JPS581314B2 - 冷凍機の弁装置 - Google Patents

冷凍機の弁装置

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JPS581314B2
JPS581314B2 JP52009622A JP962277A JPS581314B2 JP S581314 B2 JPS581314 B2 JP S581314B2 JP 52009622 A JP52009622 A JP 52009622A JP 962277 A JP962277 A JP 962277A JP S581314 B2 JPS581314 B2 JP S581314B2
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valve
pressure
throttle
throttle valve
condenser
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Publication of JPS581314B2 publication Critical patent/JPS581314B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/39Dispositions with two or more expansion means arranged in series, i.e. multi-stage expansion, on a refrigerant line leading to the same evaporator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/325Expansion valves having two or more valve members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/33Expansion valves with the valve member being actuated by the fluid pressure, e.g. by the pressure of the refrigerant
    • F25B41/335Expansion valves with the valve member being actuated by the fluid pressure, e.g. by the pressure of the refrigerant via diaphragms

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷凍機の冷凍サイクル回路における凝縮器、
殊に空冷式凝縮器と蒸発器との間に配置される弁装置で
あって、該弁装置が2つの順次後方に配置された絞り弁
を有しており、両絞り弁のうち第1の絞り弁は閉鎖方向
では両絞り弁の間の中間圧力の負荷を受けておりかつ開
放方向では開放力の負荷を受けておりかつこの第1の絞
り弁に対する凝縮器圧力負荷はほぼ無負荷にされており
、かつ上記両絞り弁のうちの第2の絞り弁はサーモスタ
ット式膨張弁によって形成されている形式のものに関す
る。
凝縮器と蒸発器との間にたんに、蒸発器の過度加熱温度
に開連して応動動作する弁操作部材、例えばダイヤフラ
ムと協働して働くサーモスタット式膨張弁しか配置され
ていない場合、凝縮器圧力の変動により、不都合な問題
を生じる。
即ち、殊に凝縮器が送風機による空冷式の凝縮器である
場合には、凝縮器圧力は夏期には冬期の5〜10倍にな
る。
このような大きな圧力差にもかかわらず、膨張弁の開度
が一定であると、夏期には膨張弁における冷媒流過量が
過度に大きくなる。
従って夏期には冬期とは異なった制御が必要である。
このような理由から、例えば米国特許第 2,922,292号明細書によれば、冷凍機の冷凍サ
イクル回路における、凝縮器と蒸発器との間に配置され
る弁装置であって、凝縮器圧力の変動を補償する補償弁
が第1の絞り弁として、かつサーモスタット式膨張弁が
第2の絞り弁として、冷媒流れ方向で順次に配置されて
いる弁装置が公知になっている。
図面第1図はこのような公知の弁装置を示すものである
即ちこの弁装置は、第1図に示されているように、サー
