JPS5812878B2 - ユウビンリヨウキンインサツソウチノタメノ セツテイキコウ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、郵更料金印刷装置に関するものであり、そし
て特に、郵便料金印刷装置のための、電気的に制御され
た設定機構に関する。

今日の郵便料金システムおよび装置は電子的および電気
的に操作される傾向にあり、そして郵便料金メータの計
数および印刷機能を制御するために電子式の計算機化さ
れたシステムが工夫されてきている。

これらの進歩したシステムのための郵便料金メータは、
これらの電子式システムに適切に接続されるように修正
されなければならない。

そのためには、メータの設定キー列に対する手動制御を
廃止して、この手動制御の代わりに電気的および電子的
に制御される設定機構を設けなければならない。

このような新しい設定機構は、電子式システムまたは計
算機と郵便料金メータとの間，のインタフェースとして
機能する。

計数レジスタ（上昇形レジスタおよび下降形レジスタ；
ａｓｃｅｎｄｉｎｇ ａｎｄ ｄｅｓｃｅｎｄｉｎｇ
ｒｅ−ｇｉｓｔｅｒｓ ）は今日では計算機の一部に
入っているから、郵便料金メータは、機械的レジスタを
除去するようにさらに修正が加えられてきた。

実際には、そのような修正されたメータとして今日ある
ものは、本質的には、変更を防ぐのに必要な物理的保護
装置を有している郵便料金印刷機だけである。

これらの修正されたメータのための設定機構では、これ
らの郵便料金印刷機を機械的に設定するために電子シス
テムによって電気的に指令が出される。

ここに説明する本発明は、コネチカット州、スタムフオ
ードのピトニイ・ボウズ・インコーポレーテツド（ Ｐ
ｉｎｔｎｅｙ−Ｂｏｗｅｓ，Ｉｎｃ．ｏｆ Ｓｔ−．ａ
ｍｆｏｒｄ ， Ｃｏｎｎｅｃｔ ｉ ｃｕｔ ）で作
られている、修正された５３００型郵便料金メータと計
算機とを接続することを主目的として（しかし必ずしも
それにこだわる必要はない）設計された、そのような１
つの設定機構に関するものである。

機械的計、数手段（上昇形および下降形レジスタ）はア
クチュエータ・アセンブリおよび設定レバーと共にこの
メータから除去した。

したがって元のメータで残っているものは、印刷ドラム
、枠および印刷ホイール駆動ラックだけである。

この印刷装置の印刷ドラムの中の印刷ホイールは個々に
“０”から“９”までのどの数値にも設定できる。

そして印刷ホイールのキー列の個数に従って最犬＄（ド
ル）９．９９または＄（ドル）９９．９９等の合成され
た郵便料金値を印刷できろうように印刷ホイールが配置
されている。

印刷ホイールを設定するための駆動ラックは、スプライ
ン軸上を摺動できる、回転可能な主駆動歯車から成る、
本発明の設定機構によって制御される。

この駆動歯車は、各駆動ラックに個々に順番にかみ合っ
て動作し、そして各ラックに対して与えられた回転量だ
け回転することによって、個々の印刷ホイールを与えら
れた値に設定矛る。

設定リンク装置が駆動歯車をスプライン軸上で摺動させ
ながら位置決めして、それによって駆動歯車がそれぞれ
のラックとのかみ合い位置を占める。

駆動歯車を回転させるためにスプライン軸にステップ・
モータが接続されていて、そして駆動歯車を水平方向に
位置決めするために一対の電磁石が設定リンク装置を作
動させる。

印刷装置および設定機構の機械的動作は、メータ（印刷
装置）のハウジングの内部に計画的に置かれた複数個の
フオトセルによって監視される。

本発明の目的は、郵便料金印刷装置のための改良された
設定機構を提供することである。

本発明のもう１つの目的は、郵便料金印刷装置のための
設定機構にして、各印刷キー列を個々に順番に設定する
設定機構を提供することである。

本発明のさらにもう１つの目的は、修正された郵便料金
メータと電子的または計算機化された郵便料金システム
との間のインタフェースとして作用する。

低価格な設定機構を提供することである。本発明のこれ
らの、そしてその他の目的は添付図面と関連させた以下
の詳細な説明を参照することによって、一層良く理解さ
れ、一層明白になるであろう。

