JPS5813465B2 - エレベ−タ速度指令装置 - Google Patents

エレベ−タ速度指令装置

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JPS5813465B2
JPS5813465B2 JP52082298A JP8229877A JPS5813465B2 JP S5813465 B2 JPS5813465 B2 JP S5813465B2 JP 52082298 A JP52082298 A JP 52082298A JP 8229877 A JP8229877 A JP 8229877A JP S5813465 B2 JPS5813465 B2 JP S5813465B2
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elevator
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speed command
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安藤武喜
稲葉博美
黒羽弘晟
黒沢俊明
青木道雄
島清哉
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエレベータ速度指令装置に係り、特にエレベー
タの着床精度を良好にするための速度指令装置に関する
エレベータは目的階に正確に止める必要がある。
このため、特に減速時の速度指令は距離検出継電器で目
的階までの距離を検出し、この継電器回路により階段状
の速度設定電圧を発生させ、さらに快適な乗心地を得る
ために上記階段状指令を半導体回路等で滑らかとしてい
る。
上記回路の一例を第1図に示す。
第1図に示す構成は速度設定電圧発生回路G1、速度指
令回路G2、平滑回路G3およびエレベータ駆動用電動
機を制御するエレベータ駆動回路G4からなっている。
速度設定電圧発生回路G1は電源7に抵抗器8および9
を接続したものからなり、加速時は図示されない継電器
81〜Snがエレベータの階床運転条件によって定まる
数だけ付勢されるから、そのメイク接点S,a−Sna
が閉じ、抵抗器8の定められた値を短絡し、抵抗器9の
両端に速度設定電圧Viを発生させる。
エレベータが目的階に減速するときは、目的階よりの距
離に反動して加速時とは逆に継電器Sn=81が順次消
勢され、その接点Sna=81aが開き速度設定電圧V
iを階段状に減少させる。
速度指令回路G2は速度設定電圧Viの指令を受けてエ
レベータに要求される加速度曲線が得られるような速度
指令信号を発生させ、エレベータ乗心地を改善するもの
である。
このための回路構成の一例に、図示の如く演算増幅器を
用いて積分特性を利用するものがある。
すなわち、第1図における速度指令回路G2は入力抵抗
器3、入力と同極性の出力を生ずる演算増幅器1、入力
と逆極性の出力を生ずる演算増幅器2が抵抗器4を通し
て継続接続され、演算増幅器2には並列に帰還用コンデ
ンサ6、さらに演算増幅器2の出力から演算増幅器1の
入力に帰還用抵抗器5が接続きれている。
ここで、説明を簡単とするため、抵抗器3と5の抵抗値
は等しいものとする。
速度設定電圧Viと速度指令回路G2の出力電圧Vsの
関係を第2図に示す。
加速時の速度設定電圧Viはエレベータの加速度に関係
なく階段状に上昇する。
すると演算増幅器1は正方向に飽和する。
この電圧Vcが演算増幅器2に与えられると、その出力
電圧Vsは帰還用コンデンサ6の働きにより積分特性と
なり、 ここで、R4は抵抗器4の抵抗値 C6はコンデンサ6の容量 のように、時間tに対して一定勾配をもって上昇する。
この勾配はエレベータに要求される加速度(通常1m/
S2程度)となるように調整されている。
そして、Ivi1=lvs1となると、電圧Vcは零と
なってVsは一定に保たれる。
さらに、エレベータが走行し目的階に近ずくと、加速時
に付勢された81〜Snの継電器は、距離に応動してS
n−81の順に消勢されるから、速度設定電圧Viは階
段状に減少する。
電圧Viが減少すると、Vs>Viとなるので、演算増
幅器1の出力は負方向に飽和し、この電圧一Vcによっ
てlvslは第2図のように減少し、そのときの入力電
圧Viと一致すると電圧Vcは零となり,lvslはそ
の入力電圧と同じ値で保持される。
さらに、次の継電器が消勢され電圧Viが減少し、tV
S1も減少すると言うように順次電圧ViおよびIVS
1が小さくなって停止位置に達すると、電圧Viおよび
1vs1も零となってエレベータは停止する。
