JPS58134026A - 抗菌組成物およびその製法と用途 - Google Patents

抗菌組成物およびその製法と用途

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JPS58134026A
JPS58134026A JP58016009A JP1600983A JPS58134026A JP S58134026 A JPS58134026 A JP S58134026A JP 58016009 A JP58016009 A JP 58016009A JP 1600983 A JP1600983 A JP 1600983A JP S58134026 A JPS58134026 A JP S58134026A
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    • A61K31/33Heterocyclic compounds
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    • A61K31/41Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with two or more ring hetero atoms, at least one of which being nitrogen, e.g. tetrazole
    • A61K31/425Thiazoles
    • A61K31/429Thiazoles condensed with heterocyclic ring systems
    • A61K31/43Compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula, e.g. penicillins, penems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌組成物およびその製法と用途に関し、さ
8らに詳しくは、相乗作用を有する複合組成物、その単
位投与形、および感染症患者を治療する為の該複合組成
物および単位投与形の使用に関する。
本発明の組成物は、活性成分としてアミジノペニシラン
酸、メシリナム鷹たけその薬理学上許容・111i”) しうる無毒性塩もしくはプロドラッグを式: で示される化合物まだはその薬理学上1Y「容しうる無
毒性塩もしくはプロドラッグと組み合せて、要すれば薬
理学上許容しうる担体および/または佐剤と共に含有す
る。
化合物(1)は、コードNn5Q26776としても知
られている。
本発明の組成物に含まれる両店性成分は、感染症患者の
治療に着用である。メシリナムおよびその塩とプロドラ
iSi、’?−は、たとえば英国特許第1,293.5
90号明細書に記載された様にして製造される。5Q2
6776およびその塩とプロドラッグは、たとえばベル
ギー国特許第887,428号明#lI 、liに記載
された様にしてflされる。
水門1ijll書において用いる「プロドラッグ」とい
う表現は、!11&に投与された時それぞれメシリナム
または5Q26776を形成するメシリナムまたは5Q
26776のあらゆる誘導体を、0:味する。
経r、+ 、lQす、に用いられる場合、該2種の活性
成分は4体内で加水分解可能なエステルの形で特に用い
られる。この様なエステルには、メシリナムまたは5Q
26776のカルボン酸J1(に形成されたアルカ/イ
ルオキシアルキルおよびアルコキシカルボニルオキシア
ルキルエステルが包含されるが、これらに限定されるも
のではない。しかし、Kaminskyおよび5elk
 によりJ、Med、Chem、第23 a第5 ’i
(1980年) K 記irx サレタSQ 2677
6のスルホ基に形成されたエステルまたは「ソフトドラ
ッグ」も本発明の範囲に同様に包含される。上記エステ
ルは、そのままで、あるいは無・ji171−の−E 
l’lI!学上fl容しうる酸との鳴として用いること
かできる。
式らに、メシリナムおよび5Q26776は、本発明の
組成物にそのままで、あるいは塩として含有させること
ができ、この様な組成物は非経口用途に特に適している
。2種の活性成分の適当な塩には、ナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、トリエチルアミン、ピペリジン、モ
