JPS58140706A - 旋光子 - Google Patents

旋光子

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Publication number
JPS58140706A
JPS58140706A JP2343082A JP2343082A JPS58140706A JP S58140706 A JPS58140706 A JP S58140706A JP 2343082 A JP2343082 A JP 2343082A JP 2343082 A JP2343082 A JP 2343082A JP S58140706 A JPS58140706 A JP S58140706A
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JP
Japan
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plate
optical
optical rotation
bso
bgo
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Granted
Application number
JP2343082A
Other languages
English (en)
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JPS6340281B2 (ja
Inventor
Koji Tada
多田 紘二
Miki Tsuchihara
美樹 工原
Masami Tatsumi
雅美 龍見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP2343082A priority Critical patent/JPS58140706A/ja
Publication of JPS58140706A publication Critical patent/JPS58140706A/ja
Publication of JPS6340281B2 publication Critical patent/JPS6340281B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/30Polarising elements
    • G02B5/3083Birefringent or phase retarding elements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水晶とBSO又はBGO板とを組合わせ、
旋光能が温度によって変らない旋光子を与えることを目
的とする。
He−Neレーザや半導体レーザ或は発光ダイオード等
、多様な光源が容易に得られるようになってきたので、
光を用いた測定、情報伝送等、広い用途が開けてきた。
測定装置についていえば、光を利用して、電圧、電界、
電流、磁界、膜厚、温度、圧力等を測定する装置が開発
されつつある。
また、光情報の伝送のために、光変調器やその付属装置
(たとえば光アイソレータ)等多くの装置が開発されて
いる。
これら、光を利用する測定、情報処理技術には、さまざ
まな光学素子が必要とされる。
光は、振幅、波長などを情報として用いることができる
。また、光の偏波面も情報として、或は情報の媒体とし
て用いられることがある。
光の偏波面すなわち偏光方向を情報として利用するため
には、偏光子や旋光子が必要である。
旋光子は、光の偏光方向を回転させるものである。偏光
方向の回転角を、旋光角Φと呼ぶ。旋光角Φは、旋光子
の厚みlに比例し、比例定数ρを旋光能という。
すなわち、旋光角Φは一般に Φ=ρl!(1) で与えられる。
旋光能が零でない物質は、反転対称性のない結晶に限ら
れる。
従来、旋光子としては水晶が最もよく用いられている。
光に向って、右廻りに(時計廻り)偏光方向が回転する
ものを右旋光、左廻り(反時計廻り)に回転するものを
左旋光という。
水晶の場合は、右水晶(右旋光)、左水晶(左旋光)が
ともに、自然に得られるので、これを用いて、所望の旋
光子を作ることができた。   。
水晶の旋光能ρ3は、光の波長をλ (nm)として、
式 で近似的に表現される。
たとえば (1)  λ= 633 nmの時(He−Ne L/
 −f )pX = 18.74 deg7− (2)  λ= 870 nmの時(半導体レーザ等)
pX =  9.72 deg7− である。これらは絶対値で、右、左水晶について等しい
。旋光能に符号を付けることもある。この場合、右旋光
を正、左旋光を負とする。
水晶旋光子は、左右の旋光子が得られるので極めて有用
であるが、温度依存性があるので、温度安定性を重要と
する場合には不便な事もある。
旋光子を含む光学装置を組立てた時、周囲温度が変動す
ると、旋光角Φが変化する。このため、光学系の動作に
誤差を生ずることがある。
旋光角の温度による変化を抑えるためには、光学装置を
