JPS58137301A - 同軸共振器 - Google Patents
同軸共振器Info
- Publication number
- JPS58137301A JPS58137301A JP1910182A JP1910182A JPS58137301A JP S58137301 A JPS58137301 A JP S58137301A JP 1910182 A JP1910182 A JP 1910182A JP 1910182 A JP1910182 A JP 1910182A JP S58137301 A JPS58137301 A JP S58137301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- dielectric constant
- permittivity
- conductor
- coaxial resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P7/00—Resonators of the waveguide type
- H01P7/04—Coaxial resonators
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小形でかつ高安定な温度特性をもつ誘電体装荷
同軸共振−に関するものである。
同軸共振−に関するものである。
従来、この種の誘電体装荷同軸共振器として、二開口の
一端短絡、一端躇紋の174波長Oものを第1図の断面
図に示す。図中、[は外導体を兼ねたケースt2は中心
・導体3を外導体IK保持させる高誘電率誘電体である
・この種の共振器の勢価回路紘、第21!IOの等価回
路に示したように、インダクタンスLとキャパシタンス
Cの並列共振回路で表される。この共振器の長さlは次
式で表される。
一端短絡、一端躇紋の174波長Oものを第1図の断面
図に示す。図中、[は外導体を兼ねたケースt2は中心
・導体3を外導体IK保持させる高誘電率誘電体である
・この種の共振器の勢価回路紘、第21!IOの等価回
路に示したように、インダクタンスLとキャパシタンス
Cの並列共振回路で表される。この共振器の長さlは次
式で表される。
1把λg/43.i、、e、1
4 f近r ″″−(1)
但しt λg;共振器の管内波長 C;光速f;共振
周波数 cr;比誘電率従って、この同軸共振器
に比誘電率#rが10以上と大きな誘電体を用いること
Kより共振器長ノを短くし小形にすることができる。
周波数 cr;比誘電率従って、この同軸共振器
に比誘電率#rが10以上と大きな誘電体を用いること
Kより共振器長ノを短くし小形にすることができる。
一方、この誘電体装荷同軸共振器は、高誘電率誘電体2
が中心導体3或いはケースlに直接接着剤等により接着
されている。
が中心導体3或いはケースlに直接接着剤等により接着
されている。
しかし、この構成は導体と高誘電率誘電体との一様な固
着が難しく、シばしば固着むらを生じ、その結果高誘電
率誘電体2と中心導体3又は外導体1間に微少なギャッ
プを生じ、このギャップが同軸共振器の等価誘電率に与
える影響は極めて大きい。例えば、比誘電率5r=39
のセラミック焼成体による高誘電率誘電体を用いた場合
は第3図の特性図に示すようになる。第3図に示したよ
うに、このギャップGと共振器の直径すとの比および等
価比誘電率g r/の関係は、G/b−0付近で等価比
誘電率の変化量が最も大きくなっていて。
着が難しく、シばしば固着むらを生じ、その結果高誘電
率誘電体2と中心導体3又は外導体1間に微少なギャッ
プを生じ、このギャップが同軸共振器の等価誘電率に与
える影響は極めて大きい。例えば、比誘電率5r=39
のセラミック焼成体による高誘電率誘電体を用いた場合
は第3図の特性図に示すようになる。第3図に示したよ
うに、このギャップGと共振器の直径すとの比および等
価比誘電率g r/の関係は、G/b−0付近で等価比
誘電率の変化量が最も大きくなっていて。
たとえギャップの変化が極めて微少であっても同軸共振
器の等価誘電率を着しく変化させる。すなわち、ギャッ
プが微少であればそれだけ温度、振動等の環境条件が変
化した場合、ギャップのわずかな変化による等価誘電率
変動も大きくなり、その結果、同軸共振器の共振周波数
を着しく変動させるため、この同軸共振器をフィルタ等
に応用した場合の大きな問題点となっていた。
器の等価誘電率を着しく変化させる。すなわち、ギャッ
プが微少であればそれだけ温度、振動等の環境条件が変
化した場合、ギャップのわずかな変化による等価誘電率
変動も大きくなり、その結果、同軸共振器の共振周波数
を着しく変動させるため、この同軸共振器をフィルタ等
に応用した場合の大きな問題点となっていた。
本発明の目的は、以上の欠点を解決するために中心導体
わるい紘外導体部分に高誘電率誘電体が直接接触せずに
一定の間隔をもたせるように低誘電率の誘電体スペーサ
を挿入することにより、温度特性を改善した同軸共振器
を提供することにあるO 本発明の構成は、所定長さの中心導体とこの中心導体の
外周に設けられた外導体との間に高誘電率誘電体を挿入
した同軸共振器において、前記高誘電率誘電体の誘電率
より低い誘電率の誘電体により形成されたスペーサを、
前記高誘電率誘電体と前記中心導体、前記外導体あるい
はこれら両者との間に挿入して、前記高誘電率誘電体が
これら各導体の少くとも1つと直接接触しないようにし
たことを特徴とする。
わるい紘外導体部分に高誘電率誘電体が直接接触せずに
一定の間隔をもたせるように低誘電率の誘電体スペーサ
を挿入することにより、温度特性を改善した同軸共振器
を提供することにあるO 本発明の構成は、所定長さの中心導体とこの中心導体の
外周に設けられた外導体との間に高誘電率誘電体を挿入
した同軸共振器において、前記高誘電率誘電体の誘電率
より低い誘電率の誘電体により形成されたスペーサを、
前記高誘電率誘電体と前記中心導体、前記外導体あるい
