバスコントローラを介して接続されると共に、上
    記演算制御装置と入出力装置の一部が共通接続され該接
    続される任意の装置間での主従関係により情報が転送さ
    れる双方向の第1のバスと、この第1のバスに接続され
    る各装置間のバス取得のためのコントロールを上記演算
    制闘装置とは別個に独立して行うバスコントローラと、
    上記第1のバスとは演算制御装置を介して接続されると
    共に、この演算制御装置と上記入出力装置の残りが共通
    接続され上記演算制御装置によりコントロールされる双
    方向の第2のバスと、上記第1のバスを他の情報処理シ
    ステムとリンクさせシステム間のデータ転送を制御する
    リンク装置とから成り、上記リンク装置を介して自系も
    しくは他系の主記憶装置を共有し、システム間の交信を
    行うことを特徴とする計算機複合システム。
JP52092575A 1977-08-03 1977-08-03 計算機複合システム Expired JPS581449B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0871125A (ja) * 1994-09-09 1996-03-19 Yoshifumi Yamada 目薬点眼容器に付ける安定器具

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