JPS58130627A - 超電導電子回路 - Google Patents

超電導電子回路

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JPS58130627A
JPS58130627A JP1166682A JP1166682A JPS58130627A JP S58130627 A JPS58130627 A JP S58130627A JP 1166682 A JP1166682 A JP 1166682A JP 1166682 A JP1166682 A JP 1166682A JP S58130627 A JPS58130627 A JP S58130627A
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josephson
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pulc
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小寺 信夫
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/02Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
    • H03K19/195Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using superconductive devices
    • H03K19/1952Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using superconductive devices with electro-magnetic coupling of the control current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジョセフソンデバイスを用いた集積回路に係り
、直流電源で駆動することを基本とする誤動作の少ない
単位回路に関する。
従来、最も単純なジョセフソン回路は、1つの定電流電
源をもち、[端にジョセフソンデバイスヲ接続し他端を
接地した上、該ジョセフソンデバイスに並列に負荷抵抗
を接続した抵抗負荷形回路(一般にJTL、すなわちジ
ョセフソントンネリングロジック、と称される回路)で
あった。この回路の欠点は、1回の論理動作を行ったあ
と、出力状態が固定(ラッチ)されてしまうことであり
、この対策として断続する電流電源またはゼcI直流を
はさんで正負の電流を発生する交流電流電源が必禎でめ
った・ すなわち、JTL回路では上記したような交薦鉦源など
を用いて、電源電流を一旦ゼロにすると−股にラッチが
解除され次の論理動作を行わしめることができる。
ところが、現実には論理回路の各部各部にそれぞれ位相
を調整した雑音のない交流電流を供給するのは困難であ
る。
そこで本発明では、外部からは一定の直流電流を供給し
ながら、しかも上記のようなラッチ解除が成され、JT
L回路のI#Mm動作が成される回路公式を提供するこ
とを目的とする。
不発明は基本アイデアとして、ジョセフソンデバイス、
りまりゼロ電圧状態と紙圧状態の2つの状態をとり得る
もので、その電流電圧特性がいわゆるジョセフソン接合
のそれと相似なスイッチングエレメントがスイッチする
ときの#4If?jにおいて、■電圧を生じてデバイス
抵抗が急上昇する。
■このためにデバイスがゼロ電圧状態にあった時に流れ
ていた電流が急にしゃ断される。
という性′Jiit応用せんとするものである。このス
イッチエレメント(ここでは電流しゃ断回路と呼称する
)によって瞬時的に直流をしゃ断せしめて、外部の供給
電流が全く直流でありながら前記したJTL回路を動作
させる。
本発明では、前記したスイッチングエレメント(電流し
ゃ断回路)によって1論理動作ごとに、電圧パルスを発
生させてJTL回路をゼロ電圧状態にリセットさせる。
このようなパルスによって状態復帰を可能にする機構を
ここではPU機構と呼称する(ここにPutは°pul
se Unlatching。
の略である。) このPU機構を可能にする回路結線には基本的に2側類
考えられる。それは第1図に示すPULC回#!I(こ
こにLCは°Logic Ce1l ’の略)、および
第2図に示すIPULC回路(ここにIは倒置111n
vevSel′の意)である。
まずPULC回路について、第1図を参照してその構成
と動作原理を述べる。本発明のPULC回路では、ジョ