なお、ここで演算増幅器は2個で速度指令回路としてい
るため、入力電圧に対して出力電圧の極性が逆となって
いる。
平滑回路G3は速度指令回路G2の出力電圧をさらに平
滑してエレベータの乗心地を改善するもので、抵抗器1
0とコンデンサ11とからなっている。
ブロック12で示すエレベータ駆動回路G4は上記平滑
回路G3の出力信号を受けてエレベータを速度制御する
ためのものである。
詳細な説明は省略するが、この部分はどのような駆動方
式が用いられてもよい。
以上述べたように、第1図で示すような速度指令装置と
することにより快適な乗心地のエレベータを提供するこ
とができる。
しかしながら、演算増幅器にはその原理上オフセット電
圧が発生し、その値が使用環境条件によって変動するこ
とが知られている。
そのため、上記のような速度指令装置をエレベータに用
いると、そのオフセット電圧のために着床精度が悪くな
ると言う欠点がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、着
床精度を良好ならしめるエレベータ速度指令装置を提供
するにある。
この目的を達成するため、本発明は、減速途中から演算
増幅器等のようなオフセット電圧を生じる電気素子を含
む回路の使用をやめて、その代りに前記速度設定電圧V
iを使用するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明について詳細に説明する。
演算増幅器に発生するオフセット電圧は、その定格電圧
に較べれば非常に小さなもので、たとえばIC形の演算
増幅器では最大0.3%程度である。
そのため、IC形の演算増幅器の定格使用電圧でエレベ
ータ速度540m/minを制御しようとすると、上記
オフセット電圧による誤差速度は約1.6m/minに
相当し、この誤差速度がエレベータ運転時、常に外乱と
して電動機速度指令信号に与えられることになる。
ところで、一般的なエレベータにおいて、オフセット電
圧のような外乱が印加されたときの着床誤差はおおむね
第3図に示すようになる。
この図は誤差速度が生じている指令信号により減速制御
し、減速途中で誤差速度のない正規の指令に切替えて減
速制御を行なったときの着床誤差を、切替え時点のエレ
ベータ速度V。
をパラメータとして示したものである。
たとえば,第3図においてV。
=Om/minの条件は、速度が零になるまで誤差速度
を含む速度指令で減速停止させた場合の着床誤差であり
、上記のように1.6m/minの誤差速度がある場合
には、約50mm程度の着床誤差が発生することを示し
ている。
したがって、従来方式ではエレベータとしての条件5m
m以内を大きく越えてしまい問題である。
また、Vo=t2,48.84m/minの条件は、そ
れぞれエレベータ速度が減少して、その値となったとき
誤差速度の含まない速度指令に切替えた場合であり、エ
レベータとしての着床誤差変動を5mm以内とするため
には、エレベータ速度50mlmin程度で誤差速度の
含まない速度指令に切替える必要がある。
本発明の一実施例を第4図に示す。
構成は第1図で示した従来例とほぼ同等であるが、本実
施例では検出回路G5と切替接点回路G6が新たに付加
されている。
RVはエレベータ減速時の所定時点で付勢される継電器
であり、その接点は切替接点回路G6で示すように接続
されている。
Ryaは継電器Ryのメイク接点、Rybは継電器Ry
のブレイク接点を示す。
なお,第4図は減速設点電圧viと切替接点回路G6の
出力電圧vtの極性が異なる場合を示しているが、回路
方式によってはこれら電圧■iとv1を同一極性とする
ことは可能であり、その場合の接点構成はさらに簡単と
なる。
さて、エレベータの加速および減速の途中まで,は第4
図に示すようにv,=V8である(Rybが閉路、Ry
aが開路であるから)。
しかし、エレベータの減速時、図示されない継電器Dの
接点Dにより減速運転であることが記憶され.さらにエ
レベータ速度を条件とするためにここでは速度設定電圧
を発生させるための継電器S4のブレイク接点S4bを
用いてエレベータの速度を定め、この両者の条件が成立
したとき継電器Ryを付勢させるようにしておく。
継電器Ryが付勢されると,その接点Ryaは閉路し、
接点Rybは開路するから、平滑回路G3の入力には誤
差速度を含まない指令信号として速度設定電圧viが与
えられ,この階段状の指令が平滑回路G3を通してエレ
ベータ駆動回路G4の入力となり、壬レベータはさらに
減速して停止する。
このときの速度指令の様子を第5図に示す。
エレベータの加速および減速途中まではV,=V5で、
