JPS58126941A - タリウム製造方法 - Google Patents
タリウム製造方法Info
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- JPS58126941A JPS58126941A JP750482A JP750482A JPS58126941A JP S58126941 A JPS58126941 A JP S58126941A JP 750482 A JP750482 A JP 750482A JP 750482 A JP750482 A JP 750482A JP S58126941 A JPS58126941 A JP S58126941A
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- JP
- Japan
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- thallium
- leaching
- filtrate
- slurry
- alkali
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タリウム含有物質から高純度の金属タリウム
を製造する方法に関するものであり、特には非鉄製錬工
程に訃いて産出する各種含タリウム物質を出発厘料とし
て亜鉛板を使用する置換工程を含む湿式処理により高純
度の金属タリウムを製造する方法に関する。
を製造する方法に関するものであり、特には非鉄製錬工
程に訃いて産出する各種含タリウム物質を出発厘料とし
て亜鉛板を使用する置換工程を含む湿式処理により高純
度の金属タリウムを製造する方法に関する。
鉛電解液、カドミウム製錬工程から発生する清浄滓、亜
鉛製錬煙灰、その他非鉄製錬工種における成る種の残滓
中廃物中には、その出所に応じてタリウムが数1s〜2
04@度含まれている。このようなタリウム含有物質か
らタリウムを回収せず放置しておくと、タリウムは製錬
系内で循環中に累積し、許容隈を越えると様々の工種段
階に悪影響を及ぼす。そればかシでなく、最近では光フ
ァイバ、複写器レンズ等の特殊光学用途や、光電管、ト
ランジスター等の封着用にタリウムが求められるように
なっており、との場合高純度の金属タリウムが特に要望
される。
鉛製錬煙灰、その他非鉄製錬工種における成る種の残滓
中廃物中には、その出所に応じてタリウムが数1s〜2
04@度含まれている。このようなタリウム含有物質か
らタリウムを回収せず放置しておくと、タリウムは製錬
系内で循環中に累積し、許容隈を越えると様々の工種段
階に悪影響を及ぼす。そればかシでなく、最近では光フ
ァイバ、複写器レンズ等の特殊光学用途や、光電管、ト
ランジスター等の封着用にタリウムが求められるように
なっており、との場合高純度の金属タリウムが特に要望
される。
斯界では、含タリウム物質からタリウム含有物質する工
業的方法についての試みはいまだ少く、特に高純度金属
タリウムを製造する方法は確立されていない。提唱され
た方法の一つとして、例えば%開昭56−15694j
号に開示される方法がある。この方法は、−)タリウム
を含も製錬中間物に還元剤として亜硫酸ソーダ等を加え
てこれを硫酸溶液に溶解する段階と、(ロ)このP液に
ソーダ灰或いは炭酸カリウムを加えてpH9以上とし、
生成する沈殿物を分離除去する段階と、(ハ)更にF液
に硫酸を加えてpH15以下としそして亜鉛末を添加し
てセメンチージョンを行う段階とを含むものであ、9.
99.9911以上の高純度金属タリウムを製造しうろ
ことを報告している。しかしながら、上記方法は亜鉛末
をセメンチージョン用還元剤として使用する為、製品中
に亜鉛末が巻込まれる恐れがあり、高純度金属タリウム
製造方法として必ずしも適当でない。不純物除去につい
ても改善の余地を残している。更には、亜硫酸還元を行
った場合、亜鉛による置換時に赤褐色の沈殿が多量に発
生するととがあシ、生成するスポンジタリウムが微粒状
にな抄やすいことが認められた。
業的方法についての試みはいまだ少く、特に高純度金属
タリウムを製造する方法は確立されていない。提唱され
た方法の一つとして、例えば%開昭56−15694j
号に開示される方法がある。この方法は、−)タリウム
を含も製錬中間物に還元剤として亜硫酸ソーダ等を加え
てこれを硫酸溶液に溶解する段階と、(ロ)このP液に
ソーダ灰或いは炭酸カリウムを加えてpH9以上とし、
生成する沈殿物を分離除去する段階と、(ハ)更にF液
に硫酸を加えてpH15以下としそして亜鉛末を添加し
てセメンチージョンを行う段階とを含むものであ、9.