ルホリン、シクロヘキシルアミン、モノおよびジェタノ
ールアミン、カルシウム、マグネシウム、ジベンジルエ
チレンジアミン、ベンジル−β−フェニルエチルアミン
およびプロ力イン塩、さらに酸性または基糸性を有する
他の抗生物質との塩が包含されるが、これらに限定され
るものではない。メシリナムおよび5Q26776は相
互に塩を形成することさえ可能であり、この場合、その
塩が組成物中の唯一の活性成分となる。SQ26776
は二基ζ(酸であるので、1つのカチオンまたは同一も
しくは異なる2つのカチオンと塩を形成することができ
る。好ましい1Sの中でも、アルカリ金属塩および塩基
性を有する他の抗生物質との塩もしくは2種の活性成分
間の塩が挙げられる。
メシリナムは、さらに薬理学上許容しうる酸(たとえば
塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、ナフタレンスルホン酸、クレン酸、マレイン酸な
ど)と塩を形成することかできる。
メシリナムと5Q26776を複合投与することにより
相乗効果が得られることは、この様な効果が見られる一
般に受は入れられた情況を考察しても全く予測できない
文献によれば、メシリナムで処理されたバクテリアはゆ
つ〈多細胞崩壊され、大きい球状になることが知られて
いる(Lund、F、およびTybring。
L、、Nature NewBiology  236
 (1972)135〜137 ; Melchior
、N、Ho、Blom、Jo、Tybring、L、お
よびBirch−Andersen、A、ActaPa
thol、Microbiol、5can、d、Sec
、B81 (1973)393〜407)。さらに、バ
クテリア乞SQ26776で処理するとニー:、1.長
い、ゆっくシと細胞崩壊するフィラメントに変換される
こ七が知られティる(第12回Internation
al Congressof Chemotherap
y (フローレンス、1981年)のSymposiu
m on Monobactamsで発表されたデータ
)。メシリナムおよび5Q26776の両番に関しては
、この特徴的なゆつぐシした細胞崩壊は非常に広い濃度
範囲で起こる。
メシリナムおよび5Q26776自身、またはそれらの
塩もしくはプロドラッグの混合物から成る本発明の組成
物でバクテリアを処理すると、非常に迅速にかつ激しく
細胞崩壊か起こることが見い出された。この烏11胞崩
壊は、バクテリア培養物に本発明の組成物を加えた後1
0〜15分で既に起こること、さらにこの様な迅速でか
つ激しい細胞崩壊は通常の生育培地(たとえばN I 
H液体培地、Dirco)における対数増殖Jυjにバ
クテリ−ア培養物がある時にも起こることは注目される
。本発明により達成される迅速で激しい細胞崩壊は、以
前には、バクテリアの細胞質膜中のPBPla+、:、
1′。
P B P l b (P B P〒Pen1cill
in bindingprotein)に特別な親和性
を有する特定のβ−ラクタム抗生物質を高濃度で用いて
バクテリア培養物を処理した時にのみ知られていた。従
って、独1シにはこれらl) B Pにわずかな親和性
しか持たず、独\yにはバクテリアのゆっくりした細胞
崩壊しか起こさない2種の抗生物質から成る組成物が非
常に迅速で激しい細胞崩壊を招くことは1きくべきこと
でめる。
複合1吏用の他の利点は、バクテリアの耐性種の発生傾
向が少くなることである。
本定明の組成物は、バクテリア感染の治療に有用な能の
抗生物質を含むことができる。
この様な他のβ−ラクタム抗生物質の中でも、ペニシリ
ンGまた■、アンピシリン、アモキシシリン、エピシリ
ン、カルベニシリン、クロキサシリベアズロシリン、フ
ルクロキサシリン、チヵルシリン、ネクシリン、ジクロ
フサシリン、メキサシリン、メチシリン、カルベニシリ
ン、セファロチン、セファロリジン、セファログリシン
、セファゾリン、セフアセドリル、セフメキシチベセフ
ァレキシン、セフオキサゾール、セファロニウム、“ま
たはこれらのプロドラッグ、これらβ−ラクタム抗生物
質もしくはこれらのプロドラッグの2種またはそれ以上
の混合物(たとえばアンピシリン/クロキサシリン、ア
モキシシリン/クロキサシリン、アンピシリン/フルク
ロキサシIJ 7、アモキシシリン/フルクロサシリン
ならびにチカルシリン/フルクロキサシリンおよびプロ
ドラッグを含む同様の組み合せ)が挙げられるが、これ
ら例示に限定されるものではない。