概説すれば、本発明は、合成された郵便料金値を生じる
ように個々に設定できる複数個のホイールと、個々に移
動させることができて、それぞれに対応する印刷ホイー
ルを設定するように移動動作する複数個の印刷ホイール
駆動ラックとを有している郵便料金印刷装置のための設
定機構に関する。

この設定機構は、印刷ホイールを設定することを目的と
して、印刷ホイール駆動ラックを移動させるように各印
刷ホイール駆動ラックとかみ合っている駆動手段から成
る。

この駆動手段は、各印刷ホイール駆動ラックと個々にか
み合い、そしてこれらの印刷ホイール駆動ラックが順番
に移動するように印刷ホイール駆動ラックを個々に駆動
する。

設定手段が駆動手段に接続されていて、駆動手段を名印
刷ホイール駆動ラックに順番に１つずつかみ合わさせる
ように動作する。

ステップ・モータが駆動手段に接続されていて、各印刷
ホイール駆動ラックを設定手段によって移動させるよう
に動作する。

第１図について説明すると、本発明の設定機構が
、ピトニイ・ボウズ・インコーポレーテツドの修正され
た５３００型郵便料金メータと共に示されている。

ステップ・モータ５０は、郵便料金ホイール駆動ラツク
４３の上側の組と下側の組（全部で４個）を、一対の上
側および下側の入れ子になった軸【全部で４本）５２ａ
，５２ｂおよび５２ｃ ，５２ｄを介して駆動する。

上側軸５２ａ，５２ｂと下側軸５２ｃ，５２ｄは、ステ
ップ・モータ５０によって時計方向にも反時計方向にも
（矢印５５の方向）回転できる主駆動歯車５１によって
駆動される。

印刷ドラム４２は、最大１９９．９９までの郵便料金印
字を生じる４個の印刷ホイール（図示されていない）を
有する。

各印刷ホイールがこの最大値の各数字を生じるのであっ
て、“０”から“９″までの数値に設定できるようにな
っている。

印刷ホイールは、順番に、４個の駆動ラツク４３ａ，４
３ｂ，４３ｃおよび４３ｄのうちの１つによって設定さ
れる。

駆動ラックはドラム軸５７の内部で（第１図の矢印５６
の方向に）摺動できる。

上側ラツク４３ａおよび４３ｂは、それぞれピニオン歯
車５８ａおよび５８ｂによって制御され、下側ラツク４
３ｃおよび４３ｄはそれぞれピニオン歯車５８ｃおよび
３８ｄによって（第２図参照）制御される。

ピニオン歯車５８ａは軸５２ａに固定されている。

ピニオン歯車５８ｂは軸５２ｂに．固定されている。

ピニオン歯車５８ｃは軸５２ｃに固定されている。

ピニオン歯車５８ｄは軸５２ｄに固定されている。

入れ子になった軸５２ａ，５２ｂおよび５２ｃ ，５２
ｄは、ステップ・モータのそれらに近い側の端部でそれ
ぞれの軸に固定されているそれぞれの平歯車５３ａ ，
５３ｂ（第１．２．３および４図）および平歯車５ ３
ｃ ，５３ｄ（第２図）によってそれぞれ（矢印５９の
方向に）回転される。

主駆動歯車５１は歯車５３ａ ，５３ｂ ，５３ｃおよ
び５３ｄの各々に５３ｂ ，５３ａ ，５３ｄ，５３ｃ
の順番でかみ合う。

このとき“５３ｂ”は“１０ドルの位”の印刷ホイール
に対応し、“５３ｃ”は“１セントの位”の印刷ホイー
ルに対応する。

主歯車５１は、軸６２上でヨーク６３を摺動させること
によって、平歯車５ ３ ａ −５３ｄの各々と向い合
わせに回転接触する位置に順番に摺動していく。

主歯車５１はヨーク６３の溝６４の内部に回転できるよ
うに取り付けられていて、モータ軸５０ａとスプライン
軸６２とを介してステップ・モータ５０によって（矢印
５５の方向に）回転駆動される。