セフソンデバイス4(ジョセフソン接合、ジョセフノン
量子干渉計など)、結合抵抗6、パルス発生回路3の王
者が超電導線によって環状に結付される。デバイス4は
ここでは磁束入力形のものとし、これへの入力制御線(
太線)に最初に直流バイアス電流を供給する。このバイ
アス電源は図から省略されている。つづいて、主直流電
流源1(大きさIA )を結合抵抗6の両端に接続して
主たる回路電流を供給する。このとき、嵯流しゃ断回路
3には全く外部磁束が印加されないものとするから、3
は超電導状態を保つことができる。したがって5gi図
の全体は、電流源1、デバイス4、結合抵抗6からなる
JTL回路であるとみなされる。デバイス4にバイアス
電流による外部磁束が印加されていたから、本回路への
入力電流は直ちに結合抵抗6f:経由して流れる状況が
できる。このとき結合抵抗60両端には出力電圧が発生
している。なお、この状態ではデバイス4、嵯流しゃ断
回路3に共通に結合する信号入力線7には入力信号電流
がないものとするから、前記出力電圧(約2mV)はN
OT動作にあたる出力である。
PULC回路(第1図)において最も重要かつ特徴的な
点は、電流しゃ断回路30両両澗あらかじめ、主*m電
源1(大きさIA)と同方向に第2の副電流電源2(大
きさIm)を結線する。副−流電源2投入の時間的順序
は、入力信号の到来以前であればよい。今、電流しゃ断
回路3は前記したようにゼロ電圧状態(超電導状態)に
あるから、この副電流′電源2からの眠流供給は紡出の
回路状態(結合抵抗6の雨漏に出力電圧が発生している
状態)を変化させない。しかし、NENLや断回路3は
電流によって付勢された状態に入いる。
次にPULC回路に入力信号線7を用いて、入力屯流を
印加する。入力信号#金なかれる電流の向きは、ここで
は、ジョセフソンデバイス4の制御線に印加したバイア
ス電流が生じさせる磁束をキャンセルさせる向きとする
。したがって、入力信号電流がある場合、デバイス4に
は磁束が印加されず、逆流しゃ断回路3に磁束が印加さ
れる状態ができる。このとき、 (+)  岨fiしゃ断回路3の中の内部ジョセフソン
デバイスが低圧状態に達して、瞬時的に正の電圧インパ
ルスを発生すると共に、内部デバイスが高抵抗化して回
路電流エム、II+をしゃ断する、(11)  ジョセ
フソンデバイス4は過去において電圧状態にあったが、
これに印加される磁束がゼロになり且つ(1)のように
一時的にデバイス4t−ながれる逆流がしゃ断されるに
至ったために、ゼロ延圧状態(超電導状態)に強制的に
転移させられる、 という経緯によって、JTLゲートのデバイス4はゼロ
低圧状態に転移する。したがって結合抵抗6の両端に生
じる出力電圧はゼロとなる。すなゎち、入力信号配流が
ある場合、出力電圧がゼロとなり、本PULC回路系が
NOT動作をしていることがわかる。このように出力状
態が変化する過程(+)(I+)で、逆流しゃ断回路3
の内部では一旦遡流しゃ断が起つ友あと、再び大きな電
流上ながし得る状態に復帰している。
この状態から、杏び入力信号電流を除去した場合に生ず
る回路状態の変化について以下に述べる。
このとき、再びデバイス4にバイアス磁束が印加される
からこのデバイスはJTL回路の動作原理にしたがって
低圧状態に転移し、結合抵抗6の両端に出力電圧(約2
mV)が生じる。このとき逆流しゃ断回路には磁束がな
くなるから、大きな超電導直流を運び得る状態に*Iし
ている。
以上の説明により、第1図のPULC回路は直流電源駆
動NOT回路として動作できることが明らかである。一
般にジョセフソンデバイスには、第1図のようにただ1
本の入力信号線だけでなく2本以上の磁束入力形などの
入力信号線を設けられることは公知である。このとき、
単体のジョセフソンデバイスがAND機能機能OR1能
!能つことも公知である。したがって、第1図のNOT
回路において、入力信号at複数とすることにより、P
ULC回路がNAND機能、NOR機能を持つことは明
らかである。
さらにまた、第1図の回路では、あらかじめデバイス4
にバイアス磁束を印加しておく構成としたが、このバイ
アス磁束を電流しゃ断回路の方に印加する場合にはPU
LC回路が前記したAND機能OR機能をもつことは明
らかである。
次に本発明の重要な第2の回路、IPULC回路につい
て、第2図を参照してその構成と動作原理を述べる。
基本的にIPULC回路は、PULC回路の上下を逆に
したものである・すなわち、第1図の回路を倒置しさら
に電流源1,2.の向きを同時に逆にすると、第2図に
おいて抵抗5を除去したものに一致する。さきのPUL
C回路では、結合抵抗6を出力端とする構成であったが
、IPULC回路ではデバイス4に並列に負荷抵抗5を