はこれら両者との間に挿入して、前記高誘電率誘電体が
これら各導体の少くとも1つと直接接触しないようにし
たことを特徴とする。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第4図(a) −(c) 、第5図(a)〜(e)
[6図(a) 〜(e)はそれぞれ本発明の実施例の断
面図である。図中、第1図の同じ番号社同−構成要素を
示し%414’15、5’、6.6’は低誘電率の誘電
体スペーサを示す。このスペーサとしては、誘電率gy
が2〜3程度と低いテフロンなどが用いられる。
[6図(a) 〜(e)はそれぞれ本発明の実施例の断
面図である。図中、第1図の同じ番号社同−構成要素を
示し%414’15、5’、6.6’は低誘電率の誘電
体スペーサを示す。このスペーサとしては、誘電率gy
が2〜3程度と低いテフロンなどが用いられる。
第4図(a)は高誘電率誘電体iと外導体1との間に、
その高誘電率誘電体2と同じ長さの低誘電率誘電体スペ
ーサ4を挿入したもの、第4図伽)紘同じ高誘電率誘電
体2と中心導体3との間に挿入したもの、第4図(e)
は同じ高誘電率誘電体2と中心導体3及び外導体lとの
間に挿入したものを示す。
その高誘電率誘電体2と同じ長さの低誘電率誘電体スペ
ーサ4を挿入したもの、第4図伽)紘同じ高誘電率誘電
体2と中心導体3との間に挿入したもの、第4図(e)
は同じ高誘電率誘電体2と中心導体3及び外導体lとの
間に挿入したものを示す。
第5図(&)は高誘電率誘電体2が同軸共振器の短絡面
に接触しないように低誘電率誘電体スペーサ5゜5′を
外導体との間に挿入したもの、第5図(b)a同様のス
ペーサ5.5′を事中心導体3との間に挿入したもの、
第5図(a)B同様に中心導体3及び外導体1との間に
挿入したものである。第6図(a)杜上下、二つの低誘
電率誘電体スペーサ6.6′を外導体1との間に挿入し
たもの、第6図(b)は同様に中心導体3との間に挿入
したもの、第6図(e)は同様のスペーサ6.6′を中
心導体3及び外導体1との間に挿入したものを示す。
に接触しないように低誘電率誘電体スペーサ5゜5′を
外導体との間に挿入したもの、第5図(b)a同様のス
ペーサ5.5′を事中心導体3との間に挿入したもの、
第5図(a)B同様に中心導体3及び外導体1との間に
挿入したものである。第6図(a)杜上下、二つの低誘
電率誘電体スペーサ6.6′を外導体1との間に挿入し
たもの、第6図(b)は同様に中心導体3との間に挿入
したもの、第6図(e)は同様のスペーサ6.6′を中
心導体3及び外導体1との間に挿入したものを示す。
この実施例の具体例として、比誘電率39の高誘電率誘
電体を用いてこの誘電体と導体との間隔を同軸共振器の
直径010%にしたときの温度変化(−50℃〜+50
℃)VC対する等価比誘電率を計算すると、導体と誘電
体の熱膨張係数の差を17 [ppm/d@g]とした
とき、等価比誘電率は4.6となり、温度変化に拘らず
一定の値となる。すなわち、導体と高誘電率誘電体とを
直Il接触しないようにすることにより、温度特性の高
安定な共振器が得られる。
電体を用いてこの誘電体と導体との間隔を同軸共振器の
直径010%にしたときの温度変化(−50℃〜+50
℃)VC対する等価比誘電率を計算すると、導体と誘電
体の熱膨張係数の差を17 [ppm/d@g]とした
とき、等価比誘電率は4.6となり、温度変化に拘らず
一定の値となる。すなわち、導体と高誘電率誘電体とを
直Il接触しないようにすることにより、温度特性の高
安定な共振器が得られる。
本発明によれば、低誘電率誘電体スペーサを挿入しであ
るが、導体部及び高誘電率誘電体との固着は低誘電率誘
電体で行なわれるために、固着むらによって生じる微少
なギャップに起因する等価誘電率の温度変動を小さく抑
えることができ、高安定な温度特性を有する誘電体装荷
同軸共振器が得られる。
るが、導体部及び高誘電率誘電体との固着は低誘電率誘
電体で行なわれるために、固着むらによって生じる微少
なギャップに起因する等価誘電率の温度変動を小さく抑
えることができ、高安定な温度特性を有する誘電体装荷
同軸共振器が得られる。
なシ、この実施例は一端短絡、一端開放の同軸共振器に
ついて説明したが、両端短絡或いは両端開放の同軸共振
器に適用しても全く同様の効果が得られる。
ついて説明したが、両端短絡或いは両端開放の同軸共振
器に適用しても全く同様の効果が得られる。
以上述べたように、高誘電率誘電体を充填した同軸共振
器において、高誘電率誘電体が同軸線路の中心導体又は
外導体、あるいはその両者と直接接触しないように誘電
率の低い誘電体より作られるスペーサを挿入することに
より、固着むらによつて生じる同軸共振器の等価誘電率
の温度変動を小さく抑えることができ、高安定な温度特
性を有する同軸共振器が得られる。
器において、高誘電率誘電体が同軸線路の中心導体又は
外導体、あるいはその両者と直接接触しないように誘電
率の低い誘電体より作られるスペーサを挿入することに
より、固着むらによつて生じる同軸共振器の等価誘電率
の温度変動を小さく抑えることができ、高安定な温度特
性を有する同軸共振器が得られる。
第1図は従来の誘電体装荷同軸共振器の断面図。
第2図は一端短絡、一端開放の174波長同軸共振器の
等価回路図、第3図は導体と誘電体間のギャップと等価
比誘電率の関係を示す特性図、第4図(a)、 (b)
、 (@)、第5図(a)、 (b)、 (e)、第6
図(a)、(b)。 (tl)は本発明の第1〜第9の実施例を示す断面図で
ある。図にシいてl・・・・・・外導体を兼ねたケース
、2・・・・・・高誘電率誘電体、3・・・・・・中心
導体、4t4’t5、5’、 6.6’・・・・・・低
誘電率誘電体スペーサである。 第1閏 第2閉 第3図
等価回路図、第3図は導体と誘電体間のギャップと等価
比誘電率の関係を示す特性図、第4図(a)、 (b)
、 (@)、第5図(a)、 (b)、 (e)、第6
図(a)、(b)。 (tl)は本発明の第1〜第9の実施例を示す断面図で