スリーブブツシング６６は第１図に示された如くヨーク
６３の両側に設けられており、そしてスプライン軸６２
はヨーク６３及びスリーブブツシング６６を経て延びて
いる。

スプライン軸６２はスリーブブッシング６６の内壁と接
触しており、これによりスプライン軸６２は回転可能に
支持されている。

他方において、ヨーク６３の内壁は平歯車の異なる歯と
係合するためヨーク６３が横に移動するときヨークがス
プライン軸６２上で固着して動かなくならない様に適当
な寸法に合わされた内径を有している。

ヨーク６３の運動はスロット６７を通り延びている軸６
１により制限されている。

主歯車５１の歯が４つの平歯車５３ａ，５３ｂ，５３ｃ
及び５３ｄの歯と正しく整合するため、各各の平歯車の
歯６９は第４図に示された如くヨーク６３の上方面及び
下方面上に位置づけされたそれぞれの一対の上方歯型６
８及び下方歯型６８’によって所定の位置にロックされ
る。

ヨーク６３及び歯車５１がスプライン軸６２上を滑動す
るとき（矢印６５）、横に延びている上方の歯の突起６
８及び下方の歯の突起６８′は回転不整合のないように
平歯車５３ａ ， ５３ｂ ，５３ｃ及び５３ｄを所定
の位置に保持する。

従って、それぞれ５３ａ ，５３ｂ，５３ｃ及び５３ｄ
の歯の各々は主歯車５１がこれ等の歯と直接噛み合った
時のみ自由に回転することができる。

歯車５１及びヨーク６３の滑り運動（矢印６５）はヨー
クの溝７２内にはめ込まれているトグルピン７１によっ
て制御される。

トグルピン７１はこれが取付けられている旋回可能なリ
ンク７３が中心軸７５の周りに（矢印７４）旋回せしめ
られるときヨーク６３を移動する。

リンク７３はそれぞれ２つの電磁石６０及び電磁石７０
により制御され、それぞれピボットアーム７６，８６及
びピボットアーム７７，８７を介して作動される。

引棒７８及び７９（ばね９４及び８８に関連して）を備
えた電磁石６０及び７０はそれぞれ２つの位置を占める
ことができる。

１つの位置は電磁石が通電されたとき、そして１つの位
置は通電されず、そのそれぞれのばねによってその非通
電位置に引かれている時である。

各々の引棒７８及び７９はベルクランクを制御する。

ベルクランクはレバー７３の位置を確認するため光学的
センサと協働するのに必要な通常の形態のものである。

第１の引棒７８はレバー７６と、ピン９２と、レバー８
６とより成るベルクランクへ取付けられている。

ピン９３の回転はその運動をレバー８６を介してレバー
７３を移動するためピン７５へ伝えられる。

従って、電磁石６０の通電により、ピン７５、従ってレ
バー７３は２つの別の位置へ移動されることができる。

次に電磁石７０にもどり説明すると、引棒７９は第２の
ベルクランク装置へ取付けられている。

このベルクランク装置はピン８３へ連結されているトッ
プレバー７７を含んでいる。

ピン８３の回転が下方レバー８７を作動する。

下方レバー８７はピン９０によってレバー７３へ連結さ
れている。

電磁石６０の作動と同様の方式で電磁石７０の作動はベ
ルクランクを作動し、このようにしてレバー７３は２つ
の位置をとる。

１つの位置は電磁石７０が通電されたときであり、そし
て他の位置は電磁石７０が通電されず、スプリング８８
の作用下で位置づけされている時である。

電磁石６０及び電磁石７０を選択的に通電することによ
って、レバー７３は４つの位置の中の任意の１つに位置
づけされることができる。

電磁石の連動及びこれによるレバー７３の位置づけは歯
車５１を平歯車５３ａ ，ｂ ，ｃ及びｄ（第１図及び
第２図）の異なる１つと選択的に係合せしめる。

第１のベルクランク及び第２のベルクランクは対応する
部分を有している。

これ等の部分は下記の如く対応している：レバー７６は
レバー７７に対応し；ピン９２はピン８３に対応してお
り；レバー８６はレバー８７に対応しており；そしてピ
ン７５はピン９０に対応している。

