JPS5813228A - 無給油軸受 - Google Patents
無給油軸受Info
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- JPS5813228A JPS5813228A JP11018081A JP11018081A JPS5813228A JP S5813228 A JPS5813228 A JP S5813228A JP 11018081 A JP11018081 A JP 11018081A JP 11018081 A JP11018081 A JP 11018081A JP S5813228 A JPS5813228 A JP S5813228A
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- JP
- Japan
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- oil
- lubricating oil
- bearing
- volume
- synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/20—Sliding surface consisting mainly of plastics
- F16C33/201—Composition of the plastic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は無給油軸受に関し、詳しくは高負荷の使用に
も適する無給油軸受に関する。
も適する無給油軸受に関する。
従来、無給油軸受として、自己潤滑性及び耐摩耗性に優
れた物性を有する合成樹脂、例えばポリアミド、ポリア
セ、テート、ポリアセタール、ポリブチレンフタレート
、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレン等に
より成形したもの、あるいは上記合成樹脂に竺滑油を活
性炭、合成ゴムなどの潤滑油吸収剤に吸収させ、これを
混合して成形したものが知られている。
れた物性を有する合成樹脂、例えばポリアミド、ポリア
セ、テート、ポリアセタール、ポリブチレンフタレート
、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレン等に
より成形したもの、あるいは上記合成樹脂に竺滑油を活
性炭、合成ゴムなどの潤滑油吸収剤に吸収させ、これを
混合して成形したものが知られている。
上記のうち、前者のものは軸受を形成する合成樹脂その
ものの物性を利用したものであるから、1!負荷軸受な
らとも角、高負荷軸受に対しては、摩擦熱により焼付、
又は溶融によるフローを生じ使用に適さな℃と″た欠点
があり・又、後者のものはJ軸受を形成する合成樹脂自
体の特性に潤滑油の物性が付加されるため、潤滑性は向
上し、より高負荷運転に耐え得るものとし得るが、潤滑
油吸収剤の混合により軸受に必要セされる機械的強度が
損われる懸念があつ些。即ち、上記潤滑油吸収剤の吸収
能は一般に潤滑油吸収剤l容量に対し、潤滑油が3容量
程度であり、多量の潤滑油を含有させたい場合、必然的
に潤滑油吸収剤の使用量を多くしなければならず、これ
がベースレジンの物性を低下させる原因となるのである
。
ものの物性を利用したものであるから、1!負荷軸受な
らとも角、高負荷軸受に対しては、摩擦熱により焼付、
又は溶融によるフローを生じ使用に適さな℃と″た欠点
があり・又、後者のものはJ軸受を形成する合成樹脂自
体の特性に潤滑油の物性が付加されるため、潤滑性は向
上し、より高負荷運転に耐え得るものとし得るが、潤滑
油吸収剤の混合により軸受に必要セされる機械的強度が
損われる懸念があつ些。即ち、上記潤滑油吸収剤の吸収
能は一般に潤滑油吸収剤l容量に対し、潤滑油が3容量
程度であり、多量の潤滑油を含有させたい場合、必然的
に潤滑油吸収剤の使用量を多くしなければならず、これ
がベースレジンの物性を低下させる原因となるのである
。
又、いかに低摩擦性に構れると言っても、ある程度の摩
擦熱の発生は防ぐことはできず、従って、上記合成樹脂
製の無給油軸受は熱膨張率が大きく、熱伝導−が、低い
ために使用条件に応じ熱膨張率を見込んだ寸法に成形す
る必要があり、寸1法設定に高度な技術と経験を要する
といった欠点があった。
擦熱の発生は防ぐことはできず、従って、上記合成樹脂
