JPS5813644A - 難燃性エチレン系重合体組成物 - Google Patents
難燃性エチレン系重合体組成物Info
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- JPS5813644A JPS5813644A JP11201381A JP11201381A JPS5813644A JP S5813644 A JPS5813644 A JP S5813644A JP 11201381 A JP11201381 A JP 11201381A JP 11201381 A JP11201381 A JP 11201381A JP S5813644 A JPS5813644 A JP S5813644A
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- JP
- Japan
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- ethylene
- butyl
- bis
- ethylene polymer
- compound
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高温での耐熱性にすぐれた難燃性エチレン系重
合体組成物に関する。
合体組成物に関する。
エチレン系重合体はすぐれた電気絶縁性を有するもので
、また放射線架橋、有機過酸化物架橋、及び特公昭11
8−1711号公報記載の発明に示されているシラン化
合物を用いるシラン架橋などの架橋手段によって高温熱
変形性を容易に改善しうるなど優れた性質を有するため
、従来より広く電気絶縁材料などに用いられているが、
可燃性である欠点を有している。
、また放射線架橋、有機過酸化物架橋、及び特公昭11
8−1711号公報記載の発明に示されているシラン化
合物を用いるシラン架橋などの架橋手段によって高温熱
変形性を容易に改善しうるなど優れた性質を有するため
、従来より広く電気絶縁材料などに用いられているが、
可燃性である欠点を有している。
この欠点をおぎなう方法としては、難燃化剤としてハロ
ゲン化合物とその相乗剤である三酸化アンチモンのごと
き重金属化合物の併用系が主として採用されてきた。
ゲン化合物とその相乗剤である三酸化アンチモンのごと
き重金属化合物の併用系が主として採用されてきた。
しかしながら、・・ロゲン化合物を配合した難燃合体組
成物に比べ、加熱老化特性などが低下する問題があった
。特に近年電気機器、車輌、自動車及び原子力発電所な
どの分野ではUL−94のV−0や、絶縁電線の場合U
L−62のvw−1などの高度な難燃試験に合格するも
のが要求されているが、このような高難燃性を付与する
ためには・・ロゲン化合物を多量配合しなければならず
、そうすると得られた組成物の加熱老化特性の低下が顕
著になる。
成物に比べ、加熱老化特性などが低下する問題があった
。特に近年電気機器、車輌、自動車及び原子力発電所な
どの分野ではUL−94のV−0や、絶縁電線の場合U
L−62のvw−1などの高度な難燃試験に合格するも
のが要求されているが、このような高難燃性を付与する
ためには・・ロゲン化合物を多量配合しなければならず
、そうすると得られた組成物の加熱老化特性の低下が顕
著になる。
本発明者らは難燃性エチレン系重合体組成物のこのよう
な欠点を解決するため種々検討した結果難燃化剤とじて
−・般式、。
な欠点を解決するため種々検討した結果難燃化剤とじて
−・般式、。
□
で表わされるハロゲン化合物と分子量が500以上のへ
5−ジー第う級ブチルー4−ヒドロキンフェニル基を有
する酸化防止剤との組合せ系が前記以外の酸化防止剤と
の組合せ系では該ハロゲン化合物の配合量の増加ととも
に組成物の耐熱老化性が低下し、また該ハロゲン化合物
以外のハロゲン系難燃剤と前記の分子量が5oo以上の
A5−ジー第5級ブチル−4−ヒドロキシフェニル基ヲ
有する酸化防止剤との組合せ糸では同様に低ドするのに
対して得られた組成物の耐熱老化性が酸化時止剤のみ配
合の場”合より向上するという全く新規な作用効果を発
揮する事実を知見した。本発明はこの新知見に基いて完
成したものである。
5−ジー第う級ブチルー4−ヒドロキンフェニル基を有
する酸化防止剤との組合せ系が前記以外の酸化防止剤と
の組合せ系では該ハロゲン化合物の配合量の増加ととも
に組成物の耐熱老化性が低下し、また該ハロゲン化合物
以外のハロゲン系難燃剤と前記の分子量が5oo以上の
A5−ジー第5級ブチル−4−ヒドロキシフェニル基ヲ
有する酸化防止剤との組合せ糸では同様に低ドするのに
対して得られた組成物の耐熱老化性が酸化時止剤のみ配
合の場”合より向上するという全く新規な作用効果を発
揮する事実を知見した。本発明はこの新知見に基いて完
成したものである。
ここで言うエチレン系重合体とはエチレンを主原料とす
