JPS58131054A - 繊維質成型体の製造方法 - Google Patents
繊維質成型体の製造方法Info
- Publication number
- JPS58131054A JPS58131054A JP1407782A JP1407782A JPS58131054A JP S58131054 A JPS58131054 A JP S58131054A JP 1407782 A JP1407782 A JP 1407782A JP 1407782 A JP1407782 A JP 1407782A JP S58131054 A JPS58131054 A JP S58131054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- resin
- fibrous
- mixed
- mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
- B27N3/08—Moulding or pressing
- B27N3/10—Moulding of mats
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
粒。
本発明はI[1質繊維と粉y熱可塑性樹脂を主原料とし
て形成される繊維質成形体の製造方法に関するものであ
る〇 従来から、木材繊維等の植物質繊維と熱可塑性樹脂を主
原料にして湿式抄造法等により形成される植物質繊維マ
ットを所望形状の金型間に配し、加熱加圧ffi型する
ことにより繊維質成型体に形成する方法は一般に知られ
ている。
て形成される繊維質成形体の製造方法に関するものであ
る〇 従来から、木材繊維等の植物質繊維と熱可塑性樹脂を主
原料にして湿式抄造法等により形成される植物質繊維マ
ットを所望形状の金型間に配し、加熱加圧ffi型する
ことにより繊維質成型体に形成する方法は一般に知られ
ている。
しかしながらこのような方法では、型材間で加熱して繊
維板内部の熱可塑性合成樹脂を軟化溶融させると同時に
加圧して属11%を得るものであるから、型材間に挿入
した状態で繊維板内部の樹脂を軟化溶融させるまでに多
くの時間かか\す、しかも加圧を徐々にしていかねばな
らないので生産性が悪いという問題点を有しており、特
に粉粒状熱可塑性樹脂等の固形状樹脂を用いた場合には
該樹脂の軟化に時間かか−って一層生産性の低下を招く
と共に、立体的な深絞り形状を有する繊維質成型体を得
ようとすると、成型体に亀裂、割れ等の欠陥部が生じ易
くなるという欠点があった。
維板内部の熱可塑性合成樹脂を軟化溶融させると同時に
加圧して属11%を得るものであるから、型材間に挿入
した状態で繊維板内部の樹脂を軟化溶融させるまでに多
くの時間かか\す、しかも加圧を徐々にしていかねばな
らないので生産性が悪いという問題点を有しており、特
に粉粒状熱可塑性樹脂等の固形状樹脂を用いた場合には
該樹脂の軟化に時間かか−って一層生産性の低下を招く
と共に、立体的な深絞り形状を有する繊維質成型体を得
ようとすると、成型体に亀裂、割れ等の欠陥部が生じ易
くなるという欠点があった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
であり、植物質繊維とこの植物質繊維に対して5重量%
以上の割合で混入する粉粒状熱可塑性樹脂を主原料とし
て繊維質マット1成形し、このS細質マットを前記粉粒
状熱可塑性樹脂の軟化点以上の温度で加熱加圧して熱可
m性樹脂粉粒状物か相互に軟化融着してなる熱圧処理s
細板を形成し、この繊維板をスチー三シタ処理して柔軟
化させたのち繊維板か柔軟な状態にあるうちに型材を用
いて冷圧成撤することにより、立体感に富んだ深絞り形
状のsm質成型体であっても亀裂や生産性を良好にして
製造することかできる繊維質成型体の製造方法を提供す
るものである〇本発明方法において用いる植物質!l!
1としては例えば、木材をパルパー等で解繊して得られ
る木材繊維、木材パルプ、故紙繊維、さらには黄麻等の
麻繊維、!l[lJl線等である。
であり、植物質繊維とこの植物質繊維に対して5重量%
以上の割合で混入する粉粒状熱可塑性樹脂を主原料とし
て繊維質マット1成形し、このS細質マットを前記粉粒
状熱可塑性樹脂の軟化点以上の温度で加熱加圧して熱可
m性樹脂粉粒状物か相互に軟化融着してなる熱圧処理s
細板を形成し、この繊維板をスチー三シタ処理して柔軟
化させたのち繊維板か柔軟な状態にあるうちに型材を用
いて冷圧成撤することにより、立体感に富んだ深絞り形
状のsm質成型体であっても亀裂や生産性を良好にして
製造することかできる繊維質成型体の製造方法を提供す
るものである〇本発明方法において用いる植物質!l!
