JPS5812694Y2 - クリツプ構造 - Google Patents
クリツプ構造Info
- Publication number
- JPS5812694Y2 JPS5812694Y2 JP9379280U JP9379280U JPS5812694Y2 JP S5812694 Y2 JPS5812694 Y2 JP S5812694Y2 JP 9379280 U JP9379280 U JP 9379280U JP 9379280 U JP9379280 U JP 9379280U JP S5812694 Y2 JPS5812694 Y2 JP S5812694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- presser plate
- frame
- plate
- receiving frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、クリーニング店等において被服を吊下させ
るときに用いるハンガ一式クリップのクリップ構造に関
するものである。
るときに用いるハンガ一式クリップのクリップ構造に関
するものである。
従来この種のクリップ構造は、平板を用いた押え板と、
この押え板と同様に平板を用いた受は板とにより構成さ
れたものであった。
この押え板と同様に平板を用いた受は板とにより構成さ
れたものであった。
ところがこの受は板に平板を用いた場合には、受は板と
押え板との間に被服を単に挾んだだけの状態となるため
、十分な挟持状態が得られず、これを使用して被服を吊
下させたときには被服の重量を支えることができずに脱
落させてしまうということがある。
押え板との間に被服を単に挾んだだけの状態となるため
、十分な挟持状態が得られず、これを使用して被服を吊
下させたときには被服の重量を支えることができずに脱
落させてしまうということがある。
そこで本案では、受は板の内部に空間を形成させて、従
来の平板ではなく枠状に形成させた受は枠として形成さ
せ、この空間を形成させた受は枠と押え板とで被服を挾
むようにさせることにより、受枠の空間内に被服を押し
込んだ状態の挟持状態が得られるようにして、被服を脱
落させるといったことのないクリップ構造を提供し、又
一体成形による製作が容易にできるようにしようとする
ものである。
来の平板ではなく枠状に形成させた受は枠として形成さ
せ、この空間を形成させた受は枠と押え板とで被服を挾
むようにさせることにより、受枠の空間内に被服を押し
込んだ状態の挟持状態が得られるようにして、被服を脱
落させるといったことのないクリップ構造を提供し、又
一体成形による製作が容易にできるようにしようとする
ものである。
以下本案を図面に示す実施例に基づき説明する。
Ａは合成樹脂を材質として型枠成形により製作させたハ
ンガークリップであり、受は枠１と押え板２とからなる
挟持部ａと、この挟持部ａに連設させたハンガーフック
３と、上記挾持部ａの挾持状態を保持させる係合体４と
を一体的に成形させている。
ンガークリップであり、受は枠１と押え板２とからなる
挟持部ａと、この挟持部ａに連設させたハンガーフック
３と、上記挾持部ａの挾持状態を保持させる係合体４と
を一体的に成形させている。
上記受は枠１は縦長台形の枠体により形成されて、その
内部６；形成させた空間Ｓも縦長台形に形成され、かつ
内面を受は面５として形成させるとともに、外面に補強
用のリブ６を突設させ、かつ上辺に立上り部７を形成さ
せるとともに上記ハンガーフック３の基端を連設させ、
かつ下辺の受は面には受刃８を突設させている。
内部６；形成させた空間Ｓも縦長台形に形成され、かつ
内面を受は面５として形成させるとともに、外面に補強
用のリブ６を突設させ、かつ上辺に立上り部７を形成さ
せるとともに上記ハンガーフック３の基端を連設させ、
かつ下辺の受は面には受刃８を突設させている。
上記押え板２は横幅ｍを上記空間Ｓの横幅ｍ′より若干
幅狭に形成させた縦長台形板により形成され、その基端
をヒンジ部９を介して上記立上り部１７に連設させ、か
つ内面を押え面１０として形成させるとともに、外面に
補強用のリブ１１を突設させ、かつ下辺の押え面には上
記受刃８と対向させて受刃１２を突設させている。
幅狭に形成させた縦長台形板により形成され、その基端
をヒンジ部９を介して上記立上り部１７に連設させ、か
つ内面を押え面１０として形成させるとともに、外面に
補強用のリブ１１を突設させ、かつ下辺の押え面には上
記受刃８と対向させて受刃１２を突設させている。
尚上記ヒンジ部９は押え板２の肉厚を立上り部７に沿っ
て薄肉にさせた溝状に形成されている。
て薄肉にさせた溝状に形成されている。
又立上り部７の内面から押え板２の先端までの長さｎは
上記空間Ｓの長さｎ′とほぼ同長に形成されており、し
たがって第２図に示すように押え板２を傾斜状態にさせ
た場合には、正面方向からみると押え板２の左右両側辺
および下辺には空間Ｓの内縁との間で若干の間隙ｔが生
じることになる（第１図参照）。
上記空間Ｓの長さｎ′とほぼ同長に形成されており、し
たがって第２図に示すように押え板２を傾斜状態にさせ
た場合には、正面方向からみると押え板２の左右両側辺
および下辺には空間Ｓの内縁との間で若干の間隙ｔが生
じることになる（第１図参照）。
又上記係合体４は適宜間隔を保持して一連に連設させた
数個の球状体１３を受は枠１の上辺に連設させて構成さ
れ、この球状体１３を押え板２に穿設させた係止孔１４
内に空間Ｓを通して係合させるようにして空間Ｓへの押
え板２の押圧時に、同押え板２が係合体４に係合して受
枠１と押え板２との間に介入した被服Ｆの挟圧保持を行
えるように構成している。
数個の球状体１３を受は枠１の上辺に連設させて構成さ
れ、この球状体１３を押え板２に穿設させた係止孔１４
内に空間Ｓを通して係合させるようにして空間Ｓへの押
