JPS58136916A - タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 - Google Patents
タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法Info
- Publication number
- JPS58136916A JPS58136916A JP1734182A JP1734182A JPS58136916A JP S58136916 A JPS58136916 A JP S58136916A JP 1734182 A JP1734182 A JP 1734182A JP 1734182 A JP1734182 A JP 1734182A JP S58136916 A JPS58136916 A JP S58136916A
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- JP
- Japan
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- tar
- gas
- tar sand
- heated
- pump
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G7/00—Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
- F23G7/05—Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste oils
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
方法に関するものである。
タールサンド・ビチューメンはカナダ,ペネウ
ズエ丁,米国などにおいて産出される超重質原油で,自
噴採油またはポンプ採油などにより採油され,砂,塩分
,スラノジ,水分などは簡易除去されている。
噴採油またはポンプ採油などにより採油され,砂,塩分
,スラノジ,水分などは簡易除去されている。
従来の重油燃焼ボイラは第1図に示すように。
燃料04,噴霧媒体05および燃焼用空気06がバーナ
02より燃焼炉Ol内に投入されて燃焼し,排ガス07
となって炉外に排出される。
02より燃焼炉Ol内に投入されて燃焼し,排ガス07
となって炉外に排出される。
一方,ボイラ給水08はボイラ伝熱管03に供給され.
燃焼ガスによって加熱され,蒸気09となる。
燃焼ガスによって加熱され,蒸気09となる。
このような従来の燃焼装置において上記タールサンド・
ビチューメンを燃焼させる場合.次のような問題点があ
り,従来タールサンド・ビチューメ/はそのままでは燃
料として有効に利用できないとされていた。
ビチューメンを燃焼させる場合.次のような問題点があ
り,従来タールサンド・ビチューメ/はそのままでは燃
料として有効に利用できないとされていた。
(1)流動点が高く,常温では流動しない。
(2) 動粘性係数が高く,配管輸送するためにはあ
る程度加熱する必要がある。
る程度加熱する必要がある。
(3) バーナで燃焼するためには.さらに加熱する
必要があるが.温度を上げるとメタン.エタンなどの可
燃性ガスが多量に発生し,燃料配管内に蒸気が発生し、
失火の原因となる(ペイパロノク現象を生じる)。
必要があるが.温度を上げるとメタン.エタンなどの可
燃性ガスが多量に発生し,燃料配管内に蒸気が発生し、
失火の原因となる(ペイパロノク現象を生じる)。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、タールサンド
・ビチューメンをほぼ生焚きに近い状態で燃焼すること
ができる燃焼方法を提供することを目的とし、その要旨
は、タールサントビチー−メンを燃焼させるにあたり、
上記タールサンド・ビチューメンを加熱・加圧したのち
減圧フラノン−させることにより溶存ガスを分離除去し
、同溶存ガスを分離除去したタールサンド・ピチーーメ
ンを噴霧可能な温度まで加熱昇温しでバーナより噴霧燃
焼させることを特徴とするタールサンド・ピチューメン
の燃焼方法にある。
・ビチューメンをほぼ生焚きに近い状態で燃焼すること
ができる燃焼方法を提供することを目的とし、その要旨
は、タールサントビチー−メンを燃焼させるにあたり、
上記タールサンド・ビチューメンを加熱・加圧したのち
減圧フラノン−させることにより溶存ガスを分離除去し
、同溶存ガスを分離除去したタールサンド・ピチーーメ
ンを噴霧可能な温度まで加熱昇温しでバーナより噴霧燃
焼させることを特徴とするタールサンド・ピチューメン
の燃焼方法にある。
そして本発明によれば、従来有効に利用されていなかっ
たタールサンド・ピチューメンを簡単な装置を、負荷す
るだけで容易に燃焼させることができ、また、極めて安
定した状態で燃焼させることができるものである。
たタールサンド・ピチューメンを簡単な装置を、負荷す
るだけで容易に燃焼させることができ、また、極めて安
定した状態で燃焼させることができるものである。
以下本発明の第1実施例を第2図および第8図に基づい
て説明する。
て説明する。
51はタールサンド・ビチューメ/で、砂。
