JPS581391B2 - ホウイシンアワセソウチ - Google Patents

ホウイシンアワセソウチ

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Publication number
JPS581391B2
JPS581391B2 JP48031343A JP3134373A JPS581391B2 JP S581391 B2 JPS581391 B2 JP S581391B2 JP 48031343 A JP48031343 A JP 48031343A JP 3134373 A JP3134373 A JP 3134373A JP S581391 B2 JPS581391 B2 JP S581391B2
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JP
Japan
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light beam
angle
gun
unit
optical
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JP48031343A
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JPS4912698A (ja
Inventor
ジヨン・ヒギンズ
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Minister of National Defence of Canada
Original Assignee
Minister of National Defence of Canada
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Publication date
Application filed by Minister of National Defence of Canada filed Critical Minister of National Defence of Canada
Publication of JPS4912698A publication Critical patent/JPS4912698A/ja
Publication of JPS581391B2 publication Critical patent/JPS581391B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41GWEAPON SIGHTS; AIMING
    • F41G3/00Aiming or laying means
    • F41G3/14Indirect aiming means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Navigation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の要素の方位心合せのための装置に関し
、特に、砲兵隊における砲列をなす各砲の方位心合せの
ための装置に適用されるものである。
目走式砲列装備および他の新規なる砲列装備の出現によ
り、新規装備の行動の機動性と速度とが増大し、最早、
従来の野砲の照準方式は適当ではなくなっている。
最も重要な問題のうちの1つは、砲列内における発射制
御の方法である。
各砲は、発射する前に心合せしなければならない。
言い換えれば、各砲における2つの基準線を定めなけれ
ばならない。
砲の仰角に対する第一の、すなわち鉛直の基準線は、重
力を用いて容易に決定することができる。
しかしながら、第二の、すなわち方位基準線(通常北方
向)は、これを決定しかつ維持することがいっそう困難
である。
一般に砲兵隊が配置転換をしている場合には、測量班が
新しい砲台用地を設定するとともに砲列によって占有さ
るべき各砲の位置を区分し、各砲を同時に発射させるた
めの同時発射用照準装置を設置する。
この計器はトランシットの軍の特殊のものである。
前記照準装置(方向板)の方位目盛は、磁気コンパスま
たはジャイロ方位器を用いて心合せされる。
次いで各砲は、所定の位置に進められ、かつ通常は円弧
方向の中心、すなわち、砲の普通の旋回により扇形の戦
斗区域をカバーし得る方向の中心において、互いに平行
に心合せされる。
各砲の心合せは、反覘法を用いて行なわれる。各砲を引