注意すべきことはレバー７３の位置づけにおいて２つの
ピンのみ、即ちピン９０及びピン７５がレバー７３へ物
理的に連結されている。

同様にして、電磁石６０が引棒７８を介して腕７６を引
くと、腕７６がばね９４の偏倚に抗して軸９２を（矢印
９３の方向に）回転させる。

そのために腕８６が軸９２のまわりに（矢印９５の方向
に）揺動する。

腕８６が揺動すると、中心軸７５が後方（矢印９６の方
向）に移動する。

その結果、トグルピン７１が後方（矢印９１の方向）に
移動する。

主歯車５１と各平歯車５３ａ ，５３ｂ ，５３ｃおよ
び５３ｄとの間の４箇所のかみ合い位置に対応して、電
磁石の引張りによる４種類の組み合わ．せ位置がある。

すなわち（ａ）どちらの電磁石も引張られていない位置
５ ３ ｃ （ｂ）どちらの電磁石も引張られている位
置５３ｂ，（ｃ）電磁石７０が引張られていて、電磁石
６０が引張られていない位置５３ａ１および（ｄ）電磁
石７０が引張られていなくて、電磁１石６０が引張られ
ている位置５３ｄである。

設定機構の動作は次の通りである。

（１）両方の電磁石６０および７０が引張られる。

（２）主歯車５１とステップ・モータ５０を介して平歯
車５３ｂを設定する。

（３）電磁石６０を除勢して、揺動腕７６をばね９４の
作用によって戻す。

（４）主歯車５１を介して平歯車５３ａを設定する。

（５）電磁石６０を付勢し、電磁石７０を除勢して、揺
動腕８７をばね８８の作用によって戻し、揺動腕８６を
ばね９４に抗して揺動させる。

（６）主歯車５１を介して平歯車５３ｄを設定する。

（７）電磁石６０を除勢して、揺動腕７６をばね９４の
作用によって戻す。

そして（８）主歯車５１を介して平歯車５３ｃを設定す
る。

平歯車が個々の郵便料金値位置に設定されて、ラツク４
３と印刷ホイール（図示されていない）が郵便料金値位
置を占めると、ドラム４２が軸５７を介して（矢印９７
の方向に）回転して、設定された郵便料金を印刷できる
状態になる。

ドラム４２の零位置は軸５７に固定された溝付き円板９
８によって監視される。

円板９８の溝１００が光学的読出しウエル９９の中にあ
るとき、ドラムは零位置にある。

設定機構の後述するすべての光学的読出しウエルは、発
光ダイオード（ＬＥＤ）とこのＬＥＤによって放たれた
光を受けるためのフォトトランジスタから成る。

歯車５１とヨーク６３の（矢印６５方向の）摺動位置は
、それぞれ揺動腕８６および７７の揺動位置を決定する
ことによって監視される。

揺動腕８６は、電磁石６０が付勢および除勢されるとき
にウエル１０２の中に入ったり、そこから出たりするよ
うに揺動ずるフインガ１０１を有する。

揺動腕７７は、電磁石７０が付勢および除勢されるとき
にウエル１０４の中に入ったり、そこから出たりするよ
うに揺動するフインガ１０３を有する。

軸５２ａおよび５２ｂの零位置はそれぞれ溝付き円板１
０５ａおよび１０５ｂ（第１図および第２図）によって
監視される。

円板１０５ａの溝１０６ａがウエル１０７ａの中にある
とき、軸５２ａは零位置にある。

同様に、円板１０５ｂの溝１０６ｂがウエル１０７ｂの
中にあるとき、軸５２ｂは零位置にある。

軸５２ｃおよび５２ｄも、それぞれの円板１０５Ｃおよ
び１０５ｄと、溝１０６ｃおよび１０６ｄと、そしてウ
エル １０７ｃおよび１０７ｄ（第２図）とによって零
位置を監視される。

