JPS58138328A - 養魚池における酸素溶解方法 - Google Patents

養魚池における酸素溶解方法

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JPS58138328A
JPS58138328A JP2225482A JP2225482A JPS58138328A JP S58138328 A JPS58138328 A JP S58138328A JP 2225482 A JP2225482 A JP 2225482A JP 2225482 A JP2225482 A JP 2225482A JP S58138328 A JPS58138328 A JP S58138328A
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JP
Japan
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water
oxygen
fish pond
liquid phase
outside air
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JP2225482A
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English (en)
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肇 田辺
進 河島
俊明 小島
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Hokusan Co Ltd
Original Assignee
Hokusan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は魚類の養殖場とか虹鱒の卿化場といった養魚池
にろって、当該養水に所要量の酸素ガスを溶存させるた
めの方法に関する。
従来から給水設備、養殖設備類等の破損や供給水の水質
悪化、水温の上昇、さらには魚類の新陳代謝が増大化す
るなどの各種原因により、養水中の溶存酸素に不足を来
す事態が発生し、この不足酸素を適時供給する必要がめ
る。
しかし従来この楠の酸素ガス溶解方法としては、養魚池
底部等に設けた多孔分散板から養水中に空気を赦免する
ようにしたり、豊水の表面を機械的に攪拌させたり、ま
た豊水全体を攪拌させる方法や、さらにはポンプを用い
て水を空気中に飛散させる湯気式溶解法等が単独または
組合わされて実施されている。
ところが上記の如き機械的攪拌方法によるときは、養魚
に外傷を会わせる危険が大であり、また湯気式の場合も
養魚池の正常な水流に大きな影響を与えること\なるだ
けでなく、空気の溶解に際し酸素と同時に窒素の過飽和
溶解をも生じ、当該窒素が人間の場合における潜函病の
如き悪影響を魚類に与えるとと\なる。
そこで空気ではなく高濃度の酸素を用いることが既に実
施されているが、これを養水に溶解する手段としては、
養魚池とは別に酸素溶解ユニットを設備し、こ\で高濃
度溶解水を調整した後、これを養魚池の底部に供給する
ことが行なわれている0 しかし、当該手段によるときは養魚池とは別にユニット
設置のスペースを必要とするだけでなく、酸素ガスを高
濃度に溶解するための設備に可成りの費用をかけねばな
らない0 そこで簡易に酸素を供給するため、前記空気用の多孔分
散板を用いることが考えられるが、養魚池はその水面が
空気に開放されているため、吹き込まれた酸素ガスは豊
水に溶解されるもの\、溶解されなかった酸素がそのま
\空気中に放散されてしまい、高価な酸素ガスを無益に
消尽してしまうこと\なり、その実用化は困難でるる。
本発明は上記の如き諸般の事情に鑑み検討されたもので
、養魚池に外気遮断壁を適切に設けることにより、余分
のスペースをとることなく安価な設備費によって酸素を
供給し得ると共に、酸素ガスの無駄な消費を絶滅し、さ
らに必要とする酸素ガスを、簡易な制御手段を用いるこ
とにより、適量たけ供給し得るようにし、以て最適溶存
酸素条件を常に満足できるようになし、もちろん魚類を
外傷から安全に守り得るようにするのが、その目的であ
る。
本願に係る第1発明の特徴とするところは、養魚池の所
望箇所に外気遮断壁を設けることにより、当該外気遮断
壁内に上位気相水封室と、養魚池内の侵入養水による下
位液相部とを形成し、上記の上位気相水封室または下位
液相部lこ6要濃度の酸素ガスを供給することにある。
これを図面によって、さらに詳記すれば、第1、第2図
に塾って+11は養魚池を示し、給水口(2)から養魚