1としては例えば、木材をパルパー等で解繊して得られ
る木材繊維、木材パルプ、故紙繊維、さらには黄麻等の
麻繊維、!l[lJl線等である。
又、粉粒状熱可塑性樹脂としては、塩化ビニル樹脂、塩
化じニルー酢酸ビニル共重合樹脂、爪すエチレシ樹脂、
ポツプ0ヒレシ樹脂、石油樹脂等の種々の樹脂を用いる
ことができ、又、これ等の樹脂を二種以上混合したり、
樹脂に可塑剤や安定剤、充填剤等を混入したものを用い
ることもできるO 特に塩化ビニル系樹脂又は塩化ビニル糸樹脂と他の熱可
鯛性srsとの混合物は、良好な成型性と@搬体に優れ
た物性を付与することかでき、又、比較的安価であるこ
とから実用上好ましいものである〇 本発明方法は、まず前記植物質繊維と、この植物質繊維
に対して5電量%以上の割合で混入する前記熱可塑性W
脂とを大量の水に分散、混合させて抄造液をIIIIシ
、この抄造液を丸網式、長網式バッチ式等の抄造装置を
用いて湿式抄造することにより湿潤状態のIl雑質マッ
トに形成する0こ−において、熱可塑性樹脂として粉粒
状物を用いた理由は、比較的多量に混合しても分散混合
性か良く、又、水溶液やエマルジョンタイプの熱可塑性
樹脂のように抄造液の沖水性を着しく低下させることに
よる抄造適性を損うという問題が生じることがないため
である◇ 特に、径か200μ以下の熱可塑性樹脂粉粒状物は分散
混合性並びに抄造適性かともに良く、従って、繊維質マ
ット中に均一に分散させることかできるものである。
化じニルー酢酸ビニル共重合樹脂、爪すエチレシ樹脂、
ポツプ0ヒレシ樹脂、石油樹脂等の種々の樹脂を用いる
ことができ、又、これ等の樹脂を二種以上混合したり、
樹脂に可塑剤や安定剤、充填剤等を混入したものを用い
ることもできるO 特に塩化ビニル系樹脂又は塩化ビニル糸樹脂と他の熱可
鯛性srsとの混合物は、良好な成型性と@搬体に優れ
た物性を付与することかでき、又、比較的安価であるこ
とから実用上好ましいものである〇 本発明方法は、まず前記植物質繊維と、この植物質繊維
に対して5電量%以上の割合で混入する前記熱可塑性W
脂とを大量の水に分散、混合させて抄造液をIIIIシ
、この抄造液を丸網式、長網式バッチ式等の抄造装置を
用いて湿式抄造することにより湿潤状態のIl雑質マッ
トに形成する0こ−において、熱可塑性樹脂として粉粒
状物を用いた理由は、比較的多量に混合しても分散混合
性か良く、又、水溶液やエマルジョンタイプの熱可塑性
樹脂のように抄造液の沖水性を着しく低下させることに
よる抄造適性を損うという問題が生じることがないため
である◇ 特に、径か200μ以下の熱可塑性樹脂粉粒状物は分散
混合性並びに抄造適性かともに良く、従って、繊維質マ
ット中に均一に分散させることかできるものである。
このような熱可塑性樹脂は、後述するような威輌性を得
るには植物質繊維に対して5重量%以上混合することか
必要であり、好ましくは植物質繊維と熱可塑性樹脂か8
0 : 2G〜40 : 60の重量割合となるように
混合される0 又、前記抄造液中には、少量C固形分換算で6重量%未
満)の高分子化合一の水溶液やエマルジヨン等の結合剤
・0′Iシ、ワックス等の耐水剤1硫陵アル!ニウム、
ポリ塩化アル!ニウム等の凝集剤、パーライト等の充填
剤その他の添加物を加えておくこともできる。
るには植物質繊維に対して5重量%以上混合することか
必要であり、好ましくは植物質繊維と熱可塑性樹脂か8
0 : 2G〜40 : 60の重量割合となるように
混合される0 又、前記抄造液中には、少量C固形分換算で6重量%未
満)の高分子化合一の水溶液やエマルジヨン等の結合剤
・0′Iシ、ワックス等の耐水剤1硫陵アル!ニウム、
ポリ塩化アル!ニウム等の凝集剤、パーライト等の充填
剤その他の添加物を加えておくこともできる。
特に、凝集剤と、この凝集剤の存在下で粘着性のある凝
集物を形成するポリアクリルアニド等の本すア!ド、ボ
リア!::Jなどを結合剤として加えた場合には、抄造
液中の粉粒状熱可塑性樹脂か前記高分子化合物の凝集物
に付着して抄造時に白水中に逃げるのを防止し、その効
果を著しく向上させることができるので好ましい0 このようにして得られた#IA!i質マット全マット−
1或いはドライヤー等の適宜乾燥装置で早乾燥ないしは
乾燥させたのち、前記粉粒状熱可塑性樹脂の軟化点以上
の温度に加熱されたネットプレス等の加熱加圧装置を用
いて加熱加圧することにより熱圧処理繊維板に形成する
。