ステップ・モータ軸５０ａ１スプライン軸６２および歯
車５１の回転は、歯車１０８および１０８ａ，溝付き監
視ホイール１０９と監視ウエニル１１０を介して監視さ
れる。

ステップ・モータ軸５０ａがスプライン軸６２および主
歯車５１を回転させると、軸５０ａに取り付けられた歯
車１０８も回転する。

歯車１０８は、溝付き監視ホイール１０９によって支持
された歯車１０８ａとかみ合っており、そのために軸５
０ａに対応してホイール１０９も回転する。

監視ホイール１０９上の溝の５番目毎の溝１１１は特に
深くなっていて、同期のための基準になっている。

ホイール１０９上の各溝は郵便料金値の１単位の変化に
対１応している。

溝付きホイール１０９はウエル１１０によって光学的に
監視される。

ウエル１１０は、第２図に示すように、２個の光検出器
１１０ａおよび１１０ｂを有する。

光検出器１１０ａはステップ・ホイール１０９の各ステ
ップを監視し、そして検出器１１０ｂは５番目毎のステ
ップを監視する。

本発明の修正形および変形は当業者には多く考えつくで
あろう。

したがって本発明の精神と範囲は構造の特定の詳細だけ
に限られるものではない。

本発明における実施態様を説明すれば、次の通りである
。

１）組み合わされた印刷ホイールを郵便料金設定値に設
定するために個々に移動させ得る複数個の印刷ホイール
駆動フックを具備する郵便料金印刷装置のための設定機
構にして、 複数個の回転できるように取り付けられたピニオン歯車
であって、該印刷ホイール駆動ラックの各々に対して該
ピニオン歯車が１個ずつ組み合わされていて、該ピニオ
ン歯車の各々が組み合わ抛印刷ホイールを部便料金設定
値に設定するために対応する印刷ホイール駆動ラックを
回転駆動するように該ラックに接触していて、該ラック
を移動させるようになっているところのピニオン歯車と
、 該複数個のピニオン歯車を回転させるためにそのうちの
いずれか１個を各々が個々に支持している複数本の回転
可能な軸と、 該軸の各々を回転駆動し、したがって該印刷ホイール駆
動ラックの各々を駆動するために、該軸の各々に作動接
続できるようになっているステップ・モータと、 該ステップモータを該複数本の軸のうちの個個の軸に順
番に接続するために該軸と該ステップ・モータとの間に
配置されている相互接続手段とを備えていることを特徴
とする設定機構。

２）第１項の設定機構にして、該相互接続手段が、該軸
の各々によって１個ずつ支持されている平歯車と、該ス
テップ・モータに回転できるように接続されたスプライ
ン軸と、該スプライン軸上に摺動可能なように支持され
て、一緒に回転するようになっている主歯車にして、該
主歯車が該スプライン軸上を摺動させられたときに該平
歯車の各々と順番にかみ合い、そしてそのようなかみ合
いが生じて、該スプライン軸が該ステップ・モータによ
って回転されると該主歯車が各平歯車を回転させるよう
になっている主歯車と、そして該主歯車を該スプライン
軸上で摺動させるように該主歯車に接続されている手段
とからなることを特徴とするもの。

３）第２項の設定機構にして、該主歯車を該スプライン
軸上で摺動させるための該手段が、該主歯車が該スプラ
イン軸上で摺動運動できるように該主歯車を支持してい
るヨークと、該ヨークと該主歯車を該スプライン軸に対
して移動させるために該ヨークに接続されているリンク
手段と、そして該リンク手段を設定するために該リンク
手段に接続されている少なくとも１個の電磁石から成る
もの。