池+11に流入した養水(3)は排水口(4)から流出
して、同地(1)内には矢印A方向への流水が形成され
ている。
か\る養魚池illにあって、図示例ではその長手方向
中央部に外気遮断壁(5)が適宜の手段により取着され
るが、図示例では箱状の外気遮断壁(5)が、その開口
(5)′ を下位にした倒立状態にて養水(3)中に浸
漬されており、かくて同II 15+内には上位気相水
封室(6)と、豊水(3)たる侵入水により形成される
こと\なる。
そして第1図にあっては、酸素ガス供給系(8)の供給
口(8)′が外気連断II 151の天井部+51“に
貫設されており、図示されていない酸素ガス源からの酸
素ガスが酸素調圧器(9)、開閉バルブalt介して、
供給口(8)′から上位気相水封室(6)へ供給される
ようになっている0 従って上記の如く酸素ガスを供給すれば、当該ガスは上
位気相水封室(6)内に封入された状態にあって酸素溶
解界面(7)′から養水(3)に溶解し、当該溶解が進
行することによって、同室(6)の内圧が低下して下位
液相部(7)の水位が上昇すること\なり、同室(6)
内の酸素量が低下すれば、酸素ガス供給系(8)の開閉
バルブa1を開成して同室(6)内に酸素ガスを補供す
ればよく、もちろんこの際下位液相部(7)の水位は下
降するとと\なるが、当該酸素ガスは同液相部(7)に
より同室(6)に封入された状態を保持させるのでろり
、このため前記酸素調圧器(9)の調整圧を予め所定値
に設定しておくのがよく、かくて当該酸素ガスは外気遮
断壁(5)の外側へ漏出しないことへなる。
こ\で第2図の(b)は上記の如き養魚池(1)におけ
る養水(3)の溶存酸素量分布状Sを示し、給水口(2
)から空気を飽和状態に溶存した養水が供給された後、
流水の進行方向に沿って次第に、溶存酸素量は消尽され
ていくが、外気遮断壁(5)を設けた酸素溶解域Bにあ
って、酸素ガスが供与されることにより、その溶解量が
急激に増大し、以後は排水口(4)に向は次第にその溶
解量が低減する分布となる。
尚こ\で実際上養魚池+11の深さHは、虹鱒の評化場
では50cm程度であり、前記酸素溶解界面(7)′に
は、それまでの水深h1に相当するヘッドが加わってお
り、従って外気遮断壁(5]の水深h2奢大きくとって
hlを充分な値にすれば、上位気相水封室(6)の内圧
が大となって酸素溶解の点で有利となるが、前記の如く
Hが比較的深くないので、h、にも自ら限度があり、ま
た下位液相部(7)の水深り、は短かければ短かいt’
tど酸素の溶解は良好となる。
またh4は養魚池(1)の底部と外気遮断部(5)の開
口部(5)′  との間隙長を示しているが、当咳h4
が小さい場合には、流水の通過断面積が小となるため、
酸素ガスが溶解した下位液相部<′I)の拡散という点
で有利となるが、その反面養水が酸素に接触する時間は
短かくなるので、単位養水量に対する酸素溶解量が減少
することになり、従って、魚の種類によって所宜のh4
を設定すること\なる。
次に第3図に示す実施例にあっては、酸素ガス供給源α
υが図示されているたけでなく、上位気相水封室(6)
には液面検知センサQzが配設されており、さらに同セ
ンサQ3に接続されたコントローラa3によって酸素ガ
ス供給系(8)に設けた制御弁C14)が開閉制御され
るようになっており、上位気相水封室(6)に供給され
た酸素ガスが養水(3)溶解して、酸素ガスが養水(3
)に溶解して、酸素溶解界面(7)′ たる下位液相部
(7)の水位が上昇した際、当該水位を液面検知センサ
a2が検知し、当該検知信号により作動するコントロー
ラαJの出力信号により、制御弁α七を開成し、これに
より自動的に酸素ガス供給源Iから上位気相水封室(6
)に酸素ガスを供給し得るようにしたもので、かくて豊
水には所要酸素ガスが所定溶存量となるよう供与される
よう、にしである。
こ\で第4図にめっては、外気遮断壁1f)I +5]
・・・・・を養魚池(1)の長手方向に所要複数個たけ
設けるようにした場合を示している。
さらに第5図の実施例にめっては、フロートコントロー
ラQl’ から1錘(Isが垂下gk輪を介して外気遮
断壁+51 [51・・・・−から上位気相水封室(6
)、下位液相部(7)そして養水(3)へ垂下されてい
ると共に、同垂下条四の枢支点−′に浮子助が枢着され
ており、同図にあって浮子aηが酸素溶解界面(7)′
に追随して上方へ回動し、当該水位がノ)イレベルHL
Iこ違した際に、フロートコントローラa3′からの出
力信号により開閉弁αやを開成し、同浮子aηが点線の
如く降下して、ローレベルLLを検知することによりフ
ロートコントロー11’ によって開閉弁a411に閉
塞し、酸素ガスの供給が遮断されるように構成されてい