製の無給油軸受は熱膨張率が大きく、熱伝導−が、低い
ために使用条件に応じ熱膨張率を見込んだ寸法に成形す
る必要があり、寸1法設定に高度な技術と経験を要する
といった欠点があった。
そこで、本願出願人は、上記難点を解消すべく、軸受の
ベースレジンの物性を損うことなく、しかも大量の潤滑
油を吸収させるこ〆のできる無給油軸受の潤滑油吸収剤
して、ノルボーネン系合成エラストマーを使用し、かつ
、軸受の寸法安定性を向上させるために金属粉等を使用
して構成した軸受を先に提案し、かつ実施化するに至っ
た。
ベースレジンの物性を損うことなく、しかも大量の潤滑
油を吸収させるこ〆のできる無給油軸受の潤滑油吸収剤
して、ノルボーネン系合成エラストマーを使用し、かつ
、軸受の寸法安定性を向上させるために金属粉等を使用
して構成した軸受を先に提案し、かつ実施化するに至っ
た。
上記のノルボーネン系合成エラストマーは、5員環と潤
滑油との分子間力が強く、多量の潤ルボーネン系合成エ
ラストマー1容量に対し、潤滑油lO容量にまで達する
。従って、従来と同一量の潤滑油を含浸させるための担
体の必要量は、従来に比し約−で済み、この減少量に応
じて、寸法安定性を図るための金属粉の混入量を増加さ
せることができ、潤滑性、並びに機械的強度に優れた無
給油軸受を得るに至った。
滑油との分子間力が強く、多量の潤ルボーネン系合成エ
ラストマー1容量に対し、潤滑油lO容量にまで達する
。従って、従来と同一量の潤滑油を含浸させるための担
体の必要量は、従来に比し約−で済み、この減少量に応
じて、寸法安定性を図るための金属粉の混入量を増加さ
せることができ、潤滑性、並びに機械的強度に優れた無
給油軸受を得るに至った。
このように、軸受の寸法安定性の向上を図りつつ、しか
も大量の潤滑油の混入が可能となったのであるが、いか
に大量に潤滑油を含浸させても、これが効率良く軸受摺
動面に浸出されなくては、充分な効果が発揮されるとは
言えない。
も大量の潤滑油の混入が可能となったのであるが、いか
に大量に潤滑油を含浸させても、これが効率良く軸受摺
動面に浸出されなくては、充分な効果が発揮されるとは
言えない。
即ち、ノルボーネン系合成エラストマ1−を介して潤滑
油を吸収::させた無給油軸受の断面構造祉□l 、J
KyRオよ111□ヮオ6合成□(ベースレジン)B内
にフルボーネンl)4エラストマー0が滴状に分散され
た状態に混合されてφるため、摺動面A′に潤滑油を供
給できるエラストマーCは、摺動面A°に表出している
もの0“に限られ、他のエラストマー0は大量の潤滑油
を担持しているにもかかわらず、ペースレジンB内に閉
じ込められたままとなり、−滑油の有効利用が達成され
難いといった問題がある。
油を吸収::させた無給油軸受の断面構造祉□l 、J
KyRオよ111□ヮオ6合成□(ベースレジン)B内
にフルボーネンl)4エラストマー0が滴状に分散され
た状態に混合されてφるため、摺動面A′に潤滑油を供
給できるエラストマーCは、摺動面A°に表出している
もの0“に限られ、他のエラストマー0は大量の潤滑油
を担持しているにもかかわらず、ペースレジンB内に閉
じ込められたままとなり、−滑油の有効利用が達成され
難いといった問題がある。
尚、図中りは寸法安定性を向上させるために混入した金
属粉である。
属粉である。
本願発明者等は新たに生じた上記問題を解決すべくさら
に種々の試尿を行った結果、ノルボーネン系合成エラス
トマーを用6て大量あ潤滑油を軸受に吸収させ、しかも
吸収させた潤滑油を効率良く軸受摺動面に浸出させるこ
とができ、しかも寸法安定性に優れた無給油軸受を得る
に□ 至ったものであらて、i〜40容積%の潤滑油と、該潤
滑油担体として0.1−20容積%のノ1 ルポーネン系合成エラストマ、−と、該ノル艙□−ネン
系合成エラ長トマーに担持させた潤滑油の導通材として
5〜30容積%の導油性短繊維と、0.5〜50容積%
の金属粉と、0.5〜20容積%の固体潤滑材とから構
成されたことを特徴と次に、この発明を実施例により説
明する。
に種々の試尿を行った結果、ノルボーネン系合成エラス
トマーを用6て大量あ潤滑油を軸受に吸収させ、しかも
吸収させた潤滑油を効率良く軸受摺動面に浸出させるこ
とができ、しかも寸法安定性に優れた無給油軸受を得る
に□ 至ったものであらて、i〜40容積%の潤滑油と、該潤
滑油担体として0.1−20容積%のノ1 ルポーネン系合成エラストマ、−と、該ノル艙□−ネン
系合成エラ長トマーに担持させた潤滑油の導通材として