本発明の組成物に加えることができる他の抗生物質の例
としては、テトラサイクリン類(たとえばテトラサイク
リベオキシテトラサイクリベクロルテトラサイクリンお
よびロリテトラサイクリン)、スルホンアミド類(たと
えばスルファジアジン、スリファドキシン、スルファド
ロキサゾール、スル7アジミジン、スルファチアゾール
)、トリメトプリム、アミノグリコシドアミノシクリト
ール類(たとえばストレプトマイシン、ジヒドロストレ
プトマイシン、カナマイシヘケンタマイシペネメマイシ
ン、フラマイシン、アブラマイシン)、アミノシクリト
ール類(たとえばスヘクチノマイシン)、クロルアンフ
ェニコールフシジン酸、りンコマイシン、マクロリド類
(たトエハエリスロマイシン、チロシン、スピラマイシ
ン、オレアンドマイシン)、ノボビオシン、ポリミキシ
ン類(たとえばポリミキシンBおよびE)およびプリュ
ウロムチリン類(たとえばチアムリン)が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。
本発明の組み合せは、副作用の危険を少くできる様に投
与量を減少させて利用することができ、また、よシ敏感
でない菌株の治療にも有用である。
相乗効果は多数の菌株について観察されているが、ダラ
ム陰性菌、たとえばニジエリチア・コリ、サルモネラ、
ヘモフィルスおよびプロテウスについて持に興味深い。
インビzトロ実験では、最大の相乗効果を与える組成物
中の化合物の比は基質および種類の両者に依存すること
がわかった。
従って、動物または臨床実験では、両店性成分の最適化
はインビトロ実験での比とは異なっているかも知れず、
活性成分の吸収および排泄速度ならびに体液中での分布
は活性成分間の適当な比の選択に刻して重要な因子であ
ることは注意しなければならない。
本発明の組成物において、アミジノペニシラン酸とSQ
26776の比は1:100〜100:1である。この
範囲で好ましいのは多くの場合、1:10〜10:1で
あるが、治療すべき感染症および患者の症状に依存する
組成物中の活性成分の合計量は、組成物が固形で経口投
与に用いられる場合には組成物の10〜100%、液状
で注射に用いられる場合には0.5〜30%である。
本発明の組成物は、特に経口投与用に、さらに非経口ま
たは局所投与用に有用な組成物を得るため、抗生物質と
相互反応を起こさない固体または液体の薬理担体および
/または佐剤をさらに含むことができる。′1・ 経口、非経口省、たは局所投与に適した薬理学上許容し
うる無府性の、有機または無機の、固体、半固体または
液体の担体および/まだは佐剤としては、水、ゼラチン
、砂糖および砂糖アルコール、でんぷん、でんぷん誘導
体、セルローズおよびセルローズ誘導体、ステアリン酸
マグネシウムまたはカルシウム、タルク、天然または変
性の植物または動物性油脂、鉱油、ベンジルアルコール
、ガム類、ポリアルキレングリコール類、ポリビニル誘
導体、石油ゼリー、ユコアバダ−、ラノリン、浸透圧を
変える塩、緩衝剤、有機酸、炭酸塩などが例示でき、医
薬用の他の既知の担体および/または佐剤もすべて適し
ている。
本発明の組成物は、任意の薬剤形、たとえば崩壊錠、発
泡錠、徐放性錠、丸剤、糖衣錠、座薬また粉末に製剤さ
れ、また本発明の組成物は薬剤容器、たとえばカプセル
またはアンプルに充填でき、さらに懸濁液または軟膏に
ついてはビン、チューブまだは同様に容器に充填できる
本発明の他の目的は、感染症の治療に有利に用いること
ができる単位投与形を選択することである。
「単位投与形」とは、活性成分、または固体もしくは液
体担体もしくは希釈剤と混合された活性成分を含む物理
的に安定な単位の投与量として存在しながら容易に取り
扱いおよび包装ができる、患者に投与される単一の、す
なわち単独の投与形を意味する。
組成物が注射されるならば、活性成分の薬理学上許容し
うる水性まだは油性注射用溶液または分散液を含む密封
されたアンプル、バイアルまたは同様の容器を含んで単
位投与形が供給される。
゛感染症患者の治療に際しては、本発明の組成物は、活
性成分を上記の適当な割合で含む組成物を1日当り0.
2〜51/の投与量で有利に投与される。
適切には、日投与量は、たとえば錠剤の様な単位投与形
で与えられ、1〜2錠が1日2〜4回与えられる。
本発明に従ってヒトに使用される単位投与形は、メシリ
ナムおよび5Q26776、まだはその無毒性塩もしく
はプロドラッグから本質的に成る混合物0.05〜0.