き続いて取り上げ、その砲の照準装置からの方位を測定
して肉声、無線または伝令によってその砲に伝える。
砲の照準は、それが前記照準装置を指し示したとき、次
に逆方位に向けられる。
砲の照準上の目盛−その目盛の1つは砲の照準の基準射
向線と砲身が向けられる方向との間の角度を示すーを用
いることにより、砲身は計算された所要量だけ片寄せる
ことができ、従って砲身は選ばれた円弧の中心に心合せ
される。
誤差を防止するために、おのおのの読取りは別々にチェ
ックされ、またデ一夕はすべて少なくとも2回、すなわ
ち照準装置から砲へ、および砲から照準装置と2回パス
される。
また全工程は、少なくとも2回繰り返されねばならない
なぜなら、砲が円弧の中心に向けて動かされねば、砲の
回転の中心から片寄っている砲の照準の位置が変わるか
らである。
従ってこれは、砲列における各砲に対して繰り返される
この工程が完了したとき、砲列は心合せされて発射命令
を受け取る準備が整うのである。
普通は各砲兵によって基準標桿が設定され、それによっ
て砲が発射された後に砲のはねかえりによって生ぜしめ
られるいかなる変位も調整し得るようになされる。
現在の方式の主たる欠点は、一群の砲を心合せするのに
必要な時間が非常に長いことである。
例えば、天候状態不良の場合には、心合せ操作を行なう
のに10分から30分もかかる場合があり、従って兵器
をしばしば移動せしめねばならない機動性に富む近代戦
闘において、この遅滞は1つの重大な因子となる。
この方式の別の1つの欠点は、その方法が、角度の計算
、方向板の手動調整および読取り、ならびに情報の口頭
伝達を含んでいるために、人の誤差の確率が大きいこと
、特に戦闘状態におけるそれが著しいことである。
さらに現在の照準装置によって取り扱うことのできる砲
の数は、各砲を取り扱うのに時間がかかるために制限さ
れている。
本発明は、既知の方位に心合せられるように適合せしめ
られた基準ユニットと、そのユニット上の高度に視準さ
れた灯光ビームを付与するための回転装置と;データ送
信装置と;そのデータ送信によって前記回転装置の増分
角運動およびその回転装置による基準位置の通過を信号
で知らせるために、その回転装置に連結された角度デー
タ発生装置と;方位の心合せをさるべき少なくとも1つ
の要素(野砲)と;高度に照準された灯光ビームを探知
するとともに前記データ送信装置からの資料を受信して
翻訳する装置を備えた前記要素上の受信装置とを包含し
、かつそれにより方位情報を付与して前記要素(野砲)
を心合せせしめ得るようにした、方位心合せ装置を提供
するものである。
データ送信装置は、変調放射線、例えばパルス放射線を
放射するビーコンとすることが便利であり、また角度デ
ータ発生装置は角度エンコーダとすることが便利である
本発明の1つの特徴に従えば、受信装置は前記のデータ
をさらに細別する1つの発振装置を包含する。
本発明の1つの態様においては、受信装置は;前記のデ
ータを第一の入力として、また前記要素(野砲)の瞬間
的心合せの1つの信号を第二の入力として受信するとと
もにその合成誤差信号を1つの指令信号として生ぜしめ
るように適合せしめられたコンバレータと、前記の指令
信号に応答して前記の要素を方位に心合せせしめるため
の装置とを包含する。
本発明はまた一面において、既知の方位に向けて配置さ
れるように適合せしめられた基準ユニットと;その基準
ユニット上に架装された、パルス放射線を放射する実際
上全方向式のビーコンと:前記基準ユニット上の高度に
視準された回転する灯光ビームと;ビーコンによって前
記の灯光ビームによる基準位置の通過を信号で知らせる
ために、その灯光ビームに連結された装置と;基準ユニ
ットの区域内にランダムに配置されるように適合せしめ
られた少なくとも1つの砲と;ビーコンからのパルスを
受信しかつ計数して複数の表示器を駆動するとともに前
記信号に応答して前記の計数をゼロならしめるための装
置を有する前記砲上の受信装置であって、さらに、前記
の灯光ビームをそれが該受信装置を通過する際に探知し
てその受信装置の瞬間的計数において前記の表示器をロ
ックするように適合せしめられた装置をも有する前記砲
上の受信装置とを包含し;それにより、前記の基準位置
に対する砲の位置の角度を指示してその砲が心合せされ
得るようにした、砲の心合せに用いられる装置を提供す
るものである。
本発明の1つの特徴に従えば、受信装置はさらに、ビー
コンから受信された任意の2つの引続くパルス間に補助
パルスを与えることにより、各表示をさらに細別する1