集物を形成するポリアクリルアニド等の本すア!ド、ボ
リア!::Jなどを結合剤として加えた場合には、抄造
液中の粉粒状熱可塑性樹脂か前記高分子化合物の凝集物
に付着して抄造時に白水中に逃げるのを防止し、その効
果を著しく向上させることができるので好ましい0 このようにして得られた#IA!i質マット全マット−
1或いはドライヤー等の適宜乾燥装置で早乾燥ないしは
乾燥させたのち、前記粉粒状熱可塑性樹脂の軟化点以上
の温度に加熱されたネットプレス等の加熱加圧装置を用
いて加熱加圧することにより熱圧処理繊維板に形成する
。
この時、繊維質マットは加熱加圧処理によってakm、
m質マット内部の粉粒状熱可塑性樹脂は軟化し、加圧に
よりマットが圧縮されて延伸して熱可塑性41[r脂の
粉粒状物は接触し、融着した状態に形成される。
m質マット内部の粉粒状熱可塑性樹脂は軟化し、加圧に
よりマットが圧縮されて延伸して熱可塑性41[r脂の
粉粒状物は接触し、融着した状態に形成される。
なお、このような融着は、樹脂同志のみならず、植物質
繊維に対しても生じるのは勿論であり、植物質繊維同志
も融着した熱可塑性樹脂によって結合される。
繊維に対しても生じるのは勿論であり、植物質繊維同志
も融着した熱可塑性樹脂によって結合される。
こ\において、粉粒状熱可塑性樹脂の植物質繊維に対す
る混合量が5重量%未満であると、ti、mに必要な融
着状態を得難くなって好ましくなく、又、混合量が多過
ぎる場合には経済的にも好ましくないので、鰻も望まし
い融着状態を形成する植物質繊維と粉粒状熱可塑性樹脂
の混合調合は80:20〜40:60の重量割合である
。
る混合量が5重量%未満であると、ti、mに必要な融
着状態を得難くなって好ましくなく、又、混合量が多過
ぎる場合には経済的にも好ましくないので、鰻も望まし
い融着状態を形成する植物質繊維と粉粒状熱可塑性樹脂
の混合調合は80:20〜40:60の重量割合である
。
又、得られる熱圧処理WA維細板、その比重か0.6〜
1.0、好ましくは0.4〜0.9程度となるように緻
密化され、且つその厚さか16−以下となるように熱圧
杉威されているのか良好な成型性を発現する上で望まし
い。
1.0、好ましくは0.4〜0.9程度となるように緻
密化され、且つその厚さか16−以下となるように熱圧
杉威されているのか良好な成型性を発現する上で望まし
い。
の乾燥装置を用いて熱可塑性樹脂の軟化点1越す高温下
で乾燥した場合においても粉粒状熱可塑性樹脂の軟化溶
融は生じるか、このような加熱処理だけでは本発明の目
的を達成することか困銀である。
で乾燥した場合においても粉粒状熱可塑性樹脂の軟化溶
融は生じるか、このような加熱処理だけでは本発明の目
的を達成することか困銀である。
なんとなれば、乾燥した4−5スな11111m質マッ
ト中で軟化した熱aj塑性樹脂の粉粒状物は、加熱だけ
では相互に動車的に融着せず、散在した状態になるため
であり、このような状態下では次に述べる冷圧成振時に
成搬品に亀裂や割れ等の欠陥部が発生するものである。
ト中で軟化した熱aj塑性樹脂の粉粒状物は、加熱だけ
では相互に動車的に融着せず、散在した状態になるため
であり、このような状態下では次に述べる冷圧成振時に
成搬品に亀裂や割れ等の欠陥部が発生するものである。
次に、前記熱圧処理繊維板にスチーミシク処理を施す。
このスチー工シタ処理は、熱圧処m*雑板を加熱加湿し
て主属物である植物質繊維と熱司1性樹脂とを軟化させ
て柔軟性を付与するために行う。
て主属物である植物質繊維と熱司1性樹脂とを軟化させ
て柔軟性を付与するために行う。
この際、熱圧処理繊細板は前記加熱加圧処理によって熱
可糠性&&粉粒状物かmm層しているので比較的短時間
のスチーミシグ処理で容易に再軟化し、ili、物質繊
維の軟化と相俟って可塑性、M、M性に富んだ状態とな
る。
可糠性&&粉粒状物かmm層しているので比較的短時間
のスチーミシグ処理で容易に再軟化し、ili、物質繊
維の軟化と相俟って可塑性、M、M性に富んだ状態とな
る。
このようなスチーミシグ処理の条件は、用いる粉粒状熱
可塑性樹脂の種類や得られる成徽品の形状等によって適
宜に加減されるIJ)、通常、60〜120°Cの雰m
気Fで1〜10分程度行うのかよい。
可塑性樹脂の種類や得られる成徽品の形状等によって適
宜に加減されるIJ)、通常、60〜120°Cの雰m
気Fで1〜10分程度行うのかよい。