51 fx含み、相乗作用を有する混合物を形成する両
店性成分の比はI:I00〜100:1、好ましくは1
:10〜10:1である。
たとえば、滅菌水2〜4d中に再生するために、必要な
佐剤と共にメシリナム100111gおよび5Q267
76カリウム塩100りを含むバイアルを非限定的に例
示することができる。成人には、この投与量が1日3〜
4回与えられる。
しかしながら、適当な投与量および回数は、患者の状態
、感染の性質によって変わシ、医師により決定される。
本発明によれば、単位投与形は、使用直前に適当な液体
(たとえば水、ソフトドリンク、ミルクまたは他の飲用
可能液体)に懸濁される乾燥粉末混合物の形であっても
よい。この投与の形は、小児治療に特に有用である。本
発明は、たとえば安定性の観点から選択された適当な薬
理担体中に懸濁した容易に使用できる活性成分の懸濁液
も包含する。
懸濁液では、メシリナムや一ステ・しを遊離′形または
わずかに溶解する塩(たとえばヨー化水素酸塩またはP
−)ルエンスルホン酸塩)として使用する。これらの例
は本発明を限定するものではない。
さらに本発明の単位投与形には、該単位投与形に含まれ
た組成物の有用性の範囲を増すのに役ケつ他の成分、た
とえば上述の他の抗生物質、スルファミル安息香酸誘導
体(投与された抗生物質の排泄を遅らせることができる
)などを含ませることができる。
加えて、本発明の単位投与形は、内核が必要な薬理佐剤
と共に1またはそれ以上の活性成分を含み、外層が適当
な佐剤と共に他の活性成分を含む錠剤の形であってもよ
く、またこの様な三層錠は半分のそれぞれが、成分間の
相互反応が生じない条件で、対応した成分を含む形でも
供給される。
本発明は、感染症患者の始原方法をも包含し、その様な
方法には次の様な態様がある:(1)感染症患者に本興
明の単位投与形を非経口的1:′: に投与する方法、 ・□ (2)咀者に本発明の単位投与形を経口的に投与する方
法、 (3)化合物(I)とメシリナムが1:100〜100
:1、好ましくは1:lθ〜10:1で含まれる相乗作
用を有する混合物を1日当り0.2〜5fの投与量で咀
者に投与する方法、 (4)化合物(I)またはその塩もしくはプロドラッグ
の薬理学上許容しうる量およびメシリナムまたはその塩
もしくはプロドラッグの薬理学上許容しうる量を体液内
で相乗作用する様に患者に同時に投与する方法、 (5)化合物CI)またはその塩もしくはプロドラッグ
の薬理学上許容しうる量およびメシリナムまだはその塩
もしくはプロドラッグの薬理学上許容しうる量を体液内
で相乗作用する様に順次投与する方法。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
メシリナム、5Q26776およびこの2種の化合物の
組み合せのインビトロ活性を次の実施例により示す。
A道菌活性 実施例1 ニジエリチア・コリ(Leo HA2 )に対するメシ
リナム(1μf/ml)、SQ26776(lpg/m
/)および両者の組み合せ(1+1μg/rnl)の抗
菌活性をプレートカウント法によシ決定した。
菌株を肉汁培地で一夜培養し、培養物を次の組成の液体
培地に接種して約100000(105)細胞/−のバ
クテリア濃度を得た: 酵母エキス      5g カゼイン加水分解物 15g デキストラーゼ    1g 塩化ナトリウム    2.5g L−シスチン     0.05g 水          1000m/ そして適当な濃度の抗生物質溶液を培養物に加えた。試
験管を37°Cで培養した。
培養物試料を種々の時間に採取し、コロニー形成単位(
CFU)として1rnl当シの細胞数をプレートカウン
ト法によシ決定した。試料を液体培地により希釈し、β
−ラクタマーゼ100 Leo単位/mlを含む溶融寒
天に46°Cで混合し、ペトリ皿に注いだ。
37°Cで一夜培養した後、コロニー形成単位数を数え
た。
第1図に示されている様に、E、Co11に対するメシ
リナム1μI///nl(第1図中、* −−−−−@
 MEC。
1μf/d)の効果は、コントロール培養物(第1図中
、・□・C0NTR0L)に比べて低い生長速度、それ