新らたに設ける・出力電圧はこの抵抗の両端に生じるも
のとみなす。以上の説明により、IPULC回路の基本
的な動作原理は、全<PULC回路のそれと一致する。
PULC回路における出力波形(電圧および逆流)は、
結合抵抗6が負荷抵抗の役割を兼ねるものになるため、
のちの実施例に示すように、大きな尖@11Nをもつイ
ンパルスが重畳し友ものになる。
しかもデバイス4、電流しゃ断回路3、結合抵抗6から
なるループ内の寄生インダクタンスを小さくしないと回
路が動作しない欠点がある。これに対して、IPULC
回路では、出力端とすべき負荷抵抗5を新たに設けてい
る。このため、1)出力波形が歪まない、 2)配線によるループ寄生インダクタンスの大きさを特
に問題としなくてよい、 3) のちの実施例に示すように、論理撮幅(0レベル
とルベルの出力または入力信号のレベル差)が大きくと
れる、 という長所がある。
なお第2図のIPULC回路のデバイス4の替りに、公
知の直流注入形のDCL回路、CIL回路など全挿入で
きることは明らかである。この場合も、前記したrPU
機構」がはたらき、直流電源によってこれらの回路を動
作させることができる。このとき這流しゃ断回路3に結
合する磁束結合人力線7は直接CILまたはDCL回路
の電流入力端子に結合すべきである。またこのとき、電
流しゃ断回路3に付随する入力制御線3には一定の直流
バイアス電流を流しておくべきである。
IPULC回路のもつ機能は、基本的にPULCM路と
同様であり、NAND、NOR,AND、0RNOT、
  の論理ゲートセルに用いることができる。
IPULC回路、PULC回路に共通に、さらに次のよ
うな新らたな回路の使用方法がある。すなわち、IPU
LC回路を例にとると第5図のように2つ以上のIPU
LC回路を並べ、第1段の出力電流を第2段の入力′電
流として結合する。第2段の出力電流は、例として、伝
送線7に結合しマツチングのとれたインピーダンス、す
なわち終端抵抗8で終端するとする。各段への供給電流
は、直流電流電源1,2.から供給される。本回路は、
入力端a、b、cからの人力信号を得て、伝送線に出力
を送る構成であるが、1つの論理動作が終る毎に端子S
から回路全体にリセットノくルス(クロックパルスなど
)を供給して回路全体をリセットすることができる。第
5図はその構成例の一つである。
つぎに、PULC回路、IPtJLC回路に共通に用い
られる電流しゃ断回路3について説明する。
電流しゃ断回路は、第3図、第4図に示すように1つま
たは2つのジョセフソンデバイス31.32tl−直列
に接続し、これに並列にインダクタンス33(大きさし
)と小さな抵抗34(大きさr)を直列接続し友ものを
接ないで構成する。この電流しゃ断回路の動作は、入力
信号線37に入力信号電流がながれるときその両端にノ
(ルス電圧を発生することである。まづ簡単に、一定の
1jL流がこの回路に(第3図、第4図の上および下の
端子を用いて)供給されていると考える。このときKm
しゃ断回路はゼQ電圧状態(超電導状態)にある。
回路内部ではデバイス31および32が超電導状態であ
り、回路iutはすべてデバイス31.32Kl出して
流れている。このとき、入力信号線37に信号電流をな
がす。そうすると、デバイス31.32のながし得る最
大(許容)超電導電流が小さくなってデバイスはゼロ電
圧状態にいられない。したがってデバイスを流れる電流
はしゃ断されて、回路電流はインダクタンス33および
小抵抗34のルー1通って流れるようになる。しかし、
この電流の流路変更に際しては、インダクタンス33の
もつ固有の遅延により、流路変更の瞬時において電流し
ゃ断回路全体を流れる電流がしゃ断され得る。厳密には
、この電流しゃ断回路3に並列な別の電流路が接続され
ているときにこの現象が生起する。この瞬時において電
流しゃ断回路の両端(第3図、第4図の上下の端子)に
は、デバイスに固有なギヤツブ延圧に相当する尖頭パル
ス(impulse ) 電圧が発生する。この電流し
ゃ断の時間は30〜501)$またはそれ以下である・
このあと、回路電流は定常的にインダクタンス33と小
抵抗34を経由して流れる。このとき、電流しゃ断回路
は小抵抗34の値rと回路電流の大きさできまる小さな
電圧を発生する。この値は0.6mV〜0.3 m V
またはそれ以下である。(小抵抗34の値r’lさらに
小さくとると、この電圧をゼロにすることもできる。こ
れは、ジョセフソン接合のセルフリセットとして公知で
ある。しかし、電流しゃ断回路内で共振現象が起きやす
く、好ましくない場合がある。)小抵抗34の大きさr
がゼロでない有限の!をもつことは、電流しゃ断回路内
のデバイス31.32とインダクタンス33からなるル