モスタット式膨張弁114及びその凝縮器(図示せず)
側に接続された補償弁113より成っている。
この場合サーモスタット式膨張弁114のケーシング1
17は入口120及び蒸発器(図示せず)に接続された
出口121を有している。
符号126は中空のねじ部材を示し、これは弁体124
と協働する弁座開口125を有している。
符号123はケーシング117内の孔内に摺動可能に配
置された案内部材を示しており、符号127はばねを示
し、これは案内部材123を介して弁体124を弁座開
口125に押圧しこれを閉鎖している。
該ばね127のばね力はキャップ133をねじ外してね
じ130を操作することによって調節可能である。
ケーシング117の上部には部材134がねじはめられ
ており、該部材134内には、符号136で示されてい
る内室にダイヤフラム135が張設されており、これは
、内室136を室部分137及び138に仕切っている
ダイヤフラム135の下面には従動板140が設けられ
ており、ダイヤフラム135及び従動板140の運動は
複数のプッシュロッド141(図面にはたんにその1つ
だけが破線で示されている)を介して案内部材123に
伝達される。
室136の、ダイヤフラム135の上側の室部分137
は毛細管143を介して温度検出器144に接続されて
おり、これは蒸発器(図示せず)出口に配置されている
該温度検出器144内には冷凍機の冷凍サイクル回路で
使用されている冷媒とほぼ同一又は同一の熱特性を有す
る媒体が充填されており、該媒体は蒸発器出口温度ひい
ては検出器144における温度が所定の温度値を上回る
と、ダイヤフラム135の上側の室部分137内の圧力
を上昇させ、これによりダイヤフラム135は、図面下
側へ撓み、これにより、従動板140、プッシュロッド
141及び案内部材123を介して弁体124が弁座開
口125から、ばね127の力に抗して、押し離され、
膨張弁114が開かれる。
第1図に示す弁装置はさらに、上記サーモスタット式膨
張弁114の、凝縮器側に接続された補償弁113を有
しており、これは上記膨張弁114に対する凝縮器圧力
の変動を補償するものである。
上記補償弁113は上記膨張弁114との間の中間圧力
によって閉鎖方向で負荷を受けており、また開放方向で
は、内部に空気を充填されたべローズ162によって負
荷を受けている。
この場合ベローズ162は次のように設計されている。
即ち該ベローズ162には内部に空気が充填されていて
、該空気は冷凍機の通常の運転状態では補償弁113の
弁体156を開いた位置に保持するのに十分な所定の圧
力を有している。
ベローズ162はさらにその外側から凝縮器圧力を負荷
されている。
それというのは該ベローズ162は補償弁113の凝縮
器側導管接続部151に孔160を介して連通している
室157内に配置されているからである。
ベローズ162はさらに補償弁113の弁体156に弁
棒164を介して、該ベローズ162が圧縮されたとき
に該弁体156を閉じるように、連結されている。
既に述べたように、ベローズ162の外側には凝縮器圧
力が負荷されており、またベローズ162内に充填され
ている空気はほぼ一定の所定の圧力を有しているから、
凝縮器圧力が上記ベローズ162内の所定の空気圧力を
越えて増大したときに、該ベローズ162は圧縮され、
弁座開口155を絞り又は閉鎖する。
従ってこの公知の弁装置においては、サーモスタット式
膨張弁114に作用する中間圧力はほぼベローズ162
内の空気圧力に相応する値に保持されている。
従って凝縮器圧力の変動の、膨張弁114に対する影響
が補償される。
しかしこの公知の弁装置においても夏期及び冬期の大き
さ温度差を有する外気温度が空気を充填されているベロ
ーズ162の動作に、ひいてはまた、該弁装置の、凝縮
器圧力変動を補償する制御動作に不都合な影響を与える
ことを避けることができない。
さらに、冷凍機の冷凍サイクル回路における凝縮器と蒸
発器との間に配置される弁装置であって、サーモスタッ
ト式膨張弁に対する凝縮器圧力の、外気温度に基く変動
を補償し、サーモスタット式膨張弁に負荷される中間圧
力を常に一定に保持するために、第1絞り弁の片側に閉
鎖方向で負荷される上記中間圧力と平衡する力として、
第1絞り弁の反対側に、開放方向で作用するばねを設け
、このばねのばね力を、サーモスタット式膨張弁に負荷
される中間圧力が所定の値を越えて変動したさいに第1