5〜30容積%の導油性短繊維と、0.5〜50容積%
の金属粉と、0.5〜20容積%の固体潤滑材とから構
成されたことを特徴と次に、この発明を実施例により説
明する。
第2図はこの発明の実施例の拡大断面図である。
との拠明の無給油軸91は、潤滑油、2を吸収、担持す
るノルボーネン系合成上ラストマー3、導油性繊−4、
金属粉5、及び固体潤滑材6がベースレジンとなる合成
樹脂7内に均一分散し′ソ混入されて構成されている。
るノルボーネン系合成上ラストマー3、導油性繊−4、
金属粉5、及び固体潤滑材6がベースレジンとなる合成
樹脂7内に均一分散し′ソ混入されて構成されている。
、□上記□において潤滑油は、スピン
□ド導油、ターピ□ン油、マシン油、ダイナモ油等の芳
蕃族系潤滑油、ナフテン系潤滑油、パラフィン系潤滑油
。
□ド導油、ターピ□ン油、マシン油、ダイナモ油等の芳
蕃族系潤滑油、ナフテン系潤滑油、パラフィン系潤滑油
。
又は炭化水素、エステル、ボiグリコール、シリコーン
等の合成油など、一般に使用されている潤滑油であれば
何でも良い。
等の合成油など、一般に使用されている潤滑油であれば
何でも良い。
□ この□潤滑油2の添加量は、1〜40容積%とされ
るが、この理由は、1容積%より少ないと充分な潤滑性
が期待し得ず、又、40容積%を超え′ると、後述する
導油性繊維との一係より潤滑油流出が著しくなり画側滑
油増量の意味がなくなるからである。
るが、この理由は、1容積%より少ないと充分な潤滑性
が期待し得ず、又、40容積%を超え′ると、後述する
導油性繊維との一係より潤滑油流出が著しくなり画側滑
油増量の意味がなくなるからである。
ノルボーネン系合成エラストマー3としては、ノルボー
ネン系樹脂の加硫系配合物が使用される。
ネン系樹脂の加硫系配合物が使用される。
このノルボーネン系合成エラストマーは前述したように
、極めてポーラスな構造であるから多量に潤滑油を吸収
させるとと込;でき、この吸収能はノルボーネン系合成
エラストマー1容量に対し、潤滑油10容量にまで達す
る。従って無給油軸受の構成素材全体を100容積%と
した場合、潤滑油1〜40容積%に対し、ノルボーネン
系合成エラストマーを0.1〜20容積%とすれば充分
である。
、極めてポーラスな構造であるから多量に潤滑油を吸収
させるとと込;でき、この吸収能はノルボーネン系合成
エラストマー1容量に対し、潤滑油10容量にまで達す
る。従って無給油軸受の構成素材全体を100容積%と
した場合、潤滑油1〜40容積%に対し、ノルボーネン
系合成エラストマーを0.1〜20容積%とすれば充分
である。
ノルボーネン系合成エラストマー3に担持させた潤滑油
2の導通材としての導油性繊維4は、軸受を形成する合
成樹脂(ペースレジン)?内に滴状となって閉じ込めら
Rているエラストマー3の潤滑油2を軸受摺動面1゛へ
と浸出させるための導体となるものであるから、油に対
し、親和性を有する繊維、例えば、炭素繊維を始めとし
て、麻、綿、羊毛等の天然繊維、又は、レーヨン、アセ
テート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の油との親和性を有する合成繊維が用いられる。又、導
油性繊維4として第3図に示すような中空糸4Aの使用
も好適である。
2の導通材としての導油性繊維4は、軸受を形成する合
成樹脂(ペースレジン)?内に滴状となって閉じ込めら
Rているエラストマー3の潤滑油2を軸受摺動面1゛へ
と浸出させるための導体となるものであるから、油に対
し、親和性を有する繊維、例えば、炭素繊維を始めとし
て、麻、綿、羊毛等の天然繊維、又は、レーヨン、アセ
テート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン等
の油との親和性を有する合成繊維が用いられる。又、導
油性繊維4として第3図に示すような中空糸4Aの使用
も好適である。
この中空糸4Aとは、限外r過器などに使用される透過
用支持管などの中空とされた繊維であって、そ?中空壁
4A“には微小なミクロ的透過孔4Bが無数に存在する
中空状繊維を言い、これを短く裁断して短繊維化したも
のが用いられる。
用支持管などの中空とされた繊維であって、そ?中空壁
4A“には微小なミクロ的透過孔4Bが無数に存在する
中空状繊維を言い、これを短く裁断して短繊維化したも
のが用いられる。
これら繊維はいずれも短繊維とされ、繊維長はノルボー
ネン系合成エラストマーの分散率によって異なるが1.