る重合体を意味し、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレン・プロピレン共重合体などのエチレンとαオレ
フィンの共重合体、及ヒエチレン・プロピレン−ジェン
ターホリマーを言う。
る重合体を意味し、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレン・プロピレン共重合体などのエチレンとαオレ
フィンの共重合体、及ヒエチレン・プロピレン−ジェン
ターホリマーを言う。
また、本発明にて用いる前記一般式で示したハ゛ ロ
ゲン化合物の配合量をエチレン系重合体io。
ゲン化合物の配合量をエチレン系重合体io。
重量部に対して5〜90重量部とした理由は5重量部未
満の配合であれば組成物に難燃性の付与効果が低く、ま
た90重量部よシ多い配合量では得られる組成物の引張
強さ、伸びなどの機械的強度が著しく低下するようにな
るからである。
満の配合であれば組成物に難燃性の付与効果が低く、ま
た90重量部よシ多い配合量では得られる組成物の引張
強さ、伸びなどの機械的強度が著しく低下するようにな
るからである。
また分子量が500以上の)5−ジー第3級ブチル−4
〜ヒドロキシフエニル基を有する酸化防止剤の配合量を
エチレン系重合体100重量部に対して0.1〜10重
量部とした理由は0.1重量部未満の配合では組成物に
耐熱老化性付与効果が薄く、また10重量部以上では増
量による組成物の耐熱老化性の向上の効果かにぷいため
である。
〜ヒドロキシフエニル基を有する酸化防止剤の配合量を
エチレン系重合体100重量部に対して0.1〜10重
量部とした理由は0.1重量部未満の配合では組成物に
耐熱老化性付与効果が薄く、また10重量部以上では増
量による組成物の耐熱老化性の向上の効果かにぷいため
である。
本発明で用いる一般式、
で示されるハロゲン化合物を例記すると、)4゜5.6
−テトラブロモフタルイミド、う、 4.5,6−チト
ラクロロフタルイミド、3.4,5.6−チトラブロモ
フタルイミドアルキル、5,4,5.6−チトラクロロ
フタルイミドアルキル、N−(5,5−ジメチル−2,
4,6−ドリブロモフエニル)−5,11,5,6−テ
トラブロモフタルイミド、N、N’−(1,2−エチレ
ン)−ビス[3,4,5,6−テトラブロモフタルイミ
ド〕、N、N’ −(1,2−エチレン)−ビス〔5,
ヰ、5,6−テトラクロロフタルイミド〕、N、N’−
(1,4及び1,3−フェニレン)−ビス〔゛う、 I
J、 5.6−チトラブロモフタルイミドコ、N、N
l −(t 4及び1.3−フェニレン)−ビス[3,
4,5,6−チトラクロロフタルイミド〕、N、N’−
(メチレン−ジーP−フェニレン)−ビス[3,4,5
,6−チトラプロモフタルイミド〕、N、N’−(メチ
レン−ジーP−フェニレン)−ビス〔う、 4.5.6
〜テトラクロロフタルイミド〕、N、N′−オキシ−ジ
ーP−フェニレン)−ビス[5,4,5゜6−チトラプ
ロモフタルイミド〕、N、N1−(オキシ−ジーP−フ
ェニレン〕−ビス[3,11,5,6−チトラクロロフ
タルイミド〕、N、N’−(2,う、 5.6−テトラ
クロロ−P−キシリレン)−ビス〔うi 4.5゜6−
チトラクロロフタルイミド〕、N、N’−(2,1B。
−テトラブロモフタルイミド、う、 4.5,6−チト
ラクロロフタルイミド、3.4,5.6−チトラブロモ
フタルイミドアルキル、5,4,5.6−チトラクロロ
フタルイミドアルキル、N−(5,5−ジメチル−2,
4,6−ドリブロモフエニル)−5,11,5,6−テ
トラブロモフタルイミド、N、N’−(1,2−エチレ
ン)−ビス[3,4,5,6−テトラブロモフタルイミ
ド〕、N、N’ −(1,2−エチレン)−ビス〔5,
ヰ、5,6−テトラクロロフタルイミド〕、N、N’−
(1,4及び1,3−フェニレン)−ビス〔゛う、 I
J、 5.6−チトラブロモフタルイミドコ、N、N
l −(t 4及び1.3−フェニレン)−ビス[3,
4,5,6−チトラクロロフタルイミド〕、N、N’−
(メチレン−ジーP−フェニレン)−ビス[3,4,5
,6−チトラプロモフタルイミド〕、N、N’−(メチ
レン−ジーP−フェニレン)−ビス〔う、 4.5.6
〜テトラクロロフタルイミド〕、N、N′−オキシ−ジ
ーP−フェニレン)−ビス[5,4,5゜6−チトラプ
ロモフタルイミド〕、N、N1−(オキシ−ジーP−フ
ェニレン〕−ビス[3,11,5,6−チトラクロロフ
タルイミド〕、N、N’−(2,う、 5.6−テトラ
クロロ−P−キシリレン)−ビス〔うi 4.5゜6−
チトラクロロフタルイミド〕、N、N’−(2,1B。
5.6−テトラクロロ−m−キシリレン)−ビス〔う(
4,5,6−チトラクロロフタノルイミド〕、などがあ
る。 ′″□・′本発明にて用い
る分子量500以上で)5〜ジー1−ブチル伺−ヒドロ
キシフェニル基を有する化合物としては、1.3.5.