つの発信装置をも包含する。
選ばれた態様においては、各表示は数字で表わす計数器
上に与えられる。
本発明の別の1つの特徴に従えば、受信器ユニットは、
前記各表示に方位角の値を代数的に加算して基本角を表
示することにより、前記の砲を前記の標的に対して照準
し得るようにするための装置を包含する。
次に本発明を砲の心合せに適用した場合の実施の態様の
一例を添付図面について説明する。
第1図は、砲の心合せ手順に包含される基礎的な幾何学
と、その説明に用いられる諸角度の定義づけを示す図で
ある。
基準ユニット8は、砲兵隊司令部の位置の近くに配置さ
れており、また1つが符号9で示されている砲列は、だ
いたい半月形をなして指令部のまわりに配置されている
おのおのの砲には、基準ユニット8からの信号を受信す
るために、受信機ユニット10が架装されている。
この明細書において用いる角度測定の単位は、軍の用い
るそれであって、■ミル−1/6.400回転である。
基準ユニット8(第2図)は、1つの三脚(図示してい
ない)上に架装された2つの副ユニット12および13
より成る。
下部副ユニット12は形態が円筒形をなし、かつ前記三
脚の頭部に直接架装されている。
三脚頭部は、基準ユニットの水準測量ができるようにな
っている。
上部副ユニット13は、ロツクピン14により副ユニッ
ト12に対してロックされる。
次に基準ユニットは、磁気コンパス、ジャイロ方位器、
または他の適当な手段によって、選ばれたグリッド基準
(南)に対する方位に心が合うように回転せしめられる
正しい位置に心合せされたとき、下部副ユニット12は
三脚頭部にロックされ、上部副ユニットは解放される。
下部副ユニット12は、動力供給源(図示してない)、
電動機15、および上部副ユニット13が載置されたタ
ーンテーブル17を回転させるための駆動装置を有する
電動機15は、慣用の型式の安定な発振器により制御さ
れる供給源からその動力を取る、交流同期電動機を可と
する。
その代替としては、回転速度計型の速度制御装置を有す
る。
直流電動機を用いることもできる。前記の駆動装置は、
遊び車19を介して被動板20を駆動する、掛けはずし
式原動車18を有する。
被動板20は、ターンテーブル17にキー止めされた軸
22に固定されている。
ターンテーブル17はスラスト軸受23上に架装されて
いる。
上部副ユニット13は2つの光源を有する。
(用語光源は、ここではゆるく用いられる。
なぜなら、この態様において基準ユニット8により放射
される放射線のすべては、0.7ミクロン以上のスペク
トルの範囲、すなわち赤外線に近い範囲の放射線に限ら
れているからである。
)1つの光源、すなわちパルスレーザーユニット24(
たとえばGaAsレーザーがある)は、基準ユニットの
垂直軸のまわりに回転するとともに電動機15により例
えば5秒間に1回転の割合で等速駆動される挾い灯光ビ
ーム(以後灯光ビームと呼ぶ)を放射する。
前記レーザーからの放射線は、光学装置によって、水平
面においては0.5ミル、垂直面においては280ミル
で発散する1つのビームに変えられる。
同じ軸上にはまた1つの送信装置、この場合はキセノン
せん光灯30が架装されており、このせん光灯に対して
、水平面においては全方向放射線を発散せしめるととも
に垂直面においては280ミルの広がりを持ったビーム
を発散せしめるために、適当に形成された反射鏡31が
設けられている。
(適当なせん光灯としてはEG&GタイプFX−6Aも
ある)。
上記の送信装置はビーコンと呼ばれる。
このビーコンは、関連するすべての受信機を包囲するに
十分な広がりを持つ限り、完全に全方向式である必要は
ない。
若し防衛上必要があれば、光学フィルタを用いてビーコ
ンを囲み、赤外放射線だけが放射されるようにすること
もできる。
また、上部副ユニット13に電力およびトリガ信号を送
るために、スリップリング組合せ体2728が設けられ
ている。
角度データ発生装置、この場合はエンコーダプレート2
5が、ターンテーブル17と同じ軸上に架装されていて
、ターンテーブルの各10ミル回転を示す電気パルス、
すなわち、1回転につき640パルスを発する。
エンコーダはまた、灯光ビームがゼロ位置を示す基準線
を通過したとき、1回転につき1つの付加の基準パルス
を発する。
この基準パルスは、前記連続パルスの1つから130マ
イクロ秒遅らされている。
実際上は、前記エンコーダからの連続パルスが制御整流
器を作動し、その整流器がトリガ変圧器(図示してない
)を介してキセノンせん光灯にトリガパルスを送る。