ープ内に環状直流(超電導電流)が残らないために必要
である。もし小抵抗34がないと、前記した入力信号が
入ったあと、デバイス31.32とインダクタンス33
が超電導的に結合されるのでループ内に永久電流が残存
する。
この現象は、PULC回路、IPULC回路の動作を妨
げるので好ましくない。
つぎに入力信号線37の信号電流がゼロになつ7’c 
44 合、ジョセフソンデバイス31.32に流し得る
最大(許容)超電導電流はもとの大きな値に回復する。
PULC回路、IPULC回路内にある電流しゃ断回路
3はこのとき、自動的にゼロ電圧状態(超電導状態)に
復帰する。九だし小抵抗34が接合のノーマル抵抗RI
Mの値またはそれ以上であると、電流しゃ断回路はこの
ときゼロ電圧状態に復帰できない。以下の実施例では、
小抵抗34の値を0.10にとっている(この値は設計
により変えられる)。
なお、このfl(M、しゃ断回路内にダンピング抵抗を
、例えばデバイス31.32の両端あるいはインダクタ
ンス33の両端に挿入することは差支えない。ただし余
りに大きい値は回路動作を阻害するので好ましくない。
以下、本発明を具体的な実施例によって説明する。はじ
めにPULC回路について2例、さらにIPULC回路
について2例を順を追って述べる。
ここでの実施例では、用いるジョセフソンデバイスを磁
束結合入力型の絶縁物障壁層をもつジョセフソン接合と
した。接合のギヤツブ電圧V、は2.8 mv%障壁層
を通る超電導トンネル電流について(板大)超電導トン
ネル電iJcは1000A / cm ”とした。接合
はpb合金系金属薄膜で作成し、その接合面積は2種類
、25μm角、125μm角、とした。このとき接合の
ノーマル抵抗RIINは、25.am角、12.5μm
角のそれぞれについ”t−RsN(25)=0.270
.RNw(115)=1.10とした。また接合容量C
xは、それぞれCJ (25)=25PF、CJ(12
,5)=6.2PFとした。以下の実施例ではすべて、
電流しゃ断回路3のインダクタンスLを10pHとし、
またその小抵抗Rs k O,1Ωとした。また戒流し
ゃ断回路内で用いる接合はすべて25μm角のもの(以
下簡単のために、これをJJ(25)と表記する)を用
いた。まfcJTL回路を構成するジョセフソンデバイ
ス4としてはJJ(25)とJJ(IZ5)の2種類を
用埴た。
A、PULC回路(その1) 第6図に示す結線(図中Xはジョセフソン接合全あられ
す)において、接合4,31.32はすべてJJ (2
5)とし、結合抵抗6の値Rc yは0.46Ωに選ん
だ・また電流しゃ断回路内には2餉の接合31,321
直列にして使用した。主回路11L#i電流Iムは3.
45mAとし、これを結合抵抗6の両端にあたる2点か
ら給電した。また副回路電源電流■■もa45mAとし
、これを電流しゃ断回路の両端にあたる点から給電した
。また、JTL回路を構成すべきデバイス4に付随する
バイアス制#線には一定の電流4.3mAを別電源から
給電した。入力信号のレベルは、論理値「1」に対応す
るとき4−3 mA %論理値rOJに対応するときO
mAとした。この入力信号電流は、デバイス4と邂流し
ゃ断回路3とに共通に入力信号線7によって結合させた
入力信号電流Iinは、第7図の○印および縦線で示さ
れるように、時刻tに対して 0≦t≦100 pS: Itn = O”A100≦
t≦350ps : l1n=4.3mA350≦’ 
≦600 p” ; I in” 0 ” A600≦
t≦850ps : l1H=4.3mA350≦t≦
1O00pS :  l1n=0”Aに設定した。
このとき得られる結合抵抗6(RCP=0.46Ω)の
両端の出力(圧VOutは、第7図に示されるように、
入力「1」に対してV。ut (1)=0.6my。
入力rOJに対してV out(0) −1,3m y
であった。
この結果は計算機シミュレーションによって得られたも
のである。この出力応答■。ut (t )は、第7図
のように、入力が1になった直後でそのままVout 
(1)の値に漸減するのではなく一旦非常に大きな値2
.3 m Vまで急増したあと反転して急減し最終的に
■。ut (1) = 0.6 m Vに落ちつく特徴
かある。いずれにしても、本PULC回路がNOT論理
動作を行っていることが明らかである。また、電流しゃ
断回路3の両端の電圧VPの変化も第7図中に示される
が、入力「0」のときはOmVの状態にあり、人力「1
」のときは定常的には0.6mVの電圧を保っている。
しかし入力信号「1」が印加された直後は約1.7mV
の尖頭値をもつインバルスを発生して向後0.6 m 
Vの値に落ちつく特徴がある。ま九、入力信号が「0」