こうしてスチーミシタ処理後、繊維板が末だ柔軟な状態
にあるうちに所望形状の振材間に該S雑板を配置して常
温下で冷圧sI城を行い、繊維質成型体に形成する。
にあるうちに所望形状の振材間に該S雑板を配置して常
温下で冷圧sI城を行い、繊維質成型体に形成する。
このような冷圧成型は、前述したように植物質繊維に対
して5重量%以上、好ましくは植物質繊維と熱口」塑性
樹脂か80:20〜40:60の重111II合で混合
された熱可塑性′!M脂の粉粒状物か、延伸融着した状
態の熱圧処理繊維板をスチー三シタ処理により柔軟化さ
せたのち行うものであるがら、成型時における変形に対
する!Ii維の移動性に極めて富んでおり、さらに線維
自体にも可塑性を付与しているので短時間C通常1分以
内)の冷圧成型で亀裂や割れ等の欠陥部を生じさせるこ
となく立体的な朗絞り形状に成型でき、生産性か極めて
よいものである。
して5重量%以上、好ましくは植物質繊維と熱口」塑性
樹脂か80:20〜40:60の重111II合で混合
された熱可塑性′!M脂の粉粒状物か、延伸融着した状
態の熱圧処理繊維板をスチー三シタ処理により柔軟化さ
せたのち行うものであるがら、成型時における変形に対
する!Ii維の移動性に極めて富んでおり、さらに線維
自体にも可塑性を付与しているので短時間C通常1分以
内)の冷圧成型で亀裂や割れ等の欠陥部を生じさせるこ
となく立体的な朗絞り形状に成型でき、生産性か極めて
よいものである。
従って、本発明方法によれば、従来の加熱加圧成型にお
いて、繊維板内部の熱可塑性樹脂を軟化溶融させなから
徐々に加圧成型する場合のように成型に長時間を要する
ことなく、又、その威掴初期において回復し難い亀裂や
割れ等の欠陥部を生じることもないもいであり、さらに
加熱加圧成型においてよく生じる内部の高温水蒸気によ
る爆裂現象の虞れも全くなく、良好な成形品を形成でき
るものである。
いて、繊維板内部の熱可塑性樹脂を軟化溶融させなから
徐々に加圧成型する場合のように成型に長時間を要する
ことなく、又、その威掴初期において回復し難い亀裂や
割れ等の欠陥部を生じることもないもいであり、さらに
加熱加圧成型においてよく生じる内部の高温水蒸気によ
る爆裂現象の虞れも全くなく、良好な成形品を形成でき
るものである。
このように本発明は、まず、植物質繊維と、この植物質
IIalII11に対して5重量%以上の割合で混入す
る粉粒状熱用塑性41r脂とを主原料として調査した抄
造波を湿式抄造してmm質マットに形成するので、この
よりな繊維質マットを量産できるのは勿論、熱可Iil
性樹脂は粉粒状物として植物質繊維に対し5重量%以上
の割合で混入させているから繊維質マット中での分散性
並びに抄造適性が良好であり、さらに、このように形成
された繊維質マットを粉粒状熱可塑性樹脂の軟化点以上
の温度で加熱加圧するので、加熱によって熱可塑性樹脂
か軟化すると共に加圧により該熱可塑性樹脂の粉粒状物
が延伸接触して融着し、全体的に均一な樹脂融着状態と
なって所望の成型性を保持した熱圧処理繊維板を得るこ
とができる。
IIalII11に対して5重量%以上の割合で混入す
る粉粒状熱用塑性41r脂とを主原料として調査した抄
造波を湿式抄造してmm質マットに形成するので、この
よりな繊維質マットを量産できるのは勿論、熱可Iil
性樹脂は粉粒状物として植物質繊維に対し5重量%以上
の割合で混入させているから繊維質マット中での分散性
並びに抄造適性が良好であり、さらに、このように形成
された繊維質マットを粉粒状熱可塑性樹脂の軟化点以上
の温度で加熱加圧するので、加熱によって熱可塑性樹脂
か軟化すると共に加圧により該熱可塑性樹脂の粉粒状物
が延伸接触して融着し、全体的に均一な樹脂融着状態と
なって所望の成型性を保持した熱圧処理繊維板を得るこ
とができる。
さらに、この熱圧処理am板をスチーミシク処理したの
ち型材間で冷圧成型を行うので、1jAIIA1rLが
スチー三シタ処理により成形性に富んだ柔軟な状態とな
り且つ可塑性も全体的に均一に付与されて亀裂や割れ等
の欠陥部のない成型品を能率良く製造し得るものである
〇 又、このような冷圧成型を行うので、従来の熱土成輌に
較べて設備も型材も簡略なものでよく、その上、冷圧I
Anと同時に成型品の表面にシート状物の積層など、稙
々の化粧加工を施すことかできる〇 次に本発明の実施例を示す。
ち型材間で冷圧成型を行うので、1jAIIA1rLが
スチー三シタ処理により成形性に富んだ柔軟な状態とな