83滴状となってペースレジン7内に混入されるノ1l
lj=ボーネン系合成エラストマー間に横架される確率
の高い長さとされる。
ネン系合成エラストマーの分散率によって異なるが1.
83滴状となってペースレジン7内に混入されるノ1l
lj=ボーネン系合成エラストマー間に横架される確率
の高い長さとされる。
上記導油性繊維の混入量は5〜b
されるが、この理由は、5容積%より少ないと充分な潤
滑油の流通性が得られず、又、3o容槓%より多いと潤
滑油の流通性が過剰となり、潤滑油流失量が増加する上
、軸受のベースレジンの物性低下を来すこととなるから
である。
滑油の流通性が得られず、又、3o容槓%より多いと潤
滑油の流通性が過剰となり、潤滑油流失量が増加する上
、軸受のベースレジンの物性低下を来すこととなるから
である。
金属粉5としては、噴霧テルメット粉又は青銅粉が使用
される。これらの金属粉は5.軸受lの熱膨張係数の低
下、熱伝導率の向上を図り、もって寸法安定性に寄与す
るもあてあって、その配合は、できるだけ多いことが望
ましいが・、容積%にして50容積%をこえて添加して
も効果の向上はそれ程期待できない反面、軸受体の組織
構造が急激にもろくなり、成形が困難となる傾向を生じ
るた−め、0.5〜b とするのが最適である。
される。これらの金属粉は5.軸受lの熱膨張係数の低
下、熱伝導率の向上を図り、もって寸法安定性に寄与す
るもあてあって、その配合は、できるだけ多いことが望
ましいが・、容積%にして50容積%をこえて添加して
も効果の向上はそれ程期待できない反面、軸受体の組織
構造が急激にもろくなり、成形が困難となる傾向を生じ
るた−め、0.5〜b とするのが最適である。
固体潤滑材6け、前記ノルボーネン系合成エラストマー
に含浸させた潤滑油の潤滑作用を補助するために添加さ
れるものであって、主として黒鉛が使用される。この黒
鉛としては、天然黒鉛(鱗片状、鱗状、工状)、人造黒
鉛等が用−られ、又分散性及び潤滑性を向上させるため
、その粒径、は可及的に微粒子化されていることが望ま
しい。
に含浸させた潤滑油の潤滑作用を補助するために添加さ
れるものであって、主として黒鉛が使用される。この黒
鉛としては、天然黒鉛(鱗片状、鱗状、工状)、人造黒
鉛等が用−られ、又分散性及び潤滑性を向上させるため
、その粒径、は可及的に微粒子化されていることが望ま
しい。
上記黒鉛は金属にも匹敵する熱伝導率性並びに熱膨張率
を有するから、前記金属粉5と同様軸受の物性向上にも
寄与するものである。
を有するから、前記金属粉5と同様軸受の物性向上にも
寄与するものである。
この黒鉛の添加量は0.5〜b
るゴζ、この理由は、0.5容積%より少ないと潤滑作
用が期待できなくなり、又、2o容積%を超えて添加し
て献、これ以上では効果の向上ができない反面、添加量
増加により軸受全体df 4′ろくなり、・成形が困難
となる傾向を示すため、上記範囲の添加量とするのが最
適である。
用が期待できなくなり、又、2o容積%を超えて添加し
て献、これ以上では効果の向上ができない反面、添加量
増加により軸受全体df 4′ろくなり、・成形が困難
となる傾向を示すため、上記範囲の添加量とするのが最
適である。
又、合成樹脂(ベースレジン)7は、軸受lを成形する
基礎材料となるものであり、ポリアミド、ポリアセテー
ト、ポリアセタール、ポリブチレン7タレート、ポリカ
ーボネート、ポリテトラフルオロエチレンなど、の自己
潤滑性と耐摩耗性に優れたものが使用される。
