JPS58131552A - 感湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は湿度変化をキャパシタの容量変化として感知
する感湿装置に関する。

従来、湿度による抵抗変化を感知する形式の感温度装置
が実用されているが応答速度の遅地、あるいはヒステリ
シス現象を生するなどの問題があって、信頼性を高める
必要があった。

この発明は従来のこの様な事実に鑑みてなされたもので
応答速度の向上をはかることを目的としてなされたもの
で具体的には密封した容器により外気と遮断され、内部
が乾燥空気で満たされた空気コンデンサーと外気に開放
された空気コンデンサーとが並列に接続されて閉回路を
構成し、この閉回路に上記空気コンデンサーの各々に直
列接続された抵抗を組込んで成る感湿装置を提供するも
のである。

以下、この発明を具体的に実施例図面に基づいて説明す
る。

この発明は、空気と水の誘電率には約８０倍と大きな差
がある点に着眼し、空気中の湿度を測定するものである
。

第１図において、１は密封した容器により外気と遮断さ
れ、内部が乾燥空気で満たされた空気コンデンサーであ
り、２は外気に開放された空気コンデンサーであって、
空気コンデンサー１と２は並列の閉回路３を構成してい
る。そしてこの閉回路３には空気コンデンサー１．２に
各々直列に組込まれた抵抗４，５が組込まれ、この抵抗
４．５も並列関係にある。空気コンデンサー１．２は第
２図に示す如く、２極７．８が絶縁体６を介して互いに
絶縁され、さらにこの２極間には並行に対面する金属板
９．９を一体に有する金属子１０の金属板９．９間に他
の同一構成の金属子１０の金属板９が挿入されて構成さ
れている。そして外気から遮断した空気コンデンサー１
は密封された容器（図示せず）内に封入されている。閉
口路３の両端には高周波電圧１１が印加され、さらに空
気コンデンサー１とこの空気コンデンサー１に直列接続
された抵抗４間と、空気コンデンサー２とこの空気コン
デンサー２に直列接続された抵抗５間には電流針又は電
圧針の如き計測器１２が組込まれている。すなわち、大
気中の湿度が０の場合空気コンデンサー１と空気コンデ
ンサー２の容量は等しくなり計測器には信号がない、と
ころが大気中に湿気があると水と空気の誘電率の差から
外気に開放された空気コンデンサー２の容量は増大し、
計測器には電流又は電圧の形態で信号がただちに０表わ
れ大気中の湿度の測定が行えるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る感湿装置の回路図で
あり、第２図は空気コンデンサーの正面図である。 １．２・・・・・・・・・・・・・空気コンデンサ３・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・閉　　回　　路
４．５・・・・・・・・・・・・・抵　　　　　抗特許
出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ほか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）密封した容器により外気と遮断され、内部が乾燥
   空気で満たされた空気コンデンサと外気に開放された空
   気コンデンサーとが並列に接続された閉回路を構成し、
   この閉回路に上記空気コンデンサーの各々に直列接続さ
   れた抵抗を組込んで成る感湿装置。