え板２の押圧時に、同押え板２が係合体４に係合して受
枠１と押え板２との間に介入した被服Ｆの挟圧保持を行
えるように構成している。
尚１５で示すものは上記係止孔１４に連設させた大径孔
である。
である。
又係合体４の他例としては第３図に示すように受は枠１
と押え板２とにそれぞれ鉤片１６，１６を突設させて、
この両鉤片１６，１６を係合させるようにして空間Ｓへ
の押え板２の押圧時に同押え板２が係合体４に係合して
受枠１と押え板２との間に介入した被服Ｆの挟圧保持を
行えるように構成させたものでもよい。
と押え板２とにそれぞれ鉤片１６，１６を突設させて、
この両鉤片１６，１６を係合させるようにして空間Ｓへ
の押え板２の押圧時に同押え板２が係合体４に係合して
受枠１と押え板２との間に介入した被服Ｆの挟圧保持を
行えるように構成させたものでもよい。
尚第６図は型枠成形に使用する型構造を示しており、図
中１７は下枠、１８は上梓である。
中１７は下枠、１８は上梓である。
この場合、押え板２を傾斜状態にさせて成形を行うもの
であり、この状態では前記したように押え板２の左右両
側辺および下辺には間隙ｔが生じていることから、押え
板２が受は枠１上にオーバーラツプして型抜きの障害と
なるといったことはないのである。
であり、この状態では前記したように押え板２の左右両
側辺および下辺には間隙ｔが生じていることから、押え
板２が受は枠１上にオーバーラツプして型抜きの障害と
なるといったことはないのである。
そして被服Ｆの上縁部を受は枠１と押え板２との間に介
入させて、これを受は枠１と押え板２とで挟持させるも
のであるが、このとき受は枠１の内部に空間Ｓが形成さ
れていることから、この状態では第５図に示すように被
服Ｆが空間Ｓ内に押し込まれた挟持状態となり、このた
め被服Ｆは確実に挟圧保持されて吊下状態で脱落すると
いったことはないのである。
入させて、これを受は枠１と押え板２とで挟持させるも
のであるが、このとき受は枠１の内部に空間Ｓが形成さ
れていることから、この状態では第５図に示すように被
服Ｆが空間Ｓ内に押し込まれた挟持状態となり、このた
め被服Ｆは確実に挟圧保持されて吊下状態で脱落すると
いったことはないのである。
上述のように本案によれば、受は枠に形成させた空間に
より確実な挾持状態が得られるため、従来と異なり吊下
状態で被服が脱落して汚してしまうといったことがない
という効果がある。
より確実な挾持状態が得られるため、従来と異なり吊下
状態で被服が脱落して汚してしまうといったことがない
という効果がある。
又製作に際しての型枠成形が間隙ｔを設けたことにより
極めて容易に行えるという効果がある。
極めて容易に行えるという効果がある。
第１図は本案実施例のハンガークリップを示す正面図、
第２図は第１図Ｉ−Ｉ線による断面図、第３図は他例を
示す断面図、第４図は使用状態の断面図、第５図は第４
図ＩＩ −ＩＩ線による断面図、第６図は型枠成形に際
しての型構造を示す断面図である。 Ａ：ハンガークリップ、ａ：挾持部、１：受は枠、２：
押え板、３：ハンガーフック、４：係合体、９：ヒンジ
部、ｍ、ｍ’：横幅、Ｓ：空間、Ｆ：被服、ｔ：間隙。
第２図は第１図Ｉ−Ｉ線による断面図、第３図は他例を
示す断面図、第４図は使用状態の断面図、第５図は第４
図ＩＩ −ＩＩ線による断面図、第６図は型枠成形に際
しての型構造を示す断面図である。 Ａ：ハンガークリップ、ａ：挾持部、１：受は枠、２：
押え板、３：ハンガーフック、４：係合体、９：ヒンジ
部、ｍ、ｍ’：横幅、Ｓ：空間、Ｆ：被服、ｔ：間隙。
Claims (1)
- 内部に空間Ｓを形成させた受枠１上方にハンガーフック
３を連設し、かつ受枠１の上辺に押え板２の基端をヒン
ヂ部９を介して一体的に連設させ、かつ上記押え板２の
横幅ｍを空間Ｓの横幅ｍ′より若干幅狭に形成させると
共に、空間Ｓへの押え板２の押圧時に、同押え板２が係
合体４に係合して受枠１と押え板２との間に介入した被
服ｐ：の挟圧保持を行うように構成してなるクリップ構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379280U JPS5812694Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | クリツプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9379280U JPS5812694Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | クリツプ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5715345U JPS5715345U (ja) | 1982-01-26 |
| JPS5812694Y2 true JPS5812694Y2 (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=29455729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9379280U Expired JPS5812694Y2 (ja) | 1980-07-02 | 1980-07-02 | クリツプ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812694Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-02 JP JP9379280U patent/JPS5812694Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5715345U (ja) | 1982-01-26 |
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