絞り弁が絞られ又は閉じられ、サーモスタット式膨張弁
に負荷される中間圧力が一定に保持されるように設定し
たものは公知である。
しかしサーモスタット膨張弁の制御特性を外的影響から
一層無関係にするためには、さらに、蒸発器に接続され
ているサーモスタット式膨張弁の蒸発器側の圧力(蒸発
気圧力)とサーモスタット式膨張弁に負荷される中間圧
力との圧力差が、常に一定に保持されなければならない
この圧力差が常に一定に保持されていなければ、中間圧
力が一定に保たれている場合にも、膨張弁の所定の制御
動作、例えば所定の開度に対して、所定の冷媒通過流量
をうることはできない。
従って本発明は、一方において、膨張弁蒸発器側圧力(
蒸発器圧力)が一定である場合に、膨張弁に負荷される
中間圧力を一定に保持すると共に、蒸発器圧力が変動し
、蒸発器圧力と膨張弁に負荷される中間圧力との圧力差
が変動した場合に、この圧力差の変動を補償し、これに
より、膨張弁の制御特性を外的影響から一層無関係にす
ることを課題とするものである。
この課題は本発明によれは、第1の絞り弁の開放力が第
1の絞り弁の受圧面に作用する蒸発器圧力及びほぼ一定
のばね力によりあらかじめ与えられており、この場合第
1の絞り弁が円筒形のノズルと該ノズル内で案内される
円錐部とによって形成されており、かつ上記円錐部に弁
棒を介して弁操作部材、例えばピストンが結合されてお
り、該弁操作部材の一方の側には中間圧力が負荷され、
該弁操作部材の他方の側には上記開放力としての蒸発器
圧力及びばねのばね力が負荷されており、かつ上記弁棒
は凝縮器に接続した流入室を貫通して延びていてかつ上
記円錐部とは反対の側にピストン状の大径部を有してお
り、該大径部の横断面が上記円錐部の横断面にほぼ等し
いことによって解決されている。
上記の構成によれば、第1絞り弁と第2絞り弁との間の
中間圧力は、第1絞り弁の開放力として作用するほぼ一
定のばね力及び蒸発器圧力と平衡する圧力としてほぼ一
定に保持されている。
また、蒸発器に接続されているサーモスタット式膨張弁
の背側に負荷されている蒸発器圧力が変動し、例えば増
大した場合、この蒸発器圧力は第1絞り弁の開放力とし
ても負荷されているから、その変動した差圧分だけ第1
絞り弁は開かれ、中間圧力は蒸発器圧力変動分だけ、こ
の場合、高められ、従って第2絞り弁前後の圧力差、即
ち中間圧力と第2絞り弁背側の蒸発器圧力との圧力差は
一定に保持される。
これにより、はじめに述べた形式の弁装置におけるサー
モスタット膨張弁に対する凝縮器圧力の変動及び蒸発器
圧力の変動の補償作用が全ての運転条件下においてえら
れる。
このことは、凝縮器内の、凝縮器温度の変動に基く圧力
状態と無関係にえられるたけでなく、冷凍室温度に基く
蒸発器内の圧力状態、圧縮機の運転状態等とも無関係に
えられる。
ところで、第2の絞り弁が所定の開放位置にある場合に
、上記中間圧力が精確に一定に保持されているにもかか
わらず、該第2の絞り弁を通過する冷媒の冷却能力が凝
縮器圧力の増大に伴って幾分低下する傾向が示された。
この現象は明らかに、冷媒の熱含量(エンタルピー)が
凝縮器圧力、ひいては凝縮器温度に関連して変化するこ
とに基くものである。
所期の一定の冷却能力からの上記の偏倚は、第1の絞り
弁に対する凝縮器圧力負荷が、該絞り弁に対する付加的
な開放力を生じるように、部分的に無負荷にされるよう
にすることによって、除去される。
凝縮器圧力負荷を上記のように部分的に無負荷にするこ
とは、ピストン状大径部が円錐部よりも幾分小さい横断
面を有しているようにすることにより簡単に実現するこ
とができる。
弁棒が貫通通路を有し、該貫通通路が両絞り弁間の室を
弁操作部材の一方の側に接続しているように構成するこ
とにより、第1絞り弁の極めて簡単な構造形式かえられ
る。
さらに、1つの共通の弁ケーシングが設けられていて、
該弁ケーシング内に互いに反対の側から2つの装着ユニ
ツトが取付けられ、この場合各装着ユニットが一方の絞
り弁及び所属の弁操作部材を内蔵しているように構成す
るのが有利である。
弁ケーシング自体は入口−導管接続部及び出口−導管接
続部を有し、要するに通常の膨張弁と同様に回路導管中
に接続することができる。
上記両装着ユニットはそれぞれ独立に製作して調整した
後に共通の弁ケーシング内へ取付けることが可能である
次に第2図乃至第5図について本発明の弁装置を説明す
る。