に続く1時間後の制菌効果であった。5Q26776 
1μm1/1nlc第1図中、o−oSQ。
xpy7mt)は制菌効果を有していた。
2種の化合物の組み合せ(第1図中、*−−−−*ME
C,+SQ、1+IPI/d)の結果は、初期細胞数に
比べてCFUで240分の1となる著しい殺菌効果を示
した。
実施例2 実施例1と同じ方法によシ、Klebsiella p
neumoniae(K、pneumonia 、 L
eo )1’F、 4 )の菌培養物を、37°Cで1
時間培養した後、適当な濃度の抗生物質を加え、メシリ
ナム、5Q26776および両者の組み合せの効果を決
定した。
第1図に示されている様に、Klebsiella p
neumoniae菌株に対するメシリナム1μf/−
の効果は、コントロール培養物に比べて低い生長速度、
それに続く安定相であった。5Q26776 1μg/
−の影響下では、最初の1時間にCFUのわずかな増加
があり、続いての第2時間口にはわずかな減少があった
メシリナム1μg/−と5Q26776 1μg/−の
組み合せの結果は、初期細胞数に比べてCFUで160
分の1という著しい殺菌効果を示した。
実施例3 実施例2と同じ方法によシ、Salmonel la 
typhi(S、typhi 、 Leo HN)  
の菌培養物に対するメシリナム、5Q26776および
両者の組み合せの抗菌効果を決定−した。
第1図に示さhている様に、Salmonella t
yphiに対するメシリ+ムIPII/mlの効果は、
コントロール培養物に比々千低い生長速度、それに続く
初期細胞数に比べてCFUで8分の1というわずかな殺
菌効果であった。
5Q26776 1μf/mlの効果は、CFUで20
分の1となるゆつくシした殺菌効果であった。
メシリナム1μfと5Q26776 1μf/ldの組
み合せは、最初の100000(105)細胞/lrJ
  から検出できないCFU、すなわち3CFU/m1
以下までになる即座の著しい殺菌効果を有していた。
メシリナムおよび5Q26776の種々の濃度における
殺菌活性 実施例4 すでに、メシリナムの殺菌効果はIPg/−付近の広い
範囲での濃度変化によシ影響を受けないことが報告され
て匹る(TybringおよびMelchior119
75年、Antimicrobial Agents 
andChemotherapy、8 H271〜27
6 )。
実施例1の手順を用いて、Klebsiella pn
eumoniae(Leo HI3)に対する殺菌効果
を濃度3pf/ml、1tbf/lnl、および0.3
μf/−について決定した。
試鹸した種々の濃度について、殺菌効果は同様であった
。最初の1時間でコントロール培養物に比べて低い生長
速度、続いて初期細胞数に比べてCFUで6分の1とい
う低い殺菌活性であった。
これらの結果は、@12回International
 congressof Chemotherapy 
(フローレンス、1981年)のSymposium 
on Monobactamsで発表されたデータと一
致している。
実施例1〜4の結果は、メシリナム1μQ/mlと5Q
26776 1μfの複合効果は単なる和ではなく、予
測でき□ない、非常に著しい初期役菌活性を示している
実施例5 メシリナム、SQ26776および両者の組み合せの抗
菌活性をバイオ分光分析により法定した。
バイオ分光計のキュベツト中でEscherichia
col i (Leo HA2 )を培養し、後期対数
増殖期(第2図中の矢印位置)の培養物に薬剤を加えた
。濁度の経時変化を記録した。
一夜培養した菌株をバイオ分光計中の液体培地(実施例
1参照)に接種し、37°Cで培養した。
後期対数増殖期、すなわちコントロール培養物が定常期
に入る1、5時間前の培養物に化合物を加えた。
濃度25 pl/ml  までのSQ26776の効果
はコントロール培養物に比べて菌生長のわずかな低下で
あった。
メシリナム30μf/lrJ  の添加の結果は、約1
0〜15分後のわずかな溶菌応答であった。さらに低い
濃度のメシリナムは、 E、coliに対して一層低い
効果を示すか、または全く効果を示さな゛かった。