るOこれに対し16図に示した実施例にあっては、コン
トローラ<13に標準電極1lo8と、ハイレベル電極
@OR’ 、およびローレベル電極線avを重接したも
ので、これらの電極線(至)(財)′o8“にエリハイ
レベルHLとローレベルLLとt検知することにより、
コントローラIにより開閉弁Q41を開閉制御して、酸
素ガスの供給を0N−OFF制御するようにしている。
さらに第7図の実施例では、圧力コントローラ(13“
に圧力センサ(La’ を設け、当該圧力センサ07J
′ を上位気相水封室(6)に配置することによって、
下位液相部(7)の水位によることなく、上位気相水封
室(6)の圧力によって、圧力コントロ−9(13“に
よる開閉弁α脣の制御を行なうようにしている。
次1こ第8図の実施例では酸素ガス供給系(8)の供給
パイプ(8)“を外気遮断壁面に貫設して上位気相水封
室(6)から下位液相部(7)に垂設すると共に、供給
口(8j′の直前に制御開閉弁a9を設け、当該開閉弁
四に枢着した浮子t2ItT位液相部(7)の水位に追
随せしめ、同浮子翰が71イレベルHLt検知すること
によって、制御開閉弁四ヲ閉成し、同浮子翰がローレベ
ルを検知することで、同開閉弁a9を閉成し、これによ
って適時酸素ガスの供給1に断続制御できるようにしで
ある0本願に係る第1発明では、上記実施例によって具
現される通り、上位気相水封室(6)を下位液相部(7
)によって外気と遮断し、同室(6)tたは同液相部(
7)に酸素ガスを供与するようにしたから、養魚池(1
)以外に酸素ガス溶解のための装置を設ける必要がなく
、従って余分なスペースを必要としないのはもちろん、
同溶解装置の設置により養魚池の有効容積を低減するこ
ともなく、シかも溶解設備に多大の設備費を投入するこ
とも不要となり、溶解のために供給した酸素ガスは無駄
に消散することなく、その全量を養水に溶解することが
でき、従来法のように機械的に養水を拡拌したり流水の
方向を変向させる如き支障がないので、魚に外傷を発生
させたり、養魚に対する不本意な抵抗を与えるといった
間層も解消される0 さらに第2の発明によれば、養水の溶存酸素に適応して
、簡易な制御機構により酸素ガスを適時供給または遮断
することができ、酸素の利用率を向上させ得ること\な
り、1il16−m−ゆ発生音阻止し得るから養魚の正
常な発育を助長することができる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1発明に係る酸素溶解方法を実施する
ために用い得る装置例の施された養魚池を示す縦断正面
説明図、第2図の(a)は第1図の要部平面図、同図の
(b)は同養魚池の養水溶存酸素量分布状態説明図、第
3図は本願の第2発明に係る方法の実施に用い得る装置
例の施された養魚池を示す縦断正面説明図、第4図は当
該養魚池の他実施例による略示平面図、第5図乃至第8
図は同上第2発明に係る養魚池の各種例を示した縦断正
面説明図である。 (1)・・・・・・ 養魚池 (3)・・・・・・ 豊水 (5)・・・・・・ 外気遮断壁 (6)・・・・・・ 上位気相水封室 (7)・・・・・・ 下位液相部 (8)−・・・等・ 酸素ガス供給系 特許出願人 代理人 弁理士  井 藤   誠

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 養魚池の所望箇所に外気遮断壁を設けることに
    エリ、当該外気遮断壁内に上位気相水封室と、養魚池内
    の侵入養水による下位液相部とを形成し、上記の上位気
    相水封室または下位液相部に所要濃度の酸素ガスを供給
    するようにしたことを特徴とする養魚池における酸素溶
    解方法O +21  II魚池の養水には所定方向への流動が付与
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の養魚池における酸素溶解方法。 (3)  養魚池の所望箇所に外気遮断壁を設は−るこ
    とにエリ、当該外気遮断壁内に上位気相水封室と、養魚
    池内の侵入養水による下位液相部とを形成し、上記の上
    位気相水封室または下位液相部−こ所要濃度の酸素ガス
    を供給するに際し、上位気相水封室内のlI素ガス圧ま
    たは下位液相部の水位を検知し、当該検知結果に基づい
    て前記酸素ガスの供給を断続制御するようにしたことを
    特徴とする養魚池における酸素溶解方法。
JP2225482A 1982-02-15 1982-02-15 養魚池における酸素溶解方法 Pending JPS58138328A (ja)

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