99.9911以上の高純度金属タリウムを製造しうろ
ことを報告している。しかしながら、上記方法は亜鉛末
をセメンチージョン用還元剤として使用する為、製品中
に亜鉛末が巻込まれる恐れがあり、高純度金属タリウム
製造方法として必ずしも適当でない。不純物除去につい
ても改善の余地を残している。更には、亜硫酸還元を行
った場合、亜鉛による置換時に赤褐色の沈殿が多量に発
生するととがあシ、生成するスポンジタリウムが微粒状
にな抄やすいことが認められた。
そこで、本発明者は、上記のような欠点を呈さない高純
度金属タリウムの製造方法を確立するべく鋭意研究の結
果、亜鉛置換工種において亜鉛板 ”を使用すること
により亜鉛末の巻込み問題を排除し、各種不純物を好適
に除去できそして亜鉛f換工程において赤褐色沈殿物を
生ぜずま九棗質のスポンジタリウムを生成しうる方法の
確立に成功し九。
度金属タリウムの製造方法を確立するべく鋭意研究の結
果、亜鉛置換工種において亜鉛板 ”を使用すること
により亜鉛末の巻込み問題を排除し、各種不純物を好適
に除去できそして亜鉛f換工程において赤褐色沈殿物を
生ぜずま九棗質のスポンジタリウムを生成しうる方法の
確立に成功し九。
本発明は、
(イ) タリウム含有物質をSOx浸出処理してSO!
浸出スラリーを生成する段階(S01浸出段階)と、 (ロ)該80w浸出スラリーにp H−9以上と力るよ
うアルカリを添加する段階(T1浸出・アルカリ中和段
階)と、 (ハ)前記アルカリ添加スラリーをろ過する段階(ろ過
段階)と、 に)該ろ液に@酸及び過酸化水素を添加し、PH=2〜
3において亜鉛板を使用してセメンチージョン管行う段
階(亜鉛板置換段階)と、(ホ)生成するスポンジタリ
ウ^を溶融水酸イヒナトリウム浴を使用して溶融処理す
る段階(溶融段階)と を包含する高純度金属タリウム製造方法を提供すL・。
浸出スラリーを生成する段階(S01浸出段階)と、 (ロ)該80w浸出スラリーにp H−9以上と力るよ
うアルカリを添加する段階(T1浸出・アルカリ中和段
階)と、 (ハ)前記アルカリ添加スラリーをろ過する段階(ろ過
段階)と、 に)該ろ液に@酸及び過酸化水素を添加し、PH=2〜
3において亜鉛板を使用してセメンチージョン管行う段
階(亜鉛板置換段階)と、(ホ)生成するスポンジタリ
ウ^を溶融水酸イヒナトリウム浴を使用して溶融処理す
る段階(溶融段階)と を包含する高純度金属タリウム製造方法を提供すL・。
更に、出発含タリウム物質が鉛管含んでいる場合、前記
(ハ)のろ過段階後、ろ液に炭酸ノ(リウム(B+1C
Os )及び硫酸を添加して沈殿物を除去する段階(脱
鉛段階)を組込むことが所望される。
(ハ)のろ過段階後、ろ液に炭酸ノ(リウム(B+1C
Os )及び硫酸を添加して沈殿物を除去する段階(脱
鉛段階)を組込むことが所望される。
以下、本発明について図面70−シートを参照しつつ具
体的に説明する。
体的に説明する。
本発明の出廃原料となるタリウム含有物質は、前述した
ように、鉛電解液、カド建つム製錬工程で産出される清
浄滓等の非鉄金属製錬工程で産出される中間物や残査物
であるが、とこでは清浄滓を例にとって説明を進めるこ
とにする。清浄滓とは、カドミウム製錬において、プッ
トレルダスト、煙灰等の含カドミウム原料を硫酸化焙焼
後温水によシ浸出操作し、そこからの浸出液を浄液檜に
おいて過マンガンfil☆リウム、酸化亜鉛等の添加の
下で固液分離した残滓を言う。分別され九液は清浄液と
呼ばれて、カドンクム地金製造工程に供され、清浄滓は
従来工程に繰返されていた一J)(、ここでは金属タリ
ウム製造の出発原料として使用されるものである。清浄
滓は一般に10〜20嘔のりリ驚つムに加えて、亜鉛、
カドミウム、鉛、砒素、マ/ガン等の不純物を様々の程
度に含んでいる。
ように、鉛電解液、カド建つム製錬工程で産出される清
浄滓等の非鉄金属製錬工程で産出される中間物や残査物
であるが、とこでは清浄滓を例にとって説明を進めるこ
とにする。清浄滓とは、カドミウム製錬において、プッ
トレルダスト、煙灰等の含カドミウム原料を硫酸化焙焼
後温水によシ浸出操作し、そこからの浸出液を浄液檜に
おいて過マンガンfil☆リウム、酸化亜鉛等の添加の
下で固液分離した残滓を言う。分別され九液は清浄液と