４）第３項の設定機構にして、該平歯車が該主歯車と回
転かみ合いの関係になっていないときに該平歯車を回転
しないように固定しておくために、゛該ヨークが少なく
とも１個の細長い、横方向に伸びるキー溝を有している
もの。

ｂ）第３項の設定機構にして、該リンク手段が、該ヨー
列とその一端を動き得るように取り付けられ、そして該
電磁石の１つにその他端を動き得るように取り付けられ
た、少なくとも１個の揺動可能な設定腕を有しているも
の。

６）第１項の設定機構にして、複数本のピニオン歯車支
持軸のうちの少なくとも２本が入れ子式になっているも
の。

７）組み合わされた印刷ホイールを郵便料金設定値に設
定するために個々に移動させ得る複数個の印刷ホイール
駆動ラックを具備する郵便料金印刷装置のための設定機
構にして、 複数本の回転できるように取り付けられた軸であって、
その一端に１個のピニオン歯車を有し、他端に１個の平
歯車を有していて、該ピニオン歯車の各々がそれぞれの
印刷ホイール駆動ラックに、それを駆動するようにかみ
合っているところの軸と、 該印刷ホイール駆動ラックを移動させるようにそれぞれ
のピニオン歯車を回転させるために、該平歯車の各々を
回転駆動することを目的として各平歯車に接続できるよ
うになっているステップ・モータと、 該ステップ・モータを該平歯車の各々に順番に相互接続
するための、ステップ・モータと該平歯車との間に置か
れた内部接続手段であって、該ステップ・モータに回転
できるように接続されたスプライン軸と、該スプライン
軸上に摺動可能なように支持されて一緒に回転するよう
になっていて、該スプライン軸上を摺動させられたとき
に該平歯車の各々と順番にかみ合い、そしてそのような
かみ合いが生じて、該スプライン軸が該ステップ・モー
タによって回転されたときに各平歯車を回転させるよう
になっている主歯車と、該主歯車を該スプライン軸上で
摺動させるように該主歯車に接続されている手段とから
成る相互接続手段とを備えていることを特徴とする設定
機構。

８）第７項の設定機構にして、該主歯車を該スプライン
軸上で摺動させるための該手段が、該主歯車が該スプラ
イン軸上で摺動運動できるように該主歯車を支持してい
るヨークと、該ヨークと該主歯車を該スプライン軸に対
して移動させるために該ヨークに接続されているリンク
手段と、そして該リンク手段を設定するために該リンク
手段に接続されている少なくとも１個の電磁石から成る
もの。

９）第８項の設定機構にして、該平歯車が該主歯車と回
転かみ合いの関係になっていないときに該平歯車を回転
しないように固定しておくために、該ヨークが少なくと
も１個の細長い、横方向に伸びるキー溝を有しているも
の。

１０）第８項の設定機構にして、該リンク手段が、該ヨ
ークにその一端を動き得るように取り付けられ、そして
該電磁石の１つにその他端を動き得るように取り付けら
れた、少なくとも１個の揺動可能な設定腕を有している
もの。

１１）第７項の設定機構にして、複数本のピニオン歯車
支持軸のうちの少なくとも２本が入れ子式になっている
もの。

１２）合成された郵便料金値を生じるように個々に設定
し得る複数個の印刷ホイールと、対応する印刷ホイール
を設定するように移動できる複数個の個々に移動できる
印刷ホイール駆動ラックとを具備する郵便料金印刷装置
のための設定機構にして、 該印刷ホイールを設定することを目的として該印刷ホイ
ール駆動ラックを移動させるために、印刷ホイール駆動
ラックの各々に、それを駆動するように接続され得る駆
動手段であって、印刷ホイール駆動ラックが順番に移動
されるようにするために、各印刷ホイール駆動ラックに
個個に接続され、各印刷ホイール駆動ラックを個個に駆
動するようになっている駆動手段と、該駆動手段を該印
刷ホイール駆動ラックの各各に個々に順番に駆動接続さ
せるように該駆動手段に接続されている設定手段と、 該駆動手段が該設定手段によって各印刷ホイール駆動ラ
ックに作動接続されたときに、該駆動手段が該印刷ホイ
ールの各々を移動させるように、該駆動手段に接続され
ているステップ・モータとを備えていることを特徴とす
る設定機構。