− )クーメチル−2,4゜6−トリス(5,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン(I
onox 33゜分子量γ61)、へ−+tメチレン
グリコールービス〔う。
4,5,6−チトラクロロフタノルイミド〕、などがあ
る。 ′″□・′本発明にて用い
る分子量500以上で)5〜ジー1−ブチル伺−ヒドロ
キシフェニル基を有する化合物としては、1.3.5.
− )クーメチル−2,4゜6−トリス(5,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシ−ベンジル)ベンゼン(I
onox 33゜分子量γ61)、へ−+tメチレン
グリコールービス〔う。
5−ジ−t−ブチル−4〜ヒドロキシーフエニルンプロ
ピオネート〕 (イルガノックス25つ、分子量639
)、6−(キーヒドロキシ−う、5−ジ−t−ブチルア
ニリノ)−2,11−ビス−オクチル−チオ−1,3,
5−)リアジン(イルガノックス56\分子量525
)、テトラキス〔メチレン−う(3゜5、−シーt−フ
チルー4−ヒドロキシ−フェニル)フロヒオネートコメ
タン(イルガノックス1010゜分子量1177)、2
,2−チオ〔ジエチル−ビス−3(5,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ−フェニル)’7’ロビオネ−”
)](イルガノックス1035、分子量643”)、オ
クタデシル−3(3゜5−ジー゛−ブチルー4吊−ヒド
・キシーフ”=−)プロピオネート(イルガノ5・ック
ス1o76、分子量531)、N、N’−へキサメチレ
ン−ビス(3,5−ジー 1−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナムアミド)(イルガノックス1098、
分子量6う7)、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキ7−ペンゾイルフォスフォリックアシドモノエ
チルエーテルのニッケル塩(イルガスタブ2002、分
子量71う)、トリス(5,5−ジ−t−ブチル−クー
ヒドロキシ−フェニル)インシアヌレート(グツドライ
ト31’lll、分子t 712)、トリスβ−(5,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)プロ
ピオニル−1キシエチル〕イソシアヌレート(グツドラ
イト3125、分子量1045)、N、N’−ビス−3
(う、5−ジ−t−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸ヒドラジド(分子量5531、などが一般
的に入手しやすぐ、耐熱性向上に有効である。カッコ内
には商品名と分子量を記した。
ピオネート〕 (イルガノックス25つ、分子量639
)、6−(キーヒドロキシ−う、5−ジ−t−ブチルア
ニリノ)−2,11−ビス−オクチル−チオ−1,3,
5−)リアジン(イルガノックス56\分子量525
)、テトラキス〔メチレン−う(3゜5、−シーt−フ
チルー4−ヒドロキシ−フェニル)フロヒオネートコメ
タン(イルガノックス1010゜分子量1177)、2
,2−チオ〔ジエチル−ビス−3(5,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシ−フェニル)’7’ロビオネ−”
)](イルガノックス1035、分子量643”)、オ
クタデシル−3(3゜5−ジー゛−ブチルー4吊−ヒド
・キシーフ”=−)プロピオネート(イルガノ5・ック
ス1o76、分子量531)、N、N’−へキサメチレ
ン−ビス(3,5−ジー 1−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナムアミド)(イルガノックス1098、
分子量6う7)、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキ7−ペンゾイルフォスフォリックアシドモノエ
チルエーテルのニッケル塩(イルガスタブ2002、分
子量71う)、トリス(5,5−ジ−t−ブチル−クー
ヒドロキシ−フェニル)インシアヌレート(グツドライ
ト31’lll、分子t 712)、トリスβ−(5,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−フェニル)プロ
ピオニル−1キシエチル〕イソシアヌレート(グツドラ
イト3125、分子量1045)、N、N’−ビス−3
(う、5−ジ−t−ブチルー4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸ヒドラジド(分子量5531、などが一般
的に入手しやすぐ、耐熱性向上に有効である。カッコ内