呼ばれて、カドンクム地金製造工程に供され、清浄滓は
従来工程に繰返されていた一J)(、ここでは金属タリ
ウム製造の出発原料として使用されるものである。清浄
滓は一般に10〜20嘔のりリ驚つムに加えて、亜鉛、
カドミウム、鉛、砒素、マ/ガン等の不純物を様々の程
度に含んでいる。
清浄滓は、5最初、SO!浸出処理を施される。
SO鵞浸出処理自体は知られておシ、亜硫酸ソーダを添
加し九シ、或いは亜硫酸ガスを吹込むことによって清浄
滓中に3価の形で存在するタリウムを1価に還元して水
溶性とするものである。
加し九シ、或いは亜硫酸ガスを吹込むことによって清浄
滓中に3価の形で存在するタリウムを1価に還元して水
溶性とするものである。
こうして生成された80w浸出スラリーは、必要に応じ
て貯蔵滓及び水を加えてリパルプした後タリウム浸出・
アルカリ中和段階に送られる。
て貯蔵滓及び水を加えてリパルプした後タリウム浸出・
アルカリ中和段階に送られる。
SO!浸出スラリーは、浸出槽において、PH−90以
上でアルカリ浸出操作を受ける。浸出操作は、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等の添加に
よってpl(=9.0以上、好ましくはpl(e11前
後において室温〜80℃、例えば60℃において適当な
時間攪拌しながら実施される。この浸出反応において、
SO,浸出スラリー中の亜鉛及びカドミウムを水酸化物
として浸出を抑制すると共に、これら水酸化物に砒素が
吸着し、砒素の浸出が有効に阻止される。このようにア
ルカリ浸出は、80w浸出スラリーから砒素、亜鉛及び
カドミウムの浸出を抑えてタリウムを選択抽出しうる点
で有益なものである。特に砒素を予備除去しておくこと
により、後の亜鉛板置換段階においてアルシンガス(H
a As )の発生が阻止されるので作業漆境上きわめ
て有益である。また、水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウ
ムとの混合アルカリ(例えば1:1)を用−走場合、沈
降性及びろ過性がきわめて良くなる。
上でアルカリ浸出操作を受ける。浸出操作は、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム等の添加に
よってpl(=9.0以上、好ましくはpl(e11前
後において室温〜80℃、例えば60℃において適当な
時間攪拌しながら実施される。この浸出反応において、
SO,浸出スラリー中の亜鉛及びカドミウムを水酸化物
として浸出を抑制すると共に、これら水酸化物に砒素が
吸着し、砒素の浸出が有効に阻止される。このようにア
ルカリ浸出は、80w浸出スラリーから砒素、亜鉛及び
カドミウムの浸出を抑えてタリウムを選択抽出しうる点
で有益なものである。特に砒素を予備除去しておくこと
により、後の亜鉛板置換段階においてアルシンガス(H
a As )の発生が阻止されるので作業漆境上きわめ
て有益である。また、水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウ
ムとの混合アルカリ(例えば1:1)を用−走場合、沈
降性及びろ過性がきわめて良くなる。
こうして、アルカリ中和された浸出液は、タリウム浸出
完了後、ろ過段階へと送られる。ろ過は自然沈降や、フ
ィルタプレスの使用を通して実施される。通常のろ過と
清澄ろ過の2段階で実施することもできる。
完了後、ろ過段階へと送られる。ろ過は自然沈降や、フ
ィルタプレスの使用を通して実施される。通常のろ過と
清澄ろ過の2段階で実施することもできる。
ろ過後の浸出液は、出発物質が鉛を含んでいる場合には
、脱鉛処理が施される。脱鉛処理は、炭酸バリウムを浸
出液単位を当シ2〜sti添加し、中 液のPHを硫酸によシ3前後に調節することによって実
施される。炭酸バリウム添加による脱鉛は、硫酸バリウ
ム沈殿生成時に鉛が共沈する現象を利用するものであり
、従って硫酸バリウムの沈殿生成に際して鉛と充分に接
触することが必要である。
、脱鉛処理が施される。脱鉛処理は、炭酸バリウムを浸
出液単位を当シ2〜sti添加し、中 液のPHを硫酸によシ3前後に調節することによって実
施される。炭酸バリウム添加による脱鉛は、硫酸バリウ
ム沈殿生成時に鉛が共沈する現象を利用するものであり