基礎材料となるものであり、ポリアミド、ポリアセテー
ト、ポリアセタール、ポリブチレン7タレート、ポリカ
ーボネート、ポリテトラフルオロエチレンなど、の自己
潤滑性と耐摩耗性に優れたものが使用される。
次に、この発明の作用について説明する。
この発明の無給油軸受lは環状に形成され。
内面を摺動面l“とじて第を図に示すように軸受部Eに
装着され、回転軸アを受容する。尚、図中ピはブツシュ
である。
装着され、回転軸アを受容する。尚、図中ピはブツシュ
である。
第2図又は第4図において、軸i摺動面1°は低摩擦性
及び耐摩耗性に優れた合成樹脂面とされ、その表面1°
に鉱固体潤滑材6が表出され、かつ、とζに表出したノ
ルボーネン系合成エラので、これらが相乗して軸受摺動
面1°の潤滑性がきわめて良好に保たれる。又、軸受表
面より直接供給される潤滑油2が消費されても軸受1内
に混入また油と親和性を有する繊維すを介して潤滑油2
が順次摺動面l′へと導かれ、軸受体内に閉じ込められ
た潤滑油も有効に利用されるのである。
及び耐摩耗性に優れた合成樹脂面とされ、その表面1°
に鉱固体潤滑材6が表出され、かつ、とζに表出したノ
ルボーネン系合成エラので、これらが相乗して軸受摺動
面1°の潤滑性がきわめて良好に保たれる。又、軸受表
面より直接供給される潤滑油2が消費されても軸受1内
に混入また油と親和性を有する繊維すを介して潤滑油2
が順次摺動面l′へと導かれ、軸受体内に閉じ込められ
た潤滑油も有効に利用されるのである。
一方、軸受体内に摩擦熱によって熱が蓄積されても、内
部に混入した金)輯粉5及び固体潤滑材6により伝熱率
が高くさ糺、内部が著しく高温化されるのを防ぐと共に
、熱膨張等による変形を防止するのである。
部に混入した金)輯粉5及び固体潤滑材6により伝熱率
が高くさ糺、内部が著しく高温化されるのを防ぐと共に
、熱膨張等による変形を防止するのである。
次に、この発明の具体的な実施例について説明する。
実施例1
潤滑油(商品名:ダフニースーパーメカニックオイル1
00)30容積%に対してノルボーネン系合成エラスト
マー(商品名: N0R8ORICX )6容積%を添
加し、ヘンシェルミキサーで混合した後室温で12時間
放置し、均一相溶した透明のゼリー状物を得、これにア
セテート繊維8容積%、鱗ぴ黒鉛8容積%、噴霧ケル−
メット粉10容積傅及びポリアセタール樹脂粉末38容
積−を添加し、再びヘンシェルミキサーで混合した後、
押出成型によりペレットとし、これを用いて射出成形に
よって所定寸法の軸受体を成型した。
00)30容積%に対してノルボーネン系合成エラスト
マー(商品名: N0R8ORICX )6容積%を添
加し、ヘンシェルミキサーで混合した後室温で12時間
放置し、均一相溶した透明のゼリー状物を得、これにア
セテート繊維8容積%、鱗ぴ黒鉛8容積%、噴霧ケル−
メット粉10容積傅及びポリアセタール樹脂粉末38容
積−を添加し、再びヘンシェルミキサーで混合した後、
押出成型によりペレットとし、これを用いて射出成形に
よって所定寸法の軸受体を成型した。
実施例2
実施例1で示し、た噴霧ケルメツト粉にかえて青銅粉を
使用しy実施例1と同様にして軸受を成形した。
使用しy実施例1と同様にして軸受を成形した。
実−例3
a滑油c 商品名:ダフニースーパーメカニツクオイル
100)20容積%に対し、ノルボーネン系合成エラス
トマー(商品1名: NOR8onmx )4容積%を
添加し、へ・ンシエルミキサーで混合した後室温で12
時間放置し、均−箱溶した透ホローファイバー)径0.