１３）第１２項の設定機構にして、該駆動手段が該ステ
ップ・モータに接続されたプライン軸上に摺動できるよ
うに取り付けられた、回転可能な駆動歯車から成るもの
。

１４）第１３項の設定機構にしそ、ｉ設定手段が、該印
刷ホイール駆動ラックの各々力咄作接続されるように該
駆動歯車を該スプ、ライン軸に沿って摺動させることを
目的として該駆動歯車に接続されているリンク装置と、
そして該リンク装置を、したがって該駆動歯車を移動さ
せるように該リンク装置に接続されている、少なくとも
１個の電磁石とから成るもの。

【図面の簡単な説明】

第１甲は、修正された５３００型郵便料金メータと共に
示されている設定機構の透視図である。 第・２図は、第１図の設定機構を線２−２に沿って眺め
た一面図である。 第３図は、第１図の設定機構のヨーク、主歯車およびス
プライン軸の拡大透視図であり、部分的に破断されてい
る。 第４図は、第３図の正面図であり、種々の歯車部分の間
のかみ谷 ている部分もある。 ４３……印刷ホイール駆勲ラツク、５０……ステップ・
モータ、５１……半駆動歯車、５２……軸、５３……平
歯車、５８……ピニオン歯車、６２……スプライン軸、
６３……ヨーク、６０および７０……電磁石、７３……
リンク。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 組み合わされた印刷ホイールを郵便料金設定値に設
   定するために個々に移動させ得る複数個の印刷ホイール
   駆動ラックを具備する郵便料金印刷！装置のための設定
   機構にして、 一対の間隔をへだてた、入れ子式の、回転可能に取付け
   られた軸であって、その各々が、その一方端に取付けら
   れた一対のピニオン歯車と、その他端に取付けられた一
   対の平歯車とを有しており、該ピニオン歯車の各々がそ
   れぞれの該印刷ホイール駆動ラックと作動的に係合して
   いる軸と；該プリントホイール駆動ラックを移動するた
   めそれぞれのピニオン歯車を回転するように該平歯車の
   各々を回転駆動するための各々の平歯車に作動的に連結
   可能であるステップモータと；該ステップモータを逐次
   的な方式で該平歯車の各々と相互に連結するため該ステ
   ップモータと該平歯車との間に配置された相互に連結可
   能な装置を具備し： 該相互（連結可能な装置が、該ステップモータに回転可
   能に連結されたスプライン軸と、ヨーク装置により該ス
   プライン軸と共に回転し、且つ該スプライン軸に滑動可
   能に支持された主歯車とを具備しており、該ヨークは該
   平歯車が該主歯車と回転係合位置にないとき該平歯車を
   回転しないようにロックするための装置を有しており、
   該主歯車は該ヨークの中央部分内に配置されていて、該
   主歯車の歯は該主歯車が回転されるべき平歯車に対向し
   て位置づけされるまで該平歯車を回転しないようにロッ
   クしておくためロック装置と協働するようになっており
   、更に該主歯車と該ヨークとを該スプライン軸上に滑動
   せしめるための該主歯車と該ヨークとに作動的に連結さ
   れた装置を具備しており、該主歯車は、該主歯車及び該
   ヨークが該スプライン軸上を滑動せしめられるとき該平
   歯車の各々と逐次的に滑動町能に係合し、該主歯車が該
   平歯車に滑動可能に係合せしめられ且つ該スプライン軸
   が該ステップモータによって回転せしめられるとき、該
   主歯車が各々の該平歯車を回転せしめることを特徴とす
   る設定機構。