、従って硫酸バリウムの沈殿生成に際して鉛と充分に接
触することが必要である。
液の攪拌を十分に行い、炭酸バリウムを液中に十分分散
させる必要がある。
させる必要がある。
脱鉛稜、ろ過操作によって得られえろ液は、スポンジタ
リウム生成の為亜鉛板置換段階に供せられる。本発明に
従えば、この亜鉛板置換段階は、脱鉛浸出液に過酸化水
素を少量添加し、硫酸によりPHを3〜4に保持しなが
ら実施される。従来、胃換段階において赤褐色沈殿物が
多量に発生する事態が幾つか認められたが、本発明者は
その原因追究の結果SOs浸田浸出と関連することを知
見し九。即ち、清浄滓をSO1浸出する際の80m吹込
みが過剰であった場合、脱鉛浸出液の亜鉛蟹換時に液中
に硫黄或いは硫化物の赤褐色沈殿が多量に生成し、得ら
れるスポンジタリウムpムは微粒状となる。これは、清
浄滓tsOgで還元する場合SO鵞はニチオン酸(S、
O・ )まで酸化し、このニチオン酸が亜鉛によシ硫
黄或いは硫化水素に還元され、硫化物の沈殿が生ずるも
のと推測される。このままの状態で得られたスポンジタ
リウムを水酸化ナトリウム浴で溶融した後凝固させる場
合、金属タリウムの凝集性は悪く、その表面は黒っぽく
なる。脱鉛浸出液に過酸化水素水(山へ)を添加するこ
とによって、このような赤褐色沈殿が生成しなくなるこ
とが認められた。これは、H2O量によシ液中のニチオ
ン酸が804 まで酸化されるためと考えられる。H
t Otを添加した場合、置換初期における液pHの上
昇が激しいので硫酸の添加によシ液pHは3〜4に保持
する必要がある。Htom(ss*溶液)使用量は約1
cc / を前後、一般に(15〜5 tx71で充分
であろう。
リウム生成の為亜鉛板置換段階に供せられる。本発明に
従えば、この亜鉛板置換段階は、脱鉛浸出液に過酸化水
素を少量添加し、硫酸によりPHを3〜4に保持しなが
ら実施される。従来、胃換段階において赤褐色沈殿物が
多量に発生する事態が幾つか認められたが、本発明者は
その原因追究の結果SOs浸田浸出と関連することを知
見し九。即ち、清浄滓をSO1浸出する際の80m吹込
みが過剰であった場合、脱鉛浸出液の亜鉛蟹換時に液中
に硫黄或いは硫化物の赤褐色沈殿が多量に生成し、得ら
れるスポンジタリウムpムは微粒状となる。これは、清
浄滓tsOgで還元する場合SO鵞はニチオン酸(S、
O・ )まで酸化し、このニチオン酸が亜鉛によシ硫
黄或いは硫化水素に還元され、硫化物の沈殿が生ずるも
のと推測される。このままの状態で得られたスポンジタ
リウムを水酸化ナトリウム浴で溶融した後凝固させる場
合、金属タリウムの凝集性は悪く、その表面は黒っぽく
なる。脱鉛浸出液に過酸化水素水(山へ)を添加するこ
とによって、このような赤褐色沈殿が生成しなくなるこ
とが認められた。これは、H2O量によシ液中のニチオ
ン酸が804 まで酸化されるためと考えられる。H
t Otを添加した場合、置換初期における液pHの上
昇が激しいので硫酸の添加によシ液pHは3〜4に保持
する必要がある。Htom(ss*溶液)使用量は約1
cc / を前後、一般に(15〜5 tx71で充分
であろう。
本発vAにおいては、セメンテークヨン反応は亜鉛板を
使用して良好に行われるので、先行技術に見られた亜鉛
末巻込み問題が生じる余地は全くない。
使用して良好に行われるので、先行技術に見られた亜鉛
末巻込み問題が生じる余地は全くない。
生成スポンジタリウムは、プレス脱水後、350℃で溶
融し走水酸化ナトリウム浴中に入れ溶融処理される。こ
の溶融処理によシ、残留するzn、 cd、 pb等の
不純物はソーダスラグ中に移行し、更に高純度の金属タ
リウムが得られる。この処理によlp、t9.qtq%
の品位の金属タリウムが得られる。タリウムの酸化によ
るスラグ中へのロスを防止する為、スポンジタリウムを
水酸化ナトリウムで完全に覆うことが必要である。
融し走水酸化ナトリウム浴中に入れ溶融処理される。こ
の溶融処理によシ、残留するzn、 cd、 pb等の
不純物はソーダスラグ中に移行し、更に高純度の金属タ
リウムが得られる。この処理によlp、t9.qtq%
の品位の金属タリウムが得られる。タリウムの酸化によ
るスラグ中へのロスを防止する為、スポンジタリウムを
水酸化ナトリウムで完全に覆うことが必要である。