第2図によれば、弁ケーシング1は入口−導管接続部2
及び出口−導管接続部3を有している。
弁ケーシング1は、第1絞り弁5を内蔵した第1装着ユ
ニット4を有しており、かつ第2絞り弁7を内蔵した第
2装着ユニット6を有している。
第1装着ユニット4は円筒形ノズル8を有し、これは第
1絞り弁5の弁体としての円錐部9と協働する。
円錐部9を一端に有する弁棒10の他端側にはピストン
状の大径部11が形成されており、この大径部11は孔
12内で案内されている。
弁棒10の他端部には第1絞り弁5の弁操作部材13が
結合されており、この弁操作部材13は第2図の実施例
ではピストンとして製作されており、このピストン13
はシリンダ14内で案内されている。
ピストン13はシリンダ14内の室を第1の室15と第
2の室18とに分けており、第1の室15は、弁棒10
中を貫通している通路16を介して、第1及び第2の両
絞り弁5,7の間の中間室17に接続しており、第2の
室18は導管接続部19を介して冷凍サイクル回路の蒸
発器41(第4図)に接続されていて、蒸発器圧力Po
を負荷されており、かつ差圧ばね20を有している。
このばね20は一方では弁操作部材13に支持され、他
方ではプレート21に支持され、このプレート21は、
ばね20の設定値を定めるために、調節ねじ22によっ
て軸方向で調節移動可能である。
ノズル8、円筒形の孔21及ひシリンダ14は第1挿入
体23に製作加工されており、この第1挿入体23はケ
ーシングーにねじ止めされた装着部材24内に嵌合して
いる。
第2の装着ユニット6は冷凍サイクル回路におけるサー
モスタット式膨張弁を形成している。
この膨張弁の円錐形の弁体25はノズル26と協働し、
このノズル26は第2挿入体27により上から押さえら
れている。
載着部材28はケーシング1にねじ結合されている。
この載着部材28は、この第2の絞り弁7もしくは膨張
弁6の弁操作部材29を支持しており、この弁操作部材
29は、図示の実施例ではダイヤフラムとして製作され
ており、このダイヤフラム29は圧力室30を閉じてお
り、この圧力室30は毛細管31を介して蒸発器出口に
ある温度検出器42(第4図)に接続している。
内室32には導管接続部33を介してやはり蒸発器圧力
Poが負荷される。
設定値ばね34は調節ねじ35によって調節可能であっ
て、温度設定値を精確に定めることができる。
第4図には冷凍機の冷凍サイクル回路の構成図が示され
ており、この場合圧縮機36はガス状冷媒を凝縮器37
へ圧送する。
この凝縮器37は送風機38により空冷される凝縮器で
ある。
この凝縮器37での冷却によって液化された冷媒は受液
器39内へ集められる。
液化された冷媒は第1図に詳細に示されている弁装置4
0、即ち第1絞り弁5及び第2絞り弁7より成る弁装置
40を経て蒸発器41内へ導かれる。
蒸発器41の出口にある温度検出器42は毛細管31を
介して、第2絞り弁7を形成しているサーモスタット式
膨張弁6の圧力室30に接続されている。
導管43は蒸発器圧力Poを第1及び第2の両絞り弁5
,7へ導く。
従って弁装置の入口−導管接続部2(第2図)には凝縮
器圧力Pkが、また出口−導管接続部3(第2図)には
蒸発器圧力Poが負荷されており、第1及び第2の両絞
り弁5,7の間の中間室17内には中間圧力Pmが負荷
されている。
冷凍機運転のさい弁装置40の第1絞り弁5のノズル8
はばね20及ひ蒸発器圧力Poの作用により第3図に示
されているように開かれている。
凝縮器圧力Pkもしくは液状冷媒は、第3図に矢印で示
されているように、弁装置の入口−導管接続部2及び、
ノズル8と円錐部9との間の弁間隙を経て導かれ、中間
室17内へ流入し、さらに通路16及び、第1絞り弁操
作部材13、この場合ピストン、の上側の室15内へ流
入し、これにより弁操作部材13の上側に負荷される。
弁操作部材13の下側にはばね20のばね力及び導管接
続部19を経て蒸発器圧力Poが負荷されている。
この場合第1絞り弁5の円錐部9は、ばね20のばね力
及び蒸発器圧力Poと中間室17及び室15内に負荷さ
れた凝縮器圧力Pkとが平衡する位置をとり、これによ
り第1絞り弁5と第2絞り弁7との間の中間室17には
中間圧力Pmが生じる。
凝縮器圧力Pkが増大すると、中間圧力Pmも増大する
ことになるが、しかし、この中間圧力Pmの増大は直ち
に第1絞り弁5の円錐部9を押下げてノズル8を閉鎖さ