5m、長さくj、 5〜1 mとしたものを5容積%、
鱗状黒鉛16容積%、゛噴霧ケルメツト粉15容積%及
びポリアセタール樹脂、粉末゛41容積襲を添加し、再
びヘンシェルミキサーで混合した後、押出成形によりベ
レットとし、これを用いて射出成形によって所定寸法の
軸受を得た。
100)20容積%に対し、ノルボーネン系合成エラス
トマー(商品1名: NOR8onmx )4容積%を
添加し、へ・ンシエルミキサーで混合した後室温で12
時間放置し、均−箱溶した透ホローファイバー)径0.
5m、長さくj、 5〜1 mとしたものを5容積%、
鱗状黒鉛16容積%、゛噴霧ケルメツト粉15容積%及
びポリアセタール樹脂、粉末゛41容積襲を添加し、再
びヘンシェルミキサーで混合した後、押出成形によりベ
レットとし、これを用いて射出成形によって所定寸法の
軸受を得た。
実施例4
実施例3における中空糸に代えて、炭素繊維を用い、実
施例3と同様にして軸受を成形した。
施例3と同様にして軸受を成形した。
上記各実施例において成型した軸受体はいずれも8謔φ
X1OIIIIIφX 15 mの寸法のものであり、
これに8450焼入れなし、表面あらさ3Sの軸を受容
させ1次の試験条件のもiで摩擦、摩−試験を行った。
X1OIIIIIφX 15 mの寸法のものであり、
これに8450焼入れなし、表面あらさ3Sの軸を受容
させ1次の試験条件のもiで摩擦、摩−試験を行った。
試験条件
;stg7d 7500rpff1
3、継続時間 48時間
試験結果
尚、上表における比較例は、ポリアセタール樹脂を潤滑
油と共に混合成型したものである。
油と共に混合成型したものである。
上表からも明らかなように、本発明、に係る軸受は従来
例に比較して金属粉の使用により一段と熱安定性が良く
、又、潤滑油が導油性繊維によって導かれて、摺動面へ
と浸出されて−るので、固体潤滑材との併用と相俟って
摺動面の耐摩耗、耐摩擦性が非常にすぐれ、温度上昇が
おさえられると共に、軸受の耐用寿命も著しく長くする
ことができるなどの効果を有子るのである。
例に比較して金属粉の使用により一段と熱安定性が良く
、又、潤滑油が導油性繊維によって導かれて、摺動面へ
と浸出されて−るので、固体潤滑材との併用と相俟って
摺動面の耐摩耗、耐摩擦性が非常にすぐれ、温度上昇が
おさえられると共に、軸受の耐用寿命も著しく長くする
ことができるなどの効果を有子るのである。
第1図は従来例の断面図、第2図はこの発明の実施例の
要部拡大断面図、第3図は中空糸の要部拡大斜視図、亀
4図は実施例の使用状態を示す説明図である。 l・・・無給油軸受、2・・・潤滑油、3・・・ノルボ
ーネン系合成エラストマー、4・・・導油性繊維、5・
・・金属粉、6・・・固体潤滑材、7・・・合成樹脂(
ベースレジン)。 手続補正書(自発) 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第1・10180号 26 発明の名称 無給′油軸受 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号名称
(50j)バンド−化学株式会社代表者 代−一締役
社長 櫟 本 茂 男4、代理人 〒662 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄6、補正の内容 (1) 別紙の通シ明細書゛の特許請求の範囲の欄を
補正する。 (2)明細書の第5頁第20行目に記載の「チの固体潤
滑材と」のあとに「残部容積チの合成樹脂と」を挿入す
る。 2、特許請求の範囲 (1)1〜40容積チの潤滑油と、該潤滑油担体として
0.1〜20容積−〇ノルボーネン系合成エラストマー
と、該ノルボーネン系合成エラストrマーに担持させた
潤滑油の導通材として5〜30容積チの導油性短繊維と
、α5〜50容積チの金属粉と、α5〜20容積チの固
体潤滑材を特徴とする無給油軸受。 (2)導油性繊維が中空糸を短繊維状に裁断したもので
ある特許請求の範囲第1項記載の無給油軸受。 (3)導油性繊維が油に対して親和性を有する天然又は
合成繊維である特許請求の範囲第1項記載の無給油軸受
。
要部拡大断面図、第3図は中空糸の要部拡大斜視図、亀
4図は実施例の使用状態を示す説明図である。 l・・・無給油軸受、2・・・潤滑油、3・・・ノルボ
ーネン系合成エラストマー、4・・・導油性繊維、5・
・・金属粉、6・・・固体潤滑材、7・・・合成樹脂(
ベースレジン)。 手続補正書(自発) 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第1・10180号 26 発明の名称 無給′油軸受 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号名称
(50j)バンド−化学株式会社代表者 代−一締役
社長 櫟 本 茂 男4、代理人 〒662 (1) 明細書の特許請求の範囲の欄6、補正の内容 (1) 別紙の通シ明細書゛の特許請求の範囲の欄を