精製された溶融金属タリウムはタリウム地金として鋳造
され、これは亜鉛末の巻込みの表いまた凝集性のよい9
9.9 ? 9 %の品位のものであシ、最近需要の高
まっている特殊光学ガラス分野、光電管、トランジスタ
ー等の封着用途に好適に使用しうるものである。
され、これは亜鉛末の巻込みの表いまた凝集性のよい9
9.9 ? 9 %の品位のものであシ、最近需要の高
まっている特殊光学ガラス分野、光電管、トランジスタ
ー等の封着用途に好適に使用しうるものである。
斯様に、本発明は先行技術と関連して認識された欠点を
解消する新たな高純度タリウム製造方法を確立し要点で
有意義である。
解消する新たな高純度タリウム製造方法を確立し要点で
有意義である。
実施例
清浄滓に80tカスを吹込むことによって80w浸出ス
ラリーを調製し、この1−に貯蔵タリウム滓sspを加
えた。80w浸出スラリー及びタリウム滓の濃度(品位
)は次の通りであった280w浸出スラリ(1t) T1滓(乾量531 水分140%) 両者の混合物に水2tを加えてリパルプし、60℃に加
温した後NaOHとNaICOs f重量比1:1で添
加してPHを11として1時間攪拌した。
ラリーを調製し、この1−に貯蔵タリウム滓sspを加
えた。80w浸出スラリー及びタリウム滓の濃度(品位
)は次の通りであった280w浸出スラリ(1t) T1滓(乾量531 水分140%) 両者の混合物に水2tを加えてリパルプし、60℃に加
温した後NaOHとNaICOs f重量比1:1で添
加してPHを11として1時間攪拌した。
NaOH及びNa、 co、の使用量はそれぞれ約60
1 / L S O!浸貫スラリーであった。このアル
カリ 9中和され九タリウム浸出液をフィルタープレ
スにてろ過し、浸出液と浸出後ケーキとに分別した。
1 / L S O!浸貫スラリーであった。このアル
カリ 9中和され九タリウム浸出液をフィルタープレ
スにてろ過し、浸出液と浸出後ケーキとに分別した。
ろ過ケーキにクラックの発生はなく、ケーキ厚さも33
〜455mとろ過性は良好であった。浸出液中のタリウ
ム分配率は8811と高く、カド之つムはよく除去され
たが、鉛はあt夛除去されなかつ九ので、浸出液を脱鉛
処理した。脱鉛処理は浸出液を60℃に保持し、これに
33 * COsを15 p7を浸出液添加して充分に
攪拌することによシ実施した。尚、浸出液のpHはB
a Cos添加前後にHt8Qgで3に調整した。脱鉛
処理は2時間行い、Pb゛濃度けα6 wy/Lに低下
した。脱鉛後のろ過によって得られた脱鉛液の濃度は次
の過少であった: 脱鉛液(2t) 得られた脱鉛液に迅Ot (3S゛−溶液)を2cc攪
拌を行いながら亜鉛板による置換を行い、スポンジタリ
ウムを生成せしめた。置換時の液温は常温、そして置換
時間は5時間とした。スポンジタリウムの分析結果を下
に示す: スポンジT1 次いで、スポンジタリウムをプレス脱水後、550℃で
溶融し九NaOH(1o o g )浴中に入れ30分
間溶融処理した。溶融50分後、NaOHと共に炉外で
空冷凝固させ、金属タリウムを得た。
〜455mとろ過性は良好であった。浸出液中のタリウ
ム分配率は8811と高く、カド之つムはよく除去され
たが、鉛はあt夛除去されなかつ九ので、浸出液を脱鉛
処理した。脱鉛処理は浸出液を60℃に保持し、これに
33 * COsを15 p7を浸出液添加して充分に
攪拌することによシ実施した。尚、浸出液のpHはB
a Cos添加前後にHt8Qgで3に調整した。脱鉛
処理は2時間行い、Pb゛濃度けα6 wy/Lに低下
した。脱鉛後のろ過によって得られた脱鉛液の濃度は次
の過少であった: 脱鉛液(2t) 得られた脱鉛液に迅Ot (3S゛−溶液)を2cc攪
拌を行いながら亜鉛板による置換を行い、スポンジタリ
ウムを生成せしめた。置換時の液温は常温、そして置換
時間は5時間とした。スポンジタリウムの分析結果を下
に示す: スポンジT1 次いで、スポンジタリウムをプレス脱水後、550℃で
溶融し九NaOH(1o o g )浴中に入れ30分
間溶融処理した。溶融50分後、NaOHと共に炉外で
空冷凝固させ、金属タリウムを得た。
得られた金属タリウムの品位は99999%であった。
分析結果を下に示す。
金属TI