連読パルスの1つから130マイクロ秒後に生ずるゼロ
基準パルスは、第二の制御整流器を作動してキセノンせ
ん光灯からの第二の放電を開始せしめる。
このようにして灯光パルスがビーコンにより放射され、
灯光ビームの回転の各10ミル増分が明示され、しかし
て灯光ビームがゼロ方向を通過するとき二重のパルスが
発せられる。
砲には、第3、第4および第6図に示すように一般に光
学受信機36、計数器ユニット37、局部発振器38、
コンピューター39および表示器ユニット40より成る
受信機ユニット35が設けられ、前記の表示器ユニツト
40は5つの位数(デイジイット)で逆方位照準角θ、
標的方位角ψ、および基本角φ(第1図)を数字的に表
示する。
光学受信機素子36(第4図)は、1つの赤外線フィル
タ41と、受信した放射線を2つの光ダイオード46,
47上に集束せしめる1つのレンズ42とを有する。
グイクロイツク斜めフィルタ43は、0.9μの挾い帯
域の放射線を灯光ビームから光ダイオード46に反射す
るように設計されている。
ビーコンからの広い帯域の放射線は、グイクロイツクフ
ィルタを通して分割光ダイオード47に伝送される。
光ダイオード47は、その焦点を含む平面よりも少しず
れて取付けられており、従って砲の照準を基準ユニット
8に向って定めたときは、ビーコンからのパルス放射線
はその表面の円形面上に投射される。
正確な照準は、砲を旋回することにより光ダイオード4
7の両側からの出力をつりあわせることによって達成す
ることができ、さらに、前記光ダイオードの47の両側
からの出力をあるロック装置を制御するのに用いること
ができる。
操作に当っては、光学受信機36が取付けられた砲が基
準ユニット8に指向され、ビーコンからの一連のパルス
が光ダイオード47に受信される。
灯光ビームがゼロ(南)方向を通過する場合に受信され
る二重パルスは、計数装置37の3位数計数表示器37
aを再セットして始動せしめるのに用いられるが、この
ことは、受信されたビーコンパルスの数を数えて蓄積す
るとともに、表示器40において角度θを3位数で表示
することを意味する。
また、各ビーコンパルスは、計数装置37における2位
数計数器を停止、再セット、および始動せしめるのに用
いられ、前記の計数装置は、前記のビーコンパルスを表
示器40における3位数表示器37aの右側に配置され
た表示器37b上に表示する。
この2位数計数器は、周波数f=64000XηHz(
ここにηはr.p.sで表わした灯光ビームの回転速度
)なる局部発振器38の経過サイクルを記録するもので
ある。
局部発振器38の各サイクルは、従って灯光ビームの0
.1ミル回転に相当する。
この2位数計数器の計数が99に達したとき、この数は
、次のビーコンパルスが受信されて該計数器がゼロに再
セットされかつ再始動されるにいたるまで、該計数器内
に保持される。
若し所望ならば、発信器38は、その周波数を変動せし
めて任意の2つの連続するビーコンパルス間に正確な数
のパルスを生ぜしめるように制御することができる。
かくして計数装置37は、灯光ビームが基準(南)方向
から移動した角度の読みを、表示器40における表示器
37aおよび37bによって与える。
灯光ビームが角度θだけ移動したとき、該ビームは砲の
受信機36により受信されて光ダイオード46に反射す
る。
光ダイオード46からのパルス信号は両計数表示器を停
止せしめるのに用いられ、また得られた読みθは、砲照
準の光軸と解像度0.1ミルなる北方向との間の角度の
測定値である。
簡単な手動方式においては、照準は砲身の中心線からこ
の角度だけ片寄るのが常だから、砲をその角度だけ回転
して照準を基準ユニット8に定めたときは、砲身は北方
向に向けられることになる,標的方位角ψは、砲の照準
手101に対して砲兵隊指令部100から無線で放送す
ることができ、また照準手は、標示器40にこの角度の
5位数の表示を手で掲示するとともに簡単な加算コンピ
ューター39により角度ψを角度θに加えて角度φを得
ることができ、さらにこの角度を表示器40に5位数表
示で表示することもできる。
砲照準手は、標的方位角ψをセットし終った後、基準ユ
ニット8に砲の照準を定め、基本角θが表示器40上に
表示されるまで待つ。
次いで照準手は砲の照準目盛をこの読みに合せてセット
し、このようにして彼は、所要の量だけ砲の照準を片寄
せるとともにその照準がユニット8に対して再び心出し
されるまで砲を旋回せしめる。
その際、基本角φに対して少しく異なった読みが示され
る。
砲の旋回に伴って角度が変化するのは、砲の照準が通常
