JPS58138199A - 電磁型スピ−カ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁型スピーカーに関するもので耐高大力、
耐高温度にすぐれ生産効率の良いスピーカー全提供する
ことを目的としている。

従来のダイナミック型スピーカーは、鉄芯に永久磁石が
固定されて磁気回路を構成し、永久磁石の近辺位置のエ
アギャップには振動板に取り付けられたコイルが配設さ
れている。コイルに電流を流すとコイルは振動板と直焚
方向に力を受け、それに伴ない該振動板が変位し音が発
生する。

ところがこの従来構成においては、コイルは質量の関係
であまり巻数を多くすることができないため、効率を上
げるためにはエアギャップの磁束密度を高めるため該エ
アギャップの１ｕ１１１４を極力小さくする必要がある
０しかし、この場合コイルは振動板と直交方向に動くた
め間隔の小さいエアギャップではコイルと鉄芯が接触し
適正な動作を妨げてしまうという問題があった。

このため効率のよいスピーカーは不良率が必然的に高く
なるという問題点があった。また、コイルの放熱状態も
あまり良くないため、高い入力電流が入った場合は、コ
イルが高温度になり損傷を招いてしまうという問題もあ
った。

本発明は、こうした問題点を解決すべく提案されるもの
であり、以下図面に従い実施例を説明する。

本発明は、振動板２に磁極の向きが直角になるようにマ
グネットｌを取り付け、該マグネット１の近辺適宜位置
に芯がマグネット芯と一致するようにリング状コイル３
を配設したことを要旨とする。

動作原理全説明するとコイル３に電流を流すと永久磁石
１は振動板２に直交する方向（矢印方向）に変位しそれ
に伴ない振動板２が変位し音が発生するのである。コイ
ル３に交流を流せば交流に比例して振動板２が振動する
こととなることはいう壕でもない。

以上のごとき構成の本発明においてはコイル３は固定さ
れているので巻数を多くすることができるため、スピー
カーの効率を上げることが可能となる。また、コイル３
には放熱のための加工をすることも可能となり、高入力
、高温度状態になっても損りｎ招くことはない０次に、
ダイナミック型スピーカーにあるようなエアギャップが
ないため振動板２が大きく動いても永久磁石ｌがコイル
３に接触するという事態を避けることができる。

ダイナミック型スピーカーの場合、エアギャップは１ｍ
ｍ程度より小さくがいと必要な効率が得られないため、
生産上の歩止りの感化はまぬがれないが、本発明におい
ては永久磁石１とコイル３の間は３ｍ位あってもよく上
記歩止りの向上を図ることができることとなった。

なお、本発明における振動板２の材質は従来のものと特
に異ならしめなくともスピーカーとしての性能には影響
がない。

第２図や第６図は、他の実施例を示しているが、第３図
、第４図はヘッドホン用として適しており、第４図、第
６図は振動板口径２０ｍｎ以下に向いている。第５図は
可動鉄片型のものである。

このように本発明に係る発明は、生産上の歩止りが良い
と共に生産上の自動化も可能な構成であり、耐高大力、
耐高温度がすぐれ、軽量化を図ることができる構成であ
り、更に振動系とコイルの分離も可能構成の電磁型スピ
ーカーとすることができることとなった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る電磁型スピーカーの実施例の縦
断面図。第２図〜第６図は他の実施例の縦断面図。 図中　１：永久磁石 ２：振動板 ３：コイル ４二間隙 ５：鉄芯 ６：鉄板 ７：フレーム Ａ−Ａ’：芯位置線 特許出願人 株式会社　ミタチ音響製作所 （５）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 振動板に磁極の向きが直角になるようマグネット芯取り
   付け、該マグネットの近辺適宜位置に芯がマグネット芯
   と一致するようにリング状コイルを配設したことを特徴
   とする電磁型スピーカー。