斯うして、亜鉛末の巻込みの心配はなく、置換時に赤褐
色沈殿も生ぜず、凝集性のよい金属タリウムが? 9.
9 ? 9−の高純度で得られた。
色沈殿も生ぜず、凝集性のよい金属タリウムが? 9.
9 ? 9−の高純度で得られた。
図面は本発明方法の70−シートである。
′−こ二/
手続補正書
昭和57年 4月12日
特許庁長官 島 1)春 樹 殿
事件の表示 昭和57年 特許第7504 号発明の
名称 タリウム1Ii11方法補正をする者 事件との関係 特許出願人名称
日本鉱業株式金社 代理人 〒103 明細書の発M←特許請求の範囲・発明の詳細な説明の欄
−一゛−′□ 補正の内容 別紙の通り ! 特許1157−7504量明細書を以下の遺り補正しま
す。 1@許請求の範■を以下の通り補正します。 1)(イ) タリウム會盲物質をgo、1出処覇して8
偽浸輿スツラーを生成する段階と、 (ロ)該10tl出スラリーにpH=9以上となるよう
ア#カリを添加する段階と、 (ハ) 該アルカリ添加スラリーをろ過する段階と、 に)蒙る液に硫酸及び過酸化水素なsmt、、pH=2
〜4において亜鉛板を使用して七メンテーシーンを行う
段階と、 (ホ)生成するスIンジタリウムを溶融水酸化ナトリウ
ム浴を使用して溶融処理する段階と を含む高純度金属タリウムII造方法・。 乃 (イ) タリウム含有物質をsto、1.炎処理し
てsO1浸聞スツリーを生成する段階と、(ロ)譲11
0.浸出スラリーにpli=9以上となるようアルカリ
を添加する段階と、 (ハ) 該アルカリ添加スラリーをろ過する段階と、 に)該ろ液に炭酸バリウム及び硫酸を添加して沈殿物を
除夫する段階と、 (ホ)該ろ波に硫酸及び過酸化水素を5wAt、、pH
:=−2〜4において亜鉛板を使用してセメンテーシ曹
ンを行う段階と1 (へ)生成するスプンジタリウムを溶融水酸化ナトリウ
ム浴を使用して溶融処理する段階と を含む高純度金属タ9會ム謳遣方法。j2、第5頁、1
0行「パ」と「、」との間にr−Jを挿入し亥す0 五 SS頁、14行「2〜3」とあるな「2〜4jに訂
正します。 4 第・頁、12行「フィルタ」と「プレス」との関に
「−」を挿入します。 翫 第9頁、9行「5〜4」とあるを12〜4」と訂正
し會す。 4 第9頁、下から3行「St Os″″1」とあるを
j g、o、””Jと訂正します。 7.1110頁、10行「s〜4」とあるを「2〜4」
と訂正します。
名称 タリウム1Ii11方法補正をする者 事件との関係 特許出願人名称
日本鉱業株式金社 代理人 〒103 明細書の発M←特許請求の範囲・発明の詳細な説明の欄
−一゛−′□ 補正の内容 別紙の通り ! 特許1157−7504量明細書を以下の遺り補正しま
す。 1@許請求の範■を以下の通り補正します。 1)(イ) タリウム會盲物質をgo、1出処覇して8
偽浸輿スツラーを生成する段階と、 (ロ)該10tl出スラリーにpH=9以上となるよう
ア#カリを添加する段階と、 (ハ) 該アルカリ添加スラリーをろ過する段階と、 に)蒙る液に硫酸及び過酸化水素なsmt、、pH=2
〜4において亜鉛板を使用して七メンテーシーンを行う
段階と、 (ホ)生成するスIンジタリウムを溶融水酸化ナトリウ
ム浴を使用して溶融処理する段階と を含む高純度金属タリウムII造方法・。 乃 (イ) タリウム含有物質をsto、1.炎処理し
てsO1浸聞スツリーを生成する段階と、(ロ)譲11
0.浸出スラリーにpli=9以上となるようアルカリ
を添加する段階と、 (ハ) 該アルカリ添加スラリーをろ過する段階と、 に)該ろ液に炭酸バリウム及び硫酸を添加して沈殿物を
除夫する段階と、 (ホ)該ろ波に硫酸及び過酸化水素を5wAt、、pH
:=−2〜4において亜鉛板を使用してセメンテーシ曹
ンを行う段階と1 (へ)生成するスプンジタリウムを溶融水酸化ナトリウ
ム浴を使用して溶融処理する段階と を含む高純度金属タ9會ム謳遣方法。j2、第5頁、1
0行「パ」と「、」との間にr−Jを挿入し亥す0 五 SS頁、14行「2〜3」とあるな「2〜4jに訂
正します。 4 第・頁、12行「フィルタ」と「プレス」との関に
「−」を挿入します。 翫 第9頁、9行「5〜4」とあるを12〜4」と訂正
し會す。 4 第9頁、下から3行「St Os″″1」とあるを