り且つ可塑性も全体的に均一に付与されて亀裂や割れ等
の欠陥部のない成型品を能率良く製造し得るものである
〇 又、このような冷圧成型を行うので、従来の熱土成輌に
較べて設備も型材も簡略なものでよく、その上、冷圧I
Anと同時に成型品の表面にシート状物の積層など、稙
々の化粧加工を施すことかできる〇 次に本発明の実施例を示す。
実 嵐 例 L
麹とを5=6の重量割合で56重量部混合してなる2重
量%濃度の植物質繍雑ス5り一中に、塩化ビニル:酢酸
ビニルが9=1の割合からなる200μ径以下の塩化じ
ニルー酢酸ビニル共重合樹脂粉末と石油樹脂粉末とか1
:1の重量割合からなる熱可塑性樹脂粉末40重量部を
混入し、さらにアクリルアニド樹脂0.3 重量部SO
ジシエマルジョ:J14.4重量部、硫酸ハシ12.3
重量部を添加して抄造液をsl!&シ、この抄造液を丸
網式湿式抄造機で抄造して湿潤マットを得た。
量%濃度の植物質繍雑ス5り一中に、塩化ビニル:酢酸
ビニルが9=1の割合からなる200μ径以下の塩化じ
ニルー酢酸ビニル共重合樹脂粉末と石油樹脂粉末とか1
:1の重量割合からなる熱可塑性樹脂粉末40重量部を
混入し、さらにアクリルアニド樹脂0.3 重量部SO
ジシエマルジョ:J14.4重量部、硫酸ハシ12.3
重量部を添加して抄造液をsl!&シ、この抄造液を丸
網式湿式抄造機で抄造して湿潤マットを得た。
次いで、この湿潤マットを180℃に加熱されたホット
プレスの熱盤プレート間に挿入し 20k 乞−の圧力
下で5分間加熱加圧して比重0.80の繊維板を得た。
プレスの熱盤プレート間に挿入し 20k 乞−の圧力
下で5分間加熱加圧して比重0.80の繊維板を得た。
この脳−板は、その中に含有している熱b」1注sri
*粉末か軟化し、加圧により緻密化された繊維板内部で
相互に融着した状態に形成されていた〇 こうして得られた一一板をスナー三シタボックスに入れ
、100℃の温度で5分間ス予−三シタ処理を行って柔
軟化させたのち、直ちに所定形状を有する雌雄の金型間
に挿入し、20kf′/cIIの圧力下で20秒間冷圧
成形を行うことにより開口径か120m1SfAさが6
0調、底面径が80mの深絞り成掴部を有する逆ハツト
形の繊維質成型品を得た。
*粉末か軟化し、加圧により緻密化された繊維板内部で
相互に融着した状態に形成されていた〇 こうして得られた一一板をスナー三シタボックスに入れ
、100℃の温度で5分間ス予−三シタ処理を行って柔
軟化させたのち、直ちに所定形状を有する雌雄の金型間
に挿入し、20kf′/cIIの圧力下で20秒間冷圧
成形を行うことにより開口径か120m1SfAさが6
0調、底面径が80mの深絞り成掴部を有する逆ハツト
形の繊維質成型品を得た。
この成型品は深絞り成型部に亀裂、割れ等の損傷はなく
、強靭で美麗な外観を有していた。
、強靭で美麗な外観を有していた。
実 施 例 2
木材をパルパーで解繊して得た木材繊維76重量部を大
量の水中に分散混合して得た2重量%濃度の植物質繊維
スラリー中に、可塑剤、安定剤、充填剤等を混入した塩
化ビニル樹脂ペレットを粉砕してなる粉粒状塩化ビニル
樹脂を22重量部混合し1さらにアクリルア三ド樹脂0
.5重量部、硫酸バシ土1.5重量部を添加して抄i液
を調整し、この抄造液を丸網式湿式抄造機で抄造して湿
潤な繊維質マットを得た。
量の水中に分散混合して得た2重量%濃度の植物質繊維
スラリー中に、可塑剤、安定剤、充填剤等を混入した塩
化ビニル樹脂ペレットを粉砕してなる粉粒状塩化ビニル
樹脂を22重量部混合し1さらにアクリルア三ド樹脂0
.5重量部、硫酸バシ土1.5重量部を添加して抄i液
を調整し、この抄造液を丸網式湿式抄造機で抄造して湿
潤な繊維質マットを得た。
この繊維質マットを熱風循環式ドライヤーにて約180
°Cの雰囲気温度Fで前記粉粒状塩化ビニル樹脂を軟化
溶融させながら乾燥し、該乾燥繊維質マットを180℃
に加熱されたネットプレスの熱盤プレート間に挿入して
20”/−の圧力下で3分間加熱加圧することにより比
重0,55の*、it+、板を得た。このJim!#板
は、その内部の熱可塑性樹脂か、緻密化された繊維板内
部で相互に融着した状態に形成されていた。
°Cの雰囲気温度Fで前記粉粒状塩化ビニル樹脂を軟化
溶融させながら乾燥し、該乾燥繊維質マットを180℃
に加熱されたネットプレスの熱盤プレート間に挿入して
20”/−の圧力下で3分間加熱加圧することにより比