時点Xでvt=Viに切替えられることになる。
このように速度指令が速度設定電圧viに切替えられる
と,平滑回路G3を通ることになるが、速度指令回路G
2がある場合に較べて、乗心地が若干悪くなることは当
然である。
そのため、乗心地の面からは切替え時点をできるだけ停
止寸前で行なうようにするとよいが、前記したように着
床誤差変動を小さくするにはできるだけ高い速度のうち
に切替えなければならない。
そのため、両者をほぼ満足させるために.一般的なエレ
ベータでは速度約50m/min程度で切替えるとよい
なお、速度指令が速度設定電圧に切替わった後で、階段
状電圧指令のためエレベータの乗心地が悪くなる現象を
改善する一方法として第6図に示す方式が考えられる。
この方式は、切替時点Xから停止までの速度指令となる
速度設定電圧の1階段当りの電圧変化を切替以前の電圧
変化よりも小さくするものである。
そのための回路方式は、速度設定電圧発生回路G1の抵
抗8を短絡するための継電器S′1〜s/,を付加する
のみで簡単に達成できる。
なお付加する継電器の数はエレベータ乗心地との関係で
任意に選択できる。
このような方式とすることによりエレベータ乗心地は大
幅に改善できる。
前記実施例では、前記エレベータ速度の条件を与える手
段として速度設定電圧発生用の継電器を用いて説明した
が、これは当然エレベータ速度を検出して与えてもよい
また、速度設定電圧viの発生を階段状に与える場合に
ついて述べたが、この電圧が連続的に変化するものであ
っても、そのときの速度指令回路G2は積分特性を持た
ず単に増幅器として、あるいは演算回路として、かつ微
少な遅れ特性を持つ回路として演算増幅器を用いている
場合においても本発明が適用されることは勿論である。
以上説明したように、本発明によれば、減速途中から演
算増幅器等のようなオフセット電圧を生じる電気素子を
含む回路の使用をやめて、その代りに速度設定電圧を直
接使用するようにしたので、オフセット電圧に起因する
着床誤差を低減し、着床精度を良好にすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるエレベータ速度指令装置の電気回
路図、第2図は第1図に示したエレベータ速度指令装置
における速度設定電圧と速度指令回路の出力電圧の関係
を示す特性図、第3図はオフセット電圧による誤差速度
と着床誤差の関係を示す特性図、第4図は本発明の一実
施例に係る工レベータ速度指令装置の電気回路図、第5
図は第4図に示したエレベータ速度指令装置における速
度設定電圧と切替接点回路の出力電圧の関係を示す特性
図、第6図は本発明の他の実施例に係るエレベータ速度
指令装置における速度設定電圧と切替接点回路の出力電
圧の関係を示す特性図である。 G1……速度設定電圧発生回路、G2……速度指令回路
、G3……平滑回路、G4……エレベータ駆動回路、G
,……切替検出回路、G6……切替接点回路、1,2…
…演算増幅器、3,4,5,8,9,10……抵抗器、
6,11……コンデンサ、7……電源、Ry……継電器
、S1a−Sna,Rya,Ryb,Da,S4b……
継電器接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 速度設定電圧発生回路と、この回路で発生する速度
    設定電圧を入力してエレベータ駆動回路に速度指令を与
    えると共にオフセット電圧を生じる電気素子を含む回路
    とを備えたエレベータ速度指令装置において、減速時、
    所定の時点に達すると前記電気素子を含む回路の出力を
    無効とし、前記速度設定電圧を前記エレベータ駆動回路
    に入力する切替装置を設けたことを特徴とするエレベー
    タ速度指令装置。 2 時許請求の範囲第1項において、前記電気素子は演
    算増幅器であることを特徴とするエレベータ速度指令装
    置。 3 特許請求の範囲第2項において、前記演算増幅器を
    含む回路が積分機能を有することを特徴とするエレベー
    タ速度指令装置。 4 特許請求の範囲第1項において、減速時における前
    記速度設定電圧が階段状電圧であるとき、前記所定の時
    点に達した後の速度設定電圧の1階段当りの電圧変化を
    、それ以前の1階段当りの電圧変化よりも小さくしたこ
    とを特徴とするエレベータ速度指令装置。
JP52082298A 1977-07-09 1977-07-09 エレベ−タ速度指令装置 Expired JPS5813465B2 (ja)

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