せ、直ちに再び上記平衡状態(第2図)が生じる。
この再度の平衡状態を生せしめるまでの円錐部9の閉鎖
ストロークは迅速にかつ極めて僅かな行程距離にわたり
行なわれるにすぎず、また円錐部9の下降による室17
の室容積の僅かな増大により中間圧力Pm自体は殆んと
変動せず、常に一定に保たれる。
従って第2絞り弁7に対しては常に一定の圧力が負荷さ
れており、凝縮器圧力Pkの変動はこれに及ばない。
第1絞り弁5が閉鎖されている場合(第2図)、円錐部
9の下向きの円錐面と大径部11の上向きの円錐面とほ
ぼ等しく設計されているので、凝縮器圧力Pkは上記両
円鉦面により相殺されている。
さらに、蒸発器41に接続されているサーモスタット式
膨張弁6の背側に負荷されている蒸発器圧力Poが変動
し、例えば増大した場合、この蒸発器圧力Poは第1絞
り弁5の開放力としても負荷されているから、その変動
した差圧分だけ第1絞り弁5は開かれ、中間圧力Pmは
蒸発器圧力変動分だけ、この場合、高められ、従って第
2絞り弁7前後の圧力差、即ち中間圧力Pmと第2絞り
弁7背側の蒸発器圧力Poとの圧力差は一定に保持され
る。
これにより、サーモスタット膨張弁の所定の制御動作、
例えば所定の開度に対して、所定の冷媒通過流量がえら
れる。
サーモスタット式膨張弁6は通常のサーモスタット式膨
張弁として構成されており、該膨張弁6は蒸発器41に
冷媒を必要とするか否かに関連して働く。
即ち、室30内には、蒸発器41の出口側に設けられた
温度検出器42中の作業媒体の圧力が毛細管31を介し
て負荷されており、冷媒を必要としない場合、即ち、蒸
発器温度が温度検出器42(第4図)における所定の設
定値温度以下の場合、室30内の圧力は設定値ばね34
のプレロードとバランスしており、この場合、弁体25
はノズル26を閉鎖している。
従って第2絞り弁7を冷媒は全く通過しない。
冷媒を必要とする場合、即ち蒸発器温度が温度検出器4
2における所定の設定温度を上回ると、該温度検出器4
2内の作業媒体の圧力が増大し、これにより、圧力室3
0の圧力が高められ、弁操作部材29(ダイヤフラム)
がばね34のばね力に抗して下側へ撓み、これにより、
第2絞り弁7が開かれ、冷媒はこの弁を通過して蒸発器
41へ供給される。
第5図には弁装置の入口−導管接続部2と出口導管接続
部3との差ΔP=Pk−Poに対する、通過冷媒の冷却
能力Qo(kcal/h)が、弁装置全開位置の冷却能
力を百とする百分率で示されている。
第2絞り弁7だけしか設けられていない弁装置の場合(
膨張弁6のみの場合)、一点鎖線カーブ■が生じる。
凝縮器圧力Pkの増大に伴って、通過流量も増大する。
第1絞り弁5のところで凝縮器圧力が完全に相殺される
場合、要するに円錐部9の横断面とピストン状の大径部
11の横断面とが等しい場合、破線カーブ■が生じる。
この場合凝縮器圧力Pkの増大に伴ってQoは僅かに下
降する傾向を示す。
これに対して、円錐部9の横断面がピストン状大径部1
1の横断面よりも幾分大きく設計された場合、実線の直
線■がえられ、これは実際に一定の冷却能力を示してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は凝縮器圧力の変動を補償する補償弁とサーモス
タット式膨張弁から成る公知の弁装置の構成を示す断面
図、第2図及び第3図は本発明の一実施例による弁装置
をそれぞれ異なる作業位置で示す断面図、第4図は冷凍
機の冷凍サイクル回路の構成図、第5図は弁装置におけ
る差圧ΔPに対する冷却能力Qの関係を示す線図である
。 1・・・・・・ケーシング、2・・・・・・入口−導管
接続部、3・・・・・・出口−導管接続部、4・・・・
・・第1の装着ユニット、5・・・・・・第1絞り弁、
6・・・・・・第2の装置ユニット(サーモスタット式
膨張弁)、7・・・・・・第2絞り弁、8・・・・・・
ノズル、9・・・・・・円錐部、10・・・・・・弁棒
、11・・・・・・ピストン状大径部、12・・・・・
・孔、13・・・・・・弁操作部材(ピストン)、14
・・・・・・シリンダ、15・・・・・・室、16・・
・・・・通路、17・・・・・・中間室、18・・・・
・・室、19・・・・・・導管接続部、20・・・・・
・ばね、、21・・・・・・プレート、22・・・・・
・調節ねじ、23・・・・・・第1挿入体、24・・・
・・・装着部材、25・・・・・・弁体、26・・・・
・・ノズル、27・・・・・・第2挿入体、28・・・