になった直後にはプラズマ感動をともなって自動的にゼ
cf[圧状態に復帰していることが明らかである。また
このときのスイッチング遅延は5028以下である。こ
の結果PULC回路が直流電源で論理動作を行うことが
証明された。
H,PULC回路(その2) 本実施例では、さきのPULC回路(その1)とは異な
り、JTL用デバイス4として12.5μm角の接合J
J(12h5)を用いた。その結線図は第8図に示され
るが、JJ (12,5)の使用にともなって結合抵抗
61に太きく L R(IF = 1.850にf更し
た。またこのとき、主回路電源電流を小さくt、Iム+
=1+1.0mAとした。副回路電源電光の大きさIn
その他の回路条件はさきの第6図の場合と同様である。
このとき得られる回路応答は第9図に示されるが、この
場合もさきの第7図と同様、PULC回路が直流電源に
よってNOT論理動作を行うことが証明されている。第
9図の例では、入力rOJのときの出力Vout(0)
は約1.5 m Vと前例より大きくなっている。また
、入力「1」のときの出力Vout (1)はかわらず
0.6 m Vとなっている。この結果、前例では論理
振幅(電圧)は■。ut(0)−Vout (1)= 
0.7 m Vであったが、ここでは論理振幅は0.9
 [1Vに増大している。これら2つの実施例に共通に
■。ut (1)の値はomvではなく0.6mVにな
ることがPUI、C回路の1つの特徴である。
C,IPULC回路(その1) IPULC回路はPULC回路のもつ欠点、1)出力波
形に尖頭値をもつパルス(インノ;ルス)が重畳する、 2)入力「1」のときの出力レベルがOmvにならない
、□ を克服すべく改良されたものである。さらにま九PUL
C回路では、結合抵抗6に並列に寄生インダクタンスが
入いると回路動作が著しく困難になる場合があったが、
IPULC回路では負荷抵抗5(Il−別に設けること
でこの困難を緩和している特長をもつ。
本実施例のIPULC回路では、第10図にその結線を
示すように、電流しゃ断回路3において7?[一つのジ
ョセフソン接合31に25μm角のJJ(25)’t−
m用した。また結合抵抗6の大きさRcPは0.46Ω
、JTL回路の負荷抵抗5の大きさRt、は0.46Ω
に選んだ。主および副電源電流の大きさはIム−4,!
3.45mAとしたから、結合抵抗と電流しゃ断回路3
の接点への電流は正の+1(In+Ii+)として6.
9 rll Aに、電流しゃ断回路とJTL回路の接点
への電流は負の値(−In)として−3,45mAに選
んだ。
入力信号電流Iinは第11図の○印および縦線で示さ
れるように、時刻tに対して 0≦t≦250p8  :  Iin=OmA250≦
t≦5oops  :  Iin=43mA500≦t
≦7sopB  ;  xirl=omA750≦t≦
10001)S : Iin =4.3mAに設定した
このとき得られる負荷抵抗5の両端の出力電圧Vout
は第11図に示されるように、Vout (1)二〇m
V、 Vout(0)=0.7mVであった。また出力
を流はVout (0)/ RL = 15 mAであ
った。時刻tに対するVoutの変化ははy方形であり
、出力波形Vout (りは尖頭値パルスを含まないこ
とが明らかである。なお図中Vpは電流しゃ断回路30
両端の電圧をプロットしたものである。IPULC回路
もまた、第11図によって、直流電源によって駆動され
てNOT論理動作を行っていることが証明される・ D、IPULC回路(その2) 本実施例のIPULC回路では、第12図に示すように
さきのIPULC回路(その1)と異なり、゛電流しゃ
断回路3に2つのジョセフソン接合31.32に一用い
ている。いずれも25μm角の接合である。また、結合
抵抗6、負荷抵抗5の値をひとしく、几Cデ=RL=0
.690に設定している。他の回路条件はIPULC回
路(その1)の例と同様である。
このとき得られる負荷抵抗5の両端の出力電圧Vout
は第13図に示されるように、Vout (1)=Om
V* Vout(0)== 1mVであった。また出力
電流はV out(0)/ RL= 1. s m A
であった。同図中には区流しゃ断回路の両端の電圧VF
の変化もあわせて示されている。このVpは、入力論理
値(ト)のとき、まず1.6 m Vに達する尖頭値パ
ルスを生じたあと定常値として約o、 s m vO値
に落ちついている。さらにまた、入力論理値「0」のと
き、まずプラズマ撮動をともなってOmVの定常値に落
ちついている。このときのスイッチング遅延は5ops
以下である。このIPULC回路もまた、第13図によ
って直流電源によって駆動されて且つNOT論理動作を