恒温状態に保持しなければならない。しof Amer
ica  vol 、58. (1958) P 14
52に測定結果が報告されている。
可視光の長波長領域から、近赤外光領域において、その
値は、 であることが知られている。(3)式は光の波長λに殆
んどよらない。
従って、厚みがb、基準温度での旋光能をρ?、基準温
度からの温度のズレをΔTとすると、水晶による旋光角
ψ3は ψa = paoc 1 + 1.5 x 10−’x
ΔT)/  (4)で与えられる。
例えば、基準温度に於て9Q degの旋光角ψ&を持
つ旋光子を作ったとする。もしも、基準温度から±20
℃の温度変動があったとすると、(4)式よりψ3=9
0±0.27  (deg) となる。通常、0.1 degの精度で光の偏光方向を
調整したり、検出したりしなければならない光学装置に
とって、これは、重大な誤差の原因となる。
本発明者は、このような欠点のない旋光子を作るため、
種々の材料を検討した。そしてビスマスシリコンオキサ
イド(B11zSiOzo以下BSOと略記)と、ビス
マスゲルマニウムオキサイド(BitsGeOzo以下
BGOと略記)とに着目した。
BSO,BGOは、やはり旋光性を有する。しかも、水
晶と同程度の旋光能を持つことも分った。
さらに、右旋光結晶と左旋光結晶と、いずれも結晶成長
させうることが分った。
さらに重大な事は、BSO,BGOの旋光能の温度依存
性が、水晶とは逆である、という事が分った、という事
である。すなわち、BSO,BGOの旋光能は、温度上
昇とともに減少するのである。
BSOとBGOの旋光能ρbは、殆んど同じで、常温に
於て、式 で表わす事ができる。
BSO,BGOの旋光能の温度依存性を、本発明者は、
さらに測定した。その結果、温度係数は、で表わす事が
できた。これは、波長λに殆んどよらない。水晶の温度
係数((3)式)と比較すると、符号が逆で、絶対値で
2倍である事が分る。
BSO又はBGOを使った、厚さzbの旋光子の旋光角
ψbは、 ψb=ρb’(1−3,Ox 10−’ΔT)lb  
 (7)で与えられる。        。
水晶と、BSO,BGOは旋光能の温度係数が逆である
から、両者を光線の方向に組合わせると、旋光能の温度
依存性を少なくすることができる。
厚み/a 、 lbを適当な比に設定すれば、旋光能の
温度依存性を0にする事ができるはずである。
水晶による旋光角ψ3と、BSO又はBGOによる旋光
角ψbの和が全旋光角Φを与える。
全旋光角Φは Φ= p@ Ja +pb j’b        (
8)であるが、温度に関し一次近似をとると、(9) となる。そこで (−’−) /a + (−!!−EE!−) tb 
= 0   αOdT      dT となるように、水晶の厚みI!a、BSO又はBGOの
厚みl!bを決定すれば、全旋光角Φは温度依存性が0
となる。
実際には(3) 、 (6)式から、 1.5 peta −3,Opblb = OQυが、
温度依存性(dΦ/dT)がOである条件である。
すなわち、 pal!a = 2pblb          Q3
であればよい。つまり、水晶による旋光角ρahaが、
BSO又はBGOによる旋光角ρbl!bの2倍になる
ように厚みI!a 、 j’bを決定すれば、全旋光角
Φから温度変動を除くことができる。
このとき、全旋光角Φ0は Oo = 3 pb lb           a3
又は となる。(2)式と、a3又はαΦ式と(8)式の結合
は、全く同等である。
本発明は、このような構想に基づくもので、水晶板と、
BSO板又はBGO板とを組合わせて、旋光子を構成し
たものである。
第1図は、本発明の実施例に係る旋光子の斜視図である
光線の進行方向を2軸とし、2軸に直角な2軸をX軸、
y軸とする。光の進行方向iど、第1旋光板Aと、第2
旋光板Bとを置く。
第1旋光板Aは水晶よりなる。第2旋光板Bは、BSO
又はBGOよりなる。
第1旋光板A、第2旋光板Bの厚み、旋光能をl!a、
I!b、ρa、ρbとする。全旋光角Φは(8)式で表
わされ、これが温度依存性を持たない条件は00式で示
すことができる。具体的には、(6)式又はQ3 。
a→式で与えることができる。
最初、y軸方向に偏光していたとする。第1旋光板Aを
通過すると、偏光方向は、y軸から60゜の方向に変る
。さらに、第2旋光板Bを通ると、y軸から906、す
なわち、X軸方向へ偏光する。
温度変化があると、第1旋光板Aの前で、旋光角が60
’からずれる。しかし、第2旋光板Bを通ると、このず
れが打消される。
この図では、第1旋光板Aと、第2旋光板Bとは離隔し
ている。しかし、第1.第2旋光板A。
Bは相互に接着してもよい。光の進行方向にあれば良い
のである。
水晶と、BSO又はBGOの旋光方向が同一である事が
必要な場合、右旋光性の水晶と、右旋光性のBSO又は
BGOとを組合わせる。或は、左旋光性同士のものを組
合わせる。光がミラーによって反射されて1往復するよ
うな光学系においては往路に右(または左)水晶を、復