塩分、スラッジ、水分等は簡易除去された超重質原油で
あり、カナダ、ベネズエラ、米国などに産し、自噴採油
、ポンプ採油などの方法で採油される。流動点が20〜
25℃と高いので、常温では流動しない。温度−動粘度
特性を第8図に示す。産地によって異なるが20℃で8
800cstと高いものもあり、配管輸送するためには
40〜lOO℃(1000〜500cst )まで加熱
する必要がある。またバーナで噴霧燃焼するためには7
0〜21O℃(1(10〜10 asも)程度に加熱す
る必要があることが研究により確認された。
あり、カナダ、ベネズエラ、米国などに産し、自噴採油
、ポンプ採油などの方法で採油される。流動点が20〜
25℃と高いので、常温では流動しない。温度−動粘度
特性を第8図に示す。産地によって異なるが20℃で8
800cstと高いものもあり、配管輸送するためには
40〜lOO℃(1000〜500cst )まで加熱
する必要がある。またバーナで噴霧燃焼するためには7
0〜21O℃(1(10〜10 asも)程度に加熱す
る必要があることが研究により確認された。
52は燃料タンクで、タール芭/ド・ビチューメン51
を貯溜し、配管輸送可能な40〜100℃の温度に加熱
するためのヒータ58を有し。
を貯溜し、配管輸送可能な40〜100℃の温度に加熱
するためのヒータ58を有し。
同ヒータ58はボイラ78で発生した蒸気75を使用し
てタールサンド・ビチューメン51を加熱する。
てタールサンド・ビチューメン51を加熱する。
54は加温されたタールサンド・ピチューメン、55は
タールサンド・ビチューメン54を加圧(5〜10kg
/a′11)シてフラソンユタンク56へ供給するポン
プである。
タールサンド・ビチューメン54を加圧(5〜10kg
/a′11)シてフラソンユタンク56へ供給するポン
プである。
° フラッシュタンク56においてタールサンド・ビチ
ューメン54は減圧フラッ/ングされ(5〜tokg/
c++Iの減圧)加熱されたタール54に華存している
ガス57成分を分離する。
ューメン54は減圧フラッ/ングされ(5〜tokg/
c++Iの減圧)加熱されたタール54に華存している
ガス57成分を分離する。
分離されたガス57はガス輸送ポンプ58゜ガスタンク
59を経て売却用ガス60となる。
59を経て売却用ガス60となる。
61はフラノン−タンク56内に〜1置されたヒータ、
50は溶存ガス成分除去後のタール。
50は溶存ガス成分除去後のタール。
62は売却用タール、68は燃焼用タールでガス成分除
去後のタール50のうち一部がバーナ71へ送給される
。
去後のタール50のうち一部がバーナ71へ送給される
。
バーナ71まての経路には、ポンプ64.加熱器65
(ヒータ66内蔵)、ポンプ67が設置dされている。
(ヒータ66内蔵)、ポンプ67が設置dされている。
68は燃焼用タール、69は圧力媒体、70は燃焼用空
気で、バーナ71へ供給される。72は燃焼炉、73は
ボイラ、74はボイラ給水、75はボイラ蒸気、76は
燃焼排ガスである。
気で、バーナ71へ供給される。72は燃焼炉、73は
ボイラ、74はボイラ給水、75はボイラ蒸気、76は
燃焼排ガスである。
以上のような装置においてタールサンド・ビチューメン
51は燃料タンク52に貯溜され。
51は燃料タンク52に貯溜され。
ヒータ58で配管輸送可能な温度(40〜lOO′C)
に加熱する。加熱されたヒータ54をポンプ55で5〜
10kg/cal加圧し、フラッシュタンク56で減圧
フラッジ=させ上記の加熱されたタール54中に溶存し
ているガス57の成分を分離する。
に加熱する。加熱されたヒータ54をポンプ55で5〜
10kg/cal加圧し、フラッシュタンク56で減圧
フラッジ=させ上記の加熱されたタール54中に溶存し
ているガス57の成分を分離する。
上記ガス57はガス輸送ポンプ58でガスタンク59に
輸送し、売却用ガス60とされる。
輸送し、売却用ガス60とされる。
溶存ガス成分除去後のタール50の一部は燃焼用タール
6Bとし、残りは売却用タール68とされる。燃焼用タ
ール68は加熱器65内のヒータ66で噴霧可能な温度
(70〜210℃)まで加熱し、ポンプ67で加圧後、
空気などの圧力媒体69とともにバーナ71で噴霧燃焼
される。またボイラ78で発生した蒸気75の一部は各
ヒータ58,61.66の加熱源や圧力媒体69として
利用される。
6Bとし、残りは売却用タール68とされる。燃焼用タ
ール68は加熱器65内のヒータ66で噴霧可能な温度
(70〜210℃)まで加熱し、ポンプ67で加圧後、
空気などの圧力媒体69とともにバーナ71で噴霧燃焼
される。またボイラ78で発生した蒸気75の一部は各
ヒータ58,61.66の加熱源や圧力媒体69として
利用される。
以上の結果法のような効果を得ることができる。
ア)フラツシングにより原料タール51中に溶存するガ
ス57成分を簡単な装置で分離できるので、タールサン
ド・ビチューメンをほぼ生徒ぎのままで燃焼する事が可
能となった。
ス57成分を簡単な装置で分離できるので、タールサン
ド・ビチューメンをほぼ生徒ぎのままで燃焼する事が可
能となった。
(加熱だけでもある程度ガスを分離できるが。
加圧フラッシングによりガス分離性能を向上させること