行っていることが証明された。
なお以上の4つの実施例のうちでは最後のD例が最も出
力波形が矩形波に近く、論理振幅が大きく、かつ負荷駆
動能力が優れているので好ましい。
以上述べたごとく本発明によれば、電流しゃ断回路によ
る電流しゃ新作用(PU機構)により、従来は断続電源
または交流電源でしか駆動できなかったJTL等のラッ
チング回路系が直流電流電源で駆動できる。また、電流
しゃ断回路のノンラッチング動作により、従来避けられ
なかつ7’l−ノ・ングアツプによる回路誤動作の危険
を低減できる・これらにより、ジョセフソンデバイスを
用いた集積回路チップの設計において、チップ上に交流
電源給電系を特に搭載する必要がなく高集積化が可能と
なる。また抵抗性負荷を駆動できる九め、チップ外の外
部回路を駆動する能力に優れる。さらに本発明の回路だ
けで、OR,AND、NOT。
NAND、NOR,など完全な論理動作を行い得るため
、マスタスライス用基本論理ゲートセルとして使用でき
る。したがって本発明の工業的利用価値は大きいものが
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の回路構成を説明する図、第3
図、第4図は本発明の電流しゃ断回路の構成を説明する
図、第5図は本発明の回路の使用方法の一つを示す図、
第6図、第7図および第8図、第9図はそれぞれ、本発
明のPULC回路の実施例と計算機シミュレーションに
よる出力応答波形を示す図、第10図、第11図および
第12図、第13図はそれぞれ、本発明のIPULC回
路の実施例と出力応答波形を示す図である。 1.2・・・直流電流源、3・・・電流しゃ断回路、4
・・・ジョセフソンデバイス、5・・・負荷抵抗、6・
・・結合W抗、31.32・・・ジョセフソンデバイス
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ジョセフソンデバイス、結合抵抗、嘔流しゃ断回
    路の三者1m状に結線し、該電流しゃ断回路の内泡に第
    1の電流電源を接続し、該結合抵抗の両端に該第1の電
    流電源と同一方向の第2の電流電源を接続し、該結合抵
    抗の両端電圧または電流を串力とすることを特徴とする
    超電導電子回路。 2、特許請求の範囲第1項に記載の電流しゃ断回路はイ
    ンダクタンスと小抵抗との直列回路と、少なくともひと
    つのジョセフソンデバイスとを並列に結線したものとす
    る超電導電子回路。 3、%許請求の範囲第1項に記載の電流しゃ断回路はイ
    ンダクタンスと小抵抗の直列回路と、複数のジョセフソ
    ンデバイスの直列回路とを並列に結線したものとする超
    電導電子回路・4、 負荷抵抗を並列接続したジョセフ
    ソンデバイス、結合抵抗、電流しゃ断回路、の三者t−
    m状vc−M4Mシ、該電流しゃ断回路の両端に第1の
    邂流岨源を接続し、該結合抵抗の両端に該第1の醒流眠
    源と同一方向の第2のt流賦源を砿続し、該負荷抵抗の
    両端電圧ま3たは直流を出力とすることヲ特徴とする超
    電導電子回路。 5、特許請求の範囲第4項に記載の電流しや断回路はイ
    ンダクタンスと小抵抗との直列回路と、少なくともひと
    つのジョセフソンデバイストラ並列に結線したものとす
    る超電導電子回路。 6、特許請求の範囲第4項に記載の電流しゃ断回路はイ
    ンダクタンスと小抵抗との直列回路と、複数のジョセフ
    ソンデバイスの直列回路とを並列に結線したものとする
    超電導電子回路。
JP1166682A 1982-01-29 1982-01-29 超電導電子回路 Granted JPS58130627A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4973155A (en) * 1988-07-29 1990-11-27 Mazda Motor Corporation Method of aiming adjustment for headlights of automotive vehicles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4973155A (en) * 1988-07-29 1990-11-27 Mazda Motor Corporation Method of aiming adjustment for headlights of automotive vehicles

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