2種の化合物を組み合せた場合の効果は、メシリナム(
MEC) 0,1 py/fnt+5Q26776 (
SQ)1.0μf/lnlの様な低濃度でも3〜5分後
に非常に急速で顕著な溶菌効果として現われた。
B形態学的応答 実施例6       寓 Escherichia coli (Leo HA2
 )(7)−夜培養物を液体培地(実施例1参照)中に
接種し、種々の濃度の化合物を加えた。
細胞寸法および形状を顕微鏡により調べるため、バクテ
リアをある時間間隙で採取した。1白金耳itスライド
上にとり、カバーガラス下で直接観察しだ(Noma 
r s k i干渉差型(Reichert)使用)。
用いた濃度は、メシリナムまたは5Q26776のいず
れか10μf/べ 1μf/mlおよび0.1μf/−
1両者の組み合せ10+10pg/m/、1+1μf/
rnlおよび0.1 + 0.1μII/mlである。
メシリナムに対する形態学的変化は用いた濃度に無関係
であった。半時間後、最初は棒状であったE、coli
は末端のとがった楕円形となった。メシリナムの影響下
に1時間生長させた後、@H18は楕円形から球形とな
シ、2時間後、細胞は球状であシ、細胞体積は約4倍と
なった。
5Q26776の10pg/−および1tbf/rnl
lD存在下に生長した門・coliは、半時間後に長い
細胞を形成し、1時間および2時間後、コントロール細
胞の長さの10〜20倍の繊維状多核細胞になった。5
Q2−6776の0.1μf/−の存在下では、細胞の
ごく1部が1時間および2時間後に長い細胞を形成する
形態学的変化を示した。
組み介せは10p、f/mlメシリナム+10μI/m
1SQ26776の濃度において非常に強力であって、
大部分の細胞が半時間後に溶解され、残シの細胞も、細
胞中心から押し出された細胞物質のふくらみを示す損傷
された細胞壁を有する楕円形または紡錘状であった。紡
錘状の強く損傷されたいくつかのa+胞は1時間後に採
取した試料中にも見い出された。2時間後、細胞は溶解
され、顕微鏡の児’PFilこけ細胞は見られなかった
1μ(//mlメシリナムおよび1 pQ/rds Q
 26776の存(F下では、棒状E、 col iは
最初の30分でUj踵if; 1i111胞になった。
1時間後にこれら細胞は−強く損傷された細胞壁を有し
ておシ、2時間後には細j抱は溶解し、顕微鏡の現野に
は細胞が見られなかった。
0、11L!//mlメシリナムおよび0.1μf/m
1sQ26776の組み合せにより、最初の1時間で細
胞は楕円1(aになった。2時間後、大部分の細胞は溶
トイされ、顕微鏡ではだだ1個の球形細胞が見られた。
゛ この実験から、メシリナムまたは5Q26776を単独
で10μI/lri、1μf/mlおよび0.1μf/
−の濃度で用いると、E、coliの形態に変化を与え
て棒状から楕円形または長い繊維状細胞に変化させたが
、最初の2時間では細胞溶解は生じなかった。
2種の化合物を10+10μf/ml、 1 + 1μ
m//mlおよび0.1 + 0.1μy7mtの濃度
で組み合せたものは非常に強い活性を示した。試験した
組み合せの全濃度において、棒状E、co目は損傷され
た細胞壁を有する紡錘形細胞となり、予測しなかった細
胞溶解が起こった。
メシリナムおよび5Q26776ならびにそれらの塩と
プロドラッグの組み合せ処方を次の実施例に示す。
実施例7 バイアル メシリナム          250g5Q2677
6モノカリウム塩  250f無水酢酸ナトリウム  
      10g510 g 成分を0.3闘シーブによりふるい、十分に混合する。
粉末を、それぞれが混合物0.51Fを含む様に、10
−バイアルに加える。バイアルを適当なゴムストッパー
によシ閉じる。
各バイアルは、注射に使用する前に4〜51nlの水で
賦形する。
実施例8 錠剤 ピブメシリナム塩酸塩    100g5Q26776
アムホイオン 400gポビドン1)3g イソプロパツール       5〇−ステアリン酸マ
グネシウム    5g注1)ポビドン=1−ビニルー
2−ピロリジノンポリマー。
ピブメシリナム塩酸塩をポビドンのイソプロパツール溶