砲の回転軸線上には位置せず、この軸線から片寄ってい
るためである。
この影響は幾何学的には第5図に示されている。
若しもθがユニット8から受信された最初の逆照準方位
角ならば、砲が点線で示された位置に移動された後の実
際の逆照準方位角はθ+△θであり、かつ従ってこれが
そのとき表示さるべき角度である。
かくして砲を心合せする工程は1つの反復工程であり、
所要の反復数は求める最終精度のいかんによる。
誤差△θの大きさは、(a)ユニット8から砲9までの
距離R、(b)砲の照準が砲の回転軸線から片寄ってい
る距離、および(c)砲の初期向きづけのいかんによっ
て定まる。
n回反復後における誤差の最大値△θ(n)は、次式に
よって概略の近似値が与えられる。
上式で、r=砲の照準が回転軸線から片寄ってハる距離
、φ=砲が移動せしめられた角度である。
1回の反復ですべてを済ますというのが、実際の殆んど
の場合に要求されているところである。
砲の照準定めを自動化したい場合は、コンピューター3
9から角度φを受信するとともにそれを例えば砲の照準
軸線上に架装されたシャフトエンコーダのような信号発
生器51から得られた砲照準の実際の片寄り角度と比較
する。
コンパレータ50(第6図)をユニット35内に設ける
ものとし、そのコンパレータによって発生せしめられた
合成誤差信号を指令信号として用いて砲の施回機構52
(方位心合せ装置)を駆動することにより、正確な角度
の自動整定を制御することができる。
砲身の回転中は、砲の照準それ自体を基準ユニット8に
対して“鎖錠”(”lock in”)するために、何
等かの手段を構しなければならないことは勿論である。
これを達成する便利な方法は、光ダイオード47のよう
なダイオードを設けることであって、このようなダイオ
ードの出力は、1つの指向性誤差信号を発して砲の照準
を駆動するとともにその光軸を基準ユニットに整列保持
せしめることができる。
受信機ユニットが応答するのは灯光ビームの前縁に対し
てであるから、受信機ユニット内においては、代表的に
は50ないし500メーターの操作距離にわたって所要
の精度を保持する自動利得制御が望ましい。
手動制御の加減窓の任意の付設は、受信機ユニットの各
増幅器における動的範囲の諸要求を制限し、短距離にお
けるいかなる不正確さ(受信機対物レンズの有限直径の
ための)をも減少せしめる。
基準ユニット8が砲の受信機ユニット10に近接して配
置されたときは、灯光ビームが受信機ユニット10上に
投射している間は、多くのGaAsパルスが該ユニット
10に向けられる。
灯光ビームがゼロ(南方向)を通過する場合に発信され
る二重パルスが受信機36により受信されると計数装置
37は再セットされてピーコンパルス数を数えてその数
を表示器37aに表示する。
この表示器37aの単位数は10ミルであり、レーザー
ユニット24が回転してきて受信機36の光ダイオード
46が最初の灯光ビームを検知すると局部発振器38の
計数装置37への入力を停止せしめる。
灯光ビームが受信機36の窓に投射している間に受信さ
れる全てのパルスは、計数装置37に与えられ、その計
数が表示器37a,37 b上に表示される。
前記計数装置37は、通常局部発振器38からのパルス
によって刺激されるとともにこれらのパルス数を計数し
てレーザーユニット24の0.1ミル回転ごとに1ずつ
増大するように表示器37b上に数字を表示する。
ある程度のビーム幅をもつ灯光ビームの最初のパルスが
受信機36に検知されると、前記局部発振器38は停止
する。
すると計数装置37は受信器36からの灯光ビームのパ
ルス信号を受けて表示器37bに表示信号を送る。
しかしながら、灯光ビームのパルスはレーザーユニツト
24の0.2ミル回転ごとに1回ずつ発せられ、そのパ
ルス数が単純に表示器37b上に表示される。
したがって、表示器37b上に表示された数字は実際の
灯光ビームの幅の1/2の角度を示すことになる。
すなわち、表示器37b上の数字は灯光ビームが受信機
36が灯光ビームを最初に検知してから、灯光ビームが
受信機を通り過ぎるビーム幅の1/2のミル数を示して
いることになり、単に表示器37a,37bをそのまま
読み取れば、基本角θが0.1ミルの単位まででること
になる。
計数回路および割算回路は、GaAsレーザーのパルス
繰返し速さが局部発振器38のそれの二分の一でない場
合に利用される。
選ばれた1つの構造においては、キセノン受信機通信路
内に2つのダイオードを組込んだ光ダイオードが設けら
れており、また適当な指示装置によって、基準ユニット