j g、o、””Jと訂正します。 7.1110頁、10行「s〜4」とあるを「2〜4」
と訂正します。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)(イ) タリウム含有物質をso、浸出処理して8
0w浸出スラリーを生成する段階と、(ロ) 該80.
浸出ス2リーにpH冨9以上となるようアルカリを添加
する段階と、 (ハ)該アルカリ添加スラリーをろ過する段階と、 に)該ろ液に硫酸及び過酸化水素を添加し、pH−2〜
Sにおいて亜鉛板を使用してセメンチージョンを行う段
階と、 −生成するスポンジタリウムを溶融水酸化ナトリウム浴
を使用して溶融処理する段階と 金含む高、純度金属タリウム製造方法。 2)H) タリウム含有物質t”sOt浸出処理して
SO1浸出スラリーを生成する段階と、仲) wI8
0鵞浸出スラリーにpH−9以上となるようアルカリを
添加する段階と、 (ハ)該アルカリ添加スラリーをろ過、する段階と、 に)該ろ液に炭酸バリウム及び硫酸を添加して沈殿物を
除去する段階と、 −該ろ液に硫酸及び過酸化水素を添加し、pH−2〜5
IIC訃いて亜鉛板を使用してセメンチージョンを行う
段階と、 (へ)生成するスポンジタリウムを溶融水醸化ナトリウ
ム浴を使用して溶融処理する段階と を含む高純度金属タリウム製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP750482A JPS58126941A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | タリウム製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP750482A JPS58126941A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | タリウム製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58126941A true JPS58126941A (ja) | 1983-07-28 |
JPS6134494B2 JPS6134494B2 (ja) | 1986-08-08 |
Family
ID=11667608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP750482A Granted JPS58126941A (ja) | 1982-01-22 | 1982-01-22 | タリウム製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58126941A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103731A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-06 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | タリウムの回収方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0418399U (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-17 |
-
1982
- 1982-01-22 JP JP750482A patent/JPS58126941A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04103731A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-04-06 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | タリウムの回収方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6134494B2 (ja) | 1986-08-08 |
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