・・・載着部材、29・・・・・・弁操作部材(ダイヤ
フラム)、30・・・・・・圧力室、31・・・・・・
毛細管、32・・・・・・内室、33・・・・・・導管
接続部、34・・・・・・設定値ばね、35・・・・・
・調節ねじ、36・・・・・・圧縮機、37・・・・・
・凝縮器、38・・・・・・送風機、39・・・・・・
受液器、40・・・・・・弁装置、41・・・・・・蒸
発器、42・・・・・・温度検出器、43・・・・・・
導管、113・・・・・・補償弁、114・・・・・・
サーモスタット式膨張弁、117・・・・・・ケーシン
グ、120・・・・・・入口、121・・・・・・出口
、123・・・・・・案内部材、124・・・・・・弁
体、125・・・・・・弁座開口、127・・・・・・
ばね、135・・・・・・ダイヤフラム、136・・・
・・・内室、137・・・・・・室部分、138・・・
・・・室部分、140・・・・・・従動板、141・・
・・・・プッシュロツド、143・・・・・・毛細管、
144・・・・・・温度検出器、151・・・・・・導
管接続部、156・・・・・・弁体、157・・・・・
・室、160・・・・・・孔、162・・・・・・ベロ
ーズ、164・・・・・・弁棒、Po・・・・・・蒸発
器圧力、Pk・・・・・・凝縮器圧力、Pm・・・・・
・中間圧力、ΔP・・・・・・差圧、Qo・・・・・・
冷却能力(kcal/h)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 冷凍機の冷凍サイクル回路における凝縮器と蒸発器
    との間に配置される弁装置であって、2つの順次後方に
    配置された絞り弁を有し、両絞り弁のうち第1の絞り弁
    は閉鎖方向では両絞り弁の間の中間圧力の負荷を受けて
    おり、かつ開放方向では開放力の負荷を受けており、か
    つこの第1の絞り弁に対する凝縮器圧力負荷はほぼ無負
    荷にされており、かつ上記両絞り弁のうち第2の絞り弁
    はサーモスタット式膨張弁によって形成されている形式
    のものにおいて、上記第1の絞り弁5の上記開放力が第
    1の絞り弁5の受圧面に作用する蒸発器圧力Po及びほ
    ぼ一定のばね力20によりあらかじめ与えられており、
    この場合第1の絞り弁5が円筒形のノズル8と該ノズル
    8内で案内される円錐部9とによって形成されており、
    かつ上記円錐部9に弁棒10を介して弁操作部材13、
    例えばピストンが結合されており、該弁操作部材13の
    一方の側には中間圧力Pmが負荷され、該弁操作部材1
    3の他方の側には上記開放力としての蒸発器圧力Po及
    びばね20のばね力が負荷されており、かつ上記弁捧1
    0は凝縮器37に接続した流入室を貫通して延びていて
    かつ上記円錐部9とは反対の側にピストン状の大径部1
    1を有しており、該大径部11の横断面が上記円錐部9
    の横断面にほぼ等しいことを特徴とする、冷凍機の弁装
    置。 2 ピストン状の大径部11が円錐部9よりも幾分小さ
    い横断面を有しており、これにより、第1の絞り弁5に
    対する凝縮器圧力負荷が、第1の絞り弁5に対して付加
    的な開放力を生ぜしめるように、部分的に無負荷にされ
    ている特許請求の範囲第1項記載の冷凍機の弁装置。 3 弁棒10が貫通通路16を有しており、該貫通通路
    16が第1及び第2の両絞り弁5,7間の室17を弁操
    作部材13例えばピストンの一方の側に接続している特
    許請求の範囲第1項記載の冷凍機の弁装置。 4 共通の1つの弁ケーシング1が設けられており、該
    弁ケーシング1の、互いに反対側の一方の側に、第1の
    絞り弁5及び所属の弁操作部材13、例えばピストンを
    内蔵した第1の装着ユニット4が、かつ他方の側に、第
    2の絞り弁7及び所属の弁操作部材29、例えばダイヤ
    フラムを内蔵した第2の装着ユニット6が、それぞれ取
    付けられている特許請求の範囲第1項記載の冷凍機の弁
    装置。
JP52009622A 1976-01-31 1977-01-31 冷凍機の弁装置 Expired JPS581314B2 (ja)

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