補正する。 (2)明細書の第5頁第20行目に記載の「チの固体潤
滑材と」のあとに「残部容積チの合成樹脂と」を挿入す
る。 2、特許請求の範囲 (1)1〜40容積チの潤滑油と、該潤滑油担体として
0.1〜20容積−〇ノルボーネン系合成エラストマー
と、該ノルボーネン系合成エラストrマーに担持させた
潤滑油の導通材として5〜30容積チの導油性短繊維と
、α5〜50容積チの金属粉と、α5〜20容積チの固
体潤滑材を特徴とする無給油軸受。 (2)導油性繊維が中空糸を短繊維状に裁断したもので
ある特許請求の範囲第1項記載の無給油軸受。 (3)導油性繊維が油に対して親和性を有する天然又は
合成繊維である特許請求の範囲第1項記載の無給油軸受
。
Claims (2)
- (1) 1〜40容積%の潤滑油と、該潤滑油担体と
して0.1N20容積%のノルボーネン系合成工、ラス
トマーと、該ノルボーネン系合成エラストマーに担持さ
せた潤滑油の導通材として5〜30容積%の導油性短繊
維と、0.5.〜5o容積%の金属粉と、0.5〜20
容積%の固体潤滑材とから構成されたことを特徴とする
無給油軸受。 - (2) 導油性繊維が中空糸を短繊維状に!断したも
のである特許請求の範囲第1項記載の無給油軸受。 、(3) 導油性繊維が油に対して親和性を有する天
然又は合成繊維である竺許請求の範囲第1項記載の無給
油軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018081A JPS5813228A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 無給油軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018081A JPS5813228A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 無給油軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5813228A true JPS5813228A (ja) | 1983-01-25 |
Family
ID=14529068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11018081A Pending JPS5813228A (ja) | 1981-07-14 | 1981-07-14 | 無給油軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813228A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350380A (en) * | 1999-04-26 | 2000-11-29 | Habit Diamond Ltd | Bearing assembly in which the bearing surfaces are formed at least in part from a thermally stable product (TSP) material |
JP2015036383A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | スターライト工業株式会社 | 連続成形可能な熱伝導性樹脂組成物及び熱伝導性樹脂成形物の連続成形方法 |
CN104497560A (zh) * | 2014-12-11 | 2015-04-08 | 江苏金发科技新材料有限公司 | 阻燃聚酰胺组合物及其制备方法 |
-
1981
- 1981-07-14 JP JP11018081A patent/JPS5813228A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2350380A (en) * | 1999-04-26 | 2000-11-29 | Habit Diamond Ltd | Bearing assembly in which the bearing surfaces are formed at least in part from a thermally stable product (TSP) material |
JP2015036383A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-23 | スターライト工業株式会社 | 連続成形可能な熱伝導性樹脂組成物及び熱伝導性樹脂成形物の連続成形方法 |
CN104497560A (zh) * | 2014-12-11 | 2015-04-08 | 江苏金发科技新材料有限公司 | 阻燃聚酰胺组合物及其制备方法 |
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