JPS5826271A - 高電圧測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、絶縁ガスを充填した容器の中に容量分圧器
を、備えた高電圧測定装置であって、容量分圧器の高電
圧側コンデンサが高電圧導体とこの高電圧導体°を取囲
む検出電極とから成り、またその低電圧側コンデンサが
検出電極とこの検出電極を取囲む低電圧電極とから成る
ものにかかわる。

この種の公知の高電圧測定装置（西独国特許公開第２２
１５９２８号）においては、大きい容量を得るために検
出電極は高電圧電極をほとんど完全に取囲んでおり、容
量分圧器の低電圧側コンデンサは高電圧側コンデンサと
構造的に１つのユニットに構成されかつ検出電極とこの
検出電極を完全に又はほとんど完全に取囲む接地電極と
から成っている。検出電極とそれを取囲む接地電極との
かかる構成により、その低電圧側コンデンサが比較的大
きい容量を有する容量分圧器が得られる。そのためにこ
の公知の高電圧測定装置番とおいては、低電圧側コンデ
ンサに通常の計測器又は市販の保腰装置がＷ！続しうる
程度に電圧が分圧される。しかしながら検出電極と接地
電極とのこの構成は比較的複雑なので、この公知の高電
圧測定装置は製作費が比較的高い。

したがってこの発明は、比較的安い費用で製作可能な絶
縁ガスを充填した容器の中に容量分圧器を備えた高電圧
測定装置を提供することを目的とする。

この目的はこの発明にしたがい頭記の種類の高電圧測定
装置において、前記検出電極が第１の輪として形成され
ていることと、前記低電圧電極が第１の輪とほぼ等しい
幅を有する第２の輪として形成されていることと、前記
検出電極に少くとも１つの分圧器が接続され、この分圧
器の増幅器の出力端子に高電圧に比例する電圧を発生さ
せることにより達成される。

この発明にもとづく高電圧測定装置の重要な特長は、そ
の検出電極も検出電極を取囲む低電圧電極もただ輪とし
て形成されるだけであるから比較的簡単に構成されると
いう点にある。したがって前記の公知の高電圧測定装置
において必要とされるような複雑な形状のっぽ状電極は
、この発明にもとづく高電圧測定装置においては必要で
ない。

２つの輪と高電圧導体とから構成される容量分圧器の欠
点、すなわち低電圧側コンデンサの容量が比着的小さい
ということは、検出電極に分圧器を接続するということ
で容易に償われる。この分圧器により、容量分圧器の低
電圧側コンデンサに生じる比較的高い電圧は、分圧器の
増幅器の人口電子に現れる電圧がほとんどゼロになる程
度に分圧される。公知の測定装置に較べてこの発明にも
とづく高電圧測定装置においては、また容量分圧器の分
圧比が温度変化又は圧力変化により影響されないという
特徴を有する。なぜならば容量分圧器の高電圧側コンデ
ンサも低電圧側コンデンサも絶縁ガスを充填した容器の
中に配置されるので絶縁ガスの温度又は圧力の変化の際
に両者の容量が同じように変化するからである。

容量分圧器を備えた高電圧測定装置において、高電圧導
体と共ζこ容量分圧器の高電圧側コンデンサを形成する
輪状検出電極を高電圧導体に付設することは公知である
が（シュミットーメデデリンゲン（Ｓｍ１ｔ　−Ｍ＠ｄ
＠ｄ＠ｌｔｍｇＩｎ　）第２４巻、１９６９年第４号、
第２２３頁から第２３２ｊｊまで）、しかしながらこの
公知の測定装置番こおいては容量分圧器の低電圧側コン
デンサが絶縁ガスを充填した容器の外に配置されるので
、分圧比は容器内外の温度変化と圧力変化とに影響され
る。そのほかにこの公知の測定装置の低電圧側コンデン
サは増幅器の負帰還回路の中に配置されるので、高電圧
側コンデンサと共に分圧器を構成する。

この発明にもとづく高電圧測定装置においては。

分圧器の高電圧儒コンデンサもまた容器の中に配置され
るのが有利である。それ番こよりこの高電圧側コンデン
サと分圧器の増幅器の入力端子との接続が比較的簡単に
構成されたブッシングを介して行われうるという特徴が
得られる。なぜならばこ　５− のブッシングには非常に低い電圧が加わるだけだからで
ある。