ができる。) イ)簡易装置を付加するだけで原料タール51の燃焼が
可能となるので、原産地での利用が促進される。
ができる。) イ)簡易装置を付加するだけで原料タール51の燃焼が
可能となるので、原産地での利用が促進される。
ハ)副生物として取扱いの容易な売却用ガス60や売却
用タール62を得ることができる。。
用タール62を得ることができる。。
次に本発明の第2実施例を第4図に基づいて説明する。
121はガス輸送ポンプ、122は圧力媒体でバーナ7
1へ送給される。
1へ送給される。
第4図中の符号50〜68.70〜76は、前記第1実
施例を示す第2図中の符号50〜68.70〜76とほ
ぼ同様な構成であり説明を省略する。
施例を示す第2図中の符号50〜68.70〜76とほ
ぼ同様な構成であり説明を省略する。
本実施例が前記第1実施例と異なる点は、前記第1実施
例(第2図)のシステムに、ガス輸送ポンプ121を追
加し1分離されたガス成分57の一部をバーナ71の圧
力媒体122とした事である。
例(第2図)のシステムに、ガス輸送ポンプ121を追
加し1分離されたガス成分57の一部をバーナ71の圧
力媒体122とした事である。
このような構成とすれば次のような利点が得られる。
イ)分離されたガス成分を圧力媒体122として燃焼用
タール68を燃焼する事で煤塵発生量を1/2〜8/4
に低減できる。
タール68を燃焼する事で煤塵発生量を1/2〜8/4
に低減できる。
口)バーナ71での燃焼量を減じても、圧力媒体122
にガス成分を使用しているので、安定した燃焼が可能と
なる。
にガス成分を使用しているので、安定した燃焼が可能と
なる。
第1図は従来の燃焼装置の説明図、第2図は本発明の第
1実施例を示す流れ図、第8図は油の粘度・温度特性図
、第4図は本発明の第2実施例を示す流れ図である。 51・・・タールサンド・ビチューメン、52・・・燃
料タンク、58・61・66・・・ヒータ、55・58
・64・67・・・ポンプ、56・・・フラッシュタン
ク。 65・・・加熱器、71・・・バーナ。
1実施例を示す流れ図、第8図は油の粘度・温度特性図
、第4図は本発明の第2実施例を示す流れ図である。 51・・・タールサンド・ビチューメン、52・・・燃
料タンク、58・61・66・・・ヒータ、55・58
・64・67・・・ポンプ、56・・・フラッシュタン
ク。 65・・・加熱器、71・・・バーナ。
Claims (1)
- タールサンド・ピチューメンを燃焼させるにあたり、上
記タールサンド・ビチューメンを加熱・加圧したのち減
圧フラッシュさせることにより溶存ガスを分離除去し、
同溶存ガスを分離除去したタールサンド・ビチューメン
を噴霧可能な@度まで加熱昇温してノく−ナより噴霧燃
焼させることを特徴とするタールサンド・ビチューメ/
の燃焼方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1734182A JPS58136916A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1734182A JPS58136916A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136916A true JPS58136916A (ja) | 1983-08-15 |
Family
ID=11941349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1734182A Pending JPS58136916A (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60105817A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830421A (ja) * | 1971-08-24 | 1973-04-21 | ||
JPS5691121A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-23 | Babcock Hitachi Kk | Combusting apparatus |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP1734182A patent/JPS58136916A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4830421A (ja) * | 1971-08-24 | 1973-04-21 | ||
JPS5691121A (en) * | 1979-12-26 | 1981-07-23 | Babcock Hitachi Kk | Combusting apparatus |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60105817A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タ−ルサンド・ビチユ−メンの燃焼方法 |
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