には商品名と分子量を記した。
また本発明のエチレン重合体組成物は電離性放射線を用
いる放射線架橋法、有機過酸化物などを用いた化学架橋
法及び特公昭1lcq、 8’−17’l ’1号公報
記載の発明に示されるシラン化合物を用いたシラン架橋
法などの架橋方法による架橋化も可能でるシ、それによ
シ組成物の加熱変形性の向上が可能である。
いる放射線架橋法、有機過酸化物などを用いた化学架橋
法及び特公昭1lcq、 8’−17’l ’1号公報
記載の発明に示されるシラン化合物を用いたシラン架橋
法などの架橋方法による架橋化も可能でるシ、それによ
シ組成物の加熱変形性の向上が可能である。
本発明の組成物には難燃化相乗剤としての三酸化アンチ
モンなどの重金属化合物の配合はもちろん、他の−・ロ
ゲン化合物難燃剤を得られる組成物の耐熱老化性の低下
が顕著でない範囲での併用が可能であシ、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウムのごとき含水無機物難燃剤
の併用も機械的強度の低下しない範囲内での併用が可能
である。
モンなどの重金属化合物の配合はもちろん、他の−・ロ
ゲン化合物難燃剤を得られる組成物の耐熱老化性の低下
が顕著でない範囲での併用が可能であシ、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウムのごとき含水無機物難燃剤
の併用も機械的強度の低下しない範囲内での併用が可能
である。
また紫外線吸収剤、金属不活性剤、着色剤、滑剤、安定
剤、ゴム・プラスチック用補強剤、充填剤、架橋剤、架
橋促進剤の配合が可能である。
剤、ゴム・プラスチック用補強剤、充填剤、架橋剤、架
橋促進剤の配合が可能である。
次に実施例を示しながら本発明の詳細な説明する。
N、N’−(1,11−フェニレン)−ビス(う、 4
.5.6−チトラプロモフタルイミド)の調整 1tのフラスコに加熱マントル、還流コンデン50tp
tlのエチルメW−解させたロア9のフェニレンジアミ
ンをこの中に注ぎ込み、攪拌しながら、80℃にて16
時間反応させた。生成した沈澱はろ過し、2度80℃エ
チルメチルケトンにて未反応物を溶解させることにより
精製した。この沈澱を150℃1時間加熱し、縮合反応
を完成した。こうして合成された化合物はこげ茶色の粉
末で、その熱的性質は450℃までに融点はなく、45
0℃にて分解がはじまる。収率は146%であった。
.5.6−チトラプロモフタルイミド)の調整 1tのフラスコに加熱マントル、還流コンデン50tp
tlのエチルメW−解させたロア9のフェニレンジアミ
ンをこの中に注ぎ込み、攪拌しながら、80℃にて16
時間反応させた。生成した沈澱はろ過し、2度80℃エ
チルメチルケトンにて未反応物を溶解させることにより
精製した。この沈澱を150℃1時間加熱し、縮合反応
を完成した。こうして合成された化合物はこげ茶色の粉
末で、その熱的性質は450℃までに融点はなく、45
0℃にて分解がはじまる。収率は146%であった。
実施例L2 比較例1〜10−
オープンロールにて材料温度が約130℃にて表−1に
記載した組成比の組成物の混線を行った。
記載した組成比の組成物の混線を行った。
続いて高温プレスにて160℃5分プレスし、1■厚の
シートを得た。これにI Mevの電子線を30Mra
d 照射し架橋を行った。
シートを得た。これにI Mevの電子線を30Mra
d 照射し架橋を行った。
こうして得られた架橋シートの特性を評価した。
燃剤を配合した組成の場合、ポリエチレンなどに酸化防
止剤として用いられている4、 q’−チオ−ビス(5
−メチル−6−t−プチルフ、エノール)及びゴム用酸
化防止剤として広く用いられているN。
止剤として用いられている4、 q’−チオ−ビス(5
−メチル−6−t−プチルフ、エノール)及びゴム用酸
化防止剤として広く用いられているN。
N1−ジ−β−ナフチル−P−フェニレンジアミン〔ジ
エチル−ビス−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート〕(商品名イルガノッ
クス1035)、テトラキス〔メチレン−5(5,5−
ジ−t−ブチル−キーヒドロキシ−フェニル)プロピオ
ネートコメタン(商品名イルガノックス1010)にか
わってもその事情はかわらない、一方、N、N’−(1
,4−フェニレン)−ビス(5,4,5,6−チトラプ
ロモフタルイミド)及びN、N’−エチレン−ビス(i
i4.気6−チトラプロモフタルイミド)を用いた場
合、q、t+’−チオ−ビス(3−7!チル−6−t−
ブチルフェノール) 及ヒN、N’−)−β−ナフチル
−P−フェニレンジアミンとの併用では、酸化防止剤の
みの場合と比べて加熱老化特性は低下するが、酸化防止
剤が分子量が500以上で5,5−ジー第3級ブチル−