上に可視標識灯を用いることなしに本方式を夜間使用す
ることができる。
GaAsパルス受信機35は、基準ユニット8内に設け
ることができる。
これを、時間測定回路および各砲に架装された簡単な1
つの逆反射鏡とともに用いれは、基準ユニットによって
砲の射程を決定することができる。
本発明の他の1つの態様においては、基準ユニット上の
GaAs送信機が、垂直に取付けられた1つの直角プリ
ズムによって置き換えられてもよい。
この場合には1つのGaAs送信機が、各砲のユニット
受信機に付設され、かつのぞき穴が設けられている。
この方式は、前述の態様と同様に作動する。
基準ユニットにおける前記の直角プリズムが回転して、
そのプリズムの入射面が基準ユニツトと砲とを結ぶ線に
垂直な角位置を通過するとき、砲から送信されるGaA
sパルス基準ユニツトの受信機に反射し返され、しかし
てそれによって生ずる信号が前述のように用いられる。
プリズムの使用は、広範囲の鉛直角にわたる逆反射性を
付与する。
このプリズムも特許請求の範囲の回転装置の概念に含む
ものである。
慣用の回路を付加することができるし、またこの方式は
、砲制御方式の一部または一般測量用としての、距離計
として用いることができる。
以上、本発明を砲の心合せに適用した場合についてのみ
説明はしたけれども、本発明を他の諸要素、例えば船の
ジャイロコンパスにおける方位角の心合せにも等しく適
用し得ることは勿論である。
この場合には、基準ユニットを例えば港口における岸を
基地として配置されたユニツトとすることが便利であろ
う。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明を砲の心合せに適用した場合の実施の
態様の一例を示す説明用の図面で:第1図は基準ユニッ
トに対する砲の位置を示す略線図、第2図は基準ユニッ
トの機械的配置を示す略線図、第3図は基準ユニットお
よび受信機ユニットを包含する各要素のブ寵ツク線図、
第4図は受信機ユニットの光学部分を示す略線図、第5
図(シ一ト1)は微修正の状態を示す略線図、第6図は
本発明の他の一特徴を示すブロック線図である。 8・・・・・・基準ユニット、9・・・・・・砲(要素
)、12,13・・・・・・基準ユニットを構成する副
ユニット、15・・・・・電動機、17・・・・・・ク
ーンテーブル、24・・・・・・レーザーユニット(回
転装置)、25・・・・・・角度データ発生装置、30
・・・・・・データ送信装置(ビーコン)、31・・・
・・・反射鏡、35・・・・・受信機ユニット、36・
・・・・・光学受信機素子、37・・・・・・計数器ユ
ニット、38・・・・・・局部発信器、40・・・・・
・表示器ユニット、46,47・・・・・・光ダイオー
ド、50・・・・・・コンパレーク、51・・・・・・
信号発生器、θ・・・・・・基本角、ψ・・・・・・標
的方位角、φ・・・・・・標的基準角。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 既知の方位に心合せされるように適合せしめられた
    基準ユニットと、垂直軸の周りに一定速度で回転するよ
    うに前記基準ユニット上に取付けられ高度に照準された
    灯光ビームを送信する回転装置と、前記垂直軸上におい
    て前記基準ユニットに取付けられ、前記回転装置の増分
    角運動を表示するために一定時間間隔でパルス信号を発
    信するとともに、前記回転装置の基準方位通過を示すた
    めの光パルス信号を発信するデータ送信装置と、このデ
    ータ送信装置に各パルス信号を送るための角度データ発
    生装置と、前記方位の心合せされるべき要素に取付けら
    れ前記灯光ビームに応答して心合せすべき角度を算出す
    る受信機ユニットとを有し、この受信機ユニットは、光
    軸が前記基準ユニットに指向され灯光ビームおよび前記
    データ送信装置からのパルス信号を受信する光学受信機
    と、前記回転装置が基準方位を通過したときのパルス信
    号が光学受信機により検知されると、その時を基準とし
    て前記データ送信装置から一定間隔で発せられる光パル
    ス信号数を計数するとともに、前記光学受信機が最初の
    灯光ビームを受信すると前記データ送信装置からのパル
    ス信号数の計数を停正し、光学受信機の最初の灯光ビー
    ム受信後は灯光ビームのパルス数を計数し、前記両計数
    値の和に基づいて前記基準方位に対する要素の逆方位照