ある。図にシいてl・・・・・・外導体を兼ねたケース
、2・・・・・・高誘電率誘電体、3・・・・・・中心
導体、4t4’t5、5’、 6.6’・・・・・・低
誘電率誘電体スペーサである。 第1閏 第2閉 第3図
Claims (1)
- 所定長さの中心導体とこの中心導体の外周に設けられた
外導体との間に高誘電率誘電体を押入した同軸共振器に
おいて、前記高誘電率誘電体の誘電率より低い誘電率の
誘電体により形成されたスペーサを、前記高誘電率誘電
体と前記中心導体、前記外導体あるいはこれら両者との
間に挿入して前記高誘電率誘電体がこれら各導体の少(
とも1つと直**触しないようにしたことを特徴とする
同軸共振器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1910182A JPS58137301A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 同軸共振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1910182A JPS58137301A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 同軸共振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58137301A true JPS58137301A (ja) | 1983-08-15 |
JPS6325722B2 JPS6325722B2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=11990080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1910182A Granted JPS58137301A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 同軸共振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58137301A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1760824A1 (en) * | 2005-09-06 | 2007-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Temperature compensation of combline resonators using composite inner conductor |
EP3852190A4 (en) * | 2018-09-12 | 2022-06-15 | Kyocera Corporation | RESONATOR, FILTER AND COMMUNICATION DEVICE |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54154958A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | High frequency filter |
JPS553583U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5140513A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-05 | Sanyo Electric Co | Hikudojikunogairyokunyoru seikaitenhokoteishisochi |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1910182A patent/JPS58137301A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54154958A (en) * | 1978-05-29 | 1979-12-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | High frequency filter |
JPS553583U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-10 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1760824A1 (en) * | 2005-09-06 | 2007-03-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Temperature compensation of combline resonators using composite inner conductor |
WO2007028458A1 (en) * | 2005-09-06 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Temperature compensation of combline resonators using composite inner conductor |
EP3852190A4 (en) * | 2018-09-12 | 2022-06-15 | Kyocera Corporation | RESONATOR, FILTER AND COMMUNICATION DEVICE |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6325722B2 (ja) | 1988-05-26 |
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