重0,55の*、it+、板を得た。このJim!#板
は、その内部の熱可塑性樹脂か、緻密化された繊維板内
部で相互に融着した状態に形成されていた。
次に、こうして得られた繊維板をスチーニシジボックス
に入れ、100℃の温度下で5分間スチー二シタ処理を
行って柔軟化させたのち、直ちに所定の雌雄金型間に挿
入して3[1”/cdの圧力下で60秒関冷圧威型を行
い、実施例1と同一形状の繊維質成型品を得た。
に入れ、100℃の温度下で5分間スチー二シタ処理を
行って柔軟化させたのち、直ちに所定の雌雄金型間に挿
入して3[1”/cdの圧力下で60秒関冷圧威型を行
い、実施例1と同一形状の繊維質成型品を得た。
この成型品においても亀裂や割れ等の欠陥部はなく、良
好な@M外観を有していた。
好な@M外観を有していた。
特許出願人 大建工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■ 植物質繊維と、この植物質繊維に対して5重量%以
上の割合で混入する粉粒状熱可塑性樹脂とを主原料とし
て調整した抄TiLtlLを抄造して繊維質マットに形
威し、このam質マットを前記粉粒状熱可塑性樹脂の軟
化点以上の温度で加熱加圧して熱可塑性樹脂粉粒状物が
軟化融着してなる熱圧処理繊維板に形成し、この熱圧処
理繊維板をスチーミ:、Iジ処理して柔軟化させたのち
し繊維板か柔軟な状態にあるうちに型材を用いて冷圧成
型することを特徴とするIaa質成撤体の製造方法。 ■ 粉粒成熱口」塑性樹脂か径200μ以下の粉粒状物
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の繊
維質成型体の製造方法。 ■ 粉粒状熱可塑性樹脂か塩化ビニル樹脂、塩化じニル
ー酢酸ビニル共重合樹脂又はこれらの樹脂と他の熱可塑
性樹脂との混合物からなることを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の繊維質成型体の製造方法。 ■ 植物質!IJI&と粉粒状熱可塑性樹脂を80 :
20〜40 : 60の重量割合で混合して抄造液を
調整することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
項又は第6項記載の繊維i成形体の製造方法〇
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407782A JPS58131054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 繊維質成型体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407782A JPS58131054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 繊維質成型体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58131054A true JPS58131054A (ja) | 1983-08-04 |
Family
ID=11851041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1407782A Pending JPS58131054A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | 繊維質成型体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58131054A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024982A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-07 | Canon Inc | 電子タイプライタ |
JP2010265571A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-25 | Toyota Tsusho Corp | 天然繊維成形品の抄造素材およびその製造方法 |