    準角を算出する計数装置とを備え、この逆方位照準角に
    標的方位角を加味して前記要素を反覘させて心合せする
    ようにしたことを特徴とする方位心合せ装置。 2 既知の方位に心合せされるように適合せしめられた
    基準ユニットと、方位心合せされるべき要素に取付けら
    れた灯光ビーム発信機からの灯光ビームを反射する回転
    装置と、前記垂直軸上において前記基準ユニットに取付
    けられ前記回転装置の増分角運動を表示するために一定
    時間間隔でパルス信号を発信するとともに、前記回転装
    置の基準方位通過を示すための光パルス信号を発信する
    データ送信装置と、このデータ送信装置に各パルス信号
    を送るための角度データ発生装置と、前記方位の心合せ
    されるべき要素に取付けられ前記灯光ビームに応答して
    心合せすべき角度を算出する受信機ユニツトとを有し、
    この受信機ユニットは、光軸が前記基準ユニットに指向
    され前記回転装置によって反射された灯光ビームおよび
    前記データ送信装置からの光パルス信号を受信する光学
    受信機と、前記回転装置が基準方位を通過したときの光
    パルス信号が光学受信機により検知されると、その時を
    基準として前記データ送信装置から一定間隔で発せられ
    る光パルス信号数を計数するとともに、前記光学受信機
    が最初の灯光ヒームを受信すると前記データ送信装置か
    らのパルス信号数の計数を停止し、光学受信機の最初の
    灯光ビーム受信後は灯光ビームのパルス数を計数し、前
    記両計数値の和に基づいて前記基準方位に対する要素の
    逆方位照準角を算出する計数装置とを備え、この逆方位
    照準角に標的方位角を加味して前記要素を反覘させて心
    合せするようにしたことを特徴とする方位心合せ装置。
JP48031343A 1972-03-17 1973-03-17 ホウイシンアワセソウチ Expired JPS581391B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
CA137,317*7A CA975157A (en) 1972-03-17 1972-03-17 Gun alignment and control system

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Publication Number Publication Date
JPS4912698A JPS4912698A (ja) 1974-02-04
JPS581391B2 true JPS581391B2 (ja) 1983-01-11

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ID=4092661

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JP48031343A Expired JPS581391B2 (ja) 1972-03-17 1973-03-17 ホウイシンアワセソウチ

Country Status (7)

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US (1) US3881824A (ja)
JP (1) JPS581391B2 (ja)
AU (1) AU469003B2 (ja)
CA (1) CA975157A (ja)
DE (1) DE2311962C2 (ja)
FR (1) FR2176784B1 (ja)
GB (1) GB1420647A (ja)

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AU5334873A (en) 1974-09-19
CA975157A (en) 1975-09-30
JPS4912698A (ja) 1974-02-04
US3881824A (en) 1975-05-06
DE2311962C2 (de) 1983-11-10
FR2176784B1 (ja) 1978-02-10
FR2176784A1 (ja) 1973-11-02
GB1420647A (en) 1976-01-07
AU469003B2 (en) 1976-01-29

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