14−ヒドロキシフェニル基を有するイルガノツクが見
られる。
エチル−ビス−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート〕(商品名イルガノッ
クス1035)、テトラキス〔メチレン−5(5,5−
ジ−t−ブチル−キーヒドロキシ−フェニル)プロピオ
ネートコメタン(商品名イルガノックス1010)にか
わってもその事情はかわらない、一方、N、N’−(1
,4−フェニレン)−ビス(5,4,5,6−チトラプ
ロモフタルイミド)及びN、N’−エチレン−ビス(i
i4.気6−チトラプロモフタルイミド)を用いた場
合、q、t+’−チオ−ビス(3−7!チル−6−t−
ブチルフェノール) 及ヒN、N’−)−β−ナフチル
−P−フェニレンジアミンとの併用では、酸化防止剤の
みの場合と比べて加熱老化特性は低下するが、酸化防止
剤が分子量が500以上で5,5−ジー第3級ブチル−
14−ヒドロキシフェニル基を有するイルガノツクが見
られる。
念のためにN、N’−(1,4−フェニレン)−ビス(
3,4,5,6−チトラプロモフタルイミド)及びN。
3,4,5,6−チトラプロモフタルイミド)及びN。
Nl−エチレン−ビス(5,4,5,6−チトラプロモ
フタルイミド)の酸化防止効果を調べたが、これら化合
物には顕著な酸化防止効果は見られなかった。
フタルイミド)の酸化防止効果を調べたが、これら化合
物には顕著な酸化防止効果は見られなかった。
これらのことより分子量が500以上の5,5−ジーg
う級ブチルー4−ヒドロキシフェニル基ヲ有する酸化防
止剤とN、N’ −(1,It−フェニレン)−ビス(
5,4,5,6−チトラプロモフタルイミド)などの該
・・ロゲン化合物の間には好まし部相乗効果が認められ
、エチレン系重合体の耐熱老化性が著しく改良されるこ
とが判ったっ 実施例5、比較例15〜17 次に、本発明を過酸化物架橋の難燃絶縁電線について確
認した。
う級ブチルー4−ヒドロキシフェニル基ヲ有する酸化防
止剤とN、N’ −(1,It−フェニレン)−ビス(
5,4,5,6−チトラプロモフタルイミド)などの該
・・ロゲン化合物の間には好まし部相乗効果が認められ
、エチレン系重合体の耐熱老化性が著しく改良されるこ
とが判ったっ 実施例5、比較例15〜17 次に、本発明を過酸化物架橋の難燃絶縁電線について確
認した。
表−2の組成比の組成を5t・(ン・(ジーにて混合し
た。ロールにてシート状にし、ペレタイズし、ペレット
状の組成物を得た。これを71%形押出機110℃であ
った。こうして得られた絶縁電線を200℃の硝酸カリ
ウム、亜硫酸ナトリウム、不肖酸す) IJウム混合物
(商品名トーレツク 東京応化社製)の溶融塩を満した
槽の中に浸漬し、3vdのチッ素加圧下で5分熱架橋し
た。
た。ロールにてシート状にし、ペレタイズし、ペレット
状の組成物を得た。これを71%形押出機110℃であ
った。こうして得られた絶縁電線を200℃の硝酸カリ
ウム、亜硫酸ナトリウム、不肖酸す) IJウム混合物
(商品名トーレツク 東京応化社製)の溶融塩を満した
槽の中に浸漬し、3vdのチッ素加圧下で5分熱架橋し
た。
その特性を表−2に併記した。この結果は本発明の好し
い特性向上効果は二酸化アンチモンを併用してもそぐわ
れるものではないことを示している。
い特性向上効果は二酸化アンチモンを併用してもそぐわ
れるものではないことを示している。
実施例5品はUL−125℃の加熱者イヒ試験規格の一
つ158℃、7日の規格にも充分合格し、力1つUL−
62高難燃試験vw−iにも合格する優れた特性を有す
るものである。
つ158℃、7日の規格にも充分合格し、力1つUL−
62高難燃試験vw−iにも合格する優れた特性を有す
るものである。
すなわち本発明はエチレン系重合体の耐熱者イヒ性を向
上して120℃以上の使用を可能にし、なおかつ優れた
難燃性を付与しうるという優れたものであるため、工業
的なメリットは極めて大きい。
上して120℃以上の使用を可能にし、なおかつ優れた
難燃性を付与しうるという優れたものであるため、工業
的なメリットは極めて大きい。
1)日本石油化学社製 8石しクスロンW−2000比
重0.92 !T1.1.1.0 2)三井石油化学社製 エバフレックス460比重0.
94 M、1.2.0 3)日本EPラバー社製 1i:Pl 1 比重0.
864)大向新興社製 ツクラック3005)大向
新興社製 ツクラックホワイト6)日本チバガイギ
ー社製 イルガノックス10357)日本チバガイギー
社製 イルガノックス10108)東洋曹達社製
DBDE 9)昭和油化社製 エラスレン110110)
コロンビアンカーボン社製 サイチックBT−9311
)日本油脂社製 バークミルD12)日本化成社製
TAIC
重0.92 !T1.1.1.0 2)三井石油化学社製 エバフレックス460比重0.