さらにこの発明にもとづく高電圧測定装置において、分
圧器の入力端子に付加コンデンサのｌ　ＩＪ−ド線が接
続され他リード線は接地されると良い。

そうすればこの付加コンデンサにおいて例えばオツシロ
グラ７により把掴されるべき電圧の時間的経過を容易に
監視できる。さらに、付加コンデンサがブッシングのす
ぐ傍に配置されているときには、増幅器への接続ケーブ
ルが断線したときに高い電圧がブッシングに加わるのが
防止される。

つぎにこの発明Ｉこもとづく＾電ＩＥｉｌｌｌＷ＊１ｌ
（１）１実施例を示す図面によりこの発明の詳細な説明
する。

図面は高電圧測定装置の°接続図で、図示の装置は絶縁
ガス例えばＳＦｇを充填した容器に設けられてい条。図
示の例においては円筒つぼ形容器１の中に高電圧導体２
が配置され、この導体はその下端３で図示されていない
方法により高電圧に接続されている。導体２はその両縁
を外に折曲げた第　６− ｌの輪として形成された検出電極４により取囲鵞れてい
る。検出電極４は導体２と共に分圧器の高電圧側コンデ
ンサを構成する。

検出電極４はその外側を低電圧電極５により間隔をへだ
でて取囲まれている。この低電圧電極５は検出電極４と
共に容量分圧器の低電圧側コンデンサを構成する。それ
故に低電圧電極５は接続導体６を介して接地容器１と接
続されている。低電圧電極は第２の輪として形成され、
その幅は検出電極の幅とほぼ一致する。

容器ｌの中にはさらに１つのコンデンサ７が配置され、
このコンデンサは容量分圧器の高電圧側及び低電圧側コ
ンデンサと異り容器１の中の絶縁ガスを誘電体とせず、
例えば固体コンデンサとして構成されている。コンデン
サ７は一方では接続導体８を介して検出電極４と接続さ
れ、他方ではＩＩ続導体９を介して増幅器１１の入力端
子１０と接続されている。この場合接続導体９は低い電
圧しか印加されないブッシング１２を介して導出されて
いる。

増幅器１１はさらに別のコンデンサ１３を介して負帰還
されているので、増幅器１１とコンデンサ１３とコンデ
ンサ７とにより分圧器が形成される。かくして増幅器１
１の出力端子１４において導体２の高電圧に比例する電
圧が把握できる。

蝙亀凧分圧器の増幅器１１の入力端子ｌＯにおける電圧
はほとんどゼロであるので、コンデンサ７と増幅器の入
力端子１０との間の接続線９の静電容量は測定結果には
影響しない。それ故に増幅器１１の入力端子１０に又は
ブッシング１２のすぐ傍に付加コンデンサ１５を接続し
てそのリード線１６と１７とを介して例えばオツシログ
ラフにより電圧を監視しても、測定誤差を生じることは
ありえない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明にもとづく高電圧測定装置の１実施例の
接続図である。 図面において、１は容器、２は高電圧導体、°４は検出
電極、５は低電圧電極、７は能動形分圧器の高電圧側コ
ンデンサ、１０は増幅器の入力端子、１１は増幅器、１
４はその出力端子、１５は付加コンデンサ、１６．１７
はリード線、である。 　９−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ）絶縁ガスを充填した容器の中に容量分圧器を備えた
   高電圧測定装置であって、容量分圧器の高電圧側コンデ
   ンサが高電圧導体とこの高電圧導体を＊Ｓむ検出電極と
   から成り、またその低電圧側コンデンサが検出電極とこ
   の検出電極を取囲む低電圧電極とから成るものにおいて
   、前記検出電極が第１の輪として形成されていることと
   、前記低電圧電極が第１の輪とほぼ等しい幅を有する第
   ２の輪として形成されていることと、前記検出電極に少
   くとも１つの分圧器が接続され、この分圧器の増幅器の
   出力端子に高電圧に比例する電圧が発生することとを特
   徴とする高電圧測定装置。 ２、特許請求の範囲第１項に記載の装置において、前記
   分圧器の高電圧側コンデンサが前記容器の中に設けられ
   ていることを特徴とする高電圧測定装置。 ３）特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の装置にお
   いて、前記増幅器の入力端子に付加コンデンサの１リー
   ド線が接続され、この付加コンデンサの他リード線が接
   地されていることを特徴とする高電圧測定装置。