路に左(または右)BSOもしくはBGOを用いること
も可能である。
実施例として、光の波長λ: 633 nm 、(He
 −Ne  レーザ)で、水晶とBSOを用いて、全旋
光角Φo = 9Q degの旋光子を作成した。基準
温度での旋光能は 水晶 pa0=18.14 deg/−BSOρb0=
22dCg/III である。
α罎、041式から、厚みは 水晶 l!a = 3.202 vm B S Olb = 1.364 mmとなる。
右水晶と、右旋光BSOを、適当な厚みに切り、光学研
磨してそれぞれの厚みのものにする。
これを組合わせてひとつの旋光子を作り、25℃士20
℃の範囲で旋光角の変化を実測した。
測定精度士Q、l degの範囲で、旋光角は、全く温
度に依存しなかった。これは本発明の有効性を明らかに
する。
同じものを水晶のみで作った場合、この旋光子は±0.
3 degの旋光角変動を示した。
このような効果は、水晶とBGOとを組合わせた旋光子
でも同様にみられた。
基本となる(3)式と(6)式とは、光の波長が600
〜900 nm の場合によく成立する。しかし、この
範囲を越えても、近似的に成立する。従って、(6)式
によって作った旋光子は、この範囲外の光に対しても、
なおよい温度特性を示す。
しかし、もつと好ましいのは、この範囲外の光に対し、
旋光能ρa、ρbの温度係数を測定し、01式によって
、l!a 、 lbを決定することである。
逆に、(3) 、 (6)式の成立ツ600〜900n
mの領域では、(2)式と(5)式及び@式、(8)式
を連立させ、任意の旋光角Φの、旋光子を容易に設計す
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の旋光子の斜視図である。 A・・・・・・第1旋光板 B・・・・・・第2旋光板 2・・・・・・光の進行方向 y・・・・・・最初の偏光方向 X・・・・・・最終の偏光方向 発  明  者        多  1) 紘  二
 、工原美樹 龍見雅美 特許出願人  住友電気工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水晶よりなる第1旋光板Aと、ビスマスシリコン
    オキサイド(Bi12SiOzo )又はビスマスゲル
    マニウムオキサイド(B112GeO+o )よりなる
    第2旋光板Bとを光の進行方向に組合せてなり、第1旋
    光板、第2旋光板の厚み、旋光能をそれぞれl!a 、
     lbrρ3.ρbとするとき、 等式 %式% がほぼ成立するように、厚みl!λ、 l!bが決定さ
    れていることを特徴とする旋光子。
  2. (2)全旋光角をΦ0とするとき Φo =3ρbzb ρa j’a = 2pb T。 が成りたつよう厚み/a 、 Jbを決定した特許請求
    の範囲第(1)項記載の旋光子。
JP2343082A 1982-02-15 1982-02-15 旋光子 Granted JPS58140706A (ja)

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JP2343082A JPS58140706A (ja) 1982-02-15 1982-02-15 旋光子

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JP2343082A JPS58140706A (ja) 1982-02-15 1982-02-15 旋光子

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JPS58140706A true JPS58140706A (ja) 1983-08-20
JPS6340281B2 JPS6340281B2 (ja) 1988-08-10

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ID=12110282

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650998A (ja) * 1992-07-31 1994-02-25 Ngk Insulators Ltd 光電圧センサ
JP2007114520A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kyocera Kinseki Corp 紫外光用光学部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650998A (ja) * 1992-07-31 1994-02-25 Ngk Insulators Ltd 光電圧センサ
JP2007114520A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Kyocera Kinseki Corp 紫外光用光学部品

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