94 M、1.2.0 3)日本EPラバー社製 1i:Pl 1 比重0.
864)大向新興社製 ツクラック3005)大向
新興社製 ツクラックホワイト6)日本チバガイギ
ー社製 イルガノックス10357)日本チバガイギー
社製 イルガノックス10108)東洋曹達社製
DBDE 9)昭和油化社製 エラスレン110110)
コロンビアンカーボン社製 サイチックBT−9311
)日本油脂社製 バークミルD12)日本化成社製
TAIC
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (I) エチレン系重合体100重量部に対して一般
式、 第つ級ブチルー4−ヒドロキンフェニル基ヲ有スる化合
物を0.1〜10重量部配合したことを特徴とする難燃
性エチレン系重合体組成物。 (2) エチレン系重合体がポリエチレン、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、エチレン春エチルアクリレート
共重合体、エチレン・α−オレフィン共重合体、エチレ
ン・プロピレン・ジェンターポリマーの中から選ばれる
1種もしくは2種以上のブーΦ レンドであるところの特許請求の範囲第1項の難燃性エ
チレン系重合体組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201381A JPS5813644A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 難燃性エチレン系重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11201381A JPS5813644A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 難燃性エチレン系重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813644A true JPS5813644A (ja) | 1983-01-26 |
JPH0116263B2 JPH0116263B2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=14575779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11201381A Granted JPS5813644A (ja) | 1981-07-17 | 1981-07-17 | 難燃性エチレン系重合体組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813644A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241246A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 3−メチルブテン−1重合体組成物 |
JPS63146949A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 難燃性プロピレン系樹脂組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164628A (ja) * | 1982-09-28 | 1983-09-29 | Mitsuboshi Belting Ltd | 超高分子量ポリエチレン焼結体の製造方法 |
-
1981
- 1981-07-17 JP JP11201381A patent/JPS5813644A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58164628A (ja) * | 1982-09-28 | 1983-09-29 | Mitsuboshi Belting Ltd | 超高分子量ポリエチレン焼結体の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6241246A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 3−メチルブテン−1重合体組成物 |
JPS63146949A (ja) * | 1986-12-10 | 1988-06-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | 難燃性プロピレン系樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0116263B2 (ja) | 1989-03-23 |
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