CN106113210A (zh) * | 2016-07-04 | 2016-11-16 | 福建师范大学 | 以丝状热塑性塑料为胶合剂制备木塑复合刨花板的方法 |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1407782A patent/JPS58131054A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6024982A (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-07 | Canon Inc | 電子タイプライタ |
JP2010265571A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-25 | Toyota Tsusho Corp | 天然繊維成形品の抄造素材およびその製造方法 |
CN106113210A (zh) * | 2016-07-04 | 2016-11-16 | 福建师范大学 | 以丝状热塑性塑料为胶合剂制备木塑复合刨花板的方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US2544019A (en) | Manufacture of plastic-fiber composition | |
US2673370A (en) | Method of manufacturing sheet lumber | |
US2759837A (en) | Process of forming molded cellulose products | |
US2120137A (en) | Process of making ligno-cellulose fiber products | |
US2516847A (en) | Process of sizing exploded fibers | |
US2542025A (en) | Method of pressing sheet lumber | |
RU1836210C (ru) | Способ изготовлени профилированных плит | |
US2317394A (en) | Process for making hardboard | |
US3367828A (en) | Hot, wet pressing technique of forming fiberboard | |
US3649397A (en) | Manufacture of products from comminuted wood | |
US2581652A (en) | Method of manufacturing sheet wood | |
US2553412A (en) | Molding fiber composition | |
US2388487A (en) | Process of making compressed fiber products | |
JPS58131054A (ja) | 繊維質成型体の製造方法 | |
EP0613420A4 (en) | PLATE - SHAPED MATERIAL AND METHOD OF MANUFACTURING FROM RECYCLED PAPER. | |
US2044213A (en) | Process of manufacturing hard board | |
EP0105722A1 (en) | Formable pulp compositions | |
JPS58144198A (ja) | 冷圧成形加工用繊維板の製造方法 | |
CN111941582A (zh) | 一种刨花板及其制备方法 | |
US5151226A (en) | Process of making contoured vehicle internal panelling supports | |
JPS58142838A (ja) | 成形加工用繊維板の製造方法 | |
US1900699A (en) | Waterproof insulating body | |
US3594244A (en) | Method of making an embossing structure | |
USRE23829E (en) | Method of pressing sheet lumber | |
JPS58220721A (ja) | 成型用マツト及びその製造方法 |