液によシ顆粒化する。顆粒をトレイ上40°Cで乾燥し
、0.7flシーブでふるい、5Q26776アムホイ
オンおよびステアリン酸マグネシウムと混合する。
混合物を、円形12龍パンチおよびダイを有する打錠機
によυ各0.560fの錠剤に製剤する。
実施例9 カプセル メシリナム         200g5Q26776
アムホイオン 200gステアリン酸マグネシウム  
  4g04g 成分を0.6 ffシーブでふるい、混合する。粉末混
合物を、それぞれが混合物0.401”e含む様に、ゼ
フチンカプセル(サイズNn0)に充填する。
実施例10 乳腺内製剤 メシリナム ′          30gい。
5Q26776モノカリウム塩   30gモノステア
リン酸アルミニウム   20f12−ヒドロキシステ
アリン1)    20g液体パラフィン      
   900g注1)電録商標Tf(IXCIN モノステアリン酸アルミニウムおよび12−ヒドロキシ
ステアリンを130℃で液体パラフィンに溶fvg シ
% 30°Cに冷却する。メシリナムおよび5Q267
76モノカリウム鳴を50μ以下の粒子寸法に粉砕し、
続いて乳腺内製剤ベースに分散させる。コロイドミルを
用いて均質化し、乳腺内製剤を、それぞれが懸濁液sy
*含む様に、プラスチック注射器に充填する。
実施例11 小1.Q (5achet) ピブメシリナム          100g5Q26
776モノカリウム塩    50gシュクロース  
       30000IIクエン酸ナトリウム  
      250gカルボキシメチルセルローズナト
リウム     250gペパーミント乾燥香料   
     10g成分′!1−Q、 5 ffシーブで
ふるい、混会し、単位投与1jレト袋に、それぞれ粉末
3.11を含む様に充填する。
使用前に、粉末を水約10m7で賦形する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1〜3の抗菌活性測定の結果を示すグ
ラフ、および 第2図は、実施例4のバイオ分光分析の結果を示すグラ
フである。 特許出願人  レオーフγ−マシューテイカル・プロダ
ク・ソ・リミテッド・エイ/ニス(レーベンス・ケミス
ケ・ファブリック・プロデュクチオンスアクチーセlし
・スカプ) 代 理 人 弁理士 皆崎 芙士 (外1名)Fig、
1 ←−−−C0NTR0L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: %式% で示される化合物まだはその薬理学上許容しうる無ti
    it!l塩もしくはプロドラッグおよびメシリナムまた
    はその薬理学上許容しうる無毒性塩もしくはプロドラッ
    グ、要すれば薬理学上許容しうる無毒性担体および/ま
    だは佐剤の混合物から本質的に成る+11乗作用を有す
    る抗菌組成物。 2、化a物(I)と7,1.す、。比が;よ□o。 〜100:1、好ましくは1:10〜10:1である第
    1項記載の組成物。 3、単位投与形である第1項または第2項記戦の組成物
    。 4、式: で示される化合物またはその薬理学上許容しうる塩もし
    くはプロドラッグおよびメシリナムまたはその薬理学上
    許容しうる塩もしくはプロドラッグから本質的に成る混
    合物を活性物質として合計0゜05〜0.5gの量で含
    んで成り、該相乗作用を有する混合物を形成する活性成
    分の比が遊離酸として1:100〜100:1、好まし
    くは1:10〜10:1である、感染症患者治療用の単
    位投与形薬理製剤。 5.化合物CI)またはその薬理学上許容しうる塩もし
    くはプロドラッグとメシリナムまたはその薬理学上許容
    しうる塩もしくはプロドラッグを1:100〜100:
    1、好ましくは1:10〜10:1の比で、要すれば薬
    理学上許容しうる担体の存在下に混合することを含んで
    成る第1項記載の相乗作用